個人的に思い入れの深いベリカード
| VOA(Voice of America) | オモテ面のデザインは関係なく、裏面の記載に意味がある。受信日時の記録は2001.1.1の00:00、つまり21世紀になった瞬間の時刻(UTC:世界協定時間、日本時間で午前9時に相当)だ。当然それを狙っての受信報告だった。西暦2000年のミレニアムイヤー前後に記念日を狙ったベリカードはいくつかあるが、これはその白眉。 |
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| 北陸放送 | 初ベリカードの定番は地元AM民放ではないだろうか。ご多聞にもれず私の場合、北陸放送のものが記念すべき第1号となった。受信報告を書いたときのこと、カードが届いていないかと学校から帰り道を急いだことを覚えている。 |
| HLAZ | BCLとして初めて聴いた日本向け日本語放送はHLAZ(75年当時のコールサインはHLDA)だったが、ベリカードを入手したのは日本語放送の中で一番最後だった。受信報告の受付は東京の事務所だったが、当時ベリカードの発行基準が1週間分の受信報告、更に番組の感想を書くというもの。こんな厳しい条件を出されては見向きもするはずがない(果敢にチャレンジしたが、感想が不十分だとして発行が認められなかった知人がいた)。時が流れて世紀末、この条件が2日分になったことを知りチャレンジ、が・・・、報告に対する返信は「カード発行は昨年で打ち切りました」。もはやこれまでかと思われたが、送信所のある韓国の事務所に英語(またはハングル)の報告を送れば発行してくれるという情報を別ルートでキャッチ。再度チャレンジしてめでたくゲットとなった。初受信から実に24年かかった。 |
| ラジオ・オーストラリア | 海外の日本向け日本語放送が札幌雪祭りに参加。今となっては信じられない話だが、その証拠がこのカード。日付は1978年2月6日でこの日限定のスペシャルカードだ。その日の放送はまつり会場からの生中継。電波は札幌〜オーストラリア〜日本と赤道を挟んで1往復していたことに。古き良き時代を物語る1枚ではなかろうか。 (写真右側のインタビュアーは、同局の時田アナウンサー) |
| 茨城放送 | テレビではTBS系列の茨城放送。同系列の時代劇「水戸黄門」のキャラクターをデザインしたユーモラスなベリカードが「短波」誌に紹介されるや、欲しくなり早速受信報告を送りゲットした。83年の放送開始20周年記念ベリカードだが、23年たった2006年現在も同じ図柄のカードが送られてきた。これだけロングランのカードも珍しい。2009年遂にベリカードを更新。しかし図柄はほとんど同じ。天下の副将軍の御威光にいつまで頼るのかな。 |
| RAE | RAE(アルゼンチン国立放送)には日本の多くのBCLにとって特別な思いがあるのではないだろうか。日本向け日本語放送の中では受信が最難関で月に1回聞こえればいい方、ましてベリカード入手は夢のまた夢だった。周波数が11710MHzに変更された後の83年にチャンスが訪れカード初ゲット、2001年までに6枚入手した。カードデザインはあまり変化しないが、受信環境が改善されていないだけに今後も枚数を増やしていきたい、それだけの価値があるカードだろう。ここ数年、日本語放送の受信は確認できていない。 |
| ラジオ沖縄 | 久々に嬉しいベリカードを入手した。受信自体が極めて困難な沖縄の放送局だからだ。周波数864KHzには隣県の福井放送があるので無理という先入観もあった。深夜に一応チェックすると、主に聴こえていたのはHBC北海道放送。そしてその影に沖縄のCM、さらにROKというアナウンス。数分に1回しか聴こえてこない中確認できたのだ。次に狙うのは受信報告。私の場合、鉄則としてローカル番組を含めた報告をするのだが、これがうまいことに土曜深夜24:00からローカル番組があった(放送局のサイトで確認した)。受信状態SINPO=12331は過去報告書を書いた中では最悪と言っていい。数少ない手がかりだったが、無事確認してもらえてカード取得となった。遠来の受信報告に敬意を表してか、周波数変更前の2つのベリカードも同封されていた。そのサービス精神にも感謝したい。 |
| さよならベリカード1 ドイチェ・ヴェレ、HCJB、バチカン |
2000年前後に日本語放送が廃止されたドイチェ・ヴェレ、HCJB(エクアドル)、バチカン放送の最終日の受信報告に対するベリカード。レギュラーのカードを発行するのが普通なのだが、HCJBはスペシャルカードを発行、バチカン放送は(たまたまだと思うが)放送25周年記念時のカードだった。こうしたカードの日付記載は時が立つにつれ資料的な価値の重みが増してくるのである。この3局の後に廃止(廃局)となった地中海の声放送(マルタ)は予告もなく終了し、また人気のあったラジオ・オーストラリアとBBC(イギリス)の廃止時(共に91年)はBCL復活前だったため、いずれも"さよならカード"を入手することはできなかった。 なおHCJBは2006年にオーストラリアからの送信として復活し、再開初日のベリカードも入手している。 |
| さよならベリカード2 KTWR |
2007年3月24日の放送を最後に日本語放送の歴史に幕を閉じたKTWR。日本語放送の始まりはBCLブーム真っ只中の1977年9月のテスト放送からだった。当時TWR(トランスワールドラジオ)を名乗る放送局は世界にいくつかあり、日本等をエリアにする新しい局がグアムに開局するというのでなぜかワクワクしたものだった(キリスト教放送局であることとは無関係に)。廃止数年前から資金難に直面していたのであろう、支援のカンパをお願いするチラシが同封されてくることもあった。合理化の過程でグアムとの接点が薄くなり、日本国内制作の番組はパーソナリティーが幅を利かせていたように思えたが、それにふさわしいスタッフの寄せ書きのさよならベリカードだった(右下)。 写真左上のカードはテスト放送時のもの。 |