唐松岳(2696m) 長野県
八方尾根からの唐松岳は冬になると思い出す。尾根から右手に純白の白馬三山,
左手に五竜・鹿島槍と最高のロケーションである。八方尾根スキー場のゴンドラ
とリフトを2本乗り継げば標高1840mの八方池山荘に着くここから本格的登山が
始まる。冬のこの景観を一度味わったら最後病みつきになってしまう。
時間が早いため八方池山荘に向かう最終リフトはまだ運転していなかった。
ゴンドラ,リフト1本を乗り継ぎシールを付けて歩き出す。程なく正面に八方池
山荘が見えてくる標高1840mである。ここからいよいよ厳しい冬山が始まる。
丸山と岳樺
山荘からの急登を乗り越すと広い平原に出る。ここはガスが出ると迷いやすい為注意が
必要である。公衆トイレもあるが閉鎖中である。風は強いことが多い,少し進むと岳樺と
丸山の美しいコントラストが目にはいる。
白馬三山
尾根からは右手に白馬三山が美しい。この光景は何度見ても見飽きない。左手には
五竜岳,鹿島槍が美しい。ほぼ尾根上部までこの光景が楽しめる。
標高2250m
標高2250m付近稜線鞍部は風が避けられる。幕営に適した地点だ。すでにテントが数張り
あった。冬はラッセルがつらいこともあり,日帰りには体力を要する。ここより上部は
更に風も強くなることが多い。
稜線2400m
この日も猛烈な風の洗礼を受け続けた。強風で粉雪が容赦なく顔面を打ち付けた。
ガスも出ており,引き返す人も多かった。
稜線直下
稜線が近ずくと中央に唐松岳がせまる。スキーは2550m付近でデポする。ここから
上部は岩陵帯が出始めるためアイゼン,ピッケルの世界となる。残り標高差150m
である。山頂は強風で雪が舞っていた。
稜線到着
標高2620m稜線に立つと左手に雪に埋まる唐松山荘が正面に山頂が見える。ここから
少し下って最後の登りである。トレースがないとラッセルがきつい。さあもう一息だ。
唐松岳山頂
やっと山頂2696mに到着。正面の剣岳が圧巻である。この光景を見れば疲れも吹き飛び
勇気も湧いてくる。360度の展望を楽しもう。
五竜岳
山頂からは五竜岳も美しい。稜線を五竜に進み遠見尾根を下るパーティもいる。
さあ展望を楽しんだらスキーデポに急ごう。素晴らしい滑走が待っている。
山頂から見た剣岳
山行記録1999年12月30日(木)
時刻-標高-気温-場所
7.30 740m ゴンドラ発
7.43 1397m ゴンドラ終点
7.56 1684m アルペンリフト終点
8.21 1840m -3.9 八方池山荘
8.55 1980m -4 公衆トイレ
11.09 2515m -7.3 スキーデポ
12.04 2680m -6.3 唐松岳山頂
12.20 2696m -5.5 唐松岳山頂発
1.49 1840m 0.2 八方池山荘
2.09 740m ゴンドラ着
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