YASUHIRO  独り言  

 山と医療の本音トーク

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9月25日(月)

土曜の人形山は軽く流して午前中には帰宅するつもりだったがかみさんを待つこと3時間弱帰宅は遅くなり帰宅後すぐに横になったが火の御子峰挑戦に気が高ぶってほとんど眠れなかった。さすがに昨夜は疲れ果てて泥のように眠りについた。熱いなにわ君は昨日も下道で大阪からやって来てまた下道で大阪に帰って行った。小窓尾根ワンディした時もそうだったが熱過ぎる。

鞍部からピークまで標高差40mほど地図を見る限り全く問題なくピークに立てると思っていた。ルンゼも大変で掴んだ岩が何度も剥がれて肝を冷やした。ルンゼを登り上げて鞍部まで標高差50mと言う場所で傾斜が増してボロボロのルンゼを進めなくなった。なにわ君は一か八か行って見ると言うが支点が全く取れないので危な過ぎるのでそれを制してもう一度僕が下降して弱点を探しに行った。100mほど下降して周りを見渡すと一箇所だけ20mほどトラバースすると子尾根を超えてより緩いルンゼに入れそうだったのでここはハンマーで足場を少しずつ削りながら辛うじて子尾根にたどり着いた。子尾根からのルンゼ下降は支点になる岩を探して懸垂で辛うじて降りた。このルンゼも稜線直下で斜度は増したが何とか鞍部に到達して見える御子峰ピークにもうちょいだと安堵した。

残り標高差40m、距離は120mボロボロのナイフリッジを馬乗りになりながら少しずつピークに近づいていくが三分の一辺りで先を行くなにわ君がもう行けませんと言う。そんなバカな、ここで敗退してたまるか。先頭を変わると地図にない小さなアップダウンで先が落ちて降りれない。ここは馬乗りになりハンマーでボロボロ尾根を崩して固定ロープで出して辛うじて突破した。しかし眼前にそびえる10mほどのボロ壁はハーケンが全く入らず掴んだ岩が剥がれる。もうそこにピークが見えるのに一か八かでフリーで登るのはあまりにもやば過ぎる。右は仙人谷、左は地獄谷どちらもちらついて掴んだ岩が剥がれたら谷底まで真っ逆さまだ。

潔く敗退したがルンゼの下降も難儀で支点になる岩を探してハンマーで加工しながら懸垂の連続で降りた。持って行った捨て縄7mmロープを切りながら支点にして降りたが最後全部消費して地獄谷まで下降した。地獄谷からの登りも危ない雪渓が目白押しで行きで大崩壊した雪渓にビビり、際どくトラバースした斜面を避けて地図を確認しながら楽々新道に這い上がれそうな沢を登り詰めた。読みは当たって藪漕ぎなしで楽々新道に飛び出た、

帰路はもう夕暮れ、夕暮れに染まる紅葉の大汝峰を眺めながらもう2度と来ることのない火の御子峰を何度も振り返り帰路を急いだ。火の御子峰、この山に挑戦できて僕は幸せすぎる。一生の宝物である。この山は神の宿る山だと思った。

詳細記録は今日中に、、、、

地獄谷からの御子 待ってなさい!

地獄谷も気は抜けない 通過直後に大崩壊 肝を冷やした

ボロボロのルンゼ何度も岩が剥がれて緊張した

敗退した壁 岩がボロボロで支点は取れなかった この先にピークが 残り標高差30m 距離80m

蹴りの地獄尾根は馬乗り下降

帰りのルンゼは懸垂の連続

敗退した壁 ここを抜ければあとは緩くて、、、、、


9月24日(日)

国土地理院の地図に名のある山の中でも最難関峰と行っても過言ではない火の御子峰1980m山全体が赤茶色の岩に覆われ一切植物が生えていない要塞、このピークを踏むには地獄尾根を経由するのが一般的だが大概頑固な藪とボロボロのナイフリッジに跳ね返されて敗退となる。この山のピークを踏んだ人は何人いるのだろうか?開山1300年の今年是非ピークを踏んでみたいと思っていた。

三日前の水曜には楽々新道から詳しく地形を分析して戦略を練った。地図を読み写真と照らし合わせてこれまでないくらい戦略を練った。今日ついに挑戦の運びとなった。戦略は当たって山頂直下まで到達したが最後のボロボロの壁はハーケンも打てないし触るだけで崩れる始末。ロープで確保しようにもセルフビレイを取る手がかりも全くない。フリーで行けば多分フィフティフイフティで岩が剥がれ谷底に落ちる可能性があり絶対無理となにわ君と敗退した。

この山は火の御子と言う名のごとくまさに人の手には負えない山なのであった。敗退したがこれほど清々しい気持ちになったことはなかった。19時間の闘いであった。

23.36  750m  市ノ瀬発
0.21 1270m 別当出合発
1.51 2005m 甚の助小屋
3.03 2455m 室堂
4.21 2450m 御手水鉢
7.15  1750m  地獄谷
9.40  1950m  火の御子峰直下
10.30  1950m  火の御子峰直下下山開始
11.38  1750m  地獄谷
14.02 2350m  楽々新道登山道
14.52  2557m  七倉山
15.03 2450m 御手水鉢
16.28 2455m 室堂
17.10 2005m 甚の助小屋
17.50 1270m 別当出合
18.20  750m  市ノ瀬

中央 火の御子峰1980m  右肩の鞍部に出るルンゼを詰めた。ボロボロのルンゼでかなり厳しい登下降だった

ボロボロのナイフリッジが続くまさに地獄尾根

清々しく後にした 絶対無理!


9月23日(土)

今週末の連休は本来新潟の学会に参加する予定でかみさんと二人分の温泉宿の予約を入れていた。しかし日曜は絶好の登山日和になるという。これはまずい、行かなくちゃ、あの山に挑戦しなければ、と言うことで宿には半額のキャンセル料を払って新潟行きをやめた。やる時はやる。僕の人生にとっては学会よりも今行きたい山がある。

挑戦は日曜なので今日は暇ができた。かみさんがまた山に行きたそうでモンベルで短パンも買ってきたのでそれならお付き合いしましょう。最初野谷荘司山に向かったが登山口は雨だった。ここは却下してかみさんが初めて登った山、人形山に車を回した。

ガタガタ道を登り切ると駐車場はあった。雨は降っていなかった。かみさんを先頭にガシガシ登っていく。第一休憩所、第二と高度は上がってくると少し紅葉は始まっていた。かみさん大汗をかいて宮屋敷に到着。ここが頂上と思ったのか、甘い甘い、ここからが長いんだ。アップダウンを繰り返してドンドン進んでいく。かみさんが見えなくなると心配なので待っている。山頂はまだかまだかとかみさん半泣きになってきた。

この辛さの先に喜びがある。そう諭してピークへ向かう。天気はガスっぽくて何も見えない。人生こんなもんだ。ようやく3時間でピークに着いた。果たして無事帰れるだろうかとかみさん弱音吐きまくり。帰るしかないだろう。ロープウェイのある山がいいと言うが人生そんな甘くはないぜよ。帰りはまた足が痛いと言う。歩くより待っている時間が長い、まあ最初からわかっているがたまには我慢しよう。

さすがに宮屋敷まで来てあとは一本道だから先に降って洗濯と記録整理をさせてもらおう。ダッシュでおりて先に記録整理をさせてもらった。

6.23 820m 駐車場発
8.04 1590m 宮屋敷
9.20 1726m 人形山着
9.40 1726m 人形山発
10.35 1590m 宮屋敷
11.33 820m 駐車場

今日も勢いよく出たものの

ボチボチ紅葉

無事ゴール さあ帰りが試練

宮屋敷、自分の水筒を飲み干したので僕のペットボトルを渡した


9月22日(金)

これまで見た紅葉の景色の中でも素晴らしい場所はどこ?と問われれば涸沢、裏劔、白山東面がその代表であろう。一時期裏劔に凝っていて土日の連休を利用して何度も通った。ある年池ノ平に紅葉を見に行ったが時期が早くてまだだった。その次の週末に今度こそと訪れたところ今度はすっかり紅葉は終わっていた。まさか、1週間の差でこうも違うのかと驚いたことがある。条件次第では賞味期限は短いのである。

白山で紅葉を楽しむなら北部縦走路の加賀禅定道、中宮道がお勧めである。標高差が大きいので必ずどこかで見頃に当たる。歩く人も少ないのでゆっくり写真撮影もできる。是非!

楽々新道は草刈りがしっかり施されておりとても歩きやすかった。乾さんありがとうございます!

裏劔、池の平の紅葉も随分ご無沙汰している


9月21日(木)

室堂周辺の紅葉は暗くてわからなかったが七倉山2557mから小桜平2000mあたりはすでに紅葉が始まりこれからどんどん色付いていきそうな感じである。紅葉の最盛期と休日そして晴天が重なるタイミングはとても少ない。紅葉のピークは実に賞味期限が短い多分数日である。このタイミングをドンピシャで当たられるのは数年に一度あるかないか、昨日は微妙な予報だったが午前中天気が持ってくれて助かった。この時期は最初からダメ元で山に出かけないと素晴らしい紅葉には出会えない。

小桜平避難小屋


9月20日(水)

そろそろ白山の紅葉も始まっただろうか?今日も早起きして北部白山縦走に出かけてみた。仮眠後夜中にゴソゴソ起きて白峰へ飛ばす。深夜2時前に別当出合に着いて2時過ぎスタート、寒いだろうと思ったが最初の石畳で汗が出て上着を脱いで半袖になった。これでちょうど良い感じ、甚之助まで頑張って55分。しばし休んでスタート、さすがに南竜分岐で寒くなり上着を着た。弥陀ヶ原まで来るとようやくガスが晴れ星が見えた。でもまだ真っ暗。

今日は大汝峰でご来光を拝もう。このペースなら御前峰経由大汝でも多分真っ暗なので室堂で時間調節のため大休憩。そろそろ良いかなと外に出たが風も出て寒いのでペースを上げざるを得ない。4.48奥社に着いたが真っ暗だった。とにかくお参りを済ませて大汝へ向かう。ライトを頼りに降りて行く。相変わらず寒いのでペースは上がり結局大汝に着いてもまだ日の出時間前だった。雲も出ておりご来光は見えそうもないのでそのまま先を急ぐ。

大汝下りからぼちぼち紅葉も始まっていた。今年の紅葉は少し早そうだ。鞍部まで降って七倉に登り返して楽々新道を下りて岩間温泉に向かう。優しいかみさんには10時に岩間温泉に来てくれるように頼んである。右手の地獄尾根を見ながらガシガシ進む。天気は持ちそうだ。小桜平あたりも紅葉は始まっていた。何度も足を止めて写真を撮る。今日は風が強く寒いので水は全く飲まなかった。ゼリーを3個ほど取っただけの省エネ登山であった。

楽々新道はその名の如く楽な登山道なのでペースは上がる。9時半には登山口に出て歩いてちょいでゲートに到着、かみさん号はすでに着いていた。別当出合まで送ってもらい車を回収して帰りに昼飯を一緒に食べて楽しい登山は終わった。

白山の紅葉はすでに始まっていた。

2.10 1270m 別当出合発
3.05 2005m 甚の助小屋
4.00 2455m 室堂
4.48 2702m 白山山頂
5.23  2684m  大汝峰
6.22  2557m  七倉山
8.11  2006m  小桜平避難小屋
9.38 800m  新岩間温泉

大汝からの御前峰

七倉斜面

小桜平

池塘

小桜平を振り返る

岩間温泉ゴール


これ以前は全て消去しました。何を書いたかも覚えていません。

毎日が完全燃焼出来る様な日々を送りたい、人生は長い様で短い。

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