白馬主綾+白馬沢左俣

クラシックルート白馬主綾から山頂に抜けそのまま白馬沢左俣を滑って猿倉に戻る充実コースは

白馬のもう一つの魅力を味わう事ができる。白馬沢左俣は雪崩や落石の巣であり十分注意して

エントリーしないと進退極まる事になりかねない。 以前の白馬沢左俣の記録へ

コースマップ,登りは赤,滑降は青

白馬主綾全景

ゴツゴツした稜線が山頂まで続く。

さあがんばるぞ

主綾下部1800mまではスキーで登り上げここからアイゼン歩行開始とした。

主綾下部からの見下ろし

下部から大雪渓を見下ろす。

稜線

細かなアップダウンが続く。

杓子岳

左手には杓子岳がずっと見える。

雪庇の連続

白馬沢側には雪庇ができるので十分な距離を取らないと危険。

代掻き馬

進行方向右手には代掻き馬が見えた

危うい稜線

稜線はすでに至る所にクレバスや岩,潅木が出ておりこのコースの旬の時期は短そうだ。

山頂が見えた

足が進むと山頂が見えて来る。

ナイフリッジ

かなり際どいナイフリッジも所々に展開する。

ゴジラの背

振り返ると際どい稜線が眼下に広がる。

最後の雪壁

さあラストの雪壁はザイルで抜けよう。

山頂直下

ステップがしっかりしていたのでザイルは出さなかった。見下ろせば主綾のウネウネが見渡せる

白馬山頂

横から見た最後の雪壁

白馬沢左俣へ

後続者がいなければ登ったラインからエントリーができる。山頂付近は雪庇が連続するので少し下ってエントリーすれば安全。

急な白馬沢左俣

左俣は急な沢,荒れて滑りは楽しめないエクストリームライン

              山行記録2008年5月4日(日)

快晴の天気に恵まれ白馬主稜を楽しんできました。白馬沢左俣は予想以上に荒れてお
り試練の滑りでした。

【山域】白馬主綾+白馬沢左俣
【場所】長野県
【日時】2008年5月4日(日)
【コース】猿倉―白馬主稜―白馬岳―白馬沢左俣―猿倉
【メンバー】僕、名人
【装備】フォルクル・マウンテン 156cm,TLT,ガルモントメガライド(僕)  
    バース7 140cm,ディアミール,ガルモントメガライド(名人)
【天気】晴れ

3.00  1235m 猿倉発
3.50  1550m 白馬尻
4.41 1800m 主綾1800mアイゼン歩行
6.47  2492m 稜線2492m 
8.16 2932m 白馬岳山頂
8.39  2932m 白馬岳山頂発 白馬沢左俣へ
9.36 1550m 白馬尻
9.48  1235m 猿倉着

2008年5月4日(日)朝2時起床。猿倉駐車場は90%の混み具合、名人は朝2時半に到着。

3.00  1235m 猿倉発 今日は一応登攀装備一式を持ってきたのでいつもより重い。
ザイルは入らないかも知れないが用心に越した事はない。猿倉で50cm程の雪。ここか
ら雪は切れることなく林道をカットして歩けた。

3.50  1550m 白馬尻 暗闇の中まだ主稜に取り付くようなパーティの明かりは全
くなし。主稜下部はスキーで登り上げ斜度が急になってからスキーを担ぐ。

4.41 1800m 主綾1800mアイゼン歩行 ここで大休止しているうちに4人パーティ
が先に出る。歩き出せば速い。パーティの横を挨拶して抜かさせてもらった。この日
取り付いた先頭となる。

主稜はゴジラの背のように細かなアップダウンと切れ立ったナイフリッジが続く。白
馬沢側には雪庇が張り出すので要注意だ。たまに木や岩が出てくるので背負ったスキー
が引っかかり難儀な事もある。

主稜からだと白馬沢左俣がよく観察できる。雪は問題なく繋がっているがデブリによ
るえぐれが縦溝となっておりいやらしい。

6.47  2492m 稜線2492m この辺りで上部でテント泊していた2名パーティに追い
つき先に行かせてもらう。さらに5人パーティ、続いてまた5人パーティに追いつき
いずれのパーティも快く先を譲ってくれた。感謝感謝。

山頂直下で2名パーティが最後の雪壁でザイルを出していた。このパーティが山頂に
抜けるまで少し待つ。さあ名人ザイル出す、それともフリーにする。協議の結果トレー
スがしっかりしているからフリーで問題ないだろうと僕が先頭で取り付いた。

最後の3mが少し面倒だったが何とか山頂に飛び出せた。続いて名人も無事到着。見
渡せば主稜が一望できる。

8.16 2932m 白馬岳山頂 飛び出した位置から15mほどで山頂の看板があった。旭
岳も雪はたっぷりだ。さあ少し休んでいきますか。名人は山頂から左俣に飛び込みま
しょうと提案。雪の状態は良いから問題ないが如何せん後続のパーティが続々と登っ
てきてる。

皆さんに迷惑をかけるからこの案は却下。少し下がって離れた場所からエントリーす
る事にした。

8.39  2932m 白馬岳山頂発 白馬沢左俣へ 最初はきれいな斜面だったがすぐに縦
溝の嵐、雪もグチャグチャ。今日は試練ですね。喉は避けて小さな尾根を乗り越して
急な斜面をガンガン下る。デブリバンバンだった。足下をすくわれないように気を付
ける。

たまに大きな落石がこだまする。早く安全地帯へ急ごう。その後ノンストップで馬尻
へ急いだ。

9.36 1550m 白馬尻 もう大丈夫、後は林道を飛ばすのみ。

9.48  1235m 猿倉着 無事着きました。今日も大満足でした。帰りは渋滞もなく
楽勝だった。

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