高町家リビング
何故か床に、電話のコードが散乱していた。
「?」
私は首を傾げつつ、コードの行き先を目で追ってみる。
それは壁から始まり、絨毯の上を通り、ソファーを迂回してテーブルの上に辿りつく。
どうやら、テーブルの上に置かれているノートパソコンへと繋がれているようだ。
このノートパソコンは、確か忍さんからのプレゼント。
なのはがとても喜んでたのを覚えている。
そのパソコンの前で、なにやらぶつぶつ呟きながら作業をしている人物がいた。
私の妹……なのはである。
「えーと……最後にパスワードを入れて………うん、これでOK♪」
丁度作業が終わった処だったのか、ゆっくりと顔を上げた。
私はなのはの肩口からパソコンの画面を覗き込み、声を掛ける。
「なーのは♪ 何やってるの?」
「あっ、お姉ちゃん♪」
なのはは振り返るとにっこり微笑み、私の顔を見上げた。
「えへへー、インターネットだよ♪」
「いんたーねっと?」
(―― こ、この子は、なんてハイテクなことを……)
私も流石に『いんたーねっと』なる単語は聞いた事がある。
だけど、実際にどう言うものなのかは全く知らなかった……。
「えーと……す、凄いね……」
取り敢えず誤魔化す。
「えへへ♪」
「…………」
強がった手前、なのはの笑顔が少しだけ痛かった……。
とらハ3SS
『忍ちゃん’s ほーむぺーじ』
By た〜な
「なーのちゃーん。 繋がった?」
庭の方から晶の声が響く。
振り返ると、丁度晶とレンが、縁側の方からひょいっとリビングに顔を出した。
「うん、今から接続する処だよ」
「ほほぉ〜、流石やなーなのちゃん。 ウチはこういうのの設定はどうも苦手で……」
「♪」
「なあ、ネットに繋いだらさ、新しい料理のレシピとか探してみようぜ!」
「んー……そやな、何かえーもんがあったら挑戦してみるのもえーかもな」
「………………………………………」
(―― わ、わかってる人の会話だよ……)
もしかしてあの二人も、いんたーねっとを知ってるのだろうか?
「あ、晶……レン……ちょっと……」
「はい?」
「なんですー?」
二人は、とてとてと近づく。
「あのね、二人は…その……いんたーねっとって知ってるの?」
「んー、まあ大体は…」
「俺もなんとなくって感じだけど……」
「そ…そうなんだ……」
頬が引き攣る。
もしかして、今時いんたーねっとぐらい知ってるのが普通なんだろうか?
うー、もう恭ちゃんに、もっと若者らしくだなんて言えないよー。
「??」
「??」
突然落ち込んだ私を見て、二人は首を傾げる。
「どうしたん、美由紀ちゃん?」
「……あっ………もしかして……」
「ん? ……………………あっ!」
晶とレンの同情に満ちた眼差し。
「うっ、言わないで……悲しくなるから……」
「き、気にしたらあかん。 美由希ちゃん、代りに剣とか上手いんやからー」
「レン…なぐさめになってないよ……。 もしかして、この家でいんたーねっとを知らないのは、私だけなんだろうか……」
「ま、まあ……師匠も知らないと思いますよ。 あの通りの人だから……」
「それって、喜んでもいいの?」
「……………」
「……………」
「あぅっ」
無言の返答に、止めをさされてしまった。
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「お姉ちゃん……」
何時の間にか、なのはが私の隣に来ていた。
「お姉ちゃんは……インターネットを知らないの?」
「うっ、えーと……」
一瞬、姉の威厳を保つべく誤魔化そうかとも思ったが、なのはの純粋な眼差しで見詰められると、とても嘘はつけなかった。
「…………はい、実は知らないのです」
諦めて私はシュンと項垂れる。
「ゴメンね…なのは、時代遅れなお姉ちゃんで……。 嫌いになった?」
「はわわ、そ、そんな事ないです。 なのははお姉ちゃんの事、大好きだよー」
両手を大きく振って、必死になってそう言ってくれる。
「うー、良い子だよー。なのは」
私はなのはを胸に抱き、頭を撫でる。
(なでなで)
「えへ♪」
「まあ美由希ちゃん、聞くは一時の恥って言いますし」
「そうそう、俺達も協力するからさ」
二人が慰めてくれる。
「うー、でも…私に出来るかなぁ……」
「大丈夫。 今からなのはがインターネットに繋ぐから、それを見てれば、どんなものかはすぐに分かるはずだよ」
「……………」
んー、みんなもこう言ってくれてる事だし……。
「…………じゃあ、あの……先生方、よろしくお願いします」
私はペコリと頭を下げた。
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改めて、ノートパソコンの前に集まった私達。
なのはが素早くなにやら操作を行うと、画面上には『ダイヤル中』の文字が映し出された。
………と、次の瞬間。
ピーーーーーーギャギャギャーーーーーーー
なにやら機械が壊れたような奇怪な音が鳴り響いた。
「な、なのは……変な音がするよ。 もしかして壊れたんじゃ……」
あたふたと慌てる私に、
「大丈夫、これはこういう音なんです」
なのはは、自信たっぷりに画面を指差す。
画面には接続中の文字が……そして、続けてパスワード確認中の文字が表示された。
「ほらっ、繋がったよ♪」
「……ホントだ…」
気付けば、あの妖しげな音も止んでいた。
しばらく待つと、画面にゆっくりと画像が浮かび出る。
画像にはなにやら文字が……なんだろう?
私は1文字づつ読み上げた。
「えーと、し……の……ぶ……ちゃん……'s…ほーむぺーじ???」
「……………」
「……………」
「……………」
何故かみんな黙り込む。
(しのぶちゃん……って、あの忍さんの事? でもどうして、いんたーねっとに忍さんの名前があるんだろう???)
「あっ、そうか!」
突然、なのはが大きな声を上げる。
「これって、前に忍さんが使ってた設定がそのまま残ってるんだ」
(???)
「ほほぉー、それではこれが忍さんのHP」
「忍さん、こういうの得意そうだもんな」
(???)
は、話しについていけないんですが……。
なにやら先生方はわかっているようだけど。
「あの……先生方?」
私はおずおずと手を上げた。
「えーと、ほーむぺーじって………何? それにどうして忍さんが出て来るの?」
先生方は顔を見合わせると、代表してなのはが口を開いた。
「えーと、ホームページって言うのはですね、簡単に言うと、色んな情報を公開してる処なんです」
「情報?」
「うん、なのはが良く見てる処だと、絵や小説とかをHP上で公開したりとか……」
「あっ、明心館のHPもあるんだよ。 試合や練習風景の写真が飾ってあるんだって…」
「ウチは前に、SEENAさんのファンクラブのHPを見た事がありますし、噂ではフィアッセさんのもあるとか…」
「へー、色々あるんだね……あっ、じゃあ忍さんも何かを公開してるんだ。 えと……どうやったら見る事が出来るの?
「んー、このタイプのHPだと…………そこの入室ってボタンを押したら見れるんやないかと……」
「えーと……こう?」
クイッ
私は人差し指で画面を押した。
「……………」
「……………」
「……………」
何故かみんな黙り込む。
(あれ? もしかして私、間違った事した?)
「あ、あははー、み、美由希ちゃんったら、お茶目さんやなー。 マウスを使うに決まってるやないですかー」
「マウス??? どうしてネズミが必要なの?」
「……………」
「……………」
「……………」
再び沈黙。
「えーと、何というか……美由希ちゃんらしいって言うか……」
「え?」
「そないなお約束なボケを……ウチは今、ちょっとだけ感動してますー」
「え?えっ!?」
「お姉ちゃん……」
少し寂しげななのはの声。
「これの事をマウスって呼ぶんだよ」
なのはは先程まで自分が握っていた物を指指す。
「あ、あはは……そ、そうなんだ……これがまうす……」
私は誤魔化し笑いを浮かべつつ、改めてまうすなる物を握る。
「で、そのままマウスを上げていって、入室って処に合わせて下さい」
「えーと……こう?」
私はなのはの指示に従って、マウスを”持ち”上げて画面の入室って処に合わせた。
コツン
渇いた音が鳴り響く。
「……………」
「……………」
「……………」
三度目の沈黙。
「???」
「美由希ちゃん、ウチは今、猛烈に感動してますー」
「へ?」
「まさか、こないなお約束なボケをこの目で見る事ができようとは、しかも伝説のトリプルコンボ………いやー、えーもん見させて戴きました」
「俺、明日学校で友達に自慢しよーっと」
「……………」
(も、もしかして私、ものすごーく馬鹿にされてるのでは……)
「お姉ちゃん、マウスはね、こうやって使うんだよ」
なのはが私の手の上に掌を重ね、まうすを操る。
すると手の動きに合わせて、画面上で矢印がクルクルと回った。
「………あっ、こうやるんだ……」
「うん、矢印を見たいところに合わせてクリック……えーと…この左のボタンを押すと、見たい情報が見れるんだよ」
「ありがとうなのは…」
チラリと晶とレンを見る。
「なのはだけが味方だよ…」
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画面が切り替わり、徐々にメニューらしき項目が現れた。
『忍ちゃんぷろふぃーる』 『忍ちゃん日記』 『忍ちゃんSS』 『忍ちゃん……』
「あっ、忍さん、SS書いてるんだ」
(SS?)
「あっ、SSって言うのはですね、えーと、ショートストーリとかサイドストーリの略だったかな? まあいわゆる小説の事です」
首を傾げた私を見て、なのはが解説してくれた。
「ふーん、忍さん小説書いてるんだ……どんなの書いてるんだろう?」
「なのははゲームキャラの小説だと思うなぁー。 忍さんゲーム好きだから」
「俺もそうおもうよ……多分、パワードハーツSSじゃないかなぁ?」
晶の言うパワードハーツって言うのは、確か1年位前に流行った格闘ゲーム。
御神の剣士に似たキャラがいるとかで、一時期、高町家でも大流行りだった。
だから、登場人物や設定に関しては結構知ってるし、あのゲームの小説なら興味あるかなー。
「あのさ……見てみよっか?」
「んー、ウチとしては、『忍ちゃん日記』にそこはかとなく危険な魅力を感じますが、じゃあまずはSSから見てみましょか?
美由希ちゃん、操作お願いしますー」
「えーと、まずは…まうすで矢印を動かすんだよね………そして、左ボタンを…くりっく…っと!(カチッ)」
私は教わった事を思い出しつつ操作を行うと、新たなページが開かれた。
そこでまず最初に目に飛び込んできたもの…………それは薔薇の花吹雪だった。
「わっ、な…なんだか、妖しい雰囲気の背景だね……」
「俺……ものすごーく嫌な予感がするんだけど……」
しばらく待つと、なにやら新たな画像が浮びあがる。
徐々に鮮明になる画像。
それはやがて、とんでもない絵となって、私達の目の前に現れた。
「……………(絶句)」
「……………(絶句)」
「……す、凄い……」
私は思わず声を洩らしてしまった。
「はややー………はだかだよ……」
なのはは真っ赤になって驚いてる。
「はっ!? な、なのちゃん! 見たらあかん!!」
「え? えっ??」
レンがなのはの目を覆う。
「うーなんにも見えないよー」
確かに、教育上、余りなのはに見せていいものとは思えない。
その絵は、妖しいバラの絵を背景に、二人の男性(注:上半身裸)が見詰め合っている絵だったからだ。
(でも、よく見るとこの絵……なんだか恭ちゃんに似てるような……)
「ん?」
晶が怪訝な顔をして、画面の一部を見詰める。
「………ここ、何かサインみたいなのが書いてある。 えーと………絵師…さくら&ノエル…???」
「えっ、こ、これ……さくらさんとノエルさんの絵なの!?」
あ、あの人達は一体何をやってるんだろう……。
「はは……きっと、忍さんにせがまれたんだよ。 あの二人、忍さんには甘いから……」
確かにそんな感じ。
「うー、レンちゃん、目が痛いよ…」
なのはが両手をばたばたさせて訴えて来る。
そう言えば目隠ししたままだったっけ…?
「ゴ、ゴメンな、なのちゃん。 えーと……」
レンは画面と私達を交互に見詰める。
「あっ、美由希ちゃん、画面切り替えようか?」
晶の言葉に、
「そ、そうだね…」
私はまうすを操り、取り敢えず、『New』と書かれた一際目立つ項目に合わせくりっくした。
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「ふぅ……レンちゃん、行き成り酷いよー」
「うぅ、ゴメンなー、なのちゃん」
「……この登場人物の高町京也って……もしかして恭ちゃんの事なのかなぁ……」
「こっちには、赤星優吾って……これは勇兄?」
「微妙ーに漢字がちごうてる処が、怪しさ全開ですなー」
「えーと、ちょっと読んでみようか?」
「そ、そやね」
「(ドキドキ)」
私はまうすを操り、最新話と思われるSSタイトルを押した。
物語は、高町京也と赤星勇吾さんとの学園生活が主だった。
互いに剣道部に所属する、親友同士。
「赤星……1本やってくかー?」
京ちゃんが赤星さんに、声をかける。
普通に読み取れば剣のお相手、と思うところだけど、
私……知ってるんだ……。
これは二人の合図。
偶然知ってしまった、二人の秘密……。
赤星さんは、頬を赤らめてコクンと頷く。
「あぁ……お手柔らかにな……」
少し恥ずかしげに微笑む姿に私の胸がチクリと痛んだ。
二人は、人気の無い道場の中へ……。
カチリ
鍵のおりる音。
……そこは密室。
私は足音を立てないよう気を付けながら道場に近づいた。
そこで私は………。
つづく
あとがき
ここまで読んでくれたみんなー、ありがとう〜★
え? これからって処で終わってるって?
あははーっ、それがお約束ってもんなんだよ(笑)
まあ、続きは近日中にUPするから、期待しててね♪
熱い感想、待ってるよ♪
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「あー、忍さん! 御無体な……。こないな引きってないですー」
「(ドキドキ)道場の中で、一体何が……」
「京ちゃんって言ってると言う事は、この主人公の女の子って、美由希ちゃんがモデルなのかなぁ?」
「えと……道場で何があったの?」
「なのは……世の中には知らない方が良い世界もあるんだよ」
「………?」
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ガラガラァー!
玄関の引き戸が開けられる音。
誰か帰って来たようだ。 この時間だと、恭ちゃんかな?
そう思っていると、庭の方に人影が。
どうやら直接道場の方に向かっているようだ。
恭ちゃんは私達に気付くと、鞄を持ってる方の手を軽く上げて、帰って来た事を告げる。
ん? 恭ちゃんの後に続く人影が……あっ、忍さんと勇吾さんも一緒なんだ。
忍さんと勇吾さんはこちらに手を振る。
恭ちゃんは道場の前まで来ると振りかえり、勇吾さんに声を掛ける。
「赤星……せっかくだ、1本やってくかー?」
「「「!?」」」
みんなの視線が恭ちゃんに集まる。
「あぁ……お手柔らかにな……」
「「「!?」」」
続いて勇吾さんに……。
「ま、まさか……ねぇ……」
「そ、そうですー。 お師匠に限ってそないな事は……」
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「やっ、遊びに来たよーっ♪」
忍さんは道場の方へは行かずに、私達の元へやって来た。
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「ん? どしたの……みんな?」
私達の反応に、忍さんは首を傾げる。
「えーと……忍さん? 実は、なのはがいんたーねっとを始めたんですけど……」
「へー、そうなんだ………………………あっ!?」
何かに思い当たり、私達の顔色を伺う。
「えーと………………もしかして………見た?」
「……はい」
忍さんはしまった…と云う表情を浮かべる。
「うーん………………………高町君達には内緒だよ♪」
「えと……はい」
「忍さーーん!」
レンが忍さんの元に詰め寄る。
「忍さん、ウチはふぁんになりましたー。 新作頑張って下さい、応援してますから」
「ありがとう、レン♪」
「忍さん……俺は出演してませんよね?」
「………………」
忍さんは視線を逸らす。
「忍さーーん!」
「あはは……、あれはほら、冗談みたいなものだから……」
「あの、忍さん?」
「ん?」
「……ひとつだけ、聞いておきたい事があるんですけど……」
「何?」
「……あのお話って……フィクションですよね?」
「……………」
「えと、実話じゃないですよね?」
私はもう1度繰り返す。
「……………」
「……………」
「……………」
「……………」
「……………」
「……………」
何故か忍さんは私の目を見たまま沈黙。
「あ、あの……」
「美由希ちゃん」
ぽんっ、と忍さんが私の肩に手をのせると静かに首を振った。
「世の中にはね、知らない方が幸せな事って、あるんだよ……」
「えっ???」
「私はね、男同士の友情を超えた愛情って、あるとおもうんだ〜♪」
「ええぇーーーーーーーっ!!」
きょ、恭ちゃんが、勇吾さんと……ま、まさか……あっ、でも……。
様々な疑惑が頭の中を駆け巡り、私はいてもたってもいられなくり、立ちあがった。
そして気配を殺し、庭へ出ると、恭ちゃんに気付かれないよう気をつけて、道場へと向かった。
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(以下、なのは視点)
忍さんは、そんなお姉ちゃんの様子を見て、ニヤリと怪しい笑みを浮かべました。
こう云う表情をする時の忍さんは、決まって何かイタズラを思い浮かべた時だと、以前、さくらさんに教えてもらった事がある。
そして、制服の内ポケットから使い古したメモ帳を取り出すと、嬉々としてお姉ちゃんの様子を観察し始めました。
「さて、取材…取材っと♪」
「………………」
「………………」
「………………」
この時の事が、ネット上でSSとして公開されたのは、1週間後の事でした。
おしまい
あとがき
ここまで読んで下さったみなさん。
ありがとうございます。
今回は美由希ちゃんの一人称で攻めてみましたがどうでしょうか?
意外にも? 晶となのちゃんの、美由希への口調にてこずりました(汗)
もし、あれ? このセリフは晶となのちゃんのどっちのセリフだろう?
と感じる所がありましたら、お好きな方のキャラだと解釈してくださいね……( ̄▽  ̄;;
一応、可能な限り、自然にキャラの区別がつくような言い回しとか心掛けたんですが……。
兎に角、キャラへの愛情一杯夢一杯(謎)
みなさんに楽しんで戴けるよう、頑張らせて戴きました。
もし、何か少しでも心に感じるものがあれば、感想など下さいませ。
とても励みになります♪
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2001年5月20日(日曜日)