2011-2012の山スキー

51.奥穂-北穂ワンディ 2012.5.20

【山域】奥穂直登ルンゼ・北穂北穂沢ワンディ
【場所】長野県
【日時】20012年5月20日(日)
【コース】釜トンネル−上高地−横尾−涸沢−奥穂-直登ルンゼ-涸沢カール-北穂-北穂
沢-涸沢カール-上高地-釜トンネル
【メンバー】大魔人、髭魔人、僕
【装備】7サミット156cm
【天気】晴れ時々ガス

2.00  1315m 釜トンネルゲート発
3.25  1610m 横尾
4.14  1780m 本谷橋
5.48 2300m 涸沢ヒュッテ
7.34 2983m 穂高岳山荘
8.31 3190m 奥穂高山頂
8.48 3190m 奥穂高山頂発
9.00 2750m 涸沢カール 登り返しへ
9.49 2945m 稜線
11.25 3106m 北穂高山頂
11.43 3106m 北穂高山頂発
12.37 1780m 本谷橋
13.22 1610m 横尾
13.40 1610m 横尾発
14.28 1315m 釜トンネルゲート

今シーズンも色々あったが無事シーズンを終えられそうだ。今シーズン51回目の最終
戦は多分まだ誰も行っていないだろう釜トンからの奥穂・北穂ワンディである。今シー
ズン新たなパートナーとして加わった大魔人、髭魔人の三名で挑戦。

前夜国道156路肩で車中泊する。睡眠時間3時間程で深夜1時に起床して集合場所釜トン
ゲートに急いだ。

2.00  1315m 釜トンネルゲート 約束通り皆集合、簡単な打合せをして暗闇の中根
性で釜トンを登る。深夜の上高地は静寂そのもの暗闇の中これでもかと言う程ペダル
を回して1時間半後ようやく横尾の灯りが見えた。

3.25  1610m 横尾 ここで足をズックに履き替え板を背負ってハイペースで本谷橋
を目指す。雪は1週間前に比べてほとんど減っていない。今年は雪が多い。40分程で本
谷橋に着いた。

4.14  1780m 本谷橋 ここでズックをデポしてスキーを履く,未だ雪は多く橋は架かっ
ていない、ここからずっと本谷に沿って涸沢を目指す。デブリも多くおかげで賞味期
限は長そうだ。眼前に穂高連山を見ながら涸沢を目指す。

北穂沢も雪は多く滑走も快適そうだ。しかし2日前の寒気の影響で新雪もある様で昨日
の暑さで涸沢は雪崩が至る所で起きている。今日はもう落ち切っているだろうから大
丈夫と見た。

5.48 2300m 涸沢ヒュッテ 昨日入山したパーティが白出のコル目指して登ってい
る。さあ追いつけるかな。髭魔人はサングラスを忘れて手ぬぐいで顔を覆っている。
大魔人を先頭にハイペースでコルを目指す。直登ルンゼも例年の縦溝も無く快適そう
だ。無事白出のコルまでスキーで登り上げる。

7.34 2983m 穂高岳山荘 登山者は少なく奥穂までの渋滞はなさそうだ。ここでス
キーを背負いアイゼンに履き替え山頂を目指す。雪壁が2カ所程あるがダブルアックス
でガンガン登って行く。山スキー1年目の髭魔人は怖々しているが大魔人の指導を受け
ながら頑張っている。

8.31 3190m 奥穂高山頂 無事着きました。ジャンがよく見えるが直登ルンゼはガ
スが湧き視界が悪い。まあ雪は緩いので問題ないだろう。

8.48 3190m 奥穂高山頂発 ギャラリーから命知らずですねなんて言われるが大し
た事は無い、今日は楽勝だろう。僕が一番手で神社裏から飛び込んだ。新雪の影響で
雪は悪くストップがかかり滑りにくい、ガスの中雪崩には気を付けながら互いを監視
して涸沢へ落ちて行く。

皆快適に滑り降りてようやくガスも切れて来た。涸沢まで440m滑降した。

9.00 2750m 涸沢カール 登り返しへ さあ稜線に登り上げよう。もう雪は緩んで
チビラッセルだ。足に来るが北穂を踏まないと今日は帰れない。稜線目指してガシガ
シ登り上げる。

9.49 2945m 稜線 無事到着、髭魔人はもう疲労困憊で倒れそう。ガンバヒゲと励
まされながらまた蘇った。

しかし稜線から北穂までが難儀だった。岩場と雪壁のトラバースの連続、かなり際ど
い場所が至る所にあり髭魔人はかなりビビっているが大魔人と僕で挟んでルートを切
り開いて行く。長かった。行けども行けども山頂は遠い、それでも気力を振り絞りい
くしかない。さあもうすぐだ。

11.25 3106m 北穂高山頂着 着いたやった。3名で交互に写真を取り合いさあ最終滑
走です。

11.43 3106m 北穂高山頂発 雪が多く山頂直下から北穂沢に飛び込める。しかしこ
こも新雪と昨日のデブリで滑りは難儀した。ストップと凸凹斜面に苦労はしたが快適
な斜面を拾いながらガンガン飛ばす。あっという間に涸沢まで滑り降りそのままノン
ストップで本谷橋まで滑り込んだ。

12.37 1780m 本谷橋 ここで水を取り板を洗いズックに履き替えダッシュで横尾を
目指す。

13.22 1610m 横尾 着きました。後は釜トンまで帰るだけです。髭魔人にはラスト
絶対追て離されない様に全力でぶっ倒れるまで頑張るように伝えた。

13.40 1610m 横尾発 さあ行くぞ、帰りも上高地まで全力で頑張った。髭魔人今日
は頑張ってついて来てくれた。おめでとう、卒業検定合格です。上高地はのんびり自
転車を押しながらバス停からまた自転車にまたがり釜トンを目指す。

14.28 1315m 釜トンネルゲート 無事到着お疲れさまでした。本当に完全燃焼です。

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50.南岳周回 2012.5.13

今日は大魔人、髭魔人、ウルトラ7の4名で南岳周回を楽しんだ。国道から気合い入れ
まくりで横尾まで17kmを1時間16分、横尾からズックに変えて本谷橋まで、本谷橋から
稜線雪庇までスキーで登り上げた。雪庇は大きく突破に難儀したがアイスクライム名
人の大魔人のおかげで皆稜線に這い上がれた。南岳山頂から小屋裏の南面ルンゼに飛
び込み、スベスベの快適急斜面を堪能した。

本谷橋までスキーで下りてここから横尾までズックで、横尾から国道までぶっ飛ばし
て40分程で到着。予定通り午前中には下山で来たので夕方からの大切な祝賀会に余裕
で参加することが出来た。今年の穂高周辺は雪が多い、まだまだたっぷり山スキーで
遊べそうだ。

2.00  1300m  国道156路肩発
3.16  1610m  横尾
4.26  1780m  本谷橋
5.28  2030m  横尾本谷二股
6.04  2300m  横尾本谷カール
7.46  2970m  稜線
8.30  3032m  南岳山頂
8.53  3032m  南岳山頂発 南岳ルンゼへ
9.23  1800m  本谷橋
10.23  1610m  横尾
11.23  1250m  国道156路肩

49.中宮道ワンディ 2012.5.5

【山域】白山中宮道ワンディ
【場所】石川県
【日時】20012年5月5日(土)
【コース】中宮温泉−市ノ瀬−別当出合−白山山頂−中宮道-間名古の頭-ゴマ平小屋
     -しなのき平小屋-中宮温泉
【メンバー】名人、大魔人、髭魔人、☆
【装備】7サミット156cm
【天気】小雨のち晴れ

0.00 820m  中宮温泉待ち合わせ
0.46 830m 市ノ瀬発
1.47 1255m 別当出合着
2.04 1255m 別当出合発
4.08 2005m 甚の助小屋
5.33 2455m 室堂
6.17 2702m 白山山頂
6.40 2702m 白山山頂発
8.38 1890m 間名古手前鞍部
9.05 2123m 間名古の頭
9.28 1960m 三俣峠
10.23 1850m ゴマ平小屋
10.46 1600m 鞍部
11.44 1774m 地図上1774m
12.45 1533m しなのき平小屋
15.44 820m  中宮温泉

以前から是非スキーで行きたかった中宮道、山頂から中宮温泉まで20kmのロングコー
スである。市ノ瀬からの歩きを考えれば30kmは軽く超える一級品。しかも累積標高差
は3000m近くになる。

当初髭魔人と行く予定だったが甲府から名人が参戦,剣が中止となった大魔人さらに古
川から☆も来る事になって総勢5名でこの難関コースに挑んだ。

0.00 820m  中宮温泉待ち合わせ 集合時間は深夜0時、髭魔人号をここにデポして
市ノ瀬まで僕のアルファードで移動。市ノ瀬には名人、大魔人、☆がスタンバイしてい
た。

0.46 830m 市ノ瀬発 小雨が降っている。少しブルーになりながら山行開始、板を
背負って兼用靴でガシガシ歩く。雪はかなり融けており白山の賞味期限もそれほど長
くなさそうだ。1時間のハイペースで到着。

1.47 1255m 別当出合着 ここで大休止、髭魔人が5分遅れで、名人☆は10分遅れで到
着。雨はようやく止んで来た。満月も見えて来た。もう大丈夫だろう。

2.04 1255m 別当出合発 一本橋を渡り石畳を登り上げるとようやくスキーが使える
ようになった。ここから先は雪は問題なかった。暗闇の中ガンガン高度を上げる。

4.08 2005m 甚の助小屋 小屋前にはテントが一張り、ここから南竜方面に進みエコー
ラインに上がる。稜線に出ると風は強かった。弥陀が原より上部は雪は豊富。

5.33 2455m 室堂 ここからは雪面は氷化し前日のミゾレが強風で氷となっていた。
それでもクトーのまま何とか山頂にたどり着く。

6.17 2702m 白山山頂 強風が吹き付けるがもう春の風である。室堂からは団体さん
が山頂を目指していた。早めに下りますか。

6.40 2702m 白山山頂発 さあ中宮道の始まり,山頂から翠ヶ池方面に滑り込む。氷
化斜面を慎重にまず僕が飛び込んだ。エッジが効いてホットとした。しかし二番手で
飛び込んだ髭魔人が氷化斜面で転倒して滑落して行った。ヤバー、50m程落ちたが怪我
は無くて良かった。残り3名も次々に飛び込んで翠ヶ池まで来た。

ここからお花松原の大斜面を快適に滑り込んだ。ここは良かった。鞍部で休憩、相変
わらず風は強い。振り返ると白山山頂は雲がかかり始めて来た。グッドタイミングだっ
た。

中宮道は稜線東側は雪が豊富で斜面も緩やかで実に滑りやすかった。多少のアップダ
ウンは快適に巻いて行けた。どこまでも真っ白な道が続く。

8時を過ぎると日も高くなりもう暑いくらいだ。間名古の頭手前鞍部までは休憩をたっ
ぷりとってもあっという間であった。

8.38 1890m 間名古手前鞍部 ここから250m登り返して間名古の頭を目指す。3月に
来た時より雪は減っていそうた。奥三方からの道のりももうかなり樹林が出ていた。

9.05 2123m 間名古の頭 無事三度目の登頂。振り返れば白山が大きい。長い道のり
もスキーがあればあっという間であった。ここから三俣峠まで滑り込んだ。

9.28 1960m 三俣峠 ここからシールで登り返して2060mピークに立つ。ここからは
標高差460mの滑りが楽しめるはずである。

10.23 1850m ゴマ平小屋 ここには人影がなかった。さらに先を急いで460m滑り込ん
で鞍部に到着。

10.46 1600m 鞍部 まだまだ雪は豊富であるが日当りの良い場所は雪は少なさそうだ。
果たしてどこまで滑り込めるだろう。鞍部から1774mピークまでシールで登る。

11.44 1774m 地図上1774m もうかなり暑くて試練の道のりになりそうだ。ピークか
らしなのき平小屋までまた250mの快適な滑りを楽しめた。

12.45 1533m しなのき平小屋 無事到着。しかしここから先はもう滑れる程雪は無かっ
た。大魔人、髭魔人はズックを持参しており足が軽そうだった。しかし縦に背負った
板が木々に邪魔されその度にお辞儀をしてくぐり抜ける。これがまた疲れる。

道標が残り4.9kmを示した時点でどっと疲れが出た。あまりの難儀に板を横に背負う事
にした。これは楽だった。板が邪魔される事無くスムーズに歩ける。最初からすれば
良かった。

長い長い道のりを兼用靴でヒイヒイ言いながら歩いて行く。大魔人はズックでもう先
に行った。髭魔人はズックだがもうかなりバテバテ、兼用靴組は足の痛みにこらえて
試練の下り。

さあもうチョイだ。下に中宮温泉が見えた。ガンバだ。最後気力を振り絞る。登山口
に着いた。安堵も束の間、橋が無い。対岸の林道に渡るには徒渉しか無い。もう膝ま
で水に浸かりながら対岸に渡る。

15.44 820m  中宮温泉 ゴール先に着いていた大魔人は足湯でのんびり待っていた。
5人全員誰も脱落する事無く15時間歩き切りました。今日は完全燃焼。名人帰宅後体重
が6kg減ったと大喜び、ダイエットにはロングワンディですか。今日も大満足でした。

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48.薬師岳 2012.4.30

亀谷温泉から自転車で気合い入れまくり、除雪は折立手前3kmまで、雪は多く貸し切りの大斜面を満喫した。

12.45 390m  有峰林道ゲート手前駐車場発
2.15 1100m 有峰ダム
2.48  1250m  除雪終了点
3.21 1350m 折立
7.17  2330m  太郎平小屋
7.35 2294m 薬師峠
9.36 2926m 薬師岳山頂
10.00 2926m 薬師岳山頂発
10.15 2294m 薬師峠
12.18 1350m 折立
12.48 1250m  除雪終了点
13.24 390m  有峰林道ゲート手前駐車場

47.剣周回ワンディ 2012.4.29

山スキーの総合力が試される剣周回ワンデイ、ハード差は大窓、三の窓、小窓経由の
順だろう。今回残りの小窓を経由してトリプルを成し遂げた。

【山域】剣岳
【場所】富山県
【日時】2012年4月29日(日)
【コース】馬場島—立山川—室堂乗越—剣御前小屋—剣沢—近藤岩—小窓雪渓—小窓—西仙人
谷—白萩川—馬場島
【メンバー】僕、大魔人
【装備】7サミット 156cm,TLT,TLT5マウンテン(僕)  
【天気】晴れ
1.00   760m  馬場島発
5.27  2350m  室堂乗越
6.53  2780m  剣御前小屋
7.49  1600m  近藤岩
10.03  2340m  小窓
10.59  1050m  池ノ谷出合
11.42  760m  馬場島着

当初剣センターゲートから自転車を使う予定であったが前日ゲートが開き馬場島まで
車で入れた。ここで30cm雪は例年より少し多い。

2012年4月29日(日)朝12時起床、大魔人と1時スタートと約束してある。準備をしてい
ると大魔人がやって来た。

1.00   760m 馬場島発 暗闇の中ここからスキーで歩き出す。立山川は危険なの
で深夜の雪が固い時間帯に通過したい。ブリッジは問題なく、ゴーゴーと言う川の流
れにビビりながら室堂乗越を目指す。標高が上がれば雪面はカチカチだったがスキー
のままクトーを効かして室堂乗越まで登り上げた。

5.27 2350m 室堂乗越 標高差1600mを4時間チョイだった。もう奥大日には日が
射している。さあ御前を目指す。雷鳥平にはテント村が出来ている。さあガンバ、
2600mまでスキーで登りラストアイゼンを使った。

6.53 2780m 剣御前小屋 着きました。剣岳が素晴らしい、ここから剣沢を快適
に滑り込む。雷鳥もお出迎え。雪は固くて快適な滑りだが、長次郎出合まで高度が下
がるとさすがに雪は柔らかくなって来る。

近藤岩が近づくと剣沢は割れて来るがブリッジはあるので問題なく二股に到着。

7.49 1600m 近藤岩 この岩を左折すると三の窓雪渓がドーンと見える。すぐに
右折して池の平方面に進みしばらくで左折して小窓雪渓に入る。

小窓雪渓は緩い谷で暑い日差しを受けながらベチャ雪を登って行く。高度が上がると
鹿島槍が見える。さあ小窓に到着

10.03 2340m 小窓 右は池の平山、左に小窓の王が圧巻。小窓から西仙人谷にエ
ントリー、ここも快適な急斜面、ガンガン滑って行く。中間以降デブリは増えて来た
が避けながらドンドン下る。大窓に比べれば落石は少ない。

白萩川に合流すると後は快適に馬場島を目指す。振り返ると大窓が大きい。

10.59 1050m 池ノ谷出合 さあもうすぐだと思ったら甘くはなかった。タカノス
ワリで岩雪崩ここで板を担いでクリアーして後は馬場島まで一直線。さあゴールが近
い。

11.42 760m 馬場島着 予定より早く午前中には到着。大魔人お疲れさまでした。
僕はトリプル達成、大魔人も是非トリプルを。

急いで荷をまとめ明日の薬師岳ワンディに備え早めに亀谷温泉に入る事にする。

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46.白山東面台地 2012.4.25

【山域】白山 2702m 東面台地
【場所】岐阜県
【日時】20012年4月25日(水)
【コース】平瀬−大白川林道−東面台地−白山往復
【メンバー】髭魔人、ゲンちゃん、7サミッター
【装備】7サミット156cm,TLT,ディナフィットTLT5マウンティン(僕)
【天気】快晴

いよいよこの時期定番の東面台地、髭魔人、7サミッターを誘い朝2時発と約束してい
た。前夜平瀬ゲートに着くと止まっている車から一人降りて来た。僕の車に近づいて
来た。
ゲンちゃんだ。多分今日ここに来ると予想していましたと言うではないか。

なら明日一緒に行こうと言うことで車内宴会をして9時過ぎに寝た。

1.45 630m  平瀬ゲート発
2.56 1240m 大白川ダム付近最初の橋
4.53 1770m コブラツリー
5.50 2100m 転法輪谷
7.07 2702m 白山山頂着
7.45 2702m 白山山頂発
8.30 1240m 林道
9.03 630m  平瀬ゲート着

20012年4月25日(水)深夜1時起床、寝苦しい夜で熟睡できたのは2時間程だった。さあ
カップ麺を食べて急いで準備。

4名そろった所で簡単に挨拶してさあ自転車苦行の始まり、今日のメンバーで一番の強
敵はゲンちゃんだと思っていた。以前かなり差を開けられてブッちぎられたので今日
はリベンジを果たそうと燃えていた。

1.45 630m  平瀬ゲート発 ヨーイドン、いきなりダッシュしてガンガン飛ばす。先
手必勝、フロントはずっとアウターのまま行く、予定通りゲンちゃんは後方に付いて
来るが残り2名は早くもブッちぎる。

5kmを過ぎた辺りで徐々にペースを上げ、急坂はダンシング、スキーを背負ってのダン
シングは腰に悪いが頑張るしかない。間名古の橋のカーブを過ぎると後続にかなり差
を開けたのを確認。もう大丈夫だ。

油断しないでさらに気合いを入れて飛ばして一番乗りでゴールが見えた。

2.56 1240m 大白川ダム付近最初の橋 ゴール、12.5kmを1時間11分と過去最速でゲ
ンちゃんをブッちぎってリベンジを果たす。

ゲンちゃん、7、髭魔人の順にゴール、皆様お疲れさまでした。除雪は昨日ここまで来
たばかりホヤホヤだった。橋に自転車をデポして崖を10m程登って巻くとすぐ雪が出て
ここからシール歩行。

暗闇の中、庭の様な東面台地を無駄なく進む。明るければ最高の原始的な雰囲気なの
だが、、、時間は早く雪面は固く早々にクトーを付け歩く。さあコブラが見えた。

4.53 1770m コブラツリー 今年も会いに来ました。ここで記念写真を撮ってしばら
く進むとようやく北アルプスの稜線から朝日が昇った。素晴らしい、白山も朝日が当
たり本当に神々しい。

5.50 2100m 転法輪谷 東面台地を進んで御前峰と剣が峰の鞍部に出ると最後はアイ
ゼンになるので2100mで転法輪谷に入りここをガシガシ進む事にした。このコースなら
白山の肩経由で山頂までスキーで行ける。

高度が上がると東面台地がよく見える。いつ見ても飽き無い光景だ。さあ山頂が見え
た。

7.07 2702m 白山山頂着 一番乗りで到着、少し風があるので神社裏で後続を待つ。
ゲンちゃん、7、髭魔人の順に無事登頂、素晴らしき景色を楽しんで記念写真を撮りま
くりさあ行きますか。

7.45 2702m 白山山頂発 下りはこのコースのハイライト、御前峰と剣が峰の鞍部か
らの大滑走しかない。山頂から急斜面を鞍部に飛び込んだ。エッジが良く効き快適だ。
鞍部に着いてザラメ雪をかっ飛ばす。ウーンマンダム、素晴らしき滑り。

振り返るとシュプールバッチリ後は一気に下るのみコブラ前後で2名の後続とすれ違う。
さあ一気に行け。ガンガン滑り込むと東面台地末端に出て林道が見えた。

8.30 1240m 林道 無事到着、後はダウンヒル、ゲートまでぶっ飛ばし24分で到着し
た。

9.03 630m  平瀬ゲート着 今日も大満足、生きてて良かった。山スキー万歳!!

ルートの案内へ

45.別山敗退 2012.4.22

今日は最初から悪天候と分かっていたが体力作りと思えば苦にもならない。完全雨対
策で白峰ゲートをスタートした。体力作りだから今日は全力で自転車を漕いでみる。
市ノ瀬まで10.5kmの道のりを48分で漕ぎ切った。さすがに今日は途中で大魔人をブッ
ちぎって10分程差をつけて少しはヒルクライマーの意地を見せることができた。雪は
数日前に比べ50cmほど減っていた。雪解けは早い。

しかし今日は市ノ瀬からかろうじて雪は繋がっておりチブリ尾根をスキーで目指す。
尾根に取り付いて10分程雪は途切れてしまったがすぐに雪は出て後はガシガシ高見を
目指す。雨の中僕たちは物好きだ。体力作りと割り切ってガンガン登っていく。しか
し激しい風の音が恐いくらいだ。稜線に出たらたまらないだろうなと思いながらまあ
限界まで進んでみよう。

曲池を過ぎて快適に進むが頭上の稜線を見上げると木が激しく揺さぶられている。す
ごい風である。まあ稜線で今日はアウトだろう。案の定稜線に出るともう立てない程
の強風で吹き飛ばされそうになる。急いで風を避けられる場所まで高度を落としてこ
こでシールを剥いだ。

さあ逃げ帰るしか無い。帰りは快適だった。ザラメ雪をブナ林を分けながら今日も楽
しいです。下りは雪を拾いながら板を脱ぐ事無く市ノ瀬まで下ることができた。市ノ
瀬から自転車で猛ダッシュで下る。わずか15分で到着。大魔人お疲れ様、今日は不完
全燃焼でしたが体力作りはそこそこ出来ました。来週に賭けましょう。バイバイ

1.53  505m  白峰ゲート発
2.41  830m  市ノ瀬着
3.02  830m  市ノ瀬発
3.38  910m チブリ尾根取り付き登山口
5.36 1503m 曲池
6.24 1778m チブリ尾根上へ
6.33  1778m チブリ尾根上発
7.06  830m  市ノ瀬着
7.15  830m  市ノ瀬発
7.30  505m  白峰ゲート着

44.白山周回 2012.4.18

【山域】白山 2702m 周回
【場所】石川県
【日時】20012年4月18日(日)
【コース】白峰−市ノ瀬−別当出合−砂防新道−白山−湯の谷−白山釈迦岳−丸岡谷
     −市ノ瀬−白峰
【メンバー】僕と髭魔人
【装備】7サミット156cm,TLT,ディナフィットTLT5マウンティン(僕)
【天気】快晴

本日除雪が市ノ瀬まで届き、MTBがここまで使えるため随分楽に行けるようになりまし
た。今日は気合い入れまくりの髭魔人と楽しみました。

1.04  505m 白峰ゲート発
2.02 830m 市ノ瀬着
2.22 830m 市ノ瀬発
3.54 1235m 別当出合着
4.21 1235m 別当出合発
6.14 1980m 甚ノ助小屋
6.43 2265m 稜線
7.58 2702m 白山山頂
8.38 2702m 白山山頂発
9.03 1800m 湯ノ谷登り返し
9.53 2050m 白山釈迦岳
10.38 1120m 林道
11.32 830m 市ノ瀬
11.58  505m 白峰ゲート着

前夜白峰に入ると車が一台、昨日入山したのか?速攻で9時半に寝て深夜0時過ぎに自然
に目が覚めた。起きると車は無かった。夜遅く下山したらしい。

1.04  505m 白峰ゲート発 さあ除雪がどこまで進んでいるか。ハイペースでペダ
ルを漕ぐ、ヒルクライムをやっていると足も軽い。除雪は市ノ瀬まで届いており重機
が並んでいた。

2.02 830m 市ノ瀬着 さあここでゆっくり休憩です。この辺りでもまだ70cmくらい
の雪はありそう。

2.22 830m 市ノ瀬発 エネルギーも補給したのでガンガン行く。林道はカットカッ
ト、雪は固くペースは上がる。市ノ瀬から1時間半で無事到着。

3.54 1235m 別当出合着 ここでもまったり休憩、まだ暗い,時々ツバメが僕めがけ
て飛んで来る。

4.21 1235m 別当出合発 一本橋を渡って急登をガシガシ登っていると別当出合に
ライトが見えた。誰か来たようだ。好きですね。それにしてもかなりのペースできた
ようだ。油断できない,先を急ぐ。

砂防新道を快適に上がって行く、ようやく明るくなり大長に日が射した。振り返ると
後続は見えない。抜かれてなるものかとペースを上げる。

6.14 1980m 甚ノ助小屋 小屋は上部が少しだけ出ていた。後続は見えなかったか
ら少しまったりするか。もう完全に引き離しただろう。さあ行くか、出て振り返ると
後続がすぐ迫っていた。ヤバイ、なんちゅう早い人だ。もうこっちも気合い入れまく
りで歩く事にした。

少し南竜に寄り一番斜度の緩い沢を稜線に出た。

6.43 2265m 稜線 後続はかなり離したのでもう抜かれる事はなさそうだ。それに
しても誰だ。ただ者じゃないな。真っ白な白山を見ながら弥陀が原に出てそのまま室
堂経由で正面から白山を目指す。

中腹で後続が室堂に見えた。良かった、抜かされなくてそのままガンガン登り上げ無
事山頂に着いた。

7.58 2702m 白山山頂 完璧な青空、風も無く今日山に来ないでどこに行こう。素
晴らしい。後続ももうすぐ着きそうだ。それにしてもほんまに誰やろう。まさかしん
ちゃん、訳無いやろう。

興味津々で後続を迎えた。髭が似合う色黒の人だった。聞くと僕のHPを見て今シーズ
ンから山スキーを始めたと言うではないか。一気に親近感が湧いた。それにしてもど
うしてそんなに早いの、あなたも魔人ですか。この今から髭魔人と言わせてもらおう。

大魔人も昨年11月この場所でお友達になりました。あなたもお友達ですね。なかなか
気さくな髭魔人、是非一緒に湯の谷を巡ろうと言う事になった。スキーもうまそう。

8.38 2702m 白山山頂発 まずは髭魔人に山頂からまっすぐ下りてもらう。中々う
まいじゃないですか。今シーズン僕が行った山域をことごとく滑っている様でモチベー
ションがすごい。

二人交互に写真を取り合って一気に湯の谷に滑り込む。素晴らしいスベスベの谷です。
どこまでも快適に落ちて行く。

9.03 1800m 湯ノ谷登り返し さあここらで登り返しましょう。髭魔人、日曜も同
じコースを目指して宮谷に入り込み完璧にはまったらしい。でも体力で宮谷から復帰
したと言う事だった。素晴らしい。

9.53 2050m 白山釈迦岳 さあここから丸岡谷に滑り込む。雪はザラメで快適この
上無し。ガンガン滑って尾根に戻ってブナ林の林間滑降。中々いい場所でしょう。

気持ち良く滑っていると後で髭魔人がクマ!!!と大声で叫んだ。クマが走って髭魔人目
掛けて突進したようだ。ヤバー、髭魔人慌てふためいてパニックに、さすがのクマも
スキーには勝てず諦めて引き返した。それにしても心臓に悪い。そんなこんなで無事
林道が見えた。

10.38 1120m 林道 ここからツボ足で崩壊林道をヒヤヒヤで登り後は市ノ瀬まで一
気に滑る。

11.32 830m 市ノ瀬 重機が急ピッチで除雪中、この勢いならもう1週間もすれば別
当まで届きそう。ここで自転車にまたがりダッシュで白峰へ。わずか26分でした。

11.58  505m 白峰ゲート着 無事午前中に到着。髭魔人お疲れさまでした。あなた
の気力、体力も素晴らしいです。是非またご一緒しましょう。

43.間名古の頭周回 2012.4.8

【山域】間名古の頭周回 2123m
【場所】岐阜県-石川県
【日時】20012年4月8日(日)
【コース】国道156−弓ヶ洞谷右又−三方崩山−奥三方岳−間名古の頭−オモ谷−大白水谷
     −野谷橋 行程約20km
【メンバー】僕と大魔人
【装備】BDドリフト166cm,TLT radical,ディナフィットTLT5マウンティン(僕)
【天気】快晴

1.50 590m  弓ヶ洞谷取付国道発
2.54 1000m 弓ヶ洞谷右又入り口
5.28 1850m 稜線
6.45 2058m 三方崩山
7.58 2150m 奥三方岳
8.17 1960m 鞍部
10.47 2123m 間名古の頭
11.48 1660m オモ谷-大白水谷コル
12.33 880m 林道
14.00 580m  野谷橋

長年温めていた間名古の頭周回、スキーが無ければ出来ないだろうしその機動力を最
大限生かした山行になるに違いない。大魔人と二人で全長20kmきつくて長いラッセル
に耐え成し遂げた。

深夜1時半、野谷橋で待ち合わせ、僕の車をここにデポして4.5km離れた弓ヶ洞谷まで
国道156を大魔人号で移動してここから出発。

1.50 590m  弓ヶ洞谷取付国道発 今年は雪が多く国道からいきなりラッセルになっ
た。前日からの雪がかなり積もったようだ。時期外れのラッセルに先が思いやられる。

弓ヶ洞谷左岸を黙々歩いてようやく二股に到着。

2.54 1000m 弓ヶ洞谷右又入り口 ここで進路を右に折れ右又に入る。暗闇からゴー
ゴーと滝が現れた。厳しい高巻きで何とかクリアーして谷へ下りればもう完全に谷は
埋っていた。標高が上がるに連れラッセルはきつくなって靴下となった。積雪は50cm
以上はありそうだ。

スーパーファットにすれば良かったと悔やんでも後の祭り、暗闇の中交代でラッセル
を続け行くしか無い。天気は悪く星は見えない、本当に晴れてくれるのか、ガスの中
黙々と稜線を目指す。幸いデブリは新雪で隠れていてとても歩き易かった。さあ稜線
が見えた。

5.28 1850m 稜線 雪庇をこなして稜線に立った。ここから進路を南に取り三方崩
を目指す。右手には朝焼けの白山が輝いていた。稜線上は風の通り道では氷化してお
りかなり難儀した。さあピークが見えた。

6.45 2058m 三方崩山 さあ着いた。ガスもドンドン晴れて行く。素晴らしい展望
が広がって来た。ここからシールのまま奥三方との鞍部に100m滑り込む。鞍部から奥
三方までは標高差200mの登り返しである。

7.58 2150m 奥三方岳 奥三方山頂に来て白山の素晴らしい展望が広がった。この
辺りで最も標高の高いこの山だが登山道が無く積雪期限定の山である。360度遮るもの
の無い大展望にうっとりする。ここに来て間名古の頭までの長い稜線が一望できた。

アップダウンは多そうで稜線には雪煙が舞っていた。さあ待ってなさい。山頂でシー
ルを剥いで鞍部まで200m滑り込んだ。良い雪でパウダーが楽しめた。

8.17 1960m 鞍部 鞍部から先もずっとアップダウンの連続なのでシールを付けた
まま尾根の北側を巻いて行くが靴下ラッセルが続く。ただ風の通り道では雪が飛ばさ
れ氷化しておりかなり緊張させられる場面も少なくなかった。ずっとクトーを付けて
行かざるを得なかった。

快晴の空のした長い稜線歩きを続け間名古の頭手前の最後の鞍部に来た。さあ最
後1820mから300mの登りである。しかしこの稜線甘くはなかった。2000m手前の急斜面
は氷の上に30cm程の新雪が乗っておりかなり不安定な斜面になっている。

ここはかなり慎重に行かなければ、、ウィペットで斜面を突き刺しながらアンカーを
取って斜面にストレスをかけないように一人ずつ監視しながら突破した。

さあもう大丈夫だ、眼前に間名古の頭が見えた。長い稜線歩きが終わる。最後雪庇の
連続した稜線の一番高い所にたどり着いた。

10.47 2123m 間名古の頭 無事到着。雪庇越しの白山が素晴らしい。感無量です。
間名古の頭までの白山中宮道が一望できる。来て良かった。さあ後は野谷橋まで沢を
二本滑るだけです。

大休止の後山頂から一気に滑り込んで行く。オモ谷源頭部は斜度もあって快適なパウ
ダーを楽しめた。オモ谷は下部で緩くなるが無事登り返す事無く大白水谷に移るコル
に乗り換えられた。

11.48 1660m オモ谷-大白水谷コル さあ後は林道まで大白水谷を滑るだけです。上
部は快適な滑りを楽しめたが快晴の太陽に照らされた斜面は下るにつれ雪は重くなり
最後は直滑降でもやっとこさの滑りとなった。それでも無事林道まで滑り降りた。

12.33 880m 林道 さあ後は長い林道を黙々と歩くだけ。約5kmの林道を根性でこい
で行く。途中崩壊地があって板を担ぐ場面もあったが雪はずっと国道まで繋がってい
た。さあゴールへ向かってひたすら板を滑らす。

14.00 580m  野谷橋 ゴール、、、無事到着です。約12時間、大魔人と固く握手を
交わし喜び合った。後は大魔人号を取りに行くだけ。今日も大満足、完全燃焼でした。

詳細な写真報告へ

42.猿ヶ山(東尾根)漆谷から 2012.4.4

深夜3時に自然に目が覚めてしまった。ネットを見ると五箇山周辺は雪が降り続いてい
る、おまけに風も弱い、なら行くしか無いかと朝飯前に出掛ける事にした。近くてパ
ウダーを楽しめてそこそこ体力作りになると言えば猿ヶ山しかないか。今日は漆谷か
ら東尾根を登ってみる。

朝4時半に漆谷を出た。予想通り風はなく、新雪が積もっている。下で10cm上に上がれ
ばドンドン雪は増えて行った。帰りは楽しめそうだ。雪も良し。このコースは鉄塔
が3本ありよい目印になる。もう5時になれば明るくなる。今日は楽勝だ。ガンガン登っ
ていく。視界は良くないが樹林が多いので滑りには問題ない。まだこの時期でも雪は
多い。今年はまだまだ賞味期限である。

あっという間に上部稜線に出てわずかなアルバイトで山頂に飛び出した。いつものよ
うに視界は無い、今日の様な天候の時しか来ない山だから仕方無い。山頂も風はなく
今日はラッキーだった。さあシールを剥いでパウダーを楽しむか。天気も悪いから一
気に下りよう。

良い雪だ、パウダーはやはり嬉しい。板は良く滑り楽しくて楽しくて、標高差1100mだ
があっという間の滑りだった。山頂からわずか22分、今日も大満足、五箇山には激し
く雪は降り続いていた。また山が生き返った。春の嵐様々である。

4.30  350m  五箇山漆谷集落
4.58  570m  第一送電線鉄塔
5.44  870m  第二送電線鉄塔
6.07  970m  第三送電線鉄塔
7.30  1447m  猿ヶ山山頂着
7.40  1447m  猿ヶ山山頂発
8.02  350m  五箇山漆谷集落

登り3時間 下り22分
春の嵐のおかげでパウダーを楽しめた。

41.天狗原山周回(浅海川、中海川) 2012.4.1

【山域】天狗原山 2197m
【場所】新潟県
【日時】20012年4月1日(日)
【コース】小谷.山田温泉−天狗原山−浅海川−金山南西尾根−中海川−山田温泉
【メンバー】僕、大魔人
【装備】ポンッーン 179cm,TLT,TLT5マウンテン(僕)
【天気】晴れ後雪

3.00 850m 小谷.山田温泉発
3.23  980m 栃の樹亭
4.04  1055m 林道・小谷-妙高線
5.14  1475m 天狗原南西尾根稜線上
5.48  1645m 雪庇のある平坦地
7.53  2197m 天狗原山着
8.16  2197m 天狗原山発 浅海川へ
8.29  1650m 浅海川1650m登り返し
8.48 1750m 金山南西尾根
8.59 1750m 中海川へ
9.24  960m 栃の樹亭下橋
9.55 1050m 林道登り返し
10.10  850m 小谷.山田温泉着

今日は予報から朝9時までが勝負とみて朝3時発と大魔人に伝えていた。
深夜2時半大魔人も山田温泉に到着。風邪で体調は悪いがさあ気合いで行くしか無い。

3.00 850m 小谷.山田温泉発 山田温泉から先はゲートで閉じられ除雪されていた。
幸い前夜の降雪で板で歩けてラッキーだった。帰りは融けているだろうから登り返し
て山田温泉裏まで滑り込む事にした。

3.23  980m 栃の樹亭 ここまで完璧に除雪しているなら車を入れさせて欲しいと
思うがまあ体力作りと割り切ろう。ここから除雪のされてない林道を右に折れる。雪
は多く下った橋の上にも積雪2mほどと今年は雪は多い。林道をカットして取り付き地
点1055に着く。

4.04  1055m 林道・小谷-妙高線 ここから新雪30cmほどガシガシ稜線を目指す。

5.14  1475m 天狗原南西尾根稜線上 稜線上は風の影響で雪は飛ばされガリッてい
た。かなりスリッピーでクトーが無いと歩けない状況だった。一汗かくと上部の平坦
地に出た。

5.48  1645m 雪庇のある平坦地 ちょうど朝日が上がって来た。快晴である。今日
も来て良かった。山は行かなきゃ分からない。
ここからは複雑な地形、大魔人は初めてなので僕がルートを切り開いて行く。雪を冠っ
たモンスターたちが出迎えてくれた。

青空と樹氷のコントラストがきれいだった。展望は良く後立山連峰がきれいだった。
久しぶりに雨飾の展望に出会えた。さあ山頂が見えた。

7.53  2197m 天狗原山着 山頂からの焼山、火打の展望は素晴らしかった。さあ天
気が崩れないように行こうか。

8.16  2197m 天狗原山発 浅海川へ いつもは山頂から本流の左俣に入るが今日は初
めて右俣の飛び込んだ。こちらは本流より斜度もありスキー向きだと思った。問題な
く快適に本流に合流して少し下ると1650m登り返し地点に着いた。

8.29  1650m 浅海川1650m登り返し ここから100m登り返して尾根に上がった。

8.48 1750m 金山南西尾根 いつもはここから尾根を滑って行くが今日は中海川を
滑ってルート調査をする。

8.59 1750m 中海川へ さあ未知の沢へ入る。ワクワクドキドキ、この沢も快適な
パウダーが楽しめた。素晴らしい。ただ沢の右手の尾根には雪庇が乱立しており雪庇
が落ちてデブリとなっている箇所も多く滑る時間帯とタイミングが大切だと思った。
沢は完璧に繋がり水は全く出ていなかった。

下部の湿原は原始の臭いがする気持ちの良い場所だった。この湿原を横切って最後滑
り込むといつもの橋が見えた。

9.24  960m 栃の樹亭下橋 山頂から1時間チョイ快適な滑りでした。今日も来て良
かった。大満足です。ここから栃の樹亭さらにもう少し上まで登り上げる。

9.55 1050m 林道登り返し ここまで登ればもう快適に下れるだろう。山田温泉の裏
に出て今日もフィナーレを飾る。

10.10  850m 小谷.山田温泉着 大魔人お疲れ様、固く握手を交わし山行は終わった。

40.間名古の頭 2012.3.28

2.48 580m 野谷橋発
4.42 880m 大白水谷出合
6.39 1660m オモ谷合流点コル
7.54 1960m 三俣峠
8.43 2123m 間名古の頭着
8.59 2123m 間名古の頭発
9.15 1660m 大白水谷合流点コル
9.43 880m 林道
10.48 580m 野谷橋着

以前から一度行きたかった間名古の頭に高山のS先生と挑戦した。僕もS先生も院長か
つ山スキー命と似た者同士、朝3時野谷橋発と約束していた。僕は3時間の仮眠の後目
を覚まし、S先生は深夜2時半に野谷橋に現れた。今日は最初から天気は悪くなる事は
知っていたが雪なら行くしか無い。問題ない。コースは長い林道を経て大白水谷、オ
モ谷と繋げて三俣峠に出て稜線を間名古の頭を目指すと言うものだ。

暗闇の中長くてやばい林道を黙々と歩く、所々雪崩が落ちて林道は片斜面となってい
る。落ちたら終わりである。この林道気温の低い夜明け前に歩かないと心臓に悪い、
2時間ガシガシ歩いてようやく大白水谷出合に到着。

大白水谷は広くて快適な谷で気温が低いので雪崩の心配は無くガシガシ歩けた。雪割
れも下部であるが雪は多くとても快適な登りであった。あっという間にオモ谷合流点
のコルに着いた。コルから下る事無くオモ谷に入りそのままオモ谷を登る。しかし天
気は最悪、激しい風雪で体ごと飛ばされてひっくり返る事もあった。

それでも三俣峠に根性で登り上げ激しい風雪に耐えながら最後稜線を間名古の頭を目
指した。行くしか無い、全く視界はなかったがようやくピークに着いた。ゴール!!S先
生お疲れさまでした。さあ早く逃げ帰りましょう。

シールを剥いでガスの中一気に滑り落ちて行く。スキーがあればもうこっちのもので
す。快適に新雪を滑りあっという間に林道へ最後はワックスが効いた板を滑らせあっ
という間に野谷橋に到着、山頂を出て1時間50分と早かった。今日も大満足、S院長急
いで病院に向かった。院長も楽ではない。

39.蒲原山 2012.3.25

4.12 430m 湯原集落発
6.38 1148m 地図上1148m
8.23 1420m 地図上1420m
9.27 1650m 蒲原山着
9.48 1650m 蒲原山発
10.40 430m 湯原集落着

土曜は朝から検査が次々入り込んで昼食時間も取れず診察の合間におにぎりをぱくつ
くのが精一杯だった。10時間ノンストップで働きもうお腹がペコペコ、さあどこの山
に行こうか。それよりどこで晩ご飯を食べようか。それが先決だった。

すし活しか無いか。糸魚川までぶっ飛ばしてちらし寿司を一気に食べてようやく落ち
着いた。小谷周辺か笹倉温泉周辺か悩んだが、日曜は天気は大荒れの様で森林限界を
超えたくないので単独で安全かつまだ行ったことの無い山と言うことで蒲原山に標準
を定めた。

国道を南下して湯原の集落除雪終点で車中泊、夜半から激しく雪が降り続いていた。
朝3時半起床、パンとまんじゅうを食べていざ出発。

4.12 430m 湯原集落発 いきなり吹雪の中を歩き出す。正直帰りたくなった。ガソ
リン代も高騰しているのにおめおめ帰るわけにはいかんだろう。樹林の中に入ると吹
雪は少しやんだ。

初めての土地の真っ暗の登り、高見を目指せば良いだけだ。登るにつれ雪は深くなっ
て行く、しまったトップ135mmの166cmドリフトでは今日は役不足だった。ヘルベント
にすれば良かった。膝下ラッセルに耐えガンガン登る。

6.38 1148m 地図上1148m ようやくこの辺りで明るくなって来たが相変わらず雪は
降り続く視界も無い。なるべくルートは安全な尾根筋を進む。

8.23 1420m 地図上1420m この辺りは平坦で帰りも難儀しそうだ。風も強く帰りは
トレースは無いだろう。さあラスト200mの登り膝ラッセルに耐えようやくピークが見
えた。

9.27 1650m 蒲原山着 無事到着です。何も見えませんが、心地良い汗がかけたので
それはそれで良かった。初めての山はそれでも新鮮だ。さあ風も強いし急いで帰ろう。

9.48 1650m 蒲原山発 雪が深く緩斜面ではトレースは外せなかった。それでも斜度
が急になると一応ファットらしい滑りは少しは出来た。標高1200m辺りから直に集落に
下る急斜面を選択、カモシカも猛ラッセルしている。スキーで追いかけてみた。さあ
集落が見えた。雪が深過ぎて滑りは今一だった。

10.40 430m 湯原集落着 時期外れの激パウ、今日はスーパーファットにするべきだっ
た。後悔してももう遅い。標高1000m以上では50−100cmは積もっただろう。これでしば
らく山の寿命も延びただろう。

38.大長山周回(滝波川滑降) 2012.3.21

今日は北大山スキー部のエースあゆみちゃんとハード山行を行った。色々案を考えた
が是非ハード山行に行きたいと言うので天候も今一だろうからこの辺でまけといた。
朝2時自宅で起床して一路白峰方面へ、腹が空いたと言うので途中吉野屋でしっかり腹
ごしらえ、小原集落には3時半到着。ここから暗闇の中いきなり急登の杉林をガシガシ
登る。新雪もありパウダーの期待大。

どの程度の実力だろうか。女の子と言えども
容赦はしないポリシー、人は打たれて成長するものである。ハイペースで登るもちゃ
んと付いて来てくれる。厳しい斜面も問題ない。これがスキー部で鍛えられた実力か。
スキーを始めてまだ3年目と言うのに大したものだ。稜線に出て晴れを期待したが強風
と横殴りの雪、ウーン甘く無い。

出来れば白山の大展望を見せてあげたかったが残
念だ。その後もアップダウンを繰り返しガスの大長山に無事到着。さあ山頂から滝波
川へドロップインである。雪崩には気を付けてまず僕が滑降し安全地帯で待つ事にす
る。雪の状態は良い、気温も低く今日は大丈夫だ。パウダーをまき散らして一気に攻
めて滑って行く。

あゆみちゃんの滑りも中々のものである。3年でこれほどうまくな
れるのか。若さだろうか。ドンドン滝波川を下ると川は予想通り割れて来たが何とか
ブリッジを探してはうまく下って行く。さあこの辺りで林道に登り上げないと、しか
し肝腎の場所でブリッジは無くジャブジャブ渡る事にした。

無事林道に登り上げる
と後は小原集落に下るのみ、気温は低く板はよく滑った。さあ集落が見えた。ゴール、
万歳、あゆみちゃん頑張りました。気力、体力、技術どれをとっても二重丸でした。
先が楽しみです。下山後温泉に入り焼き肉が食べたいと言うことでお腹いっぱい食べ
てもらった。お疲れさま。

4.00 500m 小原集落発
5.43 1144m 地図上1144
6.37 1383m 板谷の頭
7.25 1549m 鉢伏山
7.45 1387m 鞍部
8.36 1671m 大長山
8.52 1671m 大長山から滝波川源頭へ
9.31 970m 林道登り返し地点
11.03 500m 小原集落

詳細コースガイドへ

37.大日岳(人津谷経由) 2012.3.20

12年ぶりに開かれた登山研修所の冬山研修会、今日が最終日なのであんちゃんと後輩
にエールでも送りに行こうと今日出掛けた。今日は午前中が勝負とみた。立山駅手前
の藤橋ゲートをMTBで人津谷出合まで走りここからスキーでガシガシ登る。ハイペース
で前進基地に着くも人影はなかった。上部でテントを張っているのかとラッセルに息
をはずませながら前大日山頂に到着。ここにも人影無し、もう皆下山したらしい。ガッ
クリ

ここから少し下って際どい稜線をクトーを軋ませガシガシ行く。早乙女岳手前
でようやく朝日が大日肩から顔を出した。モチベーションは沸騰、さあ行くぞ。大日
手前はクラストと強風に行く手を阻まれるも行くしか無い。

さあ大日が見えた。も
うすぐだ。それゴール、6時間24分気合い入れまくりだった。剣岳の展望もバッチリ、
弥陀が原では除雪が始まってもう室堂に達しているようだった。さあ帰りますか。雲
も出て来た。帰りはパウダー頂きましょう。山頂から直にルンゼを滑って雑穀谷に下
りるコースも良いが、単独で雪崩が恐いので往路を滑る事にした。ガンガン行く。

早い早い、稜線北側はパウダーたっぷりだった。前大日まであっという間、ここから
前進基地までもおいしいパウダーを頂いて人津谷へ、この谷も日陰に入ればとても良
い雪で今日は大正解だった。学生さんには出会えなかったが今シーズン天狗原でご一
緒した若者が単独で前大日を目指していた。

クムジュンまで滑れば後はMTB、ゲート
まであっという間午前中には余裕で戻ることができた。下山後研修所に寄って所長さ
んや職員さんにご挨拶。無事研修会が終わりそうで本当に良かったです。帰りの高速
では雨も降り出し本当にラッキーでした。

2.45 460m  藤橋ゲート発
2.55 580m  人津谷出合(喫茶クムジュン)
4.55 1300m 文登研前進基地
6.33 1778m 前大日山頂着
7.48 2040m 早乙女岳着
9.09 2501m 大日岳山頂着
9.29 2501m 大日岳山頂発
10.14 1778m 前大日山頂着
10.42 1300m 文登研前進基地着
11.00 580m  人津谷出合(喫茶クムジュン)
11.14 460m  立山駅手前ゲート

36.岩井谷から乗鞍岳へ 2012.3.18

朝3時半岩井谷集落で高山のS先生と待ち合わせして乗鞍岳を目指す事にした。こんな
ルートがある事は知らず地元の山に精通したS先生ならではのルートである。体力系に
は自信があるS先生、全く地形が把握できない僕は今日はお客様で行こうとS先生に素
直に付いて行く。長い林道は白山で慣れてはいるがこの林道も長い、もううんざりと
言う頃ようやく終点の岩魚見小屋に着いた。僕はここで靴ずれのテーピングとしばし
待ったり休憩する事にした。

S先生は先にルートを延ばしてくれた。やばい待ったり
し過ぎたか30分も休憩していた。S先生を追いかけるもアップダウンが多く難儀する。
S先生も随分苦労しているようだ。ようやく追いついてトップを交代する。天候は悪く
ガスガス、モチベーションは上がらない。

標高が2500mを超えると一気に氷化斜面と
なりクトー無しでは進めない、視界が良くて乗鞍が見えればまだしも上がるにつれホ
ワイトアウトになる。S先生と協議の上敗退止む無しとなった。これじゃ板を担いで登っ
ても滑る事は不可能だ。標高2700mから板を履くが全く視界が取れず、宇宙遊泳だがそ
れでもわずかに見える岩を頼りに何とか滑り降りる。

しかし帰りもアップダウンも
多くとても難儀である。おまけに樹林が濃くて滑りを楽しむ事は出来ない。ただただ
試練の滑りであった。ようやく岩魚見小屋までたどり着くがここからの林道も長かっ
た。もう勘弁して欲しいと言う頃ようやく車が見えた。正直疲れました。思い出作り
にはなりました。ただ再挑戦は微妙です。

S先生に今日は根性を入れて頂きました。
有り難うございます。

4.00 1050m 岩井谷集落発
6.19 1630m 岩魚見小屋
7.51 1880m 上部林道交差
11.24 2700m ホワイトアウト敗退
12.00 2700m スキー開始
13.55 1630m 岩魚見小屋
14.55 1050m 岩井谷集落着

35.鍬崎山 2012.3.14

数日前からの降雪でパウダーを満喫

5.00  610m 粟巣野スキー場駐車場
5.29  830m リフト終点
6.02 1000m 貯水池横尾根取り付き
7.45 1330m 大品山下り鞍部
10.44 2089m 鍬崎山
11.06 2089m 鍬崎山発
11.28 1330m 大品山下り鞍部
12.19 1000m 貯水池横尾根取り付き
12.25  610m 粟巣野スキー場駐車場

34.白山 2012.3.11

今年の白山も雪は多かった。白峰ゲートで既に1m、林道は至る所で雪崩が起きており
その都度行く手を阻まれる。別当出合まで随分難儀しました。山頂まで9時間を要し、
往復約50kmの13時間行動でした。3.11の追悼を兼ね這ってでも奥社にたどり着く覚悟
で気合い入れまくりで白峰を出た。

【山域】白山 2702m
【場所】石川県
【日時】20012年3月11日(日)
【コース】白峰−市ノ瀬−別当出合−砂防新道−白山山頂−観光新道下大斜面
     −別当出合−白峰
【メンバー】僕と大魔人
【装備】7サミット156cm,TLT,ディナフィットTLT5マウンティン(僕)
【天気】曇りのち晴れ、雪

0.00 510m 白峰ゲート発
1.26 640m 百万貫岩
2.54 830m 市ノ瀬
4.27 1240m 別当出合
6.51 1970m 甚ノ助ヒュッテ付近
7.56 2320m 弥陀ケ原
9.15 2702m 白山山頂
9.49 2702m 白山山頂発
10.50 1240m 別当出合
11.04 830m 市ノ瀬
12.15 640m 百万貫岩
13.20 510m 白峰ゲート

こんな時に限って仕事は忙しい、検査が次々と入り込んで果たして睡眠時間が取れる
か不安だった。大魔人に深夜0時白峰発約束してある。

仕事が終わり白峰へ移動、2時間だけ仮眠できて夜11時に起きた。大魔人号も11時半に
到着。

0.00 510m 白峰ゲート発 今年は随分雪は多い,別当出合まで17km、長い長い林道
は体力を奪われそうだ。スノーシェッド前後は特に雪崩で山が出来ており通過は難儀
である。天候は曇り果たして晴れてくれるか。

1.26 640m 百万貫岩 市ノ瀬の半分までに1時間半、ペースはまあまあである。暗
闇に大岩のシルエットが、、、さあ市ノ瀬まで頑張ろう。
 
2.54 830m 市ノ瀬 ようやく到着、長い林道歩きで僕も大魔人もかなり足の小指
が痛い、ジンジンしてテーピングも役に立たない。耐えるしか無い。

市ノ瀬から別当の林道は斜度が増し少しカットできるのでまだましだ。雪は多く帰り
は快適だろう。別当が近くなるとようやく星が見えて眼前に真っ白な白山の屏風が広
がる。さあ待ってなさい。

4.27 1240m 別当出合 ようやくスタートラインに着いた。ここまですでに4時間半、
体力はかなり消耗。大休止で補食をとる。橋を渡ると一転してクラスト斜面、急登は
クトーで慎重に行く雪は多くどこでも歩けてペースは上がる。

別当覗き辺りで大長山に朝日が当たる。今日は快晴だ。

6.51 1970m 甚ノ助ヒュッテ付近 新しい小屋は頭が少し出ていた。ここからルー
トを南竜側に寄り沢筋を稜線に突き上げる。新雪のおかげでシールはよく効きそのま
ま板で歩けそうである。

7.56 2320m 弥陀ケ原 白山が真っ白、今日は二人で貸し切りだ。ただ風は強く気
温も低い。正面の白山目指しさあ気合いで行くしか無い。

室堂の鳥居は7割埋っていた。純白の斜面は上部で凍り付いているが何とか場所を選び
山頂まで無事板で登り上げることができた。

9.15 2702m 白山山頂 素晴らしい景色です。強風の中大魔人と二人で奥社前に移動
して凍り付いた拝殿で手を合わせて追悼と東北の復興を祈る。もうあの日から1年が経っ
た。

9.49 2702m 白山山頂発 室堂までは氷の世界なので慎重に下りて行く。転けたら終
わり、エッジに命を託す。室堂で風を避けて休憩

黒ボコから観光新道下の大斜面を別当出合まで滑る事にする。どこまでも続く大斜面、
この時期ならではです。気温は低く斜面は固く慎重に大斜面を滑って行く。

10.50 1240m 別当出合 ここまではあっという間だった。ここから先の林道も気温
は低く板はよく滑った。

11.04 830m 市ノ瀬 フッー、今日は早かった。まだ11時であった。ここからは雪
質は歩くなり滑りも今一だが両手でストックを押して根性で進む。

12.15 640m 百万貫岩 滑らない雪に懸命に漕いで行く。天候はこの頃から下り坂
雪が降り出した。

13.20 510m 白峰ゲート ようやく着いた。大魔人と固く握手して健闘をたたえ合
う。本当に大変だったが最後まで頑張り抜く事に意義がある。白山は試練の山である。

33.猿ヶ山 2012.3.7

先日の快晴の日曜の無念を晴らすべく今日こそは山に出掛けた。と言っても午後から
仕事が入っていて午前の早い時間に下りて来なければならないのでお手軽でアクセス
の良い猿ヶ山に行った。果たして雪解けは如何ほど進んだだろう。もう賞味期限を過
ぎたか?

朝3時に自宅起床、寝ているかみさんを起こさないようにこっそり寝室を出て行く。4
時には小瀬集落に着いた。雪はまだまだたっぷりで杞憂に終わる。もうスーパーファッ
トもファットもいらない、ノーマルスキーで十分だ。

残雪期はスピードが命、今シーズンはディナフイット7サミット、TLT5マウンティ
ンTF、TLTspeed radicalの組み合わせで楽しんでみる。板とビンディングで1.4kg、靴
は1.2kg程度でヘルベントにガルモントで激ラッセルしていた身には軽過ぎて板を履い
ている気もしない。おまけにラッセル無しだ。

橋の上も雪は多くすぐに林道をカットしてガンガン上がって行く、やばい楽過ぎて体
力作りにもならない、この時期はせめて標高差で2000から3000程度登らなければ達成
感は得られない。

あっという間に稜線に出て鉄塔を過ぎればもう山頂まですぐだ。ガスで視界は無かっ
たがこんな日でもなければここには来ない。無事ピークに着いた。登り2時間42分だっ
た。さあシールを剥いだら帰りますか。

生憎雪は固くおまけにモナカでテールが引っかかり滑りにくい事この上ない。それで
も雪があれば十分、ガンガン攻めて滑る。物足りないうちに車が見えた。山頂を出て
わずか27分だった。まだ8時前だった。これでシャワーを浴びて記録を整理して昼食も
ゆっくり食べれる。

4.22  380m  五箇山小瀬集落発
5.52  907m  地図上907
6.15  1100m  最終鉄塔
6.34  1221m  地図上1221m
7.04  1447m  猿ヶ山山頂着
7.27  1447m  猿ヶ山山頂発
7.54   380m  五箇山小瀬集落

32.四ッ岳 2012.2.29

深夜2時新穂高発で☆、名人の三人で西穂高岳西尾根からピークを踏んで小鍋谷を滑降
する予定で気合い十分だったが深夜から激しい雪が降り続いた。昨日は晴天なので小
鍋谷は雪崩の危険大と判断し急遽雪崩の危険性の少ない四ッ岳に変更する事にした。

まあ山は逃げないのでいつでも挑戦できるだろう。次回に回そう。平湯キャンプ場
に移動して雪の中四ッ岳北面を目指す。ガリの上に新雪が30cmほど乗るスリッピーな
斜面をガンガンラッセルしてピークを目指す。山頂までスキーで歩けるように途中で
三角岩経由の北東コースでピークを目指す。

生憎の天候で視界は無かったがガスの
中今日もピークに立つ、三人で仲良くピークを踏んでさあ帰りましょう。北面はまだ
まだパウダーがたくさん残っていて楽しい滑りを満喫した。あっという間に平湯まで
下りて今日も楽しい一日が終わった。

午後2時にかみさんとランチの予約をしていた
ので間に合うように急いで帰る。何とか午後1時前には自宅に着いて約束通りランチを
食べに行くことができた。今日も綱渡りの一日だったが男なら約束は守らなければ行
けない。

2.11  1310m  平湯キャンプ場発
3.31  1600m  大滝川徒渉
7.37  2554m  三角岩
8.16  2744m  四ツ岳山頂着
8.41  2744m  四ツ岳山頂発
9.33  1600m  大滝川徒渉
10.12  1310m  平湯キャンプ場着

31.大滝山 2012.2.26

当初大魔人と猪谷起点で大滝山、人形山、宮屋敷周回コースを予定していたが、急遽
大魔人に急用が出来たため単独で出掛けることになった。朝2時に自然に目が覚めた。
また寝るのも面倒なのでそのまま起きて自宅から五箇山に向かった。

五箇山は金沢から高速ですぐなのでお気に入りのスキースポットだ。集落はずれの広
場に車を止めて小雪の中スタート、ガリガリ斜面に新雪が乗ったスリップしやすい雪
であった。今日は新たなポンッーンのこけら落としでもある。ビンディングもTLT
speed radical である。このビンディングかなり改良されておりこれまでのspeedの
欠点を見事に克服していて実に使い勝手は良い。これからはこれしかなさそうだ。

ラッセルが無い山行なんて実に久しぶりである。もうパウダーは楽しめないのか。林
道交差のミラーは完全に埋もれていた。稜線に出て雪も激しくなって来た。視界も全
くない。大滝山ピークに立ちはてどうするか悩んだ。この先はアップダウンも多く全
く視界の無い中歩いてもただの体力作りにしかならない。厳冬期にはもう経験済みな
ので一人ではつまらないのでここで終わりにした。

しかし何か目玉を作ろうと山頂から集落までスピードレースを試みた。ヨーイドン、
ガリガリ、凸凹、樹林の中をぶっ飛ばす。ゴール!!タイムは36分だった。今日の難し
い雪質を考えればまずまずのタイムであろう。今日は早く帰ってかみさんと買い物に
でも出掛けよう。

3.40  290m  五箇山 猪谷集落除雪終了点 
5.07  765m  林道交差 
7.13  1350m 稜線(北東尾根との合流)
7.39  1498m 大滝山山頂
8.02  1498m 大滝山山頂発 
8.24  765m  林道交差
8.38  290m  五箇山 

30.僧ヶ岳(三ツ倉山経由) 2012.2.22

厳冬期の僧ヶ岳にはこれまで3本違うルートからトレースをひいたが今回4本目の新た
なトレースをひいてみた。このコースも違う角度から僧ヶ岳を眺めることができBig
Dayに相応しい思い出深い山行となった。

【山域】僧ヶ岳 1885m
【場所】富山県
【日時】20012年2月19日(水)
【コース】片貝集落(別又谷林道)−三ツ倉山−前僧ヶ岳−僧ヶ岳往復
【メンバー】僕と古川の☆
【装備】ヘルベント 169cm,TLTspeed,ガルモント(僕)
    ポンッーン 179cm,TLTspeed,スカルパ(☆)
【天気】晴れ

3.00 240m 片貝集落(別又谷林道)発
3.35 320m 尾根取り付き
5.35  829m 地図上829
6.34 1053m 地図上1053トラバース
8.13 1480m 三ツ倉山
9.28 1775m 前僧ヶ岳
9.54 1855m 僧ヶ岳
10.19 1855m 僧ヶ岳発
10.51 1053m 地図上1053トラバース
11.31 320m 尾根取り付き
11.55 240m 片貝集落

いつものように仕事を夜7時に終え前夜片貝集落に入る。1月下旬に来た時よりもさら
に雪は増えており、ワクワクしてしまう。別又谷林道は工事のため最初の橋まで除雪
されていた。

20012年2月19日(水)数時間仮眠して朝2時に起床。支度をしていると2時半頃古川か
ら☆号が到着。ひと安心。

3.00 240m 片貝集落(別又谷林道)発 さあ行きましょう。雪は多くこの辺りどの
尾根でも取り付けそうである。別又谷林道を1.5kmほどまっすぐ進むと巨大な堰堤が暗
闇から現れた。左岸から巻いて暗闇の中三度ほど徒渉を繰り返して尾根に取り付いた。

3.35 320m 尾根取り付き いきなり杉林の急登である。南面なので前日の日当り
で表面は固くなっておりスーパーファットなら踏み抜く事も無くサクサク登れた。

しばらく登ると林道に交差する。ここからさらに斜度は急になったがガシガシ行くし
かない。雪が付いていればどんな傾斜だろうが登る事は出来る。

生憎深いガスで視界は全く取れず富山湾の漁り火は見えなかった。

5.35  829m 地図上829 この辺りから新雪も出て来た。ルートも平坦か緩斜面が
続き歩き易い。暗闇の歩行が続くが今日は☆がいるので心強い。

6.34 1053m 地図上1053トラバース この辺りで薄明るくなって来た。1053は登ら
ずに右巻きで鞍部を目指す。ドンピシャで鞍部に出た。

鞍部からは日当りも悪いのかラッセルになった。今日もスーパーファットで良かった。
ガシガシジグを切りながらラッセが続く、帰りのパウも楽しめそうだ。危険地帯では
一人ずつ登り雪崩に備えた。

8.13 1480m 三ツ倉山 ようやくここまで来た。視界も良くなり正面に僧ヶ岳がドー
ン、素晴らしい!!!岳人にはよだれが出る様な景色である。まだまだ本峰は遠いが行く
しか無い。振り返れば日本海も見えて来た。ますますモチベーションは上がる。いや
沸騰状態だ。頑張って☆と先頭を変わりながら写真もバシバシ、この山は写真の山でも
ある。

9.28 1775m 前僧ヶ岳 この辺りから雪面は氷化して来てクトーで進む。激しい強
風が作り出すシュカブラも素晴らしい。さあもうピークが目の前だ。待ってなさい。

9.54 1855m 僧ヶ岳 ゴール!!!着きました。山頂からは駒ヶ岳、毛勝山のいつも
の素晴らしい景色がご褒美である。固く☆と握手を交わす。風も無く昼寝でもしたい気
分だが僕は午後から用事があるのでのんびりは出来ない。

10.19 1855m 僧ヶ岳発 さあ行きますか。滑りには定評がある☆、今日も華麗な滑
りを決めてくれる。氷化してようが最中だろうがパウダーだろうがどんな斜面も華麗
に滑って行く。絵になる人である。

所々待って写真を撮る。パウを楽しみながら早い早い,これだからスキーは止められな
い。何と言う爽快感、日本海に向かって飛び込んで行け!!!

10.51 1053m 地図上1053トラバース この辺りまで来るとさすがに雪はグサグサ、
太陽の力は偉大だ。でもどんな雪でもあれば楽しめるのが山スキーヤー、ノンストッ
プでガンガン下りて行く。

11.31 320m 尾根取り付き あっという間でした。しばらく待つが後続の☆が中々
見えない、その内大きな声で僕を呼ぶ声がした。何だ、、ヘルプだろうか,心配になっ
て堰堤まで見に行ったら☆がいた。ルートを間違えて谷まで下りたらしい,良かった安
堵した。後は林道を手押しで戻る。

11.55 240m 片貝集落 無事到着、午前中には戻って来れました。今日も☆のおか
げで楽しい山行が出来ました。いつ見ても華麗なフォームです。さすがです。

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29.猿ヶ馬場山(宮谷経由) 2012.2.19

宮谷林道は地図に載っている先までずっと伸びて宮谷合流点からさらに先まで進んで
いた。今年のように雪が多い年なら宮谷も埋まるので宮谷をつめて対岸に取付き1662
を目指す方が近道で帰りも楽しめる。ただ1350m付近にある右岸の崖地はいかにも雪崩
が起きそうな雰囲気でここで大規模な雪崩が起きて宮谷へ流れ込めば確実に巻き込ま
れる可能性がありここだけは要注意だと思った。

いずれにせよ厳冬期谷を登りに使うには危険を伴うので当日の天候を慎重に判断して
行動する必要があると思う。滑りを楽しむなら帰雲山経由より遥かに楽しめる。昨日
の様な快晴では滑りは午前中の早い時間が勝負である。日が上がり雪が溶け出すと折
角のラッセルも無駄になる。昨日は雪が溶け出す前に激パウを楽しめて良かった。

猿ヶ馬場山までは厳しいラッセルだったが二人交代でハイペースラッセルを続けた。
今日は後続も来るだろうがこのペースなら追いつかれる事も無かろう。

ほぼ快晴無風の最高の天気、来て良かった。白山の大展望を楽しみ二人仲良くピーク
を踏んだ。気合い入れまくりで山頂まで5時間半でラッセルした。帰りは激パウを思う
存分楽しんだ。後続者は10名弱、完璧なルート取りの高速道路を造れたので少しは皆
さんのお役に立てたであろう。

帰りも早く山頂から50分で無事到着、午前中には帰還することができた。

4.45  490m  白川郷八幡神社
6.11  1035m 上部宮谷林道交差
7.05 1150m 宮谷合流
8.56  1662m 地図上1662
10.15 1875m 猿ヶ馬場山着
10.38 1875m 猿ヶ馬場山発
11.10 1150m 宮谷林道
11.17 1035m 宮谷林道から沢へ
11.26 490m  白川郷八幡神社

28.ショウガ山 2012.2.15

ショウガ山の存在を知ったのは数年前、是非一度厳冬期に山スキーで滑りたかった。
地図を見る限り大辻山からショウガ山まではポコだらけ、ポコだらけと言うと山スキー
に不向きと普通は考える。いやポコをうまく巻いて行けるからこそ逆に山スキー向き
なのである。

天気は今一だと分かっていたが、快晴ならビックルートに行きたいし今一でもイイか
と本日挑戦した。予想通り天候は雪、ガス、ホワイトアウトと散々で足元とGPSを握り
しめながら無事往復した。やはり板は二本でないと楽しめません。大辻山から一旦下っ
たが、下ったのはここだけで後は完璧にトラバースルートを工作して帰りのシールの
登り返しもここだけで済んだ。

晴れれば素晴らしい稜線漫歩だったろうが、視界は完璧に無しだった。白山の大展望
も楽しみたかったが仕方無い、貴重な休日楽しい山スキーで爽やかな汗がかければそ
れで良いじゃないか。

4.00 470m 深瀬大橋発
5.24 900m  稜線
6.39 1233m 地図上1233
7.40 1436m 大辻山山頂
8.17 1380m 下り鞍部
10.09 1623m ショウガ山
10.26 1623m ショウガ山発
11.42 1436m 大辻山山頂
12.50 470m 深瀬大橋着

27.大笠山 2012.2.12

2.00 330m 国道156脇発
2.31 443m 打越トンネル
3.37 600m 境川ダム
4.01 610m 取付尾根
8.19 1240m 雪崩遭遇
8.20 1160m 停止地点
9.20 1240m 雪崩遭遇点登り返し
11.20 600m 境川ダム林道合流
12.44 443m 打越トンネル
13.49 330m 国道156

夜半からの激しい雪で今日も激ラッセルだった。ヘルベントでもトップが沈む様な箇
所も少なく無かった。それにも関わらず三人でラッセルを回して順調に高度を上げて
行く。しかし標高が1000mを超えた辺りから霜ザラメの弱層の上に深夜積もった20cmほ
どの新雪が簡単に剥がれて亀裂が出来て来る。この時点で今日は中止と判断すべきで
あったがまだ時間も8時過ぎと早いためもう少し様子を見ようと標高を上げた。


標高1240mのトラバースライン、内心危険だと感じて一人一人渡る様指示を出そうかと迷っ
ていた矢先にいきなり雪崩が起きた。先頭の大魔人はすぐに察知してピックストック
を突き刺して流されずに済んだが2番手のしんちゃん、最後尾の僕はいきなり不意をつ
かれた形であっという間に流された。

しんちゃんは15mほど落ちて止まったが、僕は
あっという間に加速してドンドン落ちた。落ちてすぐに右足の板が外れた事は分かっ
た。左足で必死に制動をかけ止まろうともがくが雪が完全に体を埋め尽くし暗闇となっ
た。流されながらも制動をかけ続け必死にもがいてようやく体が止まった。止まった
助かった。自力で雪からはい出して、大声で大魔人を呼んだ。返事があった。姿は見
えないがしんちゃんも大魔人も無事で安堵した。

僕は標高差で70m弱、距離にして百
数十m流されていた。しばらくして大魔人が下りて来てくれた。僕は板が片方無いので
身動きが取れない、雪崩の末端はさらに下に100m以上落ちていた。申し訳ないが末端
まで下りてもらって板が無いか探しに行ってもらった。板は見えないとの事だった。
弱った、この大雪の中片方の板で帰れるか、ゾンデで板を探そうと言う意見もあった
が無理だと思った。皆の体力を消耗して時間をかけるより早く決断して片方の板だけ
で下りた方がよいと思った。

暗くなる前に下りれればよい、這ってでも絶対今日中
に下りると覚悟を決めた。落ちた地点から片方の板を背負い四つん這いになって這い
上がって行く。ツボ足なら腰まで沈み上がれないが四つん這いで体重分散すれば何と
か上がれそうだ。1時間近くかけて滑落地点まで這い上がる。

しんちゃんは両方のストックを流されていた。
大魔人に一本貸してもらう事にして大魔人としんちゃんはス
トック一本で僕は片方の板だけで下る事にした。片足で滑るのは初めてで大変だった。
バランスをとるのがまず難しく常に片足に体重がかかり続け長くは持たない,常に足を
交互に変えないといけない、おまけに少しでも登り返しがあれば板を外してまた四つ
ん這いである。

それでも根性で片足スキーを続け林道までたどり着けた。しかし
林道は平坦か緩斜面で滑らない,片足のみで必死にストックを付きながらもう半無き状態
で進む。仲間も待ってくれるので根性で行くしかない。トンネルにようやく着くとこ
れでしばらく悪夢から開放された。しかしトンネルを過ぎて再び緩斜面、知恵を巡ら
し片方の板で板の無い足はポンッーンの後部に足を据えボードの様な態勢で足を揃え
て滑って行った。苦肉の態勢である。もう限界と言う頃ようやく車が見えた。終わっ
た。

板は片方無くしたが学んだ事の多さからして安い授業料だったと納得した。大
魔人、しんちゃんには迷惑をかけたが仲間のおかげで頑張れた。有り難う。

26.栗ヶ岳 2012.2.11

6名で栗ヶ岳を目指した。ラッセルも6人いれば楽勝、簡単にピークを踏んで激パウを楽しんだ。

4.00 656m林道発
4.27 733m 養魚場
4.47 800m とうぞう谷出合
6.01 1050m 林道終点
8.32 1728m 栗ヶ岳
8.50 1728m 栗ヶ岳発
9.32 800m とうぞう谷出合
9.58 656m 林道着

25.白鳥山 2012.2.8

何が楽しくてこんな雪の中山に向かうの?。前夜朝日町のひょうたんで晩ご飯を食べて
いた時にマスターから言われた。まあ思い出作りと言いましょうか。体力、気力作り
も兼ねてまして,,,ちょうどカウンターに座っていたおじさんがあんた気に入った!!と
寿司をごちそうしてくれた。ゴッサンです。

上路に向かうとこの集落もすごい事になっていた。雪が道路脇に高く壁になって積
まれていた。除雪終点で車を止めるが夜からバシバシ雪が降り出した。ヤバいな、ま
た除雪車が来ないと脱出不可能だろう。朝4時前に起きて支度をする。エンジンを付け
るとガス臭い、まずい排気ガスがやって来た。後部ドアを開けてマフラーまで積もっ
た雪を除雪した。一晩で40cm位は積もったか?

雪に埋もれたアルファードを残して雪の中いざ出発,暗闇と雪の多さで林道も何も分か
らない。

ただ高見を目指してラッセルして行く,正面尾根でも薮の心配は無いだろう
と思ったが滑りを楽しむなら北西尾根で行くかとしな谷を渡って北西尾根に取り付い
た。ガスと激しい雪で視界は取れないがGPSを握りしめて黙々とラッセルする。何が楽
しくてこんな修行をしてるのかと自問自答するが、家でまったりしているよりはずっ
と思い出作りにはなる。

稜線に出ると風も強く手も顔も寒い,ようやく凍傷が治ったばかりなのに今日は勘弁し
て欲しい。

標高1200mを超えもう小屋が見える頃だが視界が悪くて何も見えない。小
屋手前30mほどでやっと小屋らしきものが見えた。ようやく到着だ。今年は雪が多く2
階の窓まで雪は積もっていた。小屋を開ける気力も無くシールを外すとまたガスの中
突入である。

以前やはり同じ様な天候で反対の谷に下りて夜中までかかって脱出した記憶があるが
今やGPSがあるのでそうしたへまもしない。

北西尾根は斜度が緩いので激パウと言う
訳にはいかないがポンのおかげで沈まず快適に下ることができた。行きのトレースも
ほとんど消えかかっていたが何とか尾根取り付きまで下ってようやく安堵、今日は天
候も悪く単独なので立ち止まると寒くて仕方無いのでほとんど休憩もせず黙々とラッ
セルした。おかげでテルモスの紅茶も全く飲むことがなかった。

車に戻ると愛車は完全に雪まみれになっておりシャベルで周囲を除雪するのに大息を
ついた。幸い車の先10mまで除雪車が来てくれたおかげで無事上路を脱出することがで
きた。まあこんな日でもそれなりに思い出作りにはなった。人生もそうだが山スキー
も楽しい時も辛い時もある。負けたらあかん。

24.三ヶ辻山 西尾根 2012.2.5

連日の降雪でこの尾根も雪はたっぷりだろう。三ヶ辻山は人形山の隣にあり知名度で
は劣り脇役的存在だが実は標高は人形山より高い。激ラッセル覚悟で大魔人と完全燃
焼する。

【山域】三ヶ辻山 1764m
【場所】富山県
【日時】20012年2月5日(日)
【コース】芦倉神社−三ヶ辻山西尾根−三ヶ辻山往復
【メンバー】僕、大魔人
【装備】ポンッーン 179cm,TLTspeed,スカルパ(僕)
    ヘルベント 179cm,TLTspeed,スカルパ(大魔人)
【天気】曇りのち晴れ

3.54 410m 芦倉神社発
6.12 900m 955過ぎ鞍部
7.26 1123m 芦倉山
8.41 1167m 地図上1167
10.19 1521m 地図上1521
11.20 1764m 三ヶ辻山山頂着
11.42 1764m 三ヶ辻山山頂発
12.10 1167m 地図上1167
13.20 900m 955過ぎ鞍部沢へ
13.44 410m 芦倉神社着

前夜芦倉集落に入る。五箇山インターを下りるとこの地域も連日の降雪ですごい事に
なっていた。芦倉には民家が二軒おかげで除雪はしっかりされていた。除雪終点の神
社前で車中泊、小雪がずっと舞っていた。

周辺でも積雪は2m近くありそうだ。明日はポンッーンで挑戦する。出発は朝4時で約束
している。

20012年2月5日(日)大魔人の自宅は僕の自宅から車で5分程、彼は朝自宅を出て深夜3時
半には芦倉に着いた。急いで準備をしてさあ行くぜよ。

3.54 410m 芦倉神社発 神社裏から尾根に取り付く、急登を膝下ラッセルでガン
ガン高度を上げる。高度が上がると高速の灯りが見えて来た。暗闇の中GPSを頼りに交
代で先頭を変わりながらラッセル、休憩、追いついたらまたラッセル交代とトレース
は常に伸びて行く。

6.12 900m 955過ぎ鞍部 まずは955のポコを右から巻いて鞍部に出た。ドンピシャ
だ。ここから芦倉山まではラッセルは厳しいものだった。

7.26 1123m 芦倉山 芦倉山は左から巻いて過ぎると稜線をひたすら右から巻いて
トラバース作戦だ。薮も隠れてラッセルはきついが効率的に斜度が取れて帰りも完璧
だろう。

8.41 1167m 地図上1167 ずっと右回りで巻いて来たがこの鞍部だけは標高で30m
程下らざるを得なかった。仕方無い帰りはシールだ。1167から先も稜線右巻きで素晴
らしいブナ林にうっとり癒されながら先を急ぐ。

10.19 1521m 地図上1521 このポコは左から巻く,左手には大滝山から人形山さら
に三ヶ辻に続く長い稜線が見える。さあ待ってなさい。標高が1500を超えると白山連
山がきれいに見える。今日は風も無く最高の登山日和である。

さあ正面に三ヶ辻が見えた。もう少しだ。

11.20 1764m 三ヶ辻山山頂着 ゴール!!大魔人と握手をかわす。360度遮るもの無
い展望である。来て良かった。頑張って良かった。日頃のストレスも全て吹き飛ぶ瞬
間である。

11.42 1764m 三ヶ辻山山頂発 さあ帰ろう。スーパーファットゆえ良く浮いて楽し
いパウダーラン、人生これしか無いですね。早い早い、苦労した巻き道も帰りはあっ
という間に通過する。

12.10 1167m 地図上1167 ここからは30m程シールで登り返してまた巻き道をかっ
飛ばす。

13.20 900m 955過ぎ鞍部 さあここからは沢に入って芦倉へ行きますか。この沢
地図では滝は無いがまず小さな滝が出て来た。これは右から巻いて問題無し、次
に20m程の大きな滝が出て来た。ヤバい右から巻くがこれがまた際どい崖のトラバース
になった。モンキートラバースだ。

下は見たく無い、木に捕まりながら必死にトラバース、落ちなくて良かった。ようや
く安全地帯へまた沢に入り振り返ると大きな滝がやはり沢は慎重に行かねば。

さあ沢に戻って後は神社まですぐでした。

13.44 410m 芦倉神社着 長い道のりも下りは早かったです。ラッセルは辛かった
が楽しみは大きかったです。今日も完全燃焼、大満足。

23.取立山 2012.2.1

今日はメールのあった新人N君を連れて取立山修行に出掛けて来た。取立山は初めて山
スキーを体験させる時に子供たちを連れて行く山である。林道も多く、樹林もあり、
雪崩の危険も少なく天気が良ければ白山の大展望を楽しめる。しかし今日は違った、
猛烈な雪と風で楽勝の山では無くなっていた。朝5時国道発と連絡していたが、僕は2
時半に目が覚めて自宅を出た。N君は車中泊したようで4時過ぎに着いた時はもう準備
にかかっていた。

簡単な挨拶を交わしてさあスタートだ。どれくらいの力量や体力があるかは未知数だ。
雪は多いので林道はほとんど使わず直線的に登っていく。薮は完璧に隠れもうどこで
も歩ける様な感じである。たまにラッセルを変わり後から登高やラインの切り方を確
認しアドバイスをする。彼はヘルベント、僕はポンッーンで頑張って高度を上げて行
く。

雪は降り続き天気は今一、林道終点を過ぎて登山道に入った時点で先頭を変わり果た
してどれだけ体力があるか二番手でついて来れるか試してみた。残念ながらあっとい
う間に姿が見えなくなった。稜線に出た時点で猛烈な風の中じっと待っていたが中々
姿が見えない。ここから先は樹林も無く視界もほとんど無い、一人で先を行く訳には
いかない,先日凍傷になった顔も痛くなって来た。

ここから先ピークまで案内するのは危険だと判断し、ようやく現れたN君にトレースが
消えないうちに林道をそのまま下りた方が良いと伝えた。天候が悪過ぎである。N君は
樹林の林道を素直に戻ってくれた。一人になってさらにペースを上げて一気に山頂を
目指した。生憎視界は全くなく山頂がどこかもはっきりしなかったがGPSでピークを確
認して後はシールを剥いで一気に滑り降りる。

国道手前でN君とすれ違う。時間も早いのでN君再度林道のラッセル修行に出掛けた。
ちょっとほろ苦い山行だったかも知れないが、楽な山行から得るものはほとんど無い、
厳しい山行を経験してこそ多くの事を学び次ぎに生かせるのである。山スキーがうま
くなりたければ山に通うしかない、多くの汗をかくしか無い。失敗の積み重ねから多
くの事を学んでこそ安全性が高められるのである。

4.40 620m  国道157発
5.59 865m  林道交差
7.56  1307m 取立山山頂
8.16  1307m 取立山山頂発
8.55  620m  国道157

22.平湯起点で金山岩-四ッ岳周回 2012.1.29

今日は名人、大魔人を誘って金山岩-四ッ岳周回を企画する。厳しいラッセルが予想さ
れるが三名でラッセルを回せば問題ないだろう。行くしか無い。

【山域】金山岩-四ッ岳周回 2744m
【場所】岐阜県
【日時】20012年1月29日(日)
【コース】平湯キャンプ場−金山岩-北東コースで四ッ岳-北面台地-平湯キャンプ場
【メンバー】僕、名人、大魔人
【装備】ポンッーン 179cm,TLT,スカルパ(僕)
    ヘルベント 169cm,TLT,スカルパ (名人)
    ヘルベント 179cm,TLT,スカルパ(大魔人)
【天気】曇り、強風

3.00  1306m 平湯温泉スキー場発 
4.07  1870m スキー場頂点 
8.06  2532m 金山岳山頂  
8.29  2532m 金山岳山頂発
9.06  2230m シール登り返し
10.39 2450m 三角岩
11.52 2744m 四ツ岳山頂着
12.11 2744m 四ツ岳山頂発
13.05 1550m 大滝川徒渉点
13.47 1310m 平湯キャンプ場着

土曜夜仕事を終えて平湯へ向かう。朝3時発と連絡してあるのでのんびりは出来ない。
睡眠時間を少しでも確保したい。平湯キャンプ場には車が7−8台泊まっていた。明日四ッ
岳に向かう人もいるだろう。

空には星空が放射冷却と寒気の影響でめちゃ寒かった。

20012年1月29日(日)朝2時起床、外気温は氷点下17度だった。山の上では何度になるの
だろうか。車内の飲み物は凍っていた。急いで朝食を取りさあ気合いで頑張らなけれ
ば。名人、大魔人も2時半までには到着。

3.00  1306m 平湯温泉スキー場発 出だしを少し間違えてスキー場に入るのにラッ
セル、いきなりの失態だ。スキー場はラッセルが無いので楽であった。1時間で標高
差500m稼いで登山口に到着。

4.07  1870m スキー場頂点 さあ厳しいラッセルが始まる。最初はダラダラ尾根を
小さなアップダウンを繰り返す。平湯の夜景を眼下に見ながら気合いのラッセル、さ
あ大魔人に交代。

交代してしばらくするとしっかりしたトレースに合流、エーェ、、このトレース安房
平からのものか?大助かりだ。と思ったのも束の間GPSを見るとリングワンデリングした
自分たちのものだった。お馬鹿さんでした。随分損したな。気を取り直して再度出発
だ。

それにしても寒い日だ。まだ樹林の中は良いが稜線に出るとどうなるか心配だった。
ようやく6時を過ぎて少しずつ薄明るくなり対岸の四ッ岳に朝日が当たり出した。随分
遠いな。

厳しいラッセルを交代で回しながらようやく正面に金山岩が見えた。森林限界を超え
ると猛烈な風、この寒さと強風。体感温度は氷点下30度は軽く超えているだろう。

山頂手前で名人の頬は真っ白、完全に凍傷になっているようだ。互いに顔を見合わす
と皆風にあたる部分は白くなっている。ヤバい、何とか風を背から受けるように体位
を変え必死に頂上を目指す。山頂手前では岩がゴロゴロしていて難儀したが何とかピー
クが見えた。

8.06  2532m 金山岳山頂 無事到着、しかし寒過ぎ、早くこの地獄から逃げなけれ
ば。急いでシールを剥いで写真を撮る間もなく滑り降りる。
 
8.29  2532m 金山岳山頂発 何とか風のない樹林帯まで滑り降りる。何か滑りがぎ
こちないと思ったら歩行モードで滑っていた。それほど追い込まれていた。

9.06  2230m シール登り返し 山頂から四ッ岳方面に標高差300m滑り降りてようや
く安堵、ここから少しトラバース気味に四ッ岳に寄り沢を詰めて三角岩を目指す。

相変わらずラッセルは続くが根性で行くしかない。四ッ岳ピークを踏んでこそなんぼ
の山行である。

10.39 2450m 三角岩 ようやく北東コースのシンボル三角岩である。天気は今一で
上部の視界は悪くさらに寒くなりそうだがピリピリする顔を心配しながら最後根性で
頑張る。

山頂手前のハーフパイプは岩がゴロゴロ、雪は少ない。岩の間をすり抜けながら無事
ピークが見えた。ようやく終わる。

11.52 2744m 四ツ岳山頂着 ここも寒い、おまけに視界も無い。早く下りなければ、
帰りは直に北面に下り最短で帰る。

12.11 2744m 四ツ岳山頂発 何度も来た四ッ岳ガスの中でも地形は熟知しているは
ずさあ北面へダウン、氷化したシュカブラ斜面を気合いの滑り。標高を落として少し
視界が開けると何とスカイラインが見えた。

そんなバナナ、、、、北面ではなく南面を下りていた。ガスには勝てず。南面からも
う一度時計回りに変わり込んで北面に向かう。単独行が山頂を目指して登り上げてい
た。頑張って下さい。

さあ後は既にギタギタになった北面を大滝川まで滑るだけ。ポンッーン楽しかった。

13.05 1550m 大滝川徒渉点 ラスト崖をジャンプして下りたら5名程のパーティが休
憩していた。東京のハイジさんパーティでした。

後は仲良く会話しながらキャンプ場を目指す。

13.47 1310m 平湯キャンプ場着 無事到着約11時間行動でした。この時期周回コー
スを楽しめて大満足です。それにしても顔の凍傷が大した事無いように祈るだけであ
る。皆さんお疲れ様、、、、、

21.大滝山(北東尾根) 2012.1.25

一日中激しく雪が降る一日だった。前夜五箇山で車中泊したが、一晩中雪が降り続き
除雪車が来なければ車を出す事も出来ない様な状況だった。たまには単独で限界まで
ラッセルしてみるかと降りしきる雪の中ヘルベントで出掛けた。一晩で集落では40cm、
上部では1m近く積もっているだろう。当初西尾根から取り付く予定だったが傾斜が急
でかなりラッセルがきつくなると思い傾斜の緩い北東尾根(赤のライン)から取り付く
事にした。

しかしヘルベントをもってしても膝から深いところで大腿部まで潜った。おまけに吹
きだまりではトップも雪の下で潜水艦状態で歩かざるを得なかった。こんな雪を単独
でラッセルしたのは実に久しぶりだ。

暗闇の中根性でようやく上部の林道と交差したがかろうじてミラーが出るくらい雪は
多かった。ここから上部はさらに雪は深くなり、ただ体力作りと割り切って根性でト
レースを伸ばしていく。おまけに雪はずっと降り続き止む気配も無かった。これも経
験、どこまで頑張れるか良い試練でもある。時折横殴りの風が吹き付ける。寒い、手
袋も凍って来た。鼻は何とかノーズガードがあるので暖かかった。

何とか上部の稜線に出て後は緩斜面を山頂方面に目指すだけ、行くしか無い。ヘルベ
ントでも大腿部まで潜る雪に大汗をかきながら進むが電波板が見えない、山頂はまだ
か?もうすぐか。視界は悪く山頂手前50mでようやく電波板が見えた。もう終わりだ。
ラッセルも、、、、

山頂で急いでシールを剥いで早く帰りたい。緩斜面はトレースを外れると進まないの
でトレースに従い下りて行く。斜度が急になるとようやくヘルベントでパウを楽しめ
るがそれでも雪は深く快適とは言えなかった。しかしさすがにスーパーファット、こ
の大雪でも1時間で僕を車まで導いてくれた。もしツボ足で帰ったら、、想像するだけ
でも恐くなる様な一日だった。

下山後駐車スペースに戻り雪に埋もれた車を掘り起こし何とか脱出することができた。
これも経験、必ず次ぎに生きると思う。山スキーとは経験の積み重ねなのである。数
多くの引き出しからあの時はもっと辛かったんだから絶対頑張れるはず、なんて思い
出している。

3.50  290m  五箇山 猪谷集落除雪終了点 
5.53  765m  林道交差 
8.56  1350m 稜線(北東尾根との合流)
9.56  1498m 大滝山山頂
10.13 1498m 大滝山山頂発 
10.54 765m  林道交差
11.20 290m  五箇山 

20.天狗原山周回(浅海川滑降) 2012.1.22

今日は久しぶりに名人と天狗原山周回(浅海川滑降)に出掛けた。このコースを開拓し
たのはもう5年程前になるだろうか。厳冬期には素晴らしいモンスター群も楽しめるお
気に入りのコースである。前夜いつものように糸魚川のすし活に寄り新年の挨拶をし
た。大好きなマスターと女将さんに行動食の細巻き弁当を作ってもらい深夜3時半小谷
温泉発で車中泊、名人号は深夜2時に到着、急いで支度して深夜3時過ぎに出た。

この辺りも今年は雪は多い、どこでも歩ける様な雰囲気だ。二人ヘルベントでラッセ
ルを交代しながらガンガン高度を上げて行く。標高1645mの平坦地まで来てすし活弁当
を仲良く食べていると何と単独の若者が追いついて来た。僕たちに丁寧にラッセルの
お礼を言い、HP拝見してますと話してくれた。おまけに板はヘルベントでノーズガー
ドも自作してくれたようですぐに親近感が湧いた。

聞くと天狗原をピストンすると言うのでなら僕たちと一緒に浅海川周回コースに来な
いかと誘った。すぐに話はまとまり三人で仲良くラッセルを回す事にした。普段山行
中知らない人を誘う事はしないが礼儀正しい好青年だったのでお誘いしない訳にはい
かなかった。

この若者もハイパワーでガンガンラッセルして行く。単独でこの時期ここに来るだけ
の事はある。あっという間にピークを踏んでお楽しみの浅海川滑降である。ガンガン
楽しく滑ってあっという間に登り返し地点に、金山南西尾根に登り上げ後は栃の樹亭
下橋まで一気に滑り込んだ。

今日は物足りないので名人の提案でさらにシールで林道を雨飾方面にしばらく登り上
げて小谷温泉まで一気に楽しく滑り込んだ。富山の若者もご苦労様でした。皆さんの
おかげで楽しい一日が過ごせました。今日も大満足、生きてて良かった。

3.15  850m  小谷.山田温泉発
3.46  980m 栃の樹亭
4.32  1100m 林道・小谷-妙高線
6.11  1500m 天狗原南西尾根稜線上
6.37  1645m 雪庇のある平坦地
8.58  2197m 天狗原山着
9.19  2197m 天狗原山発 浅海川へ
9.37  1650m 浅海川1650m登り返し
10.12  1750m 金山南西尾根
10.51  960m 栃の樹亭下橋
11.44  1068m 林道登り返し
12.03  850m 小谷.山田温泉着

19.僧ヶ岳 2012.1.18

厳冬期の僧ヶ岳の景色は一級品である。もちろんハードさも一級品である。単独での
里から山頂までの標高差1600mのラッセルはさすがに疲れました。このコースはルート
取りが全て数多くのポコを如何にうまく巻いて帰りに登り返しをしないか今回も完璧
にルートを読むことができた。

【山域】僧ヶ岳 1885m
【場所】富山県
【日時】20012年1月18日(水)
【コース】片貝集落(別又谷林道)−成谷山北西尾根−僧ヶ岳往復
【メンバー】単独
【装備】ヘルベント 179cm,TLTspeed,ガルモント
【天気】晴れ

3.00 240m 片貝集落(別又谷林道)発
3.23 300m 尾根取り付き
5.25  700m 林道交差
6.42 1019m 地図上1019
9.37 1600m 成谷山
10.58 1855m 僧ヶ岳
11.20 1855m 僧ヶ岳発
11.40 1600m 成谷山
12.27 700m 林道交差 
12.43 300m 尾根取り付き
12.51 240m 片貝集落

いつものように仕事を夜7時に終え前夜片貝集落に入る。今年の北陸はどこも雪は多く
雪は多く集落は雪に埋もれている1m以上は余裕でありそうだ。別又谷林道は工事のた
最初の橋まで除雪されていた。

20012年1月18日(水)数時間仮眠して朝2時に起床。今日は単独だから気合い入れまくり
空には☆が瞬いている。

3.00 240m 片貝集落(別又谷林道)発 雪は豊富、林道でも1m50程度はあるか。
取付尾根をどこからにするか昨年は林道が大きくカーブする辺りで尾根に取り付いた
が今年は川を渡ったすぐ西から取り付いた。

しかしこれが失敗ここからはかなり急登で尾根も痩せていた。ラッセルだけでも難儀
だがコースが狭く切り返しが細かくなり過ぎて中々高度が上がらず尾根を避け谷に入
るともっと急で地肌が見えている箇所さえある。

しかしがんばるしかない標高差400mをたっぷり2時間かかった。

5.25  700m 林道交差 ようやく一段落です。まだ真っ暗だ。僧ヶ岳は遠い。林道
を離れまた尾根に乗りひたすら高度を上げる。高度が上がると富山の夜景や漁り火さ
らに遥か能登半島の灯りが見えた。

この灯りに癒されもう一度僕の魂に火がついた。行くしか無い。

6.42 1019m 地図上1019から1261まではうまくルートを取らないと帰りに登り返し
になる。尾根を右手からほぼ水平か少しアップで巻いて行く。1261だけは左から巻く。
高度が上がるにつれラッセルも厳しくなるがまだまだ気力体力ともに十分だ。

1261から成谷山までは斜度が急になりラッセルもきついところだ。休んでいてもトレー
スは伸びないのでトイレ休憩だけで行くしか無い。
 
6.42 1600m 成谷山 ようやくここまで来た。ここからの稜線は風の影響で雪面は
固くなりラッセルは楽になる。しかしポコも多く僧ヶ岳までうまくアップダウンを克
服して帰りにシールを使わない作戦だ。

稜線は風が強い、おまけにシュカブラが豊富で歩きにくい、駒ヶ岳、毛勝岳の展望に
癒され頑張って進む。さあ山頂が間近だ。

10.58 1855m 僧ヶ岳 無事着きました。今日も頑張り抜けた。山頂の雪は多い、
例年見られるモンスターも雪でほぼ埋まっている。日本海から黒部扇状地、素晴らし
い眺めである。貸し切りの山頂で記念写真を撮る。

11.20 1855m 僧ヶ岳発 さあ眺めを楽しんだら行きますか。雪は軽く楽しい滑り、
うまく稜線を巻いて滑る。帰りは早いよ。

11.40 1600m 成谷山 ここまであっという間だった。やっぱスキーです。ここから
は尾根を外れ日当りの悪い谷を滑る。案の定パウダーでした。

1261から1019までも登りのトレースを利用して一切登り返しはしないのでスキーは早
い。

12.27 700m 林道交差 あっという間に林道交差です。ここからは雪の豊富な谷を
滑る雪は重いが快適だ。あっという間に林道に出た。

12.43 300m 尾根取り付き 無事着きました。あとは左岸林道をスイスイ行くだけ。

12.51 249m 片貝集落 今日も完全燃焼、大満足。生きてて良かった。

厳冬期の僧ヶ岳はスタート地点の標高が低いため賞味期限は短いです。是非挑戦して
みて下さい。

18.大門山(大門沢) 2012.1.15

今日は大魔人、しんちゃんの三人で大門山ピークから厳冬期の大門沢(仮称)滑降に挑
戦した。しんちゃんのヘルベントデビュー戦でもある。先日の白山で顔の頬が凍傷に
なり表皮が剥けゾンビのようになったしんちゃんだが厳冬期の白山ピークに単独で立っ
た自信から体全体にオーラが漲っていた。今日はお客様なんて言わせないぞと自信満々
で俺に山頂までラッセル任せろと言わんばかりに張り切っていた。しかし出発から5時
間程立つと化けの皮が剥がれたようでペースダウン、今日もお客様かと揶揄されると
ようやく根性を出してくれた。

三人で無事山頂に立ち固く握手を交わした。さてピークから
大門沢に飛び込みますか。残雪期ならいざ知らず厳冬期に滑った人はまずいな
いだろう。しんちゃんこの時期初滑降だよと言うとおりゃーと華麗に、いやそこそこ
の滑りを見せてくれた。大満足の滑りは続き、その後うまく林道に出ることができ、
ブナオ峠北東ピークまで最後登り返して後はヘルベントウキウキで一気に国道まで滑
り込んだ。

今日は待つ事30分でしんちゃん無事到着、ストレスはさほど感じなかっ
た。しんちゃんやっぱりこの時期ヘルベントしか無いと喜んでくれた。ラッセルも滑
りも段違いだと言ったでしょう。今日のしんちゃん本当に自信満々、山と言うのはこ
うも人を変えてしまうものなのか。4回目の山スキーで今日のコースをこなすしんちゃ
ん、末が恐ろしい。おーいしんちゃん僕を置いてかないでと言う日もそう遠く無いか
も知れない。

17.猿ヶ山 2012.1.11

この山も雪は豊富でもう薮もほとんど気にならなかった。山頂の積雪は3mを超えていた。

4.00  380m  五箇山発
6.16  907m  地図上907
7.02  1100m  最終鉄塔
7.27  1221m  地図上1221m
8.24  1447m  猿ヶ山山頂着
8.43  1447m  猿ヶ山山頂発
9.19   380m  五箇山着

16.籾糠山 2012.1.9

名人、☆、DrSのスーパーファット四人集で激パウを楽しんだ。

4.00 656m 林道発
4.23 733m 養魚場
4.39 800m とうぞう谷出合
7.18 1564m 地図上1564
8.11 1744m 籾糠山
8.29 1744m 籾糠山発
9.10 800m とうぞう谷出合
9.55 656m 林道着

15.厳冬期槍ワンディ 2012.1.8

久しぶりに厳冬期槍ワンディに挑戦した。三連休にも関わらず槍の入山者は皆無であ
り、山頂まで大魔人とハードラッセルに終始した。

【山域】槍ヶ岳 3180m
【場所】岐阜県
【日時】20012年1月8日(日)
【コース】新穂高−飛騨沢−槍ヶ岳往復
【メンバー】僕、大魔人
【装備】ポケロケ 165cm,TLT,スカルパ MAESTRALE(僕)
【天気】 晴れ強風

2.00 1110m 新穂高発
3.42 1540m 白出小屋
4.32 1544m 河原
6.15 1750m 滝谷
7.51 1990m 槍平小屋
8.20 1990m 槍平小屋発
11.27 3010m 飛騨乗り越し
11.40 3100m 槍ガ岳山荘着
12.06 3180m 槍ガ岳山頂
12.15 3180m 槍ガ岳山頂発
12.41 3080m 槍ガ岳山荘発
13.24 1990m 槍平着
14.52 1540m 白出小屋着
15.50 1110m 新穂高着

前夜仕事が終わってすぐに新穂へ向かう。大魔人と新穂で落ち合う予定。
朝1時起床。北海道遠征と2時間睡眠で今一体調は不良だが行くしか無い。

2.00 1110m 新穂高発 三連休だから槍への入山者はいるだろうと思っていたがスッ
トコどっこい槍への入山者は皆無だった。林道も少しカットして一汗かいて白出が見
えた。

3.42 1540m 白出小屋 ここから夏道へ行けば帰りはアップダウン豊富、蒲田川左
岸作戦とした。

4.32 1544m 河原 暗闇の中ラッセルしながらうまくトレースを伸ばすが如何せん
この時期まだ雪は不十分で所々難儀する。まだ猛烈なデブリは皆無だった。

6.15 1750m 滝谷 何とか到着、避難小屋にテント一張り、後で知ったがこの方前
日ここまで入山して奥丸山を目指すとの事だった。滝谷もデブリ無し、ここからも厳
しいラッセルを続けてようやく槍平が見えた。

7.51 1990m 槍平小屋 寒くて冬期小屋に駆け込んだ。長い林道歩きで靴ずれが出
来てしまい痛い、靴を脱いでがっちりテーピングした。さあここからが核心である。

8.20 1990m 槍平小屋発 トイレがしたくて大魔人には先に出てもらう。トイレ休
憩やもたつきで遅れてしまい、大魔人は遥か先へ行ってしまった。飛騨沢に入ると猛
烈な風が吹き荒れていた。これはすごい風だ。猛烈な風を受け全身凍える。所々写真
を撮るのに立ち止まるため結局大魔人には追いつけず。

大魔人のカメラは寒さで電池が逝かれ撮影不能、寒過ぎでノンストップで飛騨乗り越
しまで登り上げた。この時期雨は無いのでまだ氷化しておらずスキーで飛騨乗り越し
付近まで登り上げ可能だった。

11.27 3010m 飛騨乗り越し 吹きさらしの風の通り道に悲鳴を上げた。早く小屋ま
で行って風から逃れたい。

11.40 3100m 槍ガ岳山荘着 大魔人お待たせ、さあラスト穂先へのアタックへ、岩登
り名人の大魔人はスイスイ登っていく。稜線は雪煙の嵐、これまで何度も来たがこん
なすごい景色は初めてだ。さあ最後の梯子に取り付く。

12.06 3180m 槍ガ岳山頂 無事登頂、感無量です。大魔人初めての厳冬期ワンディ
に大感激、山頂で写真を撮ると早々に下山だ。

12.15 3180m 槍ガ岳山頂発 さあ帰ろう、スキーが待っている。下りも大魔人の早
い事、あっという間に駆け下りた。

12.41 3080m 槍ガ岳山荘発 さあ下りだ。帰りは風を避けるため山荘裏の大斜面に
飛び込む。僕は山荘からエントリー、大魔人は少し下まで板を担いで下りて行く。上
部少し氷化していたがポケロケはチュンナップほかほかエッジはよく効くので不安は
無い。

ガンガン攻めて飛騨沢大滑降、二人貸し切りで雄叫びを上げながらどこまでも落ちて
行け。あっという間に槍平へ

13.24 1990m 槍平着 ここで大休止、ここからも登りでバッチリトレースを付けて
あるので難儀する事も無い、ただ板に乗って重力に従って下りて行くだけ。河原も快
適に下りあっという間に白出まで

14.52 1540m 白出小屋着 ようやくフィナーレです。後は林道をカットしながら新
穂へ

15.50 1110m 新穂高着 やりました。無事到着です。激しい一日の終わりです。今
日も完全燃焼、大魔人お疲れ。

14.漁岳 2012.1.3

さて最終日、暴風雪警報が出ているがこの山を落とす訳にはいかない。今日も張って
でもピークを踏む。この山登山道は無く冬季限定の山らしい。

夜の内に林道入口まで車を入れ早い時間からスタートしたい。どうせ先にコンビニが
あるからそこで晩飯を手に入れれば良いと思って車を走らせたがコンビニに入れそび
れ戻るのも面倒なので今晩は晩飯抜きで持ち合わせの総菜のみで空腹をしのいだ。

夜間から予報通りガンガン雪が降り続いた。深夜2時頃クラクションで目を覚ます。雪
に埋もれたアルファードを見た通りがかりが雪で埋って出れないのではと心配して声
をかけてくれた。ええ大丈夫です。ショベルもありますので、、、まさかこんな天気
で山に入るとは思わなかったようだ。

【山域】漁岳 1317m
【場所】北海道
【日時】20012年1月3日(火)
【コース】漁岳林道-漁岳南東尾根-漁岳往復
【メンバー】僕、あんちゃん
【装備】ヘルベント179cm,TLT,スカルパマエストラーレ(僕)
    ヘルベント179cm,TLT,ガルモント(あんちゃん)

4.15 542m 漁岳林道入口発
5.26 700m 尾根取付
8.17 1150m 1176-漁岳鞍部
8.52 1317m 漁岳着
9.14 1317m 漁岳発
10.03 700m 尾根取付
10.23 542m 漁岳林道入口

さあ今日は最終日、有終の美をかざりたい、今日も3時起きで朝食を済ます。車は雪に
埋っているがそのまま放置して戻ったら除雪して出れば良い。

4.15 542m 漁岳林道入口発 年末年始登山者はいたらしいが昨夜からの雪で完全に
トレースは消え最終日もまたきついラッセルとなった。黙々とラッセルをして約1時間
で取り付きに来た。富良野に比べればちょろいものだ。

5.26 700m 尾根取付 今日も風は強そうだ。樹林は良いが稜線に出ればまた強風地
獄だろう。尾根をひと登りして800m辺りで平坦地に出ればこの先アップダウンの連続、
帰りの事を考えればうまくルートを取らなければ帰りが辛い。

僕が先頭でルートを開拓して行く。絶対に下らない完璧コースで1176-漁岳鞍部に出た。
これで帰りは楽できる。

8.17 1150m 1176-漁岳鞍部 しかし最終日も甘くは無かった。ここから先は地吹雪
状態、風に行く手を遮られながらも少しずつ高度を上げてピークに近づく。

幸い視界は効いて眼前に真っ白な悠然とした漁岳が見える。さあ待ってなさい。次第
に雪もクラストしクトーを効かせてガンガン登る。さあピークがすぐ間近に迫る。

8.52 1317m 漁岳着 やりました。今日もピークに立ちました。これで7山全てクリ
アーです。がっちり親子で握手を交わしてようやく一息つけた。さあ今日も早くシー
ルを剥いでこの強風地獄から逃れたい。

9.14 1317m 漁岳発 今日もピーク滑降、雪質もまあまあでガンガン滑り降りる。
上部はクラストして滑りにくかったが高度を下げるにつれパウダーになった。

800m平坦地まで行きのトレースを使ってあっという間に滑り降りる。ここからは沢筋
に入り林道まで激パウを頂く、北海道最高。

10.03 700m 尾根取付 あっという間に林道に出れば今日も手押しで漕いで無事車が
見えた。

10.23 542m 漁岳林道入口 今日も大満足、北海道遠征今年も大成功大満足でした。

下山後支笏湖の名物湯、丸駒温泉で汗を流して札幌に移動、あんちゃんを降ろして苫
小牧東港を目指す。余裕で時間に間に合い無事フェリーに乗ることができた。

13.春香山-和宇尻山 2012.1.2

そろそろ疲れもたまっていたが折角の北海道遠征一日たりとも無駄には出来ない。今
夜から冬型が強まり朝までにまた相当の降雪が予想される。またラッセル+激パウにな
りそうだ。

【山域】春香山 906m 和宇尻山 856m
【場所】北海道
【日時】20012年1月2日(月)
【コース】オーンズスキー場-春香山-和宇尻山-オーンズスキー場
【メンバー】僕、あんちゃん
【装備】ヘルベント179cm,TLT,スカルパマエストラーレ(僕)
    ヘルベント179cm,TLT,ガルモント(あんちゃん)

4.20 90m オーンズスキー場駐車場発
4.54 300m スキー場トップゲレンデ着
8.43 906m 春香山山頂着
8.55 906m 春香山山頂発
9.40 856m 和宇尻山着
9.50 856m 和宇尻山発
10.40 90m オーンズスキー場駐車場着

スキー場の駐車場で一夜を明かすと予報通り一晩で20cm程の降雪があった。今日はゆっ
くり目のスタートでも良かろう。朝3時半に目を覚まして朝食を食べた。

4.20 90m オーンズスキー場駐車場発 スキー場の端っこをガシガシ登っていく。
昨日までと異なりラッセルが無いのはちと物足りない,

4.54 300m スキー場トップゲレンデ着 あっという間にトップまで登りここからい
つものようにトレースの無いラッセルが始まる。春香山の北尾根はアップダウンも多
いが帰りの事を考えなくても良いのでアップダウンも気にならない。降雪直後の山が
きれいだ。

標高650m辺りで林道に出れば後は緩い登りを進んで直に山頂が見えた。

8.43 906m 春香山山頂着 今日は楽勝だった。ただ視界は今日も悪く展望は全くな
かった。すぐ横に和宇尻山が見えるはずだが方向が定まらなかった。

8.55 906m 春香山山頂発 まあGPSがあるからこれを頼りにスタートしますか。
春香山から北に100m弱下りれば平坦地で出た。しかし樹林の中GPSが無ければ進む方向
は分からないだろう。

平坦地でシールを付けて和宇尻山に向け登り返す。50m程登り返せばすぐに山頂に着い
た。

9.40 856m 和宇尻山着 無事到着。しかしここからスキー場までは北東尾根を下る
つもりだが視界も悪くトレースも無いので苦労しそうである。

9.50 856m 和宇尻山発 どこが目指す尾根かとても分かりづらい。
尾根を間違えて登り返す羽目になったら最悪である。折角のパウダーだがルート選定
に気を使い過ぎて滑りを楽しむどころではない。初めてのコースだから仕方が無いの
だが。

慎重に下ると地図に無い林道に出た。ここでようやく視界が開け日本海が間近に見え
た。後は林道をカットしながら快適に滑って行くとドンピシャでスキー場に出た。

10.40 90m オーンズスキー場駐車場着 無事到着。初めてのコースの下りはやは
り甘くは無かったが良い勉強になった。

これで6山ゲット、さて明日も近隣は暴風雪警報が出ている。明日は午後のフェリーで
帰宅の日、あまり時間をかけずに楽しめそうな山を探す、支笏湖近郊に漁岳と言う楽
しそうな山がある。さあラストこの山で〆と行きたい。

行ったん小樽まで戻り銭湯で汗を流して一路支笏湖を目指す。

12.富良野岳 2012.1.1

いよいよ今回の山行中最も難易度が高い原始ヶ原経由の富良野岳ワンディである。一
般的なコースである十勝岳温泉に比べ標高が900m低く、しかも長い長い林道ラッセル
が行く手を阻む。厳冬期このコースからピークを目指す人はほとんどいないだろう。

まさに元旦山行にふさわしい記録になる。芦別岳から下山後再び白銀荘で汗を流して
登山口になる林道まで車を走らせる。

しかし目指す林道の遥か手前の道で通行止めとなっていた。除雪が十分されていなかっ
たが車が一台通った轍があったので恐る恐る少し先まで車を侵入して車中泊とした。

【山域】富良野岳 1912m
【場所】北海道
【日時】20012年1月1日(日)
【コース】布部川林道発-三の沢出合-前富良野岳と富良野岳コル-富良野岳往復
【メンバー】僕、あんちゃん
【装備】ヘルベント179cm,TLT,スカルパマエストラーレ(僕)
    ヘルベント179cm,TLT,ガルモント(あんちゃん)

2.15  390m 林道発
4.23  720m 登山口 避難小屋
5.34 880m 尾根取り付き
8.13 1359m 前富良野ー富良野コル
10.01 1763m アイゼン歩行開始 
10.46 1912m 富良野岳山頂着
11.00 1912m 富良野岳山頂発
11.37 1359m 前富良野ー富良野コル
12.26 880m 尾根取り付き
12.58 720m 登山口 避難小屋
13.41 390m 林道着

今日はかなり厳しい山行になるので深夜1時過ぎに起床した。予報は今一の天候で晴れ
は期待できなかった。

2.15  390m 林道発 さあ行くぜ,あんちゃん。今日ももちろんトレースは無い。黙々
と林道の靴ラッセルである。この時期ヘルベントでなければラッセルは務まらない。
暗闇の中GPSだけを頼りに林道の複雑な分岐を慎重に歩いて行く。

この林道長い上にアップダウンも多く帰りも苦労しそうである。行けども行けども先
が続く。時々地図に無い分岐が出て来て時には誤った道に入り込み無駄足を踏む事も
あった。2時間以上交代でラッセルに耐えてようやく夏の登山口に着いた。

4.23  720m 登山口 避難小屋 ここには立派な小屋があったが鍵がかかっており
入れなかった。この時期利用する人もいないのだろう。この先もアップダウンが続く
長い林道を超えてようやく目指す尾根の取付に着いた。

5.34 880m 尾根取り付き ここまで3時間以上の辛い林道ラッセルだった。前富良
野岳南尾根はいきなりの薮尾根で這い上がるのに苦労した。這い上がるとようやく疎
林になる。当初トラバースしながら原始ヶ原に出て夏道をコースにとる予定だったが
複雑な地形で高度を上げざるをえず途中から前富良野岳と富良野岳のコルを目指した。

天候は今一で今日も風とラッセルの闘いになりそうだ。長い長いトラバースの末よう
やくコルが見えた。この辺りは樹林のモンスターが美しい。

8.13 1359m 前富良野岳と富良野岳コル コルは平坦でこの辺りからしばらく富良
野岳が見えたが以後その姿を見る事は出来なかった。富良野岳を南西斜面から限界ま
でスキーで登り上げて行く。

強風のため雪が少なく時折岩や這松が出ておりその都度難儀させられる。次第に雪質
は固くなり標高1750m辺りがもうスキーの限界だった。

10.01 1763m アイゼン歩行開始 幅広いヘルベントを担ぐと強風で体ごと揺さぶら
れる。強風とガスで高度が上がるにつれドンドン厳しくなる。低温であんちゃん
のGPSは電池切れ、とても電池を交換できる状況ではなく、僕のGPSを頼りにただただ
高見を目指す。

ようやくピークらしき場所に立ったが標識が無い、違うまだ先だ。こんな事を数度繰
り返しようやくエビのシッポびっしりの山頂に立てた。

10.46 1912m 富良野岳山頂着 8時間半の厳しい道のりでした。余りにも風が強くて
長居は出来ない、視界もまるで無い。急いでシールを剥がしてこの地獄から逃れたい。

11.00 1912m 富良野岳山頂発 さあ帰ろう。視界が無いのでGPSを頼りにただ慎重に
滑るだけ、時折岩場にぶち当たり難儀させられる。沢筋の快適な斜面を探しながらコ
マメにコースを変えて標高1600m付近まで下るとようやく視界が良くなった。助かった。
平坦なコル目指して一気に滑り降りる。

11.37 1359m 前富良野岳と富良野岳コル ようやく安全なコルまで下りて休憩、も
う大丈夫だろう。ここからの長かった道のりも帰りは行きに付けたトレースに助けら
れあっという間に滑り降りられる。快適なツリーランを楽しみながらようやく林道に
出た。

12.26 880m 尾根取り付き林道着 林道まで無事下りたが帰りの林道はアップダウ
ンも多くその都度カニ歩きを強いられもう勘弁して欲しい。

12.58 720m 登山口 避難小屋 ようやくここまで来たもうひと頑張りだ。そろそ
ろしんどいが根性で林道をこいでようやく車が見えた。

13.41 390m 林道出発点着 無事元旦山行が終わった。11時間半におよぶ親子の挑
戦であった。

さあこれで4連勝、明日もまた天気は良く無い、次はどこを滑ろうか。悩んだ挙げ句今
度はピストンではなく周回コースを楽しんでみようと春香町のオーンズスキー場から
春香山、和宇尻山を経由して周回するコースを考えてみた。

下山後富良野の銭湯で汗を流してまた車を走らせてオーンズスキー場を目指した。

詳細ルート報告へ

11.芦別岳 2011.12.31

いよいよ今回の目玉、今年を締めくくるビック山行である。以前名人とやはりこの時
期挑戦したが標高1400mでホワイトアウト敗退となった因縁の山である。あの時と違い
今はGPSがある。今日は這ってでもピークを踏む覚悟である。

三段山から下りて白銀荘で再び汗を流してから芦別岳の登山口の山部自然公園に移動
し車中泊、明日は天候は好転し晴れてくる予報である。

【山域】芦別岳 1770m
【場所】北海道
【日時】20011年12月31日(土)
【コース】山部自然公園(新道登山口)発-半面山-霊峰山-芦別岳-南東沢滑降-半面山登
り返し-新道
【メンバー】僕、あんちゃん
【装備】ヘルベント179cm,TLT,スカルパマエストラーレ(僕)
    ヘルベント179cm,TLT,ガルモント(あんちゃん)

3.00 320m 山部自然公園(新道登山口)発
5.46 895m 見晴台
6.36 1140m 覚太郎分岐
8.32 1420m 半面山
9.08 1615m 霊峰山アイゼン歩行開始
9.42 1770m 芦別山頂着
10.00 1775m 芦別山頂発
10.14 1200m 芦別南東沢ボトム
11.02 1420m 半面山登り返し
11.44 320m 山部自然公園

3.00 320m 山部自然公園(新道登山口)発 さあ今日も気合い入れまくりである。
予想通り今日も全くトレースはなく入山者はいない。今日も深夜の暗闇ラッセルであ
る。この山も雪は豊富で黙々靴ラッセルが続く。今日もあんちゃん絶好調である。

雪は降ってはいないが風が強くゴーゴーすごい音がする。なるべく風を避けるように
尾根の南側を主に進む。以前挑戦した時もラッセルがきつく随分しんどかったが今日
も同じ状況である。

5.46 895m 見晴台 交代で1時間ラッセルしてようやく標高差で200m稼ぐくらいの
ペースであった。相変わらず風が収まる気配はない。上部はさらに厳しくなりそうだ。

8.32 1420m 半面山 この山は右から巻いて過ぎた鞍部に出た。ここは広い雪原に
なっている。以前ここでホワイトアウト敗退になった場所である。今日は青空も見え
ている。絶好のアタック日和である。まだ本峰はこの位置からは見えない。正面の霊
峰山を超えてからだ。

正面の霊峰山を左から巻くといよいよ眼前に芦別岳本峰が見えた。素晴らしい景色で
ある。モチベーションは沸騰する。ここからは傾斜が急になりクラストしているので
板を担いでアイゼンで歩行することにした。

9.08 1615m 霊峰山-芦別岳鞍部アイゼン歩行開始 さあ残り150m、ピークを目指し
てガシガシ登っていく。北尾根の景色も素晴らしい、さあラストひと頑張りだ。ピー
クが見えた。

9.42 1770m 芦別岳山頂着 無事ピークに着いた。幸い風はさほどではなく快晴の
下360度の大展望を楽しむことができた。ようやく念願が叶い感無量であった。記念写
真を撮り合いさあスリリングなピーク滑降に挑戦である。

10.00 1775m 芦別岳山頂発 山頂直下の雪壁を慎重に滑降していよいよ南東の沢に
滑り込む。この沢は吹きだまりになっており素晴らしい滑りを楽しむことができた。
沢をドンドン快適に滑り込んで行きメインデッシュは終了。山頂から標高差で600m弱
楽しめた。

10.14 1200m 芦別南東沢ボトム ここから標高差で200m程登り返して半面山ピーク
を目指す。

11.02 1420m 半面山 わずかな登りで新道に戻れるお勧めのコースであった。さあ
ここからは直射日光で雪質が悪くなっているがなるべく北側の良い斜面を選んでドン
ドン滑り降りて行く。

11.44 320m 山部自然公園 あっという間に滑り降りた。厳冬期芦別岳ワンディつ
いに念願が叶いました。大満足の一日になった。

明日は天候は悪いが、さてどこに登ろうか。悩んだ末多分この時期ワンディの記録が
無いであろう原始ヶ原経由の富良野岳に挑戦する事にした。

詳細写真解説へ

10.三段山 2011.12.30

さて下山後小樽で食事をとり午後から予想通り風雪は激しくなって来た。明日の北海
道はどこも大荒れで暴風雪警報が出されていた。この状況でも楽しめる山と言うこと
で温泉と激パウが楽しめる富良野の三段山に移動する事にした。

小樽から雪の中道央道を走らせる。スキー道具は移動中に暖房全開であっという間に
乾くから楽だ。凍結した高速道を慎重に運転して無事富良野に着いた。富良野ではく
まげらに寄り郷土料理を食した。コンビニで夕食と酒を買い込んで吹上温泉白銀荘に
移動した。

ここの温泉は北海道でも最も快適な場所のひとつである。温泉は素晴らしいし広い休
憩室では記録の整理や電子機器の充電が出来る。温泉でまったりしながら記録の整理
と疲れた体を癒す。

午後から予報通り激しい暴風雪になった。雪は降り続き車の屋根には朝までに新雪
が30cm以上積もった。三段山も厳しい山になりそうだ。

【山域】三段山 1748m
【場所】北海道
【日時】20011年12月30日(金)
【コース】吹上温泉-三段山往復
【メンバー】僕、あんちゃん
【装備】ヘルベント179cm,TLT,スカルパマエストラーレ(僕)
    ヘルベント179cm,TLT,ガルモント(あんちゃん)

7.38 1017m 吹上温泉発
10.21 1748m 三段山山頂着
10.40 1748m 三段山山頂発
10.55 970m 吹上温泉着

この山は北海道の山スキーのメッカでもある。標高も高く大概トレースもバッチリな
ので人気は高い。しかしこの日は違った。白銀荘には多くの登山者が泊まっていたよ
うだが朝7時を過ぎても出発する人は誰もいなかった。一晩でトレースは全て消されて
猛烈なラッセルが予想された。

7.38 1017m 吹上温泉発 さああんちゃん気合いで行くぜ、ヘルベントでも膝ラッ
セルの激スタートだった。少しはラッセルが楽になるかもと切り開かれた場所から樹
林に入ったが全く変わらないのでまた通常コースに戻った。

黙々とあんちゃんはラッセルして行く。若さとはパワーなり、このラッセルでも2番手
で付いて行くのがやっとであった。でもたまにはラッセルを交代して父の威厳も見せ
つけなければならない。どこまでも続く激ラッセル、帰りが楽しみだ。

それでも標高差で700mくらいのお手軽の山、3時間弱のラッセルで無事登頂した。

10.21 1748m 三段山山頂着 視界は今一で、よい写真は撮れなかったがこの山はパ
ウダーを楽しむ山だから良しとしよう。

10.40 1748m 三段山山頂発 さあ激パウスタート。素晴らしい雪です。北海道なら
ではの軽い粉雪、どこまでも快適な雪です。後続スキーヤーはちょうど中間地点辺り
を続々と登っていた。

一番乗りのご褒美にまっさらな斜面に自在にシュプールを描かせてもらう。今日も大
満足、あっという間に白銀荘に着いた。

10.55 970m 吹上温泉着 山頂からわずかに15分、快適過ぎて休憩するのも勿体無
かった。

下山後も温泉でゆっくりくつろいでいよいよ明日は今回の目玉芦別岳ピークからの滑
降に挑戦する事にした。

9.積丹岳 2011.12.29

いよいよ恒例の年末年始北海道親子山スキー、昨年は挑戦したチトカニウシ、ニセイ
カウシュッペ、上富良野岳、上ホロカメットク山、羊蹄山、徳舜瞥山など6山全て登頂
してピークから滑降したが今年も挑戦した山全てのピークを踏んで山頂滑降を成し遂
げたい。

12月28日(水)夜7時仕事納めを終えた後新潟港まで夜11時半発のフェリーに間に合うよ
うに高速を飛ばす。時間との闘いである。ところが事故のため能生インターから上越
インターまで通行止めになっていた。やばいもうアウトかも知れない。

能生インターで途中下車して国道を急ぎ再び上越で高速になり先を飛ばす。ところが
時折激しい雪やノロノロ除雪車のため中々思うように飛ばせない。本当にハラハラさ
せられたがノンストップでギリギリ出港に間に合った。助かった。

昨年は二等大部屋で同室の迷惑客とトラブルになったのに懲りて今年は1等個室を予約
してた。さすがに個室は快適でテレビも付いておりこれからの旅はこれだなと快適な
船旅を満喫した。

翌日夕方苫小牧東港に到着、北大の大学院に通う長男(あんちゃん)の住む札幌に寄り
あんちゃんを拾ってさあどこへ行こうか。天気予報はどこもよく無く消去法で近場の
積丹岳を目指す事にした。小樽周辺も今年は雪が多かった。

【山域】積丹岳 1255m
【場所】北海道
【日時】20011年12月29日(木)
【コース】国道-林道-避難小屋-積丹岳往復
【メンバー】僕、あんちゃん
【装備】ヘルベント179cm,TLT,スカルパマエストラーレ(僕)
    ヘルベント179cm,TLT,ガルモント(あんちゃん)

3.00 90m 国道脇発
4.31 410m 避難小屋
7.58 1255m 積丹岳着
8.16 1255m 積丹岳発
8.57 410m 避難小屋
9.06 90m 国道脇着

厳冬期の積丹岳は甘くは無い、出だしの標高が低い上に林道が長い、稜線に出ると強
烈な季節風をまともに受ける可能性がある。しかも天気は午後から大荒れの予報であ
る。午前中の早い時間が勝負とみた。国道からしばらく林道を進むと除雪は終わりこ
こに車を止め明日の登頂を約束して早々に就寝した。

3.00 90m 国道脇発 朝2時起床して深夜3時にスタートした。いきなりの暗闇の
林道ラッセルだ。出てすぐに分岐を間違えるハプニング、先が思いやられる。トレー
スはもちろん無くヘルベントでも靴のラッセルで先頭を交代しながら林道を黙々と進
んだ。

4.31 410m 避難小屋 ようやく林道終点の避難小屋まで来た。積雪は1m50cm程で
あった。ここから北東尾根に取付きダラダラした緩い尾根をひたすら稜線を目指す。
薄明るくなるのは6時半頃から、遥か小樽の夜景を見ながらラッセルを続けた。

標高900m程まで上がると風の影響でようやく雪は締まり快適なペースとなった。標
高950mでようやく稜線に出た。幸い風はさほどでもなく登頂を確信した,稜線から中々
ピークを確認できなかったがようやくピークが間近に見えた。

7.58 1255m 積丹岳着 無事登頂、山頂で記念写真を撮った。青空は一度ものぞか
なかったが360度の大展望を楽しめた。感無量である。

8.16 1255m 積丹岳発 さあ滑降だ。山頂直下は吹きだまりで素晴らしいパウダー
だった。長い長い緩い尾根もヘルベントならよく浮いてくれ快適に滑ることができた。
浮遊感を楽しみながら40分程で避難小屋が見えた。

8.57 410m 避難小屋 あっという間でした。ここからの林道も快適に浮遊しなが
らあっという間に滑り降りた。

9.06 90m 国道脇着 無事1山登頂。幸先良いスタートが切れた。

さて次はどこへ行こうか。

8.三方岩岳 2011.12.25

待ちに待った大型寒波、先日のブナオ峠でもうヘルベントも問題ないと判断、この時
期是非底無し激パウダーをしんちゃん、大魔人に体験してもらう事にする。

【山域】三方岩岳 1710m
【場所】岐阜県
【日時】20011年12月25日(日)
【コース】白川郷-白山スーパー林道-三方岩東尾根往復
【メンバー】僕、大魔人、シンちゃん
【装備】ヘルベント179cm,TLT,スカルパマエストラーレ(僕)
    ヘルベント179cm,TLT,スカルパ(大魔人)
    ファット169cm,TLT,スカルパマエストラーレ(シンちゃん)

5.00 705m 白川郷 馬狩発
5.42 800m 尾根取り付き
7.51 1150m 白山スーパー林道交差
10.10 1586m 1586ピーク
11.16 1710m 三方岩岳山頂
11.36 1710m 三方岩岳山頂発
11.50 1555m 1586ピーク手前鞍部登り返し
12.16 1586m 1586ピーク
13.37 780m 料金所
14.00 705m 白川郷 馬狩

朝5時TOYOTA学校付近林道除雪終点を発と約束し朝3時前に自宅を起き雪降る高速を白
川に飛ばした。白川に着くと嬉しい程の雪、街中からTOYOTA学校に向かう登り坂は除
雪車が懸命に除雪中、前を行くノロノロ車シンちゃんの車だった。急坂でスリップし
てしまう。やばいシンちゃん早くも敗退か。追い抜かして到着すると大魔人がもう着
いてた。

シンちゃん先でスリップして来れないかも二人で心配していたら除雪車の後何とか到
着。さあ急いで準備する。

5.00 705m 白川郷 馬狩発 シンちゃん先頭でサア行くぞ。せめて最初だけ少し
ラッセル訓練するか。しかし一晩で50cm以上新たな雪が降り積もりシンちゃんのファッ
ト膝上まで潜る。だからヘルベントも買いなさいって言ったでしょう。

僕も大魔人もヘルベントで楽勝ムード、料金所まで数百mシンちゃん頑張ってもらいもうお役
御免、大魔人靴上ラッセルでガンガン飛ばす。法面が続きしばらく進んだ良い場所を
見つけ尾根に取り付く。

 5.42 800m 尾根取り付き さあここからは僕が手本を見せてあげよう。急な薮斜
面をモンキーラッセルどんな斜面でも薮でも登れるんだと言う事をシンちゃんに見せ
てあげる。三番手のシンちゃんあっという間に見えなくなり仕方無く所々待ってあげ
る。

最初は激薮だったがこれくらいなら滑りには問題ないだろうと安堵した。登れれば滑
れるのである。急斜面を150m程クリアーしてさてもう大丈夫、大魔人にバトンタッチ。

今日はヘルベントでなければ無理でしたね。この板素晴らしいですと、大魔人早くも
目が点に。シンちゃん僕の板は三番手でも沈みますと、、、、、。この時期を楽しま
なくて山スキーと言えようか。スーパーファットとTLTが山スキーの世界を変えてくれ
たと言っても過言ではない。

大魔人今日もパワフルにガンガン膝ラッセル、ドンドン高度は上がる。しかし今日の
雪は甘くは無い、標高差で50mくらいラッセルすれば僕と交代、シンちゃん今日もお客
様で二人でガンガンラッセルする。

しんちゃん頑張らないとだい魔人ではなくダメ魔人と呼ばれるよ。せめてしょう魔人
くらい頑張らないと一番若いんだから。せめてちゃんとついて来てね。高度が上がる
と疎林になり自在にルートもとれるようになった。もう積雪も2mは超えているだろう。

7.51 1150m 白山スーパー林道交差 何とか林道に交差できた。さあまだまだ先は
長い。皆の衆行くぜ。疎林をうまくルート工作して状況はさらに厳しくなった。降り
続く雪と寒さ吹きだまり帯ではヘルベントでも膝上まで雪が来た。手袋も凍り付いて
いる。今日は試練である。

正面に1586ピークが見えた。これに登ると35m程下らなくてはならない。出来れば巻き
たいが今日は雪崩の危険もあり巻くのはやめ素直にピークに立ち下る事にした。

10.10 1586m 1586ピーク 無事ピーク着、もちろん帰りの登りも考えて下りのトレー
スもうまくつける。シンちゃん徐々に遅れ出す。残り160mガンガン僕が飛ばすが、シ
ンちゃん見えないので待つ事にした。大魔人は先を行きラッセルしてくれると言う。

10分位所待つがシンちゃんと呼ぶが返事も無し、しびれを切らして下ってシンちゃん
を探しに行く。ようやくシンちゃんに合流。シンちゃんよく頑張った!山スキー三回目
なら上等だ。もう無理してはいけない。ここから先にゆっくり下りて下さい。シンちゃ
ん素直に従ってくれた。

シンちゃんと分かれ先を行く大魔人をダッシュで追う。既に残り50mまで足を伸ばして
いた。視界の悪い中さあ交代、ラスト頑張るのみ、山頂が見えた。もうすぐだ。

11.16 1710m 三方岩岳山頂 無事到着、大魔人とがっちり握手。シンちゃんがいな
いのは残念だが仕方無い。二人で記念写真を撮りさあガッツリパウダーを頂きますか。

11.36 1710m 三方岩岳山頂発 素晴らしい底無しパウダーです。この雪ヘルベント
でなければ楽しめない、大魔人も浮きが違いますねと喜んでくれた。スキーは道具の
選択が全てなのです。もうフェイスショット連発で大満足。

11.50 1555m 1586ピーク手前鞍部登り返し ここでシールをつけて登り返す。大魔
人G3の新品シールだったが登りからシール剥がれまくりで散々だった。G3相変わらず
糊が改良されていない。厳冬期は使えない糊だ。僕は新品でも必ずブラックダイアモ
ンドの糊をテールや周囲にしっかりつけておく。

12.16 1586m 1586ピーク さあここまで登り返してここからも激パウ大満足、シン
ちゃんのトレースもあるから先に無事下りているようだ。帰りは料金所にドンピシャ
で下りるように滑る。多少の薮も問題ない。

13.37 780m 料金所 楽しく下りると料金所に出た。しかしシンちゃんのトレースは
無い。どこかで抜いたようだ。取り敢えず雪も激しいので車に戻ろう。

14.00 705m 白川郷 馬狩 雪に埋もれた車に到着、シンちゃんの車もあった。大
魔人には先に帰ってもらい、僕が待つ事にする。1時間待っても現れず、さすがに心配
になる。もうしばらく待って来なければ戻って見に行くか。と思っていたら1時間半くらい
してようやく雪まみれで現れた。

良かったシンちゃん無事で、ルートを外れて難儀してました。まあ仕方無いよ。よく
頑張ったよ。でもやはり山頂に向かわなくて良かった。向かってたら帰りは真っ暗だっ
たかも。年末年始頑張って修行して下さい。早速シンちゃんもヘルベントを買ったの
は言うまでもない。

7.ブナオ峠 2011.12.23

5.48 320m  上平村西赤尾
9.50 780m  林道から尾根取り付き  
11.33 1103m ブナオ峠東ピーク 
12.00 1103m ブナオ峠東ピーク発
12.14 780m  林道合流
11.20 550m  林道尾根取り付き
13.58 320m  上平村西赤尾

雪の中ブナオ林道を単独でラッセルした。標高780mで林道を離れて尾根に取り付くブナオ峠で積雪220cmだった。

6.取立山 2011.12.18

ようやく金沢近郊の低山でも山スキーが楽しめるようになって来た。

まだショートカットが出来る程雪は無いがそれでも石を踏む事無く快適にパウダーが楽しめた。

5.30 620m  国道157発
6.40 835m  林道終点駐車場
8.25 1307m 取立山山頂
8.44 1307m 取立山山頂発
9.26 620m  国道157

5.白馬山麓から唐松岳へ 2011.12.14


今回白山も考えたが久しぶりにこの時期定番の白馬山麓から唐松岳を目指しました。

今回もキーワードは

1,山麓から山頂まで自分の足で歩く   2,朝焼けの白馬三山、
五竜、鹿島槍の写真を撮る  3,山頂まですべてスキーで登り上げる。

4,山頂から滑降する。  5,岩陵帯も全てスキーで滑り抜ける。

【山域】唐松岳 2680m
【場所】長野県
【日時】20011年12月14日(水)
【コース】八方尾根経由唐松岳往復
【メンバー】単独
【装備】フォルクル158cm,TLT,ディナフィット

3.00 800m 白馬山麓
3.40 1126m シール歩行開始
4.46 1684m アルペンリフト終点
5.13 1840m 八方池山荘
5.40 2000m 公衆トイレ
8.00 2460m  丸山ケルン
8.49 2650m 稜線
9.10 2680m 唐松岳山頂
9.32 2680m 唐松岳山頂発
9.47 2650m 稜線
10.27 1840m 八方池山荘
10.41 1126m スキー終了

当初予定は無かったが快晴となら行くしか無かろう。人生無駄に過ごしたくは無い。
仕事を終えいつものようにすし活で特上ちらしを頂く、久しぶりである。これを食べ
なければ明日の山行は始まらない。

晩ご飯を終えて一路白馬へ、雪はやはり山麓で全くなかった。もう時間は遅いが酎ハ
イを飲んで寝る事にする。

寒い朝を迎えた。車の暖房をガンガンにしてすし活の細巻きを朝食にして元気をつけ
る。山頂まで標高差1800m、白山や立山山行に比べれば楽なものである。

3.00 800m 白馬山麓 しばらく雪の無いスキー場を歩くと徐々に雪が出て来た。

3.40 1126m シール歩行開始 さあここらで問題なくスキーが使える。スキーが
使えればスキー場なら時間500mは楽に稼げるだろう。

暗闇のスキー場を一人黙々と直登で高度を上げて行く。白馬の夜景がきれいで、空は
満月が明るく山を照らしてくれる。

4.46 1684m アルペンリフト終点 時間550mをl稼いでトップに来た。
雪は例年より少ないが全く滑りには問題ない。

昨日ゲレンデオープンしたようで八方池山荘までトレースがあり有難く利用させても
らう。

5.13 1840m 八方池山荘 ここからも少しトレースがあったがケルン手前で皆引
き返していたようだ。風は徐々に強くなる。今日は強風との闘いだろう。

5.40 2000m  公衆トイレ ここで建物の陰に身を潜め、フリースを着る。さあこ
れで装備万端、今日は全く敗退の理由はないだろう。

ここからしばらく歩くとようやく薄明るくなって来た。後立山の朝焼けは見事である。
山スキーを始める前よくこの辺りでテントを張って写真を撮っていた。

単独ラッセルは楽ではないが自由気ままで好きな道を付けれるのが良い。夜が明けて
いよいよ朝焼けが始まった。素晴らしい早起きして良かった。写真を撮り過ぎて時間
はドンドン過ぎて行く。

時折激しい風が吹き荒れ雪煙がまともに降り掛かる。

8.00 2460m  丸山ケルン ここまで上がると雪が固くなり歩き易くなる。その分
風はさらに強くなる。標高2500mを超えるといよいよ岩陵帯が始まる。ここからのスキー
歩行はそれなりに技術がないと難しい。スキーを脱ぐとラッセルはきついだろうから
帰りの事も考えるとスキーで行くしかない。

最後の難所を超えるといよいよ稜線に飛び出す。

8.49 2650m 稜線 劔が正面にドーン、さすがです。山の王者です。唐松に立つ
にはここからいったん下ってまた登り返しがある。難儀だ。雪庇に気を付けながらよ
うやく山頂の標識が見えた。

9.10 2680m 唐松岳山頂 山麓を出て6時間あまり、今日も素晴らしい展望です。
頑張って良かった。時折強い風が吹き付けるがモチが高いので寒くは無かった。さあ
シールを外して滑ろう。

9.32 2680m 唐松岳山頂発 滑り始めてすぐにコテン、何だ、岩で急ブレーキが
かかったようだ。この先も岩には要注意だ。コルまで滑り降りここから板を持って登
り返し。

9.47 2650m 稜線 さあもうここからは全て滑り降りることができる。岩陵帯は
岩が隠れているので慎重に滑り降りる。尾根は左右滑りやすい箇所を選んで快適に滑っ
て行く。日の当たらない斜面は快適である。あっという間に八方池山荘が見えた。

10.27 1840m 八方池山荘 この辺りでゴンドラ利用の後続者とすれ違う。快晴で
もあり10名前後の登山者が登っていく。さあ後は賑やかしいゲレンデを逃げるように
下って行く。オープンしていないゲレンデでは貸し切りの良い雪が楽しめた。

10.41 1126m スキー終了 ああ楽しかった。山頂から標高差で1500m滑れれば大満
足です。山頂から1時間10分、山スキー万歳。

4.三度目は激ラッセルの白山 2011.12.11


今シーズン三度目の白山、白峰ゲートから雪の中根性のチャリ漕ぎ、百万貫手前から
延々と林道ラッセル、別当出合からの激ラッセル、弥陀が原上部のホワイトアウトな
ど試練続きの苦行が続き大幅に時間をロス、室堂で時間切れとなった。

今期一番の苦行に体重は一日で3kg落ちて56kgになっていた。

【山域】白山室堂 2460m
【場所】石川県
【日時】20011年12月12日(日)
【コース】白峰-市ノ瀬—別当出合−砂防新道-室堂往復
【メンバー】僕、しんちゃん、大魔人
【装備】マサーク 156cm,TLT,ディナフイット(僕)
【天気】雪時々曇り、上部はホワイトアウト

2.07 510m 白峰ゲート発
2.56 640m 百万貫岩手前チャリデポ
5.02 830m 市ノ瀬
7.00 1240m 別当出合
8.37 1500m 中飯場
10.39 1970m 甚ノ助ヒュッテ付近
11.39 2272m エコーライン稜線
12.40 2460m 室堂
13.01 2460m 室堂発
13.45 1970m 甚ノ助ヒュッテ
14.19 1500m 中飯場
14.42 1240m 別当出合
15.35 830m 市ノ瀬
16.41 640m チャリデポ
17.15 510m 白峰ゲート

今日はしんちゃんのデビュー、全身をブランドで固めたしんちゃん果たしてこの苦行
に耐えて頑張れるだろうか。深夜0時に自宅で目を覚まし白峰へ車を走らせた。

白峰では路面に雪が残っていた。ゲート前にはシンちゃん号が止まっていた。丁度大
魔人と同じ1時半頃到着した。さあ今日は気合い入れまくりだ。

2.07 510m 白峰ゲート発 シンちゃん支度でもたもた早く外は寒い。ゲートで積
雪3cm、MTBを根性で漕ぐ。しかし雪の坂道は重くてフラフラ、どこまでチャリが使え
るか。

雪は徐々に増えて行く。5cmはまだ気合いで漕げたが、10cm近くまで増えるとさすがに
もうギブアップ、百万貫手前でアウト、稼いだ距離は5kmと残り12kmは歩きだ。

2.56 640m 百万貫岩手前チャリデポ 百万貫手前のスノーシェッドにチャリを止
めてここでシール歩行の準備、さあ行くぜ。湿った重い雪は抵抗があり足は重かった。

三名でラッセルを交代しながら先を急ぐ、ようやく市ノ瀬の灯りが見えた。

5.02 830m 市ノ瀬 市ノ瀬は全て店じまいで電灯が不気味だった。ここで20cmほ
どの雪量だった。しんちゃん早くも靴ずれで痛そう。しっかりテーピングして頑張っ
てもらおう。せめて林道くらいはラッセル手伝ってもらおうと先頭を任せると別山分
岐で間違えてしまう。そこじゃないよ。

市ノ瀬から積雪も増えラッセルも徐々にきつくなる。大魔人は今日もパワフルで絶好
調。

7.00 1240m 別当出合 ようやく着いたがもう5時間もかかっている。夏なら白山を
往復してもお釣りが十分来るくらいだが。別当の休憩所で大休止、エネルギー満タン
でさあ行くよ。

恐怖の一本橋は積雪多く滑りやすく下を見ないようにそろそろ歩く。橋を渡るといよ
いよ激ラッセル開始。いきなりの石畳の急登も板で登り上げるがさすがにシンちゃん
登れない。なら板を持って来なさい。

別当から先はシンちゃん完全にお客様、ラッセルは僕と大魔人で頑張るから三番手で
何とか着いて来て。

8.37 1500m 中飯場 雪はもう30cm以上、待つ事しばらくシンちゃんも現れた。シ
ンちゃん僕たちのハイペースラッセルについて来れないので行けるとこまで頑張って
自己責任で引き返すと言う事になった。

中飯場から上はもう雪も多く、登山道も不明瞭だった。急になると膝下ラッセルで延々
と苦行が続き、なかなか高度が上がらない。おまけに視界も全く良く無い。

10.39 1970m 甚ノ助ヒュッテ付近 甚ノ助には寄らずそのまま直進もうここから上
は登山道を無視してどこでも歩けるくらい雪は多かった=激ラッセルになった。大魔人
激ラッセルをものともせずガンガンハイペース。

これだけ雪が多ければ黒ボコラインではなくエコーラインで行って早めに稜線に出る
方が効率的だろう。僕が先頭でルートを開拓して根性でエコー稜線に這い上がる。

11.39 2272m エコーライン稜線 視界があれば白山がドーンと見えるがホワイトア
ウトで足元しか見えない。この稜線雪庇もあるので気が抜けない。GPSを握りしめなが
ら室堂を目指すも予想通りルートは大幅にずれ気が付けば頭上に雪庇、とんびライン
に入っていた。

ホワイトアウトの弥陀が原は状況厳しく横殴りの強風。タイムリミットは1時、最悪1
時半までに登頂できなければ帰りは真っ暗になる。

12.40 2460m 室堂 ホワイトアウトの中いきなり建物が現れた。風が強くて建物の
影に隠れた。大魔人と協議、この状況なら山頂まで1時間はたっぷりかかるし滑降もホ
ウィとアウトの滑走で時間が掛かる。山頂発は2時頃になるだろう。あかんな、時間切
れだ。出発を深夜0時にしとけば良かった。

13.01 2460m 室堂発 さてシンちゃんの事も気がかりだ。甚ノ助までは来ただろう
か。だだっ広い弥陀が原はホワイトアウトで何も見えずめまいがしそうだ。GPSで軌跡
を追いながら何とか帰路を急ぐ。

ようやく稜線分岐までたどり着き少しだけ視界は開けた。と言っても100m程、パウダー
もあるが固い雪も交互に現れ難儀な滑り、甚ノ助まで一気に滑り込む。

13.45 1970m 甚ノ助ヒュッテ 甚ノ助から下はシンちゃんの滑った後がない、シー
ルで下りたのか。狭い登山道をダッシュで滑り降り中飯場に着いた。

14.19 1500m 中飯場 ここからシンちゃんのトレースは観光新道方面の林道に伸び
ていた。良かった。さあシンちゃんを追う。しかし別当谷の橋は外されておりトレー
スは別当谷左岸に下りていた。ここ行けんのか。その後もシンちゃんのトレースをガ
リガリ追うと夏道に出た。

一本橋に着くとシンちゃん発見、橋を渡っているところだった。良かった。良かった。

14.42 1240m 別当出合 ここで大休止、しんちゃん今日はよく頑張ったね。デビュ
ウーで冬期白山、上出来だよ。ここから一気にスキーで滑り込む。

15.35 830m 市ノ瀬 ここからは難儀なストック押し歩き、大魔人は見えなくなっ
た。

16.41 640m チャリデポ ちょうど大魔人が板を担ぐ準備をしていた。ここで大魔人
には先に帰ってもらう。シンちゃんは僕が待つから。

17.15 510m 白峰ゲート 真っ暗なゲートにようやく到着、今日は僕たちの貸し切り
でした。待つ事しばらく18時前にようやくシンちゃん到着、これに懲りずに修行積ん
で下さい。やるしかない。

とってもハードな15時間行動,苦行でした。

3.冬期立山ワンディ2011.12.4

冬期立山ワンディ+山頂滑降は以前から計画していた。アルペン道路が閉鎖されるこの
チャンスを待って初めてのコラボとなるK君(大魔人)と挑戦した。出だしから激しい雨
が降る最悪の条件だったが往復65kmを14時間半で完全燃焼した。

【山域】立山 3003m
【場所】富山県
【日時】20011年12月4日(日)
【コース】立山駅-美女平—天狗平−室堂-雄山往復
【メンバー】僕、大魔人
【装備】マサーク 156cm,TLT,ディナフイット(僕)
【天気】雨のち雪時々晴れ

2.30 464m 立山駅
 4.04 976m 美女平
5.04 1286m 滝見台自転車デポ
6.46 1553m 弘法
8.25 1993m 弥陀が原ホテル
10.30 2360m 天狗平
11.04 2450m 室堂
11.58 2700m 一の越
12.58 3003m 雄山山頂
13.18 3003m 雄山山頂発
13.56 2450m 室堂
15.29 1553m 弘法
15.50 1286m 滝見台自転車デポ
17.00 464m 立山駅 14時間半 完全燃焼 往復65km

先日白山の初滑りで山頂で一緒になった大魔人は厳冬期白山ワンディも成し遂げてい
るオールラウンド山屋である。肩幅もがっちりとした筋骨隆々の体型は映画で見た大
魔神の様であった。週三回ジムで筋トレをしておりしかも自宅が僕の近所と言う事だっ
た。

深夜2時に立山駅スタートで約束していたので僕は前夜既に入山した。激しい雨が降り
続いておりちょっと用を足しに外に出ただけでびしょ濡れになった。果たして雨は上
がるか心配で床に着いた。

深夜1時起きたが相変わらず激しい雨が降り続いていた。山では雪だろう。大魔人に電
話するともう藤橋に到着していた。この雨やばいでしょう。ずぶ濡れで3000m峰は凍傷
になる可能性があり、協議の結果中止を決めた。ただ大魔人の落胆の声は携帯から伝
わった。しかし2時を過ぎてから少し雨が小振りになった。このまま帰っても何にも思
い出はできない。敗退でも挑戦すれば思い出にはなる。よーしダメ元で挑戦だ。

すぐに大魔人に携帯、幸いまだそれほど遠くに戻っていなかった。朝2時半立山駅発と
言うことで、ウェアーの高機能に賭けるしか無い。モンチュラ頑張れ

2.30 464m 立山駅 さあ重い荷物を持って小雨の中MTBスタート、ゲートを超え
て美女平まで15km標高差500mの試練である。しばらくで雨は激しくなりもうずぶ濡れ、
堪忍して欲しい。雨に打たれながら根性でペダルを漕いだ。冬期閉鎖のため数々のゲー
トがありそれを超えるのにとても難儀した。

 4.04 976m 美女平 長かった。この辺りで雨は雪になっていた。まだ路面はかす
かに白いだけだが徐々に雪は増えて行く。雪の中行ける所までMTBを漕ぐ。

5.04 1286m 滝見台自転車デポ 積雪が10cm程になりもうギブアップ、標高差
で800m稼げれば帰りは楽できる。残りスキー歩行で標高差1720mを稼ぐしか無い。山頂
まで残り17km楽では無い。

ここでスキーに変え雪の中道路に沿って忠実に歩いて行く。路面は11月一杯除雪され
ていて雪は少ないが、道路外はそこそこ多く適度にショートカットは出来た。

6.46 1553m 弘法 この辺りで道路の積雪20cm-30cmと言う所だった。交代で先頭
を変わりながらガンガンペースを上げる。

8.25 1993m 弥陀が原ホテル ようやく2000mホテルの軒下に入り休憩する。以前
名人と挑戦した時は靴擦れのためここで敗退した。今日は全く靴擦れはなかった。山
頂まで行けそうだ。

10.30 2360m 天狗平 ここまで長かった。天候はずっと悪く視界が無い、ただ根性
で進むのみ。大魔人もハイペースである。室堂手前で青空がのぞき始めた。立山も雲
から一部顔が出始めた。

11.04 2450m 室堂 ウォーっ、素晴らしい立山が完全に雲から現れた。天は我にあ
りこの景色を見ただけでも来た甲斐がある。モチベーションは一気に沸騰、ピークに
立ちあのルンゼを滑るしか無い。室堂も雪は豊富で問題なく一の越へ

11.58 2700m 一の越 さすがにここは風の通り道、さあラストアイゼンでアタック
だ。しかし何と大魔人は軽量化のためアイゼンを持って来なかったと言う。1週間前竜
王に来たがその時はアイゼンがいらなかったからと言う。

しかし今日のこの条件でアイゼン無しは無理だろう。僕も単独アタックはさすがに心
細くなり諦めようかと思ったが大魔人が室堂で待っているから是非挑戦して欲しいと
言うので腹を決めた。

大魔人を見送りスキー背負ってアイゼンでアタック、風は強く時折体ごと持って行か
れる。なるべく風下を歩くがそこはまたラッセルも辛い。

もう根性で高見を目指すのみさあもうすぐだ。神社が近づく。

12.58 3003m 雄山山頂 ゴールついにピークに立った。冬期ワンディの記録はない
だろうし感慨深く神社裏で休んでいた。そこに大魔人が突然現れた。エーェッアイゼ
ン無しで登って来たの。普段アイスクライミングをやっていると言ってもよく無事で
来たな。ただスキーを背負うとバランスを崩し危ないので空荷で来たと言う。

二人で固く握手を交わしピークの奥社にお参りに行く。長かった。さすがに大魔人た
だ者ではなかった。記念写真を取り合いさあ帰ろう。

13.18 3003m 雄山山頂発 僕はここからスキーで滑り神社裏のルンゼを滑るので写
真を撮って下さいな。さあ行くぜ、雪面は所々氷化していたがこの程度なら行けるだ
ろう。さあ真っ逆さまに落ちて行く。山頂から滑ってこそ山スキーヤー。

ガンガンターンを決め快適に落ちて行く。あっという間に一の越の下に出た。シュプー
ルを振り返る。ビューティフル。大魔人も無事ツボ足で下りて一の越から滑降。合流
して室堂へ。

13.56 2450m 室堂 振り返ると立山はもう雲に覆われもうあの姿を見せる事は無く
本当に僕たちの登頂前後だけのプレゼントだった。やはり雨の中頑張った姿を神は見
捨てなかった。

アルペン道路は上部ではガンガンカットして先を急ぐ、下りはこっちのもの、気温は
低く板はよく滑る。

15.29 1553m 弘法 室堂から1時間半で弘法に着きもう残りわずか。雪は行きよりさ
らに少し増えていた。

15.50 1286m 滝見台自転車デポ ようやくデポ地点、ここでチャリに変え、雪の道
路をかっ飛ばす。美女平まで来るとようやく雪から開放。あとは立山までダウンヒル。

17.00 464m 立山駅 もう辺りはまっ暗になりました。無事念願達成、大魔人あな
たは強い、参りました。来週も一緒に行こうと言うことで握手をして解散。今日は完
全燃焼。

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2.白山 (2回目)2011.11.27

今シーズン二度目の白山、4日前に比べ雪は格段に増え山頂から別当出合まで標高
差1500m滑降することができた。今日は倉敷の野人さんとコラボした。

【山域】白山 2705m
【場所】石川県
【日時】20011年11月27日(日)
【コース】白峰-市ノ瀬—別当出合−砂防新道-白山往復
【メンバー】僕、野人さん
【装備】マサーク 156cm,TLT,ディナフイット(僕)
【天気】曇り時々晴れ

1.50 510m 白峰ゲート発
2.55 850m 市ノ瀬
4.05 1240m 別当出合
6.35 1970m 甚ノ助ヒュッテ
7.42 2230m エコーライン
8.31 2450m 室堂
9.12 2702m 白山山頂
9.35 2702m 白山山頂発
10.43 1240m 別当出合
11.30 510m 白峰ゲート

土曜の午後倉敷の山スキーの知人野人から僕も白山に行きますとメールが飛んで来た。
僕のHPを見てくれたらしい。野人が来てくれれば心強い、午後2時倉敷を出ると言う。
僕は夜6時仕事を終え白峰へ急いだ。

途中西インター近くの8番ラーメンで夕食を食べて野人に電話した。今どこですか。何
と野人も永平寺の8番ラーメンで夕食を取っていた。

奇遇、やはり野人とは気が合う。白峰ゲートに着くと同時に野人が到着。お久しぶり
明日は気合い入れまくりで頑張りましょう。野人と僕のアルファードで宴会した後深
夜2時発と眠りに着いた。

20011年11月27日(日)朝1時起床。夜中に何台か車が来てライトで数度目が覚めた。ゲー
トが閉じているのを見て大概引き返していた。

1.50 510m 白峰ゲート発 さあ気合い入れまくりで野人と自転車を漕ぐ。野人も
自転車を始め山スキーの達人である。重い荷物を背負ってガンガン飛ばす。しかし凍
結している箇所がたびたび現れその度に難儀する。まあこの時期仕方無いが。

2.55 850m 市ノ瀬 無事到着、この辺りで10cmくらいあるだろうか。この先別当
まで完璧に除雪されていたが、如何せん凍結箇所もあり野人は何度か転けていた。

4.05 1240m 別当出合 ようやく到着。来てビックリ、チャリが一台ある。僕たち
より先に出た超物好きが一名、誰か興味津々、野人とここでエネルギーを補給して先
に備える。ここで積雪50cmほどとたっぷりあった。

先行者はツボ足で歩いていた。一本橋を渡り僕たちはすぐスキーを履いた。石畳の急
登も板で問題なく登り上げる。雪は多く帰りは別当まで滑るつもり。

中飯場の手前で先行者のライトが見えた。深夜0時に白峰を出たが、ラッセルが大変ら
しく早々と敗退を決めたらしい、この時期スキー無しで白山へ向かうのは無謀と言う
ものだろう。是非スキーを覚えて下さい。

中飯場で野人と先頭を交代、野人もパワフルにガンガン登って行く。実に頼もしく思
えた。もう雪は多く石は全く踏む事無く滑れるだろう。別当覗きで先頭を変わりまっ
さらな雪の上をサクサク登って行く。今日も楽勝ムードである。

6.35 1970m 甚ノ助ヒュッテ この辺りは1m以上ありそうである。もうどこでも歩
けそうな雰囲気である。これだけ雪があるならエコーラインに早々と登り上げて白山
を目指すのが正しい選択だろう。

南竜分岐を右に折れ最初の尾根を乗り越してまっすぐ稜線に登り上げた。面倒な薮は
大概隠れており素直に稜線に出た。

7.42 2230m エコーライン ここから見る別山、白山は中々のものである。野人も
ハイペースに着いて来てくれた。さあ室堂経由で山頂にアタックだ。

8.31 2450m 室堂 ここから上も雪は多かった。ここから山頂へももう色々ルート
がとれそうだ。山頂まで問題なくスキーで行ける。素晴らしい景色に感動しながら無
事山頂の奥社が見えた。

9.12 2702m 白山山頂 着きました。山頂です。今日も絶景です。野人も無事到着、
今日は果たして何名山頂を踏むだろうか。今のところ全く人影はない。強い風が吹い
ていたが気持ちが高ぶっており全然寒く無かった。

9.35 2702m 白山山頂発 さあ野人、行きましょう。もう別当出合まで滑るだけで
良いのです。野人は今日もパワフルな滑りも見せてくれます。さすが倉敷の猛者です。
互いに写真を取り合いながらエコーライン経由で甚ノ助へ直に下りた。エコーライン
下で一名のスキーヤーが僕たちのトレースを登って来ていた。今日はこの人だけか。

甚ノ助から下もモナカ雪をものともせずガンガン攻めて下りる。中飯場下の石畳の急
登は避け右回りで吊り橋まで滑り降りた。

10.43 1240m 別当出合 山頂から1時間8分でした。今日も楽しい滑りでした。別当
に着くと自転車が5台あった。皆物好きです。果たして何人山頂を踏めたでしょうか。
ここからMTBにまたがりあっという間に白峰へ

11.30 510m 白峰ゲート 無事着きました。別当から50分、この時期自転車無しで
は遊べません。しばらく待って野人も到着、お疲れさまでした。倉敷まで気をつけて
て帰って下さい。野人さんの参戦のおかげで楽しい一日が過ごせました。

1.白山(初滑り)2011.11.23

今年は例年になく初滑りが遅くなったがその分今日は十分満足できた。雪は多く山頂
から標高差で1100m滑降できた。

【山域】白山 2705m
【場所】石川県
【日時】20011年11月23日(水)
【コース】市ノ瀬—別当出合−砂防新道-白山往復
【メンバー】単独、シンちゃん(ツボ足)
【装備】フォルクルマウンテン 156cm,TLT,ガルモント(僕)
【天気】曇り時々晴れ

4.21 850m 市ノ瀬
5.10 1240m 別当出合着
5.26 1240m 別当出合発
6.11 1500m 中飯場
8.06 1970m 甚ノ助ヒュッテ
9.33 2340m 黒ボコ岩
10.04 2450m 室堂
10.41 2702m 白山山頂
11.05 2702m 白山山頂発
11.32 1970m 甚ノ助ヒュッテ
11.44 1638m スキー終了
12.38 1240m 別当出合
12.58 850m 市ノ瀬

僕も山スキーを始めたいと言うシンちゃんだが、本当にやる気があるかどうか?まず冬
の白山の厳しさを体験してもらい実際に山スキーを見てもらいその上で判断してもら
う事にした。

ゲートは市ノ瀬で閉じているので市ノ瀬で朝4時待ち合わせとした。僕は自宅を深夜二
時半に起床して市ノ瀬へと車を走らせた。朝4時前に着いたらシンちゃんの車が止まっ
ていた。ぐっすり寝ていたシンちゃんを起こしてさあ自転車で出発。

4.21 850m 市ノ瀬 久しぶりの重い荷物とスキーを背負っての自転車漕ぎ、道路
は除雪されていたが路肩には雪が多く、所々凍結していて危うかった。案の定別当手
前のツルツルで大転けした。

シンちゃん今日はマラソンザックにキャメルバックのみと言う超軽装、カッコを見て
も完全に冬山をなめているこれじゃ敗退確実だなと内心思った。

5.10 1240m 別当出合 まだ暗い、積雪は20cm、予想外に多い雪だった。吊り橋は
既に一本橋状態。慎重に渡る。シンちゃん恐いとビビっていた。橋を渡った最初の急
登を超えればもう雪は多く板が履けるほどであった。

前日に入山者がいてトレースが残っていた。シンちゃん大いに助かった。トレースが
無ければ僕は板で歩けば良かったがツボ足なら大変な苦労である。

6.11 1500m 中飯場 もう30cm程雪はありボロ板ならここまで滑る事も可能だった。
折角ツボ足のトレースがあるので板を履かないでガンガン歩く事にした。

8.06 1970m 甚ノ助ヒュッテ 小屋に着くと昨日の入山者が二名宴会していた。山
頂へ行かないのかと聞いたが昨日のラッセルに懲りてもう完全にモチベーションは下
がり宴会して帰ると言う事だった。

ここからはトレースの無い登山道を板で快適に登っていく。シンちゃん膝から腰ラッ
セルが辛そう。ご苦労様、待ってられないから先に行くね。限界まで頑張ってそこで
敗退して下さい。

ガンガン飛ばしてラッセルする。後続スキーヤー1名がいてかなり迫って来たのでさら
にペースを上げて先を急ぐ。

9.33 2340m 黒ボコ岩 弥陀が原は視界が悪かったがGPSがあるので気にせず先を急
ぐ。室堂手前で休憩中に後続1名が追いついて挨拶を交わし先頭を交代してもらう。

10.04 2450m 室堂 しかし先頭を交代してしばらくで彼のルートがズレて来たので
このままじゃまずいと僕は一旦戻りまた自分でルート開拓をする事にした。ガスが晴
れるといつの間にか僕がかなり先を進んでいて無事板のまま山頂に到着した。

10.41 2702m 白山山頂 今日も風が強いが冬ですからまあこんなものでしょう。ま
もなく後続スキーヤーも到着してお互い写真を取り合ったりした。彼もこの時期の常
連の様で今日の登頂者は二名だけでした。

11.05 2702m 白山山頂発 さあ行きますか。気温が低く曇り空なので雪は融けず柔
らかいのでとても快適な滑りだった。これからまた7ヶ月間スキー三昧ですか。ドンド
ン落ちて行く。やはり初滑りは楽し、スキー最高です。登山道も雪は多く石を踏む事
も無くガンガン板を走らせる。

11.32 1970m 甚ノ助ヒュッテ 早いですね27分ですか。ここからも雪は多く快適に
登山道を下れる。

11.44 1638m スキー終了 さあこの辺りで終わりにしますか。標高差で1100mも滑れ
れば御の字です。中飯場で黒ボコで敗退して戻ったシンちゃんに追いついた。シンちゃ
ん予想通り敗退でしたが、早速板が欲しいと目が輝き出した。

12.38 1240m 別当出合 無事下山してさあ楽しい登山でした。ここからはチャリで
市ノ瀬まで、歩いてなんていられません。

12.58 850m 市ノ瀬 初滑り大満足でした。
帰り道早速シンちゃんコージツによりスキー道具一式を購入。板、靴、クトー、ショ
ベル、ツェルト、その他諸々

シンちゃんやるじゃない。どうも本気でやると言うのでそれならと自宅に呼んで僕の
山スキー部屋を見てもらい僕の山スキーのすべてを伝授する事にした。折しも僕が山
スキーを始めた年が今のシンちゃんの年であった。果たして20年間続けることができ
るでしょうか?

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