シャック 現在の受信室  

*「シャック」とは受信室の意で、受信機周辺装置やそのレイアウト全般を示す。

1.現在のシャック

受信機@ IC-R75(ICOM)
これ以前にFRG-7700をネットオークションで入手していたが、故障のためその後継として新規に購入(2011年9月)。フィルターなどのオプションの追加とΔループアンテナとの組合せで、まず当面これ以上は望めない究極の受信環境を手に入れた。外部アンテナ2種を切り替えて使えるのもポイントが高い。
受信機A&B ICF-5900(SONY), RF-2200(Panasonic)
サブ受信機として脇を固めるのはスカイセンサー5900とクーガー2200のアナログ直読ラジオの両雄。アナログ世代からすると、クリスタルマーカーで周波数を合わせた後微調して最適チューニングするという動作がないと、やっぱり物足りない。それとどういうわけか、スペックの高いはずの通信機型受信機(IC-R75)よりも聞きやすいこともある(特にクーガー2200)。
外部アンテナC Δループ10
Δループ7を経て2代目のΔループアンテナ。作製本を基に作り、ちょうどIC-R75購入時とほぼ同時に稼働。ループ7に比べ変調波混信が少なく、25mbや21mbが支障なく使えるようになったのはよかった。ほかの周波数帯でループ7と受信比較したところ、高域ほどループ10の感度が落ちる結果が出たが実用上あまり問題を感じない。また中波や長波に使用できる。本来なら屋外に設置すべきだが屋内への引き込みにいい方法がないし、木造家屋だからまあいいかと妥協し室内にとどめている。リフォームとかのチャンスがあれば屋外設置にしたいところ。
外部アンテナD UZ-8DX(ミズホ)
中波DXでその性能に定評のあるUZ-8DX。一辺80センチサイズの本体を回転させるスペースを確保するため、本棚の上に配置している。回転とチューニングには手を上に伸ばさなければならないが、床に置いて回転スペースが取れなかったことを思えば使い勝手が良くなっている。感度はΔループ10とほぼ同等だが半固定のΔアンテナに比べ混信波を回避する方向調整ができる点で有利だ。
外部アンテナE 5m単線
据え置き状態のクーガー2200とアンテナカップラー:RD-9810のコンビとともに稼動中。
 
 周辺アクセサリー
壁面
正面に見える位置に海外日本語放送のタイムテーブルを掲示している。やっぱり短波受信においては基本中の基本、日本語放送は欠かせない。タイムテーブルは自作したものを印刷しハードケースに入れている。また、直近で入手したベリカード4枚も掲示している。ハガキサイズが入るクリアポケットを利用。これはどこかのブログで紹介されていた方法をそのまま真似をした。
システムラックの棚
封筒やアドレスシールなどの郵便関係、またBCL関係書籍が並ぶ。また中段にはシステムラックの付属品のカセットBOXを転用して切手類を入れるスペースにしている。
ベリカードアルバム
ベリカードが増えるに従いカードファイルがグレードアップし、現在はバインダー形式のA4サイズクリアファイルを使っている。ファイルは国内版と外国版を分けており、その中で原則入手順にファイリングしている。このファイルにすることで大きな利点があり、これまで大きさの異なるベリカードを別々のファイリングにせざるを得なかったが、異なるポケットサイズのリーフが事務用品メーカーから発売されていて1冊に収まるようになった。ベリカード以外にも応用が広がりそうだ。
ログブック
ログブックの様式を作成して公開しているのに、自分ではノートに線を引いてログブックにして使っている。見開き2ページの構成で、右半分のページに内容記入欄を広く設けている。これはBCL開始初期の頃から続いている。
 

2.過去のシャック 

2009年8月〜2011年9月
初めて通信機型受信機(FRG-7700)を導入。このとき最初の外部アンテナとして頼ったのが303-WA2(Apex Radio)。しかし家屋内外のどこかにノイズ源があり受信状況がいまいち。そのためΔループ7を作成し、こちらはFRG-7700と相性はよかったが、今度は受信機本体が時々故障するようになった。ICF-SW55をピンチヒッターに使っていた時期も。クーガー2200とスカイセンサー5900をサブ受信機にしていた。
2006年〜2009年8月
アナログ直読受信機の両雄、クーガー2200とスカイセンサー5900が揃った頃。 5900はシステムラック左側に置いたためロッドアンテナを延ばせず、代わりに室内ワイヤーアンテナをアンテナカップラーを介して接続。どちらかというと5900が第1だった。中波用ループアンテナ(UZ-8DX)もコイル部をどのラジオにも同調して使えたにもかかわらず、もっぱら5900用になっていた。2200は同一放送のパラレル周波数チェックとしての役目が多かった。

3.もっと過去のシャック
  初期のシャックのネガが見つかり、掲載しておきたいので記載する。写真はまだ実家に居てシステムラックを購入して間もない1981年初め頃。この頃の受信機はクーガー2200の1機。勉強の息抜きにラジオを点けて聴いていたものだった。よく見ると写真にはポケットラジオ(時計の横)が写っており、これは小学校時代にキットのもので作ったトランジスタラジオだ。棚上段には月刊「短波」が。いずれもその後処分してしまった。