YASUHIRO  独り言  

山と医療の本音トーク

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8月20日(火)

当たり前だが休み明けの昨日は多くの患者さんで仕事は忙しかった。1週間以上内視鏡を手にしていなかったので腕が鈍っているかと思ったが、いつののように手が勝手に動いてくれて難しいケースも難なく検査を終えることができた。よく働きよく遊んでこそ人生は実のあるものになる。どちらか一方だけというのは楽しくない。

さて胃がんの中でも最も予後の悪いタイプのスキルス胃がんというのがある。スキルス胃がんは普通の胃がんと違って胃粘膜の表面に腫瘍をつくらず、胃の壁の内側に染みこむように広がっていく。発見された時はほとんどステージ4で、早期発見が難しく転移しやすいだけでなく、20〜40代でも発症するとても怖いがんである。

5年生存率は10%にも満たない、医者になってこのタイプのがんを見つけることは何度かあったが皆辛い思い出として記憶に残っている。スキルスは内視鏡では発見しにくく経験と勘が頼りとなる。見た目は全く異常がない粘膜でも鉗子で触るとがんが下に広がっているから異常な硬さを感じる。細胞検査ではがんが出ないことも多いが自分を信じてスキルスを疑ってかからないと手遅れとなる。

色々ながんを見つける機会は多いがスキルスだけはいつも頭に入れて慎重に検査を行っている。


8月19日(月)

楽しかった夏休みもあっという間に終わった。プチ人生のような夏休みで気がついたら終わっていた。1週間以上の休みが取れるのは夏と年末年始だけ有意義に完全燃焼してみたい。北海道も年々暑くなっている、夏は避暑地を求めて北海道へと言う時代ではないのかもしれない。日が射すと本当に暑かった。

時間に急かされることなく自由気ままに旅ができる日がいつになったら来るのだろう。気力体力がなくならない内にそういう日がくれば良いと思う。

さあ今日からまた心機一転頑張って仕事をしよう。

昨日は山ではなく海からのご来光


毎日が完全燃焼できる日々を過ごしたい、人生は長いようで短い

 

                             

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