YASUHIRO  独り言  

山と医療の本音トーク

 

3月8日(月)

ホームグランド白山は奥深い山である。何百回と通っているがまだ見ていない景色がある。滑っていない斜面がある。昨日の北面台地も以前から密かに狙っていた絶対楽しいだろうコースである。万全の体調で臨みたかったが仕事の兼ね合いでどうしても寝不足のまま挑戦するしかなかった。普段なら数時間でも熟睡できれば御の字だが昨日は2時間の仮眠も熟睡できなかった。久しぶりのマラソンを超えるコース、累積標高差も3500mを超えるBigDayにふさわしい15時間の完全燃焼だった。。

白峰から御前峰までずっと眠たくて辛かった。しかしその先は素晴らしい景色に感動の嵐、頭は冴え渡り、まだ白山にもこんな素晴らしい場所があったのかと感動しきりだった。地図を見る限り北面台地は新岩間温泉までの後半をいかに切り抜けるかが鍵だと思っていた。丸石林道へ降りる急斜面、長い林道片斜面、しかし昨日の山行でより安全に楽しむための攻略は完成した。

丸石林道は下りには使わない、林道合流後沢筋から尾根に移り300m登り返せばスムーズに楽々新道に合流して安全に新岩間温泉に行ける。しかも最後までまたスキーも楽しめる。次はこれで行こう。北面台地は単独で開拓するのはリスクが高すぎる。昨日はガン、トラとこ心強い仲間がいてくれたおかげで全行程安心してアドベンチャーを楽しめた。

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北面台地全景、面ツル無木立大斜面

七倉山頂から源頭へ

最後はこの崖のような急斜面、尾根沿いに下れば傾斜は楽です。


3月7日(日)

加賀禅定道から清浄ヶ原方面を見るとずっと先までまっさらな広大な台地が広がっているのがわかる。見るからにスキー向きでいつかこの広大な台地(北面台地)を滑ろうと考えていた。問題は台地を降りて無事林道に降り立てるか、さらに片斜面の丸石谷林道を新岩間温泉まで行けるのか、誰もわからない、新ルートを開拓すると言うのはリスクを伴うものである。東面台地を開拓したのは18年前、今日の北面台地も最高に素晴らしかった。

深夜23時半一里野ホワイトロードゲートでガンと待ち合わせしてガン号をデポ、YSHR号で白峰へ移動した。白峰ゲートにはすでにトラがスタンバイ、仲良く23時40分除雪のない白山公園線をスキーで歩いて行く。土曜は忙しかった上に2時間ほどしか仮眠できなくてもう眠くて眠くて16kmの拷問のような林道をフラフラ歩いてようやく別当出合に5時間半もかかってしまった。雪は多くて休憩舎の屋根まで雪が繋がっていた。

石畳はカチカチ、クトーを利かしてズンズン登るがYSHR最後スリップして滑落、まじ止まらない、木に引っかかりようやく停止した、怪我はなかった。今日は慎重に行こう。中飯場から先もカチカチ、クトーを効かせて高度を上げていく。甚之助避難小屋は頭が少しだけ見えていた、この先しばらくスキーで登り斜度が増したらアイゼンでエコーラインに登り上げる。

白山がドン、1月2月は地獄で何も見えなかったが久しぶりに快晴のスンバラシイ白山であった。室堂から上もカチカチだがクトーを利かしてピクッた。白峰を出てから10時間の闘いであった。56ヶ月目のお参りをして無事帰還を祈る。

さあ北部縦走路へ、山頂からカチカチ斜面を慎重に大汝をトラバースして御手水鉢へここからアイゼンで七倉山に登り返す。快晴微風で山頂からは北アが一望できた。さあ山頂から丸石谷源頭へ、カチカチだがエッジがよく効いて快適な滑りが楽しめた。美味しい斜面を頂いて途中から清浄ヶ原へ乗り上げる。スベスベの大斜面であった。加賀禅がよく見える。まだ見たことのない景色である。無木立のスベスベ大斜面がどこまでも続く。素晴らしい斜面であった。

大斜面は徐々に狭まっていき、傾斜も急に落ちて行く。カチカチのしびれる急斜面をこなして無事林道に降り立った。ここから300mほど登り返せば楽々新道に合流できるが、今日は林道を降りていく。最初50m登りがあり、新岩間温泉まで400mの下り、片斜面は心臓に悪かった。これでもかとヤバい片斜面が続くが一人ずつ一気にスルーしていく。ようやく山崎旅館が見えた時はマジ安堵した。

ラスト導水管尾根をスキーで下りホワイトロード経由でゲートに戻り白峰へ帰還した。今季一番のアドベンチャーであった。

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丸石谷源頭から北面台地へ落ちていく


毎日が完全燃焼できる日々を過ごしたい、人生は長いようで短い

 

                             

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