2012-2013の山スキー

57.南岳周回 2013.5.22

深夜0時医院で髭魔人と待ち合わせして平湯へ向かう,あんまり寝ていないがDr7との思い出の場所行くしか無い,
深夜2時過ぎ釜トン到着、ずっと下った駐車スペースに車を止めいざ出発。河童橋まで30分、さらに横尾まで47分、
計1時間17分だった。ここからズックに履き替え本谷橋を目指す。雪は多くここからスキーで歩けた。
横尾本谷右俣を進みカールに出る。さあ稜線目指してガンガン行く,稜線にはまだ落ちていない雪庇がチラホラ、
落ちたとしてもかわせるコース取りでガシガシ行く。

8時38分、出発してから6時間でここまで来た。さあ南岳はすぐそこだ。無事ピークに立ち感慨に浸る、ここからの北穂は圧巻だ。
昨年の山行が昨日の事のようだ。さあ山頂から一気にダウン、ルンゼはスベスベ、ジャンプターンが面白い様に決まる。
あっという間に左俣を滑り、北穂の滝で記念写真、後は本谷橋まで滑り込んでここからズック、横尾に着いたら後は国道を
目指すのみ、あっという間に国道に正午には戻ることができた。

もうDr7とは行けないが思い出だけは忘れる事はない,君が滑りたかった扇沢はもう雪が途切れてて滑降できないよ、
いつか代わりににリベンジして来るよ。

2.30  1300m  国道156路肩発
3.47  1610m  横尾
5.01  1780m  本谷橋
5.53  2030m  横尾本谷二股
6.33  2300m  横尾本谷カール
8.38  2970m  稜線
8.55  3032m  南岳山頂
9.19  3032m  南岳山頂発 南岳ルンゼへ
10.30  1800m  本谷橋
11.05  1610m  横尾
12.05  1250m  国道156路肩

56.白山砂防新道 2013.5.19

天候が悪い予報であったが午前中ならもちそうなので別当出合まで入れる事になった白山に速攻で出掛けて来た。
朝3時発と大魔人と約束しガシガシ歩いて行く,中飯場を過ぎた上部林道交差から板が履けた。甚ノ助は2割程出ていた。
この時期にしては雪は多い,エコーラインに出て白山を雪が山頂まで繋がる南東斜面から攻略した。
無事山頂まで板で上がった。天気は良く晴れていた。今日も来て良かった。

さあ今日も山頂から滑走、室堂に下りて鳥居前で記念写真を撮りさあ帰ろう,砂防新道はガタガタで忍の滑りだった。
この山域ももう賞味期限切れだろう。今日は体力作りと割り切ろう。さあ早く下山で来たので昼からゆっくり時間が使える。

3.00 1240m 別当出合
4.53 1970m 甚ノ助ヒュッテ
5.47 2270m エコーライン
7.01 2702m 白山山頂
7.23 2702m 白山山頂発
8.11 1970m 甚ノ助ヒュッテ
9.15 1240m 別当出合

55.白山東面台地 2013.5.15

Dr7の遺品回収と事故報告書を作成してようやく心の整理が出来た。思えば1年前彼と東面台地へ行った、
なぜか無性に東面台地が恋しくなって今日単独で出掛けて来た。東面台地へは毎年4月に行っており5月に
なれば下部は薮で厳しいだろうと思ったが今日は這ってでもピークに立って奥社で祈りも捧げる。

仕事が終わり平瀬ゲートに向かう、ここで車中泊して深夜1時に起床、さあチャリで標高差600m頑張る。
昨年はDr7と競い1時間11分の新記録を出した。今日は単独なのでペースは上がらないがそれでも気合いで
ガシガシ漕いで行く。さあ橋が見えた。タイムは1時間10分、1分だが短縮できた。ここでチャリをデポしていざ
東面台地へ,雪は全くなく橋からすぐに尾根を巻く様にして台地を目指す。

薮が濃くてやはり難儀した。しょった板が引っかかり中々前に進めない,やはり5月に入ると難儀する。
それでも何とか根性で薮を漕いで平坦な台地に降り立った。雪はあるがもうかなり地面が出ている。
それでも何とか雪を拾いシールで進む。辛うじて細い雪を伝って板を脱ぐ事無く高度を上げた。
標高を200m程上げればもう雪は豊富でいつもの東面台地だ。1770mでこの台地の御神木コブラツリーだ。
ここで記念写真を撮り少し上がって転法輪谷に入る。昨年のDr7の姿が重なる。

標高が2500mまで上がるとかなり強風がきつくなって来た。風速は20mは超えているだろう。ただ春の風で寒くはない,
ザラメ雪を踏みしめながらピークまで板で上がった。奥社だ。奥社でまずDr7のために祈りを捧げ、次に板とヘルメットを
供えこれからの山スキーに神のご加護がある様にお祈りした。

今日は誰もいない,貸し切りだ。さあ山頂からエントリー、御前峰と剣が峰のコルまで急斜面を滑ってこの台地のメイン斜面に
シュプールを刻む,貸し切りの台地どこまでも落ちて行く,白山に別れを告げるとただ林道を目指すのみ、台地下部で倒木に
足が引っかかり頭から雪に突っ込んだ、かなりの衝撃だったがヘルメットのおかげで頭は大丈夫だった、起きると鼻血と顎を
切った様で血が滴り落ちた。さっそく神のご加護かメットに救われた。

台地下部から林道はまた藪漕ぎで時間を食ったが林道に出れば後はチャリで帰るのみ、11時前に無事到着。
東面台地下部はもう地肌が出て厳しい、そろそろ賞味期限切れか。

2.30 630m  平瀬ゲート発
3.40 1240m 大白川ダム付近最初の橋
6.02  1770m  コブラツリー
6.49  2100m  転法輪谷
8.31 2702m 白山山頂着
9.00 2702m 白山山頂発
10.23 1240m 林道
10.55 630m  平瀬ゲート着

54.ホロホロ山 2013.5.5

最終日も強風とホワイトアウトの山頂へ北海道6勝1敗、山頂は全てホワイトアウトだった。

2.24 437m 県道発  
6.04 1322m ホロホロ山 
6.28 1322m ホロホロ山発
7.22 437m 県道着

53.羊蹄山 2013.5.4

喜茂別からダイレクトに山頂までスキーで登り上げた。今日もホワイトアウトの中8時前には下山した。

2.00 350m 喜茂別登山口発
6.55 1898m 羊蹄山山頂
7.25 1898m 羊蹄山山頂発
7.58 3500m 喜茂別登山口着

52.前富良野岳 2013.5.3

前夜から降りしきる雪で朝までに10cm降雪があった。一の沢を詰めて強風とガスの中今日もホワイトアウトの山頂へ

2.45  580m 秋雲橋発
3.42  850m 一の沢へ
5.40  1450m 尾根合流
6.47 1625m 前富良野岳着
7.05  1625m 前富良野岳発
8.05  580m 秋雲橋発

51.ニセカウ 2013.5.2

清川から稜線に出て1371mで沢に下りて後は山頂までダイレクトに今日もホワイトアウトで難儀した。

3.00 500m 清川発
3.35 670m 林道終点
4.23 850m 沢詰め上げ地点
6.15 1371m 地図上1371 沢へ下降
6.31 1325m 沢1325m
8.22 1878m ニセカウ山頂
8.43 1878m ニセカウ山頂発
9.11 1371m 地図上1371
9.42 670m 林道終点
9.54 450m 清川着

50.海別岳 2013.5.1

季節外れの降雪で出だしからラッセルになった。湿雪ラッセルを交代しながら高見を目指す。

3.40 180m 除雪終点発
4.24 200m 林道再度出発
4.47 200m 林道再最出発
8.32 1000m ホワイトアウト敗退
9.26 180m 林道終点

49.トムラウシ 2013.4.30

3.23 684m 東大雪荘発
7.04 1445m 夏道尾根
7.17 1411m カムイサンケナイ川合流
10.10 2141m トムラウシ
10.24 2141m トムラウシ発
11.05 1420m カムイサンケナイ川合流
11.48 1500m 夏道尾根
12.30 684m 東大雪荘

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48.ニペソツ 2013.4.29

4.00 幌加ダム  573m
5.43 コル    1000m
6.06 川床    897m
7.15 三俣    1050m
10.35 稜線コル  1720m
11.50 ニペソツ 2012m
12.04 δルンゼ  1900m
12.53 三俣    1050m
13.42 橋     872m
14.13 コル    1000m
15.32 幌加ダム  573m  

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47.薬師岳 有峰林道経由 2013.4.17

除雪がどこまで進んでいるか心配だったが有峰湖岸の終点近くまで進んでいた。今日は深夜0時半に医院で待ち合わせして
髭と二人で亀谷温泉へ向かう。料金所に車を止めチャリにまたがりいざ出発。ヒルクライムレースの疲れがたまっておりさすがに
今日はバトルを避け先頭を後退しながらチャリを漕いだ。生温い南風に逆らいながら必至に漕ぐ、
有峰湖まで標高差700m、距離13kmであった。1時間半で漕ぎ切って除雪仕立ての道路をひた走る。

除雪は湖岸終点付近まで伸びていた,湖岸でチャリをデポして湖岸から新ルートで折立を目指す。
読みの通りだこの沢は快適に僕たちをトンネル入り口まで導いてくれた。トンネルをくぐって出ると折立だった。
広場を横切りお目当ての沢を使って三角点を目指す。この沢もまだ雪は多くて快適だった。

三角点からも豊富な雪を使って稜線右をトラバースしながら一切アップダウンをしないで太郎平に着いた。
ここでシールを剥いで一気に薬師峠へ滑り込む。峠から残すところ700m、根性でピークまで登り上げた。
ピークに着いてしばらくは視界は良かったが滑り始める頃完全にホワイトアウトになり薬師岳山荘まで忍の滑りになった。
ここからも雪は悪くて滑りにならなかったが一気に峠まで滑り込む。

薬師峠から太郎平まで登り上げてここからは来た道を一気に折立まで戻った。折立から有峰湖岸に落ちる沢は快適だった。
このコース実に利用価値大だと思った。湖岸からチャリにまたがり後は亀谷温泉まで下るだけ。ゴール!12時間半の完全燃焼だった。

今日も達成感一杯、生きていて良かった。薬師岳は今週一杯旬だろう。

2.00 390m  有峰林道ゲート手前駐車場発
3.36 1100m 有峰ダム
3.58  1140m  除雪終了点
5.14 1350m 折立
6.39  869m  三角点
8.36  2330m  太郎平小屋
8.41 2294m 薬師峠
10.28 2926m 薬師岳山頂
10.49 2926m 薬師岳山頂発
11.29 2294m 薬師峠
13.28 1350m 折立
13.53 1250m  除雪終了点
14.31 390m  有峰林道ゲート手前駐車場

46.大日岳、牛首経由 2013.4.10

今日は髭魔人と牛首経由の大日岳を目指した。ここ数日の降雪で1500m以上では30-50cm程の新雪があり山は完璧にリセットされていた。
おかげで山頂まで細板での辛いラッセルになった。深夜2時医院で待ち合わせ一路立山町を目指す。

出発時点で小雨だったが途中で雪に変わった。週末のヒルクライムレースの予行もあり今日は髭と称名バトルだ。
片道7km、標高差600mガンガンペダルを漕ぐ。髭は絶好調、何度か揺さぶりをかけるも離れない,ゴール手前の急坂で最後ダッシュを
かけようとするがこのあたりで雪が深くなりもうアカン,降車してこのバトルは引き分けになった。

遊歩道を少し歩いて牛首の谷に入りひたすら高度を上げる,新雪ラッセルになるとは思わなかった。細板は潜って辛かったが降りしきる雪の中
行くしか無い。ここ数日の降雪で谷もスベスベで登り易い。牛首に到着したが雪も多く問題なくスキーで難所も突破できた。

大日平に上がるとホワイトアウトで視界は無いがGPSで大日平山荘を目指す。山荘から大日を目指すがラッセルはきつい、
しかし空には一時的に青空もモチ急上昇、ガンガンラッセルしてさあコルに着いた。風は強くなり寒い,しばらくでピークに着いた。
視界は全くない、寒いし、早く滑りたい。シールを剥いで視界の無い斜面を滑り出す。折角のパウダーだが視界が無いので楽しめない,
それでも高度が落ちると少しずつ視界は良くなりあっという間に大日平山荘に、ここからは緩斜面だが滑りはよくあっという間に牛首に着いた。

牛首からは遊歩道までウェットパウダーを楽しんで、チャリに乗り立山町へ  今日も大満足 この時期にこんなラッセルがあるとは思いませんでした。

3.37  480m  立山 藤橋ゲート発
4.40  1050m  称名滝遊歩道
6.24 1430m 牛ノ首
8.11 1750m 大日平山荘
11.34 2501m 大日岳山頂
11.53 2501m 大日岳山頂発
12.27 1750m 大日平山荘
13.04 1430m 牛ノ首
13.24  1050m  称名滝遊歩道
13.54  480m  立山 藤橋ゲート着

45.別山 2013.3.31

今日はNOZA、大魔人、髭魔人の四人で賞味期限の短い別山を目指した。深夜1時に起床して朝3時待ち合わせの白峰に車を走らせた。
深夜2時過ぎにはゲート到着。すでに大魔人、髭魔人は着いていた。急いで準備を行い、2時半にはスタンバイになったがNOZAはまだ現れない、
三人でゲート前に揃った時ちょうどNOZAの車が見えた。

ちょっと鬼だがNOZAの先にスタートする事にした。いきなりバトルの様相、皆負けん気は強い僕はいきなりダッシュ、髭は付いて来たが
大は早くも後退、ガンガンペダルを漕ぐ百万貫まで20分、発電所30分、まだ髭はついて来る、発電所を過ぎた登り坂で一気にギアを上げると
もう髭もついて来れなくなった。離れたのを確認してもう一段ギアを上げた。もう大丈夫だ。

除雪は市ノ瀬に達していた。ゴール42分、少し遅れて髭、10分弱遅れて大到着、さらに5分遅れてNOZA到着。ようやく皆揃いました。
市ノ瀬はまだ雪が多くここからスキーでチブリ尾根を目指す。雪は十分だった。ガンガン高度を上げる。雪の多い尾根の北側を登って
無事避難小屋を通過、この辺りから徐々に風は強くなりガスも出始めた。

御舎利手前から猛烈な風とホワイトアウト、体ごと飛ばされそうだがNOZA以外は地獄の北海道山行を経験済みなのであの時に比べればと
涼しい顔、NOZAはこんな風体験した事が無いと泣きが入る。さあ山頂が間近だ。風が強くてヤバイので風下に逃げ身を伏せた。

さあシールを剥いで行くで、帰りは別山谷を滑って登り返す予定だったがこの状況では無理、来た道を引き返す。早く高度を落としたい,
ホワイトアウトの中まばらな樹林を手がかりにガンガン行く,振り返るとNOZAだけいない,しばらく待って大声を上げるが音沙汰無し、
GPS持ってるから大丈夫だろう。しばらく下るとNOZAのトレース発見、大丈夫だ。必至にNOZAを追う。標高1800mで発見、良かった良かった。

さあここからはブナ林を快適に滑り降りる。あっという間に市ノ瀬チャリデポへ。さあ最後のお楽しみバトルです。4人横並びで一斉スタート、
僕がダッシュで先頭を引っ張るが発電所手前でNOZA、髭に抜かされた。大はもう遥か後方。必至に二人を追うが背中は見えれど中々
追いつかない。スターとしてわずか17分で白峰到着。僅差でNOZAが髭を振り切っていた。

皆さんお疲れ様、今日も大満足でした。雨も降り出しドンピシャでした。

2.38  505m  白峰ゲート発
3.20  830m  市ノ瀬着
3.52  910m チブリ尾根取付
5.48 1503m 曲池
7.03 1900m チブリ避難小屋
8.09 2383m 御舎利山着
8.22 2399m 別山山頂着
8.40 2399m 別山山頂発
9.06 1900m チブリ避難小屋
10.05  855m 市ノ瀬
10.22  505m  白峰ゲート

44.毛勝(大明神北西尾根) 2013.3.27

【山域】 毛勝(大明神北西尾根)
【場所】富山
【日時】20013年3月27日(水)
【コース】片貝第二発電所—片貝第四発電所—大明神北西尾根—大明神—毛勝南峰—毛勝往復
【メンバー】単独
【装備】 アトミックアルティメット 164cm,TLT,ディナフイット5マウンテン(僕)
【天気】晴れ後曇り

3月3日仲間四人と同じコースで毛勝を目指したが大明神-毛勝鞍部までで敗退したので今日は単独でリベンジした。

2.30 290m 片貝第二発電所ゲート発
3.42 470m 片貝第四発電所(大明神北西尾根取付)
4.19 680m 北西尾根上取水施設
5.37 1149m 地図上1149
7.21 1525m 地図上1525巻き
8.51 1793m 地図上1793
9.46 2082m 大明神山山頂
10.07 1984m 大明神-毛勝鞍部
12.03 2400m 毛勝南峰
12.19 2414m 毛勝山頂着
12.35 2414m 毛勝山頂発
13.31 1984m 大明神-毛勝鞍部
13.55 2082m 大明神山山頂
14.42 1525m 地図上1525巻き
15.36 1149m 地図上1149
16.03 470m 片貝第四発電所(大明神北西尾根取付)
16.40 250m 片貝第二発電所手前橋

前夜仕事を終えて魚津まで車を走らせる。 片貝第二発電所ゲート前で車を止めてゲート先を見ると何と除雪されてない、
第四発電所まで4.5kmほどチャリが使えると読んでいたが早くも裏切られた。チャリを外に出して車中泊。

朝2時起床、満月で周囲は明るい。パンを食べいざ出発

2.30 290m 片貝第二発電所ゲート発 黙々と林道を歩く雪は繋がっていたが、もう数日で切れる箇所も出て来るだろう。
前回の反省から尾根にすぐ取り付かず第四発電所前から北面の急斜面を登り上げる作戦だ。

3.42 470m 片貝第四発電所(大明神北西尾根取付)ここから尾根の取水施設まで登り上げ尾根に上がる。ガシガシ登り
最初の難所(アップダウン)の先に出ることができた。

4.19 680m 北西尾根上取水施設 ここからはしばらく杉林を快適に歩く、雪は多く全く問題ない。

5.37 1149m 地図上1149 前回難儀した細尾根はやはり今回も雪は付いていなく板を担いで30m程歩いた。少し歩くと
また雪は豊富になって快適に歩ける。前日の新雪のため板は潜り日当り加減で目まぐるしく雪質は変わり帰りも難儀しそう。

7.21 1525m 地図上1525巻き ここも前回難儀した場所で右から巻いたが今回途中で薮が出て来て仕方無く尾根に這い上がる。
標高1600m辺りからずっと大明神を見ながらの快適な登り雪庇の張り出しが見事である。雪庇に気を付けながら歩いていたが
突然隠れたクレバスに片足が落ちてしまいビックリ、のぞくと5m位の穴になっていた。ヤバかった。

8.51 1793m 地図上1793 1850mからは尾根を外れて谷に入り大明神まで一直線。さあもうすぐだ。山頂手前で20cmほどの
新雪が足元から崩れて雪崩れた。ヤバイヤバイ、雪崩も要注意だ。さあ山頂が見えた。

9.46 2082m 大明神山山頂 山頂からの毛勝は見事だ。劔も見える。空は曇って来たが展望は良好,風は強いが寒くはない。
ここでシールを剥いで鞍部まで滑り込む。

10.07 1984m 大明神-毛勝鞍部 ここでシールを付け急登をガンガン上がる,場所によってはラッセルになる。行くしか無い。
急登をこなすと目の前に南峰がドーン、さあもうすぐだ。

12.03 2400m 毛勝南峰 着きました。しかし本峰はまた下って登らなければ,本当に難儀な行程である。一部凍った斜面を
慎重に下り鞍部から最後登り返してピークに着いた。

12.19 2414m 毛勝山頂着 長かった出発して10時間弱、360度素晴らしい展望、富山湾から能登半島まで見える。来て良かった。
山頂から毛勝谷を下れば登り返しも無く楽だが3月の毛勝谷はやはりリスクが大きい、単独だし大変だが来た道を戻る。

12.35 2414m 毛勝山頂発 氷化斜面を慎重に下り少し南峰を登り返して途中で巻いて鞍部を目指す。雪はもうモナカと化し
全く手強い、滑りを楽しむと言う訳にはいかない。慎重に鞍部まで滑走。

13.31 1984m 大明神-毛勝鞍部 ここからはまた登り返し、先を行くカモシカが何度も振り返っている。

13.55 2082m 大明神山山頂 着きました。もう登り返しはご免です。後は北西尾根を快適に滑って行く。

14.42 1525m 地図上1525巻き 氷化した巻きの急斜面でエッジが外れ落ちたが木に引っかかって事無きを得る。50m登り返し。

15.36 1149m 地図上1149  ここはまた板を担いで痩せ尾根を慎重に下る。さあ後は林道まで滑るだけ。
取水施設から一気に第四発電所までの急斜面を快適に滑り降りる。ここが一番楽しかった。

16.03 470m 片貝第四発電所(大明神北西尾根取付)無事林道着です。後は車へ急ぐのみ。必至に手漕ぎしてアルハイが見えた。

16.40 250m 片貝第二発電所手前橋 無事到着、終わってみれば14時間超行動,今日も完全燃焼。生きてて良かったが生きる事も辛い。
3月の毛勝は遠かった。単独ゆえかなり慎重に行動したので時間は余計にかかった。

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43.白山周回 2013.3.24

【山域】 白山周回
【場所】石川
【日時】20013年3月24日(日)
【コース】白峰—百万貫—宮谷林道—ナナコバ山—釈迦岳コル—湯の谷—御前峰—観光新道下大斜面—市ノ瀬—白峰
【メンバー】僕、大魔人
【装備】 アトミックアルティメット 164cm,TLT,ディナフイットマウンテン(僕)
     ディナフィット170cm ,TLT,スカルパ(大魔人)
【天気】晴れ

0.35 510m 白峰ゲート発
1.15 680m 百万貫岩過ぎ宮谷出合
4.35 1450m ナナコバ過ぎ鞍部
6.24 1800m 宮谷
6.46 1970m 釈迦手前稜線
7.03 1900m 湯の谷
9.26 2702m 白山山頂
9.52 2702m 白山山頂発
10.03 2446m 室堂
10.36 1240m 別当出合
11.10 830m 市ノ瀬
11.41 680m 百万貫岩過ぎ宮谷出合
12.06 510m 白峰ゲート

土曜仕事を終え夜7時に帰宅、晩ご飯を食べ数時間仮眠した後夜11時に自宅を出て白峰に向かう。深夜0時過ぎに白峰ゲート着、
支度をしていると大魔人も到着、さあ今日は気合いで行くぜよ。折しも単独行が僕たちの少し前にゲートからチャリで出発。
前日ライブで2日前に百万貫まで除雪が進んでいた事を確認していた。

0.35 510m 白峰ゲート発 チャリで漕ぎ出す。10分程前に出た単独行を必至に追いかける。j除雪は完璧、チャリは早い
       百万貫まで片道6kmを40分の走りであった。

1.15 680m 百万貫岩過ぎ宮谷出合 ここで単独行に追いついた。除雪はここで終了、デブリで道路は塞がれていた。ここで
       チャリをデポして橋を渡って対岸の宮谷林道に入る。林道は雪は多く快適に歩ける。林道を詰めてすんなり宮谷に
       入れれば楽勝だが人生甘くない、水の音はゴーゴー、カナキ谷も埋ってはおらず予想通りドンドン標高を上げる。

4.35 1450m ナナコバ過ぎ鞍部 暗闇の中複雑にルートを延ばしてナナコバ鞍部に着いた。まだ真っ暗で風は強くて寒い,
       フリースを着てこの先に備える。
       ナナコバから先尾根伝いに行くのではなく尾根を右に水平にトラバースしながら宮谷に入る作戦である。

6.24 1800m 宮谷 ここまで上がればもう谷は完璧に埋っている。緩やかな谷を快適に上げて行く。振り向けばようやく大長に朝日が
        当たり出した。さあコル稜線が見えた。

6.46 1970m 釈迦手前稜線 ここまで来ると正面に湯の谷、白山がドーン、先週より雪解けが急速に進み、黒い斜面も多い。
        ここから湯の谷に滑り込む。雪は堅く快適な滑り

7.03 1900m 湯の谷 あっという間に湯の谷まで下りて後は谷を詰めて御前峰を目指す。標高が上がると斜面は氷化、滑落しない様に
        慎重に登る。風も強いがもう春の風寒くはない。振り返ると先週の奥釈迦が存在感を際立たせていた。
        大汝-御前のコル目指しガシガシ高度を上げる。さあ御前が見えた。もうチョイだ。

9.26 2702m 白山山頂 着きました。いつ来ても甘くないです。貸し切りの白山で奥社に手を合わせる。さあシールを剥いで帰ろう。

9.52 2702m 白山山頂発 山頂から氷化斜面を行く。斜面は凹凸も少なく非常に快適、昨日の降雪が快適さに拍車をかけている。

10.03 2446m 室堂 今日は良い雪で楽しめます。室堂の鳥居の埋まりはこの時期過去最高か。さあ観光新道下大斜面へ
        今日は快適です。ザラメにうっすら新雪、申し分無くガンガン滑り込む。別山の景色を横目に真っ白な大斜面を滑る。
        生きてて良かった。あっという間に別当に

10.36 1240m 別当出合 別当はパスして下のS字カーブまで滑り込んで休憩。深夜のお兄さんが下りて来た。砂防新道を行き甚ノ助手前で
        力尽きたと話してくれた。ではお先に 市ノ瀬まで斜度があるから快適に滑り込めた。
 
11.10 830m 市ノ瀬 市ノ瀬から百万貫チャリデポまで必至の手漕ぎ、しかし滑りは良く快適でした。さあ宮谷が見えた。

11.41 680m 百万貫岩過ぎ宮谷出合 ここでチャリを拾って後は白峰へ 早い早い、やっぱチャリは便利です。

12.06 510m 白峰ゲート 大魔人と固く握手して今日は完全燃焼でした。しめて12時間弱、良いコースでした。
        自分のオリジナルのラインが引けて今日も大満足です。山スキーは創造のスポーツなんです。

詳細な解説へ

42.大日岳 2013.3.20

今日は若手のホープNOZAと二人で人津谷経由で大日岳を目指した。NOZAも今シーズン修行を積んで先日は単独で白峰から白山を往復した。
山頂からガリガリ斜面を無事滑り降りたと言うことでもう大日岳も大丈夫だと思った。深夜1時に医院で待ち合わせして二人のチャリをアルファードに
詰め込んで立山町を目指した。

さて空を見上げるも星は見えない、昨日大日の冬山研修会を終えた所長さんから山は驚く程融雪が進みもう4月下旬の様相と聞かされていた。
藤橋をチャリで3km弱ガシガシ漕いでクムジュンに着いた。雪は例年よりかなり少ない50cm程だろうか。ここでチャリをデポして人津谷に入る。
雪は少なく全層雪崩ですごい事になっている場所もある。標高を上げると小川で雪は途切れ地肌が見えている箇所も多い、
3月でこんな光景を見たのは初めてだ。

標高を上げコルの登山研前進基地を目指すがNOZAと馬鹿話がはずんで気が付いたら大きくコースを外れていた。ヤバイもう前進基地へは行けない,
このまま急な沢を詰めて尾根に合流する作戦にした。急斜面に難儀したが何とか無事尾根に這い上がる。

雪見平からポコを巻きながら前大日を目指す。NOZAがポコを左から巻いたが右が無難だろうとポコの先に出たら待てどもNOZAが来ない,
あわてて戻るとNOZAは見えない僕が滑落したと思ってビーコンで捜索したらしい,僕もNOZAが滑落したんじゃないかと心配していた。
良かった,さあ前大日から先はずっとカリカリ山はクレバスが出来て大荒れ、雪庇は至る所崩壊、先日の雨と南風が山を一気に崩壊に導いたようだ。

早乙女先の雪庇も見事に崩壊、すごい景色だった。気温は高いが風は強く登りは難儀した。さあようやく山頂が見えた。左手には剣岳が見える。
ようやくピークに着いた。NOZAお疲れ、さあシールを剥いで帰ろう。下りは慎重に行く、ルンゼはカリカリなので却下、来た道を戻る。
ガリガリデコポコ斜面を慎重に滑りながら早乙女,前大日を経由してあっという間に前進基地に人津谷を無難に滑ってチャリデポに
後はチャリにまたがり藤橋へ、帰りに登山研に寄って所長さんに挨拶して無事帰宅。NOZAももうかなり安心して見てられる様に進歩していた。

2.53 460m  藤橋ゲート発
3.07 580m  人津谷出合(喫茶クムジュン)
5.46 1400m 尾根合流
7.04 1778m 前大日山頂着
8.18 2040m 早乙女岳着
9.38 2501m 大日岳山頂着
10.00 2501m 大日岳山頂発
10.40 1778m 前大日山頂着
10.58 1300m 文登研前進基地着
11.23 580m  人津谷出合(喫茶クムジュン)
11.39 460m  藤橋ゲート

41.奥釈迦岳 2013.3.17

白峰からナナコバ山へ向かう人は稀ではないが白山釈迦岳まで行く人はほぼ皆無、折角なら釈迦岳より
さらに高い奥釈迦を目指そうと遥かな稜線を白山を見ながら歩いてみた。

【山域】 白山奥釈迦岳(仮称) 2080m
【場所】石川
【日時】20013年3月17日(日)
【コース】白峰—大杉谷林道—ナナコバ山—奥釈迦岳往復
【メンバー】僕、ひげ魔人、大魔人
【装備】 アトミックアルティメット 164cm,TLT,ディナフイットマウンテン(僕)
7サミット 165cm,TLT,ディナフイットマウンテン(ひげ魔人)
    ディナフィット170cm ,TLT,スカルパ(大魔人)
【天気】晴れ

2.35 520m 白峰緑の村対岸発
4.18 750m 大杉谷橋
5.34 1202m 地図上1202m
6.33 1504m ナナコバ山
7.41 1680m 地図上1608m
9.00 2080m 白山奥釈迦岳
9.25 2080m 白山奥釈迦岳発
10.09 1504m ナナコバ山
10.36 750m 大杉谷橋
11.38 520m 白峰緑の村対岸

白峰の待ち合わせは朝3時、深夜1時に起床して白峰へ向かう。夜中ゆえ空いていて2時過ぎに到着。
既に大魔人はスタンバイしていた。髭魔人も直に来て2時半にはスタートできた。

2.35 520m 白峰緑の村対岸発 林道は除雪されてなく暗闇の中ハイスピードで歩いて行く,雪は多いがたまに小川で切れている。
それでも問題なくガシガシ歩いて大杉谷を渡る橋が見えた。

4.18 750m 大杉谷橋 ようやく林道終了です。約5kmの難儀でした。ここから尾根の北面に取り付いた。後は黙々ナナコバ目指すのみ
暗闇の中ハイペースで歩いて行く,初めての場所だが歩き易く薮は無く快適に高度は上がる。

5.34 1202m 地図上1202m この辺りでようやく薄明るくなって来た。日が射す前にナナコバに着きそうだ。あっという間にナナコバに

6.33 1504m ナナコバ山 まだ先は長いここでシールを剥いで鞍部まで滑り込む、ようやく大長に朝日が当たり出した。朝です。
ここからアップダウンをうまく巻きながらひたすら高度を上げる。振り返るとナナコバが小さく見える。

7.41 1680m 地図上1608m さあこの辺りから白山もよく見える。この尾根白山の展望台なんですね。素晴らしい来て良かった。
奥には目指す奥釈迦が見える。待ってなさい。行き慣れた釈迦岳は今日はパスです。釈迦より高い奥釈迦行ってみたい。名前あるのかしら?
1750m辺りからは尾根を外れて大斜面を緩やかに登り上げる作戦だ。宮谷を右に見ながら奥釈迦目指すのみ。

稜線まで上がると一気に白山の大展望がバーン、素晴らしいこの景色最高です。時間も早くこの分なら次回は白山を目指すしかないかなと
魔人達と相談,さあ奥釈迦がすぐです。

9.00 2080m 白山奥釈迦岳 着きました。まだ9時です。このコース色々使えそう、加賀禅定道にも合流できるか,これも面白いかも。
さあ皆の衆記念写真ですよ,バッチリ撮りますぜ、今日も大満足、山スキー最高です。

9.25 2080m 白山奥釈迦岳発 さあそろそろ行きますか。行くぜ魔人、奥釈迦から宮谷大斜面を一気に行く,ウーンマンダム、最高です。
どこまでも快適な斜面尾根も巻いてあっという間にナナコバですか。手前鞍部からつぼで50m程登り返してナナコバへ

10.09 1504m ナナコバ山 さあ後はブナ林を快適な滑り、ブナが終わると杉林、それでも快適に大杉谷橋まで

10.36 750m 大杉谷橋 無事着きました。後は林道をすっ飛ばす。1時間の手漕ぎで車が見えた。

11.38 520m 白峰緑の村対岸 無事白峰到着です。今日も最高でしたね。午前中には無事到着です。帰りにコージツ寄って店長さんから情報仕入れ
かわいい店員さんの笑顔を見て帰宅した。やはりK2はヘルベントとポンッーンの販売を今年で止めるとの事だった。超残念。
ポンもヘルも予備買ったので僕は大丈夫。

詳細コース説明へ

40.笹倉温泉から火打山 2013.3.13

今日は前線が日本海を南下して来るので雨が降り出すまで時間との闘いになる事は分かっていた。
西から崩れるので少しでも東へ行こう。昨夜仕事が終わったらすぐに車に飛び乗り糸魚川を目指す。
いつものすし活でちらしを食べて笹倉温泉に入る。この辺りも今年は雪が多い、あっぱれである。
満天の星を見上げながら眠りについた。

今日は深夜2時に目を覚ましてすし活の細巻きを朝ご飯にいざ出発、九十九折林道は雪が多くてどこでもカットできる。
生暖かい風に吹かれながら黙々と高度を上げる。数日前の新雪が嫌らしい,深夜でも気温が高いのでシールや板に
まとわりつき無駄な重しで難儀する。暗闇の中谷では猛烈な全層雪崩がおきてすざまじい爆音を立てている。オオ恐、、、

アマナ平も雪は多そうだがまだ真っ暗だ。北面台地に上がるとようやく薄明るくなって来た。眼前に
いつもの日本離れした光景が広がる。こここそ山スキーヤーの聖地と言って過言ではない。
この景色を見て山スキーの虜になる人は多い。さてここから火打までのルート取りは中々複雑である。
登り返し無く賽の河原を二カ所渡らなければならない。このコースを開拓したのはもう10年以上も前だ。
名人との初コラボもこのコースだった。

素晴らしい景色に心打たれながら今日も来て良かった。さあ火打がそびえ立つ。待ってなさい。
無事賽の河原を二カ所渡り帰りもシール無しで大丈夫だ。火打に近づくと谷を詰めて標高2000mで尾根を乗り越す。
急な傾斜を根性で登り上げてさあ残り450m、風は強いが天気はもってくれそうだ。10時までにピークに立てば大丈夫だ。
相変わらず日に照りつけられた新雪がまとわりつき随分難儀する。さあ火打と影火打の鞍部に来た。ピークが目の前だ。
最後氷化した斜面を登り上げると山頂が見えた。今日もこの山域全て貸し切りだった。

ただ風はメチャ強い,雪面に置いた板さえ飛ばされかねない,板を押さえつけながらシールを剥ぐと後は下るのみ,
快適だったのは2000mまでこの下はベタな新雪で全く滑らない,こんな滑らない雪も珍しい,まあ今日は景色を楽しむ一日としよう。

北面台地をひた歩き後は笹倉温泉へ急ぐのみ、雨は大丈夫だ。12時過ぎ無事到着。お疲れさまでした。今日も完全燃焼、生きてて良かった。

3.00  450m  笹倉温泉発
3.54  750m  九十九折り林道終点
5.05  1000m アマナ平
6.01  1235m 焼山北面台地
6.40  1359m  賽の河原横断
8.52  2000m 尾根乗越し
9.49  2350m 火打と影火打間の鞍部
9.59  2461m 火打山頂
10.15  2461m 火打山頂発
11.40  1000m アマナ平
12.10  450m 笹倉温泉

39.岩井谷経由乗鞍 2013.3.10

ホワイトアウトで2530mで撤退したが是非リベンジしたいコースである。

3.10 1280m 岩井谷集落林道発
4.48 1630m 岩魚見小屋
6.00 1850m 林道から岩井谷へ
8.31 2530m 岩井谷ホワイトアウト敗退
8.46 2530m 岩井谷スキー開始
9.33 1630m 岩魚見小屋
9.58 1280m 岩井谷集落林道除雪終点

38.白山 2013.3.6

昨夜6時過ぎ仕事を終え自宅に帰り夕食を食べ2時間程仮眠して夜10時自宅を出た。
今日は午後2時から医院のミーティングがあるので早く出るしか無かった。白峰ゲートで1m以上積雪はあった。
林道は昨日の降雪で潜る箇所が多く辛かった。今日は単独なので自分との闘いになる。長い長い林道は
どれだけ歩いても市ノ瀬が遠い,市ノ瀬まで10kmさらに別当出合まで6km、潜る雪に苦戦しながら何とか
別当出合に4時間15分で到着した。

別当出合の休憩舎は雪で埋もれかまくら状態だった。ここで大休止、暗闇の中栄養補給、積雪は4mくらいありそうだ。
ここで板を担いで吊り橋を渡る。いきなりの急登はクラストしておりかなり厳しい登りを余儀なくされた。
ここから中飯場に合流ここもすごい雪でトイレは完全に埋っていた。しばらく登ると何と数日前のトレースの跡がうっすらあった。
この人も大変だったろう。トレースは甚ノ助辺りで力尽きていた。

6時頃甚ノ助辺りに着いたが小屋は完璧に埋まり跡形も無い、やはり今年の雪は半端じゃない。
ここから上は氷化しておりかなり難しい登りを余儀なくされた。エコーラインから弥陀が原に着くと今度は激しい風、
歩くのも辛い程、さらに室堂から上部は氷の世界、もう板は使えずアイゼンで歩くので余計に時間はかかった。
凍った斜面を山頂に着くと風は一層強くなり吹き飛ばされそうになる。奥社裏に逃げ込んでようやく一息ついた。
写真を撮る所でなかった。

山頂から凍った斜面を慎重に室堂まで下りるがおろし立ての板でなかったらかなりヤバい事になっていただろう。
辛うじてエッジが効いて滑落する事は無かった。黒ボコまで下りて観光新道下大斜面を別当出合までかっ飛ばす。
やっとスキーが楽しめた。市ノ瀬までは斜度があるから楽だったがこの先白峰まで気温が上がり板が潜り
もう勘弁して欲しいと思うくらい滑らなかった。

それでも2時に間に合う様に根性の押し歩き,1時10分白峰に着くと荷物を車に放り込んで金沢へ急いだ。

11.11 510m 白峰ゲート発
0.21 640m 百万貫岩
2.03 830m 市ノ瀬
3.26 1240m 別当出合
6.04 1970m 甚ノ助ヒュッテ付近
7.15 2320m 弥陀ケ原
8.31 2702m 白山山頂
8.54 2702m 白山山頂発
9.45 1240m 別当出合
10.21 830m 市ノ瀬
12.02 640m 百万貫岩
13.10 510m 白峰ゲート

37.大明神山 2013.3.3

昨日夜仕事を6時過ぎに終え急いで帰宅して晩ご飯を食べる。数時間仮眠して深夜0時に起床、
髭と1時に待ち合わせ一路魚津の片貝に向かう。NOZAを乗せた大魔人号は高速で僕たちを抜いて先に着いていた。
先週は雪崩の危険を感じて早々に撤退したが今日は大丈夫だろう。かなり強い雨が山にも降りその後太陽が出ないで
湿雪が降ったため雪の結合は良いと思った。

深夜2時半片貝第二発電所手前橋を出た。今日もラッセルだがハイペースで回す。1時間20分で約5kmをラッセルした。
尾根に取り付いてガンガン登る。最初のポコ615を巻いた鞍部からの痩せ尾根は板が使えずつぼ足,その後もガンガン行く,
標高1000m地点で円柱を掘り弱層テスト40cm の新雪の下に弱層があったが雪の結合は良く今日は全く雪崩の予兆はなかった。

空は徐々に晴れ渡りすばらし景色が広がった。今日も来て良かった。ラッセルなんてこの景色に比べればなんて事は無い,
さあ大明神山が見えた、待ってなさい!!ようやくピークに立ちガスが晴れ眼前に毛勝が見えた。さあ行くしか無い、誰も異論は無かった。

山頂が10時半だから後2時間もあれば楽勝だろう。ここでシールを剥ぎ毛勝との鞍部に滑り降りる。しかし予想もしない出来事が
太陽に照らされた新雪が水滴となりこれが低温で一気に凍り猛烈な下駄となり全く進めなくなる。何度か下駄を剥がすがすぐに
張り付き効果無し,毛勝の登高斜面はもっと日当りよく下駄は更にひどくなるに違いない,大明神に引き返そう,下手すると帰りの滑りもアウトになる。

時間との闘いで急いで引き返し大明神山頂から滑り始める。幸いガスが湧き始め雪面は死ななかった。後は林道までパウダー三昧、
長い長い尾根を思う存分楽しんだ。NOZAは若さが出て1時間以上も待たしてくれたが許して上げよう。もっともっと修行を積まねば、
と言うことで終わってみれば今日も大満足、生きてて良かった。

2.35 250m 片貝第二発電所手前橋発
3.58 450m 大明神北西尾根取付
4.20 615m 地図上615
6.14 1149m 地図上1149
8.07 1525m 地図上1525巻き
9.38 1793m 地図上1793
10.34 2082m 大明神山山頂
11.18 1984m 大明神-毛勝鞍部
11.34 1984m 大明神-毛勝鞍部登り返し
12.05 2082m 大明神山山頂発
13.47 426m 林道
14.28 250m 片貝第二発電所手前橋

36.フスブリ山 2013.2.27

今日はフスブリ山へ新たなルートを開拓して髭魔人と行ってみた。横前倉山へ到るには通常南俣沢を横断する際に
林道をかなり下らなければならず帰りの登り返しが面倒である。何とかこれを回避できる新ルートが無いか地図を
にらめっこしていた。このルートならスムーズに南俣沢に入れるだろうと確信したが、予想通りバッチリだった。
このコースを使えばこの辺りを無駄無く楽しめそうである。

朝2時医院で髭と待ち合わせ一路小谷へ向かう。雪が深々と降る中北野への道を探るが暗くて良く分からない,
地元の人によると人は住んでいないが除雪はされていると言う情報は得ていた。ただ行ったり来たりしたが結局
分からなかった。仕方無い来馬から歩こう、ここからスタート北野集落まで1時間たっぷり汗をかいた。
北野へ着くと電灯が灯り集落まで除雪されていた。

ここから林道をショートカットしながら930mで林道を離れ沢沿いを歩く,問題は尾根を巻いてスムーズに南俣沢に
入れるかである。一番理想的なポイントは1200m辺りで尾根を巻く事だろう。ドンピシャでスムーズに南俣沢に入れた。
帰りも楽勝だ。後は快適に沢を詰めて風吹大池に行けば良い,この沢滑りも超快適だろう。予想通り帰りも快適だった。

問題なく風吹大池に詰めてフスブリ山を目指す。意外と遠かったが無事到着,滑りの横前倉山、展望のフスブリ山
どちらも楽しめる。標高はフスブリが高い,髭と記念写真を撮ると後は一気に南俣沢快適滑降。ここは良かった,
僕のお気に入りになりそうだ。自分で開拓してこそ価値がある。この辺りに入山するならお勧めだろう、
読者の方是非使って下さい。開拓した甲斐があります。

さて今日は気温が高くて滑りは難儀したが問題なく北野集落、来馬へと戻り大満足で帰りはすし活で二人仲良くちらしを頂いた。
今日も生きてて良かった。

5.00 500m 来馬発
5.58 700m 北野集落(除雪終了地点)
7.06 930m 林道から沢沿いへ
8.07 1230m 南俣沢合流
9.58 1780m 風吹大池
10.57 1944m フスブリ山
11.17 1944m フスブリ山発
11.41 1230m 南俣沢から尾根巻き
12.11 700m 北野集落
12.35 500m 来馬

35.蟹面山 2013.2.20

白川郷周辺の山スキーコースと言えば猿ヶ馬場山、野谷荘司、三方岩などがあるがどこも最近は正直飽きて来た。
どこか面白い山スキー向きなコースは無いか地図を見てみたがここは中々面白いかも知れないと今日一人で行ってみた。
予想通り終始ワクワクしながら楽しめた。今日も不思議の国に迷い込んでしまった。

朝3時半に起床して自宅を出発、まだ真っ暗な白川郷に到着した。道路脇の除雪スペースに車を止めていざ林道を目指すが,
暗くて分からない。ここかなと思う場所にはこの先崖と書いてある。仕方無く川に下りて徒渉しようとするがブリッジが無い、
少し先を見ると橋がある。一体林道の入り口はどこだったのか?橋まで急登を登り返してようやく林道に合流。

橋を渡ってすぐに尾根に取り付く,この尾根日当りが良い様で積雪は少なかったがまあ登れない事は無い,多少
薮っぽいがガンガン尾根を登り上げる。振り返ると白川郷の集落がよく見える。ここは展望の尾根だろう。
尾根は登るに連れ積雪は増え1000mを超えるともう薮も気にならない,帰りは谷を滑るから薮はどうでも良い。

標高1230m付近の平坦地から谷を滑ると楽しそうだ。この辺りから新雪も増え樹氷がきれい、1400mを超えて山頂
までの緩やかな登りは不思議の国であった。この辺りは地図上蟹の様に見えたので蟹面山(かにつらやま)と名付けてしまった。
仲間内ではこれからそう呼ぼう。

不思議の国をルンルンと歩くと送電線があった。この辺りは切り開かれており飛行場のようだ。飛行場の横はブナの原生林が残り
樹氷が見事である。今日も来て良かった。ここも楽しい場所だ。もちろん人には出会わないから自然にどっぷり浸かれる。

ピークに着いて小休止、帰りは早い早い、良いコースの条件は登り返しが無い事、1300mから谷へ滑り込んで快適快適、
ここは激パウが楽しめそうな場所だ。次は降雪直後に来るかな。あっという間に下の林道に合流した。
登り4時間(かなりのんびり)下り30分、中々楽しい場所でした。

5.30 500m 林道発
8.35 1230m 平坦地
9.06 1417m 地図上1417三角点付近
9.45 1510m 蟹面山ピーク
10.04 1510m 蟹面山発
10.36 500m 林道駐車地点

34.厳冬期立山ワンディ 2013.2.17

厳冬期立山ワンディは長年温めていた企画である。6年前に一度元旦に名人と挑戦し靴ずれから弥陀が原
で敗退した事がある。それ以降チャンスが無かったが今回は名人と魔人二人を誘って挑戦した。
今回はもう何時間かけても真っ暗になってもピークに立って下りて来る覚悟だった。

【山域】 立山(雄山) 3003m
【場所】富山
【日時】20013年2月17日(日)
【コース】立山駅—美女平—弥陀が原—室堂—雄山往復
【メンバー】僕、ひげ魔人、大魔人、名人
【装備】 ヘルベント 169cm,TLT,ディナフイットマウンテン(僕)
    ヘルベント 179cm,TLT,ディナフイットマウンテン(ひげ魔人)
    ポンッーン 169cm,TLT,スカルパ(大魔人)
    ヘルベント 169cm,TLT,ガルモント(名人)
【天気】晴れ後曇り

0.00 464m 立山駅
1.18 976m 美女平
3.50 1286m 滝見台
5.43 1553m 弘法
8.25 1993m 弥陀が原ホテル
10.23 2360m 天狗平
11.30 2450m 室堂
12.40 2700m 一の越
14.06 3003m 雄山山頂
14.31 3003m 雄山山頂発
15.04 2450m 室堂
17.01 976m 美女平
17.30 464m 立山駅

皆仕事が忙しいメンバーばかり、土曜は全員仕事である。髭は一睡も出来ずその他のメンバーも1-2時間の仮眠
のみで現地に集合した。立山駅となり登山研の渡邊所長のお見送りを受けていざみんな行くぜよ。

0.00 464m 立山駅 一昨日早くも除雪隊が入ったとの事しかし前日の降雪でトレースの上には雪が積もり
            交代で板を担いでつぼ足ラッセルを回す。トンネルが出て来るとホッとするが天井には
            つららが垂れ下がりメット無しでは恐くて歩けない。標高差500mを歩いて最初の難関突破。 

 1.18 976m 美女平 美女平に着くが出口が分からずオロオロ、何とか出口を見つけて脱出成功。連日のドカ雪で
            やはりすごい雪になっている。スーパーファットでもズブズブ膝まで潜る。立山まで激ラッセル
            に耐えてこそこの企画の意味がある。

3.50 1286m 滝見台 暗闇の中交代でラッセルを回すが先頭は長くは続かない,20分程度頑張って次々と交代、4人いれば
            かなり効率的である。星空が見え放射冷却が強まって来た。寒い、氷点下15度の極寒である。
            大きく息を吸うと鼻の中が凍り付く。一睡もしていない髭はラッセルしながらフラフラ居眠りをしていた。

5.43 1553m 弘法 この辺りでようやく薄明るくなって来たが全て雪に被われた白い台地、この景色が見たかった。
            アルペンルートの除雪が始まるともう興ざめして来る気にならない。アルペンルートは全て
            ショートカットして最短距離で進む。これなら帰りの斜度も快適だ。

8.25 1993m 弥陀が原ホテル この辺りは素敵な雰囲気である。ここから急登を乗り上げて天狗原に向かう。ここで初めて
            立山が見えた。劔もちょこっと顔を出す。さあまだまだ長いが、待ってなさい。

10.23 2360m 天狗平 ここまで来ると風が強いのでラッセルは靴程度に軽減した。髭は体調が悪く泣きが入って来たが
            行くしか無いだろう。もう二度とチャンスは無い。ここから室堂まで元気な名人と大魔人が交代で
            先頭ルート工作をしてくれた。帰りの事を考えて平坦か登りで山肌を巻いて行く。

11.30 2450m 室堂  ホテルは半分くらい雪に埋もれている。さすが厳冬期、生き物の気配は全くなかった。一の越まで
            通常は氷化して大変だがシュカブラは見事だがここ数日の降雪で氷化は無かった。助かった。

12.40 2700m 一の越 さて小屋の陰に隠れて最終アタック準備だ。風は強いが行くしか無い。板を担いでアイゼンで最後の
            300mを登る。登山道は雪が飛ばされカチカチに氷化していた。この企画の大きな目的は厳冬期ワンディ
            加えてピークの奥社てっぺんからスキー滑降する事である。そのために板は持ち上げる。

            最後の100mは風も強くて寒くて寒くてもう泣きが入ったが、ここまで来て敗退はあり得ない。さあ神社がすぐだ。 

14.06 3003m 雄山山頂 着きました。大魔人、名人、僕、髭魔人の順に無事到着、記念写真を撮ってさあ滑降だ。

14.31 3003m 雄山山頂発 奥社てっぺんから僕が最初にエントリー、皆が続く。滑降コースは神社裏から西面の斜面に飛び込んだ。
             氷化したシュカブラが嫌らしいが山スキーヤーなら問題ない。ガンガン滑り込んであっという間に室堂に着いた。

15.04 2450m 室堂   さあ後は一気に下るだけ、明るい内に立山駅に着かねば、時間との闘いである。中々足が重いが気力を振り絞り
             帰るしか無い。苦労した行きのラッセルも帰りはトレース上を快適な滑り。斜度も手頃でここは日本最大級の
             ロングゲレンデだろう。幸せ一杯、胸一杯、山スキーをやっていて良かった。さあガンガン下りあっという間に美女平

17.01 976m 美女平  ここでデポしたヘルメットを回収して帰りのコースは北面の急峻な沢を激パウ、初めての沢だが
             下部にいくつも堰堤が出て来てチヨットヤバかったが無事常願寺川左岸に滑り降りた。少し歩いて立山駅

17.30 464m 立山駅 完全燃焼でした。車は所長さんのご好意で登山研に止めさせて頂いており有り難うございました。
            トンでも企画に付き合ってくれた皆さんお疲れさまでした。皆さんのお力があってこそ成し得た企画です。
            素晴らしい山行でしたがもう二度と挑戦する事は無いでしょう。ほんまに疲れました。

詳細コース写真へ

33.小嵐山 2013.2.13

今日は昼から用事があったので午前中には自宅に戻らなくてはならない、午前10時までには下山しなければならないので
ショウガ山の小嵐山ルートの下見でも行くかと朝2時半に起きて雪の中手取川ダム近くの深瀬へ急いだ。

前夜寝る時に白峰には前日の降雪量は全くなかった事を確認していたのでファットで良かろうとBDドリフトを持ち出した。
しかし就寝後から激しく雪が降り続いていたようだ。鶴来を過ぎてから除雪車がフル稼働で国道の除雪にあたっていた。

深瀬でも重い新雪が20cm以上はあったようだ。車で準備をしているとミゾレに変わった。ヤバイシールが濡れそうだ。
できれば出発時間を遅らせたいが10時までには戻りたいので無理だ。行くしか無い,深瀬大橋をミゾレの中出た。
早くもザックやシールは濡れて来た。

以前やはりこの時期に大辻山経由でショウガ山のピークに立った事があるがアップダウンとホワイトアウトで随分難儀して
展望も全くなかった。次は小嵐経由でピークに立ちたいと思っているがこちらは林道が長そうだし尾根も細くてあまりスキーは
楽しめそうもない,まあ思い出作りと割り切れば良いだろう。

尾根取付まで隊道が二カ所、小嵐隊道は入口、出口に水があったが靴は濡らさずに済んだ,残雪期になると水は深くなりそうだ。
さあ林道を離れて尾根に取り付こう、急登をガシガシ登るが如何せん雪は重くて予想通りゲタが出来始めて重くて難儀する。
その都度板を外して雪を落とさなければならないので時間はかかり面倒だ。

尾根も意外と細い所や段差もあったりして登るには楽しくない、おまけに雪は降り続いており風も強い、まあ今日は小嵐までの偵察
予定だから頑張ろう。標高が800mを超すと俄然雪は多くなって来て膝ラッセルとなった。これじゃ帰りも滑りが楽しめない、
スーパーファットにすれば良かったと思っても後の祭り、歩き始めて約3時間半ようやく小嵐に着いた。さあもたもたしないで帰らなければ、、、、

雪が深くてファットでも板が沈んで楽しめない、この時期やはり重くてもスーパーファットしかないようだ。ラッセルも楽だし,
下るにつれ雪も重くなり忍耐の滑り,林道に降りて我慢の歩きで何とか10時前には車に戻ることができた。車には山に
行っている間更に新雪が15cmほど乗っかっていた。雪降る中急いで車を飛ばして金沢に帰った。

4.00 480m 深瀬発
4.45 480m 小嵐隊道
5.00 480m 小嵐隊道出口尾根取付
7.42 1002m 小嵐山
8.00 1002m 小嵐山発
8.33 480m 小嵐隊道
9.24 480m 深瀬着

32.御母衣山 2013.2.11

御母衣ダム周辺では日照岳が有名だが、この辺りの最高峰は1869m三角点である。
名前も無いだろうし山スキーでピークを踏んだ人もいないだろうからまた勝手に
名前を付けて御母衣山(仮称)と呼ばせてもらおう。完全なる自己満足の世界である。
遥かなる御母衣山を激ラッセルの末踏ませてもらった。国道からポコの連続だったが
一切登り返しはしないと完璧にトラバースラインを付けてあっという間に下って来れた。
帰りは谷を激パウ三昧だった。これが僕たちの山スキーです。

3.45 730m 国道発
7.03 1520m 地図上1520
8.35 1680m 地図上1746過ぎた鞍部
9.49 1780m 地図上1813過ぎた鞍部
10.37 1869m 御母衣山
11.00 1869m 御母衣山発
12.12 1520m 地図上1520から谷へ
12.58 730m 国道駐車地点

31.鳴谷山 2013.2.10

4.45 500m 白峰林道除雪終了点発
4.57 560m 林道から沢に堰堤連続
7.07 946m 地図上946
8.38 1218m 地図上1218
9.02 1240m 砂御前山過ぎ鞍部
10.55 1596m 鳴谷山
11.09 1596m 鳴谷山発
11.44 1240m 砂御前山手前鞍部
12.49 560m 林道合流
12.56 500m 駐車点

4.45 500m 白峰林道除雪終了点発 林道からラッセルが始まる。もちろん誰も来ないだろう。サクサク歩いて目標の沢へ

4.57 560m 林道から沢に堰堤連続 さて ここから入るのがベストだろう、しかし何と堰堤がある。と言う事は作業道も,左岸右岸と高度を上げる

7.07 946m 地図上946 色々難儀もしたがようやく目指す 946に到着ここから1218がまた難しそうだ。でも行けるだろう。

8.38 1218m 地図上1218 ほぼ完璧なコース取りでここまで来た。問題は砂御前の巻きだ。ここは僕に任せなさい。問題なく鞍部へ

9.02 1240m 砂御前山過ぎ鞍部 さてこの先もポコがある。右巻きを選択した大魔人に左巻きを提案、少しバックして左巻きで
        中々厳しい巻きであったが無事ポコは巻けた。後はひたすら高度を上げてピークを目指すのみ
        雪は徐々に深くなるがヘルベントの敵ではない,ガシガシ雪の中高度を上げるとようやく山頂が見えた。

10.55 1596m 鳴谷山 無事到着です。遥かな旅でした。晴れれば白山が眼前に見えますが今日はガスの中。

11.09 1596m 鳴谷山発 さあ行きますか,ピークからドンと沢に素晴らしいパウです,やはり降雪直後は楽しめます。ガンガン浮いて
         あっという間に鞍部へ

11.44 1240m 砂御前山手前鞍部 ここからもひたすら巻いてシールは使わないから早い早い,ゆっくり休憩を取りガンガン下るともう林道

12.49 560m 林道合流 無事到着です。もう一走りで車が見えた。
 

30.椿山 2013.2.7

今日は名人と二人で新たなルートを開拓してみた。僕にとって魅力があるコースはまずはアプローチが良い事、
それとそこそこ標高差があり登り応えがある事、ルート取りが複雑で知恵が必要な事、さらに報告が全くない事、
などなどである。このピーク標高差は900m弱、コースも複雑で面白そうだと思っていた。
ピークの名前は無さそうだから麓の集落椿原から一字をとって椿山と勝手に名付けてみた。
無名峰じゃ多すぎるし面白くない,予想通り上部の複雑な地形は不思議の国に迷い込んだ様な面白い場所であった。

来て良かった、このピークに来た人はいるだろうか、多分いないだろうな、いたら物好きだ。
帰りも一日中雪の降る生憎の天気だったがガリの上に新雪が10cm以上乗る快適な滑りを楽しめた。
帰りは一切シールを使う事無く1時間たらずで国道に到着することができた。ハードワンディも楽しいが、
こういうスタイルの山スキーも大好きだ。

4.00 400m 国道156発
5.34 858m 地図上858
6.37 1145m 地図上1145
8.24 1279m 椿山山頂
8.41 1279m 椿山発
9.35 400m 国道156着

29.大笠山 2013.2.3

大笠山は標高が2000mに満たない地味な山だがこの時期ピークを踏むのは白山と同じくらい難しい,
白山は距離こそ長いが単調な行程だが大笠山は距離、標高差、ルート取りの難しさなどハードルは高く
それがまた岳人の心を引きつける。

今回ラッセルこそ無かったが氷化した片斜面にハラハラし通しであった。おまけにクトーが片方壊れてしまい
使用不能になるアクシデントにも遭遇したが何とかピークを踏んで無事帰還と相成った。
朝3時過ぎ国道156脇を出て後はひたすら大笠山を目指してルートを延ばして行く,難しいルートを如何に
攻略するかで帰りの難儀が決まる。今日もほぼ完璧にルートを読んで無駄無く帰りは滑って来られた。

氷化した片斜面はピックストックを刺しながら慎重に通過して行く、核心部分の巻きも視界が良く難なくこなすことができた。
空は晴れ渡りもう春の様な稜線を黙々とピークを目指す。厳冬期大笠山のピークを踏むのは二度目だが今日も
素晴らしい仲間と天候に恵まれ生きてて良かったとしみじみ感慨に耽ることができた。

大笠山山頂からは笈ヶ岳、遥か白山を見渡すことができた。ピークで記念写真を撮ったら後は下るだけ、
難儀した稜線もトラバースラインを滑ればあっという間に核心部手前鞍部に着いた。山頂からわずか16分であった。
ここから唯一のシール登り返しだったが後は国道まで一気に滑り込むことができた。山頂から2時間38分で国道付近まで
帰還することができた。やはり山スキーの機動力は素晴らしい,山スキー万歳!!

3.10 330m 国道156過ぎ除雪終了点
3.43 443m 打越トンネル
4.36 600m 境川ダム
6.10 1100m
7.34 1240m 黒池
8.34 1414m 核心部分手前鞍部
9.32 1594m 主稜線
10.54 1821m 大笠山
11.15 1821m 大笠山発
11.31 1407m 核心部分過ぎた鞍部
12.55 597m 尾根取り付き林道
13.53 330m 国道156付近駐車地点

28.横前倉山 2013.1.30

今日は髭魔人と激パウのメッカ横前倉山を目指した。朝1時起床して1時半に医院で待ち合わせ
アルファードに乗り合わせて一路北小谷へ、今日は貸し切りだろう、来馬集落終点に車を止め
林道カットカットでラッセルして行く、林道上部までたどり着いてここからしばらくは下り南俣沢横断点
まで下って後は登り一辺倒、林道はカットカットでドンドン進む。

標高1600mくらいまでは素敵なブナ林、ここから上部は疎林の大斜面、帰りは激パウだろう。
ガンガン斜面を詰めて行く、斜度は増して行くが今日の雪は登り易い、下りの雪崩も心配ないだろう。
急斜面をこなすと平坦な地形に出た。山頂までもうすぐだ。少しの登りで山頂に着いた。

当初岩菅山を目指すつもりだったが沢の横断が出来なくて横前倉にした。山頂から岩菅山は少し下って
登り返すだけで良かったが天候が下り坂でいつガスになるか分からない状況だったのでそれは諦めて
素直に横前倉から激パウを楽しむ事にした。

予定通り雪崩の心配は全くなく激しく雪を舞い上げながらガンガン滑った。これだから止められない、
二人で大斜面を思う存分楽しんだ。南俣沢横断点まで滑ってまたしばらく登り返して後は集落までフイニッシュランとなった。

帰りは二人ですし活に寄りちらし寿司を食べて帰った。今日も大満足、生きてて良かった。

4.00 437m 北小谷 来馬
5.45 960m 林道上部下降点
5.52 884m 南俣沢横断
9.18 1907m 横前倉山山頂
9.35 1907m 横前倉山山頂発
10.10 884m 南俣沢横断
10.48 960m 林道上部
11.10 437m 北小谷 来馬

27.大滝山 北尾根 2013.1.27

波が高ければ高い程サーフィンは面白いと言うが雪が降れば降る程山スキーは間違いなく楽しい,
こんな休みの日に行かない訳は無い,手軽でかつ超激パウを楽しめるだろう大滝山北尾根に仲間を
お誘いする事にした。この尾根僕のお気に入りの一つで誰も来る人はいないだろう。

五箇山くろば温泉朝4時発と伝えてある。もう3時半にはNOZA以外スタンバイOKだった。
既に皆気合い入れまくり態勢,今日は両魔人の他名人、NOZAと5名でピークを踏む。
温泉前林道を進みいきなり尾根に取り付く,雪は多いがスーパーファットなら靴程度の
潜りで済むから楽だ。おまけに足自慢5名もいるとラッセルが回って来ないので逆に寒くて辛い,
人形山周回コースにして二班に分けて真ん中で落ち合って互いのトレースを使い合うと言う手も
あるななんてマジで思った。

ガンガン高度を上げていよいよ1091ここから1232、1244までのポコは如何にうまく巻くかで帰りの難儀が決まる。
単独で来た時は完璧に巻いて帰りも登り返しは一切無く快適だった。最初の巻きは大魔人が完璧に巻いて
さすが、しかし1232の巻きは名人が大失態、下りを入れてしまい帰りにシール決定、皆から白い目で見られ
半泣き状態、まあ復帰間もないから許してあげよう,

さて1244付近の巻きはNOZAが担当、やはり未熟さからトレースは今一で帰りは随分難儀する事になった。
まあ若いから許して罰として最後の急登ラッセルしてもらおう。この北尾根は玄人向きで完璧にコースを
読める人は少ないだろう。

さあ1244を巻けば後は急登を漕いで直山頂電波塔が見えた。今日も大満足です。ただ巻きの失敗をした人は
しっかり勉強して下さい。

さあシールを剥いで行きますか,激パウゼよ,よりスリルを求めて果敢に厳しい場所を選んで滑り込む,
ワオー、皆舞い上がっている。巻きはさすがに疲れた。如何に巻きが大切かを皆学んだ事だろう。
さあ1091を過ぎたらメインイベント激沢下り、もう止まらない、行くしか無い,単独なら入れないが5名で
雪崩監視態勢をとっているので大丈夫だろう。底無し激激パウを思う増分満喫してNOZAも本当の
山スキーの楽しさを分かってくれた事だろう。

あっという間に林道に合流してちょこっと行けば温泉が見えた。ちなみに単独ラッセルで行った時の記録では
20分遅れて出発して30分早く温泉に着いていた。
如何にうまくルートを取って登り返しをしないかがこのコースの鍵である。

3.50 330m  上平村くろば温泉発
4.41 500m  林道交差 
6.36 1091m 地図上1091右巻き
7.10  1232m 地図上1232左巻き
7.57  1244m 地図上1244右巻き
8.55  1498m 大滝山山頂発
9.22  1498m 大滝山山頂発 
10.23 1091m 地図上1091
10.55 330m  上平村くろば温泉

26.妙法山 2013.1.23

【山域】 妙法山 1775m
【場所】岐阜県
【日時】20013年1月23日(水)
【コース】野谷橋—小谷左岸尾根—妙法山—小谷—野谷橋
【メンバー】僕、Dr7
【装備】ポンッーン 179cm,TLT,ディナフイットマウンテン(僕)
    ポンッーン 169cm,(Dr7)
【天気】曇り

3.00 580m 野谷橋
5.16 910m 小谷左岸尾根取り付き
7.36 1491m 地図上1491m
8.31 1700m 稜線着
9.26 1650m 妙法手前鞍部
9.50 1775m 妙法山頂
10.07 1775m 妙法山頂発
10.55 920m 小谷林道出合
11.44 580m 野谷橋着

大門山から帰宅後風邪をひいてしまったようだ。昨日も体調は悪く仕事中も鼻水は止まらずテッシュを一箱開けてしまう。
水曜はDr7に妙法山へ行こうと風邪をひく前に約束してあった。中止のメールを打とうと何度もパソコンに手が伸びるが
言い出しっぺから中止と言うのはやはり無理だ。ダメ元で行くしか無いと思った。

咳と鼻でほとんど眠れず深夜1時に寝不足を突いて高速に乗る。しかし悪い時には悪い事が重なる。高速が福光から通行止め
下道で野谷橋まで走る。Dr7には3時発と伝えてある。2時45分頃Dr7も到着。ダメ元で行くか。

3.00 580m 野谷橋 暗闇の林道は所々で雪崩れており心臓に悪い,雪崩でカチカチになった斜面もありピックストックで
刺しながら慎重に通過。しばらくは調子が良かったが1時間程歩くと咳と鼻水が頻回に出て来た。もう鼻は垂れ流し状態。

5.16 910m 小谷左岸尾根取り付き 2時間歩いてようやく尾根取り付き、斜度が増すと息が荒くなる。大きく息を吸い込んでも
酸素が肺胞に届かないようだ。Dr7は快調に歩いているが僕はもう死んだも同然,Dr7のトレースを使おうにも斜度が急で
今日の僕には無理だ。マイペースでゆっくり大きな呼吸をしながら斜度を落として行くしか無い。

高度を50m程上げる度に休んで大きく呼吸をしなければ足が前に出ない。身から出た錆とはこの事だ。

7.36 1491m 地図上1491m Dr7はドンドン先を進み視界から消えるが僕はゆっくり歩いて亀作戦で何とか山頂を踏む覚悟。

8.31 1700m 稜線着 ようやく稜線だ。もう歩くのが辛いのでここでシールを剥いで妙法手前鞍部まで滑る作戦に出た。
しかし失敗、かなり距離を残して登り返さざるを得なくなった。感まで鈍って来たようだ。

遥か頭上にDr7が見えた。僕に気づいて待ってくれているようだ。Dr7は昼から手術があると言う事なので遅れるとまずい。
根性で登り返して追い着いたが、もう悪寒まで始まり酸素をどれだけ吸ってもゼイゼイは止まらない。
10分程大きく呼吸をして何とか落ち着いた。ここからなら鞍部まで滑れるだろう。さあ行くぞ。滑りはまだましだ。

9.26 1650m 妙法手前鞍部 さあラスト100mの登り返しでもう終わる。行くしか無い。最後も斜度を落としてマイペースで
ゆっくり登り上げDr7の待つ山頂に着いた。

9.50 1775m 妙法山頂 無事登頂です。ガスがかかり視界は無いがやり遂げたと言う達成感はある。さあ帰ろう。

10.07 1775m 妙法山頂発 山頂から10m程下ると雪庇が切れていたのでここから小谷にエントリー、僕が先頭でルートを探り
Dr7に着いて来てもらう。気温は低く曇り空なので小谷の雪崩は心配ないだろう。ガンガン滑る。

標高1000mまで下るとさすがに水が出て来た。Dr7はこの辺りで登り返すと言うが僕はもう無理だ。このまま行くしか無い,
小谷左岸から下で一旦右岸に渡りブリッジを渡り無事林道に合流できた。

10.55 920m 小谷林道出合 もう大丈夫、林道をしばらく進むと登り返したDr7とドンピシャで合流。後は林道を飛ばすのみ。

11.44 580m 野谷橋着 無事午前中に到着。Dr7さすがに手術が気になるらしく急いで荷をまとめて高山にすっ飛んで行った。
産科医にならなくて良かったと胸を撫で下ろした。

車に入ると気が抜けてしばらくソファーに横たわった。妙法山、今日の僕には遠くて辛い山だった。

25.大門山 2013.1.20

今日はNOZAのデビュー戦、昨年はハードな自転車ツアーに何度も参加してもらったが
今シーズンから厳冬期の山スキーも始めたいと言うのでならヘルベント買いなさい、
またビーコン、ゾンデ、ショベルはもちろんしっかりした装備を揃えて体力作りをしてなさいと伝えていた。
黙々と単独修行をしていた様でそろそろ誘ってみるかとまずは初心者コースの大門山でどの程度やれるか試してみた。

きょうは大魔人と岐阜のDrNにも声をかけて一緒にNOZAを鍛えようと言う作戦である。
まずは国道から林道を先頭でラッセルしてもらう。さすが24歳、体力バリバリ、トライアスロンで鍛えているだけの事はある。
全身汗まみれであっという間に尾根取り付きまで着いてしまう。ただここから尾根の登り上げは少し難しいので大魔人に
ルートを切り開いてもらう。

尾根が緩やかになりさらにルート取りがややこしくなった時点で僭越ながら先頭を行かせて頂く。天候は雪、視界は悪く、
山スキー向きではないが体力作りと思えばなんて事は無い,主稜線に着いてここから帰りの事を考えてうまくルートを
取りながらブナオ峠に着いた。1000m弱のこの地点で220cmの積雪だった。

ここから4人でこまめに先頭を変わりながら最後激ラッセルは頑張らせてもらった。全員無事山頂に着いた。
視界は全くなかったが皆達成感には浸れるだろう。NOZAもデビュー戦にしては良く頑張ってくれた。
後は経験を積めば立派な山スキーヤーになるだろう。

さあ滑りはどの程度行けるか、これが重要だ。一緒に行動してストレスを感じさせないか?また誘いたくなるかどうか?
僕が先頭でガンガン下って振り向くとNOZAもちゃんと付いて来てくれた。平坦地では先頭で頑張ってもらい斜度が出ると
一気に抜いてドンドン先を行く。快適なパウダーを楽しみながらあっという間に林道まで滑り込んだ。

ここから国道までまた先頭を頑張ってもらい、おじさん達はそのトレースで楽をさせてもらう。さあ車が見えた。
午前中には下りて来られた。今日の雪でここまで頑張れれば合格でしょう。上級コースは心配だが中級コースなら
魔人達に混ざっても問題なくこなせるであろう。この先楽しみである。

体力が無ければ問題外だが後は素直な性格かどうかが一番大切である。素直でなければやはり山スキーは伸びない,
それとモチベーション、決して負けない這ってでもピークに立つと言う気持ちが無ければ一緒に行動できない。
ただもう少し道具は吟味した方が良いと思う。道具はケチらずお金をかける事、命がかかってますから。
と言うことでNOZA第二戦待ってなさい!!

4.00 320m  五箇山国道156号ブナオ峠林道口
4.51 550m  ブナオ峠東尾根取り付き  
7.17 1100m 主稜線  
7.36 970m  ブナオ峠
9.26 1571m 大門山山頂着
9.48 1571m 大門山山頂発
10.07 970m  ブナオ峠
10.34 1100m 主稜線登り返し
11.49 320m  五箇山国道156号ブナオ峠林道口

24.牛首尾根経由猫岳 2013.1.14

今日は名人、髭魔人、Dr7の四人で国道から牛首尾根経由で猫岳を目指した。
昨夜は平湯の森で酒を飲んでまったりしたので駐車場で車中泊とした。深夜2時
起床して国道の待ち合わせ場所へ急いだ。名人も今シーズンから山スキー解禁、
僕と髭は槍でかなり疲労がたまっているしDr7は昨日笠ワンディてやはり疲れている。
しかし人生長くはない,この程度の悪天は正直問題なかろう。

朝3時国道を出た。Dr7に取り敢えず牛首鞍部まで誘導をお願いして先頭ラッセルしてもらう。
雪は絶える事無く降り続いている、既に新雪は30cmはある。しかし昨日の晴天で雪面が
テカテカになっている上に新雪だから雪崩れる事も違いない,登りでバチバチ雪は崩れる。
今日はヤバイ,決して無理はしない,この尾根実に長くてしんどい,四人でラッセルを回しながら
標高を上げる。

尾根は概して疎林、スキー向きの良いルートだろう。疲れた体に鞭を打ち皆根性でラッセルし続ける。
ようやくスカイラインに出た。森林限界を超え猫山頂まで残り100mだがやはり少しの振動で雪崩れてしまう。
ダメもう終わり、これ以上は危険すぎる。スカイラインまでシールのまま下りてここで滑降準備、スカイライン
下斜面も雪崩の危険が高くまず僕が斜面状況を確認して雪崩をやり過ごしながら後続を呼び入れる。

樹林に入りリスクが減ったところで後はもうガンガンパウダー、長い長い尾根パウダー、もう十分です。
嫌程パウダー楽しみましたが終わりません。国道まで果てしないパウダー三昧だった。
国道脇に止めた車は雪に埋もれていて除雪に一仕事、今日は一日中雪雪でした。

3.00 1255m  国道発
5.12 1630m  牛首コル
9.28 2400m  乗鞍スカイライン
9.31 2456m  猫岳下部撤退
9.57 2400m  スカイライン発
10.45 1630m  牛首コル
11.27 1255m  国道着

23.槍ヶ岳 2013.1.13

悩んだ挙げ句今日は槍ワンディとした。飛騨沢は貸し切り状態で肩の小屋から思いっきりパウダーを満喫できた。

朝2時新穂発と言うことで魔人達と約束した。大魔人は痛めた体が随分辛いらしく当初キャンセルしていたが
昨日取っておきの鎮痛剤を処方してから何とか大丈夫そうと言うことで急遽参戦する事になった。
朝2時新穂を出て黙々と林道を歩く面倒な箇所はカットして白出を過ぎてから早々に河原に下りた。
黙々と三人でラッセルを続けた。昨夜もかなり降雪があった様でラッセルは楽ではなかったが、三人いれば楽勝である。

飛騨沢をガンガン登り飛騨乗り越しに出ると猛烈な風、ただ北海道のハードさに比べればまだまし。
肩の小屋までスキーで登り上げた。肩の小屋からガシガシ穂先に登る。休憩していると後続の若者一人、
上高地経由発横尾尾根経由で4日かかり槍に着いたとの事だった。ご苦労様でした。次はスキーで来て下さい。

山頂から肩の小屋に下りここで板を履いて豪快に飛騨沢を滑る,気温は低く板は良く走った。
白出手前の河原まで快適に滑り込んで後は林道をかっ飛ばす。12時間のハード山行は終わった。

現在平湯の森でマッタリ中、明日も行くしか無いか。

2.00 1110m 新穂高発
3.33 1540m  白出小屋
3.55  1544m  河原
4.57 1750m 滝谷
6.06 1990m 槍平小屋
9.30  3010m 飛騨乗り越し
9.55  3100m  槍ガ岳山荘着
10.40  3180m 槍ガ岳山頂
10.50  3180m 槍ガ岳山頂発
11.59 1990m 槍平着
13.06 1540m 白出小屋着
14.05 1110m 新穂高着

22.羊蹄山 2013.1.5

さてここまで4勝1敗最後羊蹄山のピ−クを踏んでしめたいものだ。しかし最終日も天候は今一の予報。
京極登山口まで雪の中車を走らせる。夜間も雪は降りしきっていた。明日は朝4時発で早めに下りて
札幌に移動して夕方の苫小牧発のフェリーに乗り込む強行軍。

【山域】 羊蹄山 1898m
【場所】北海道
【日時】20013年1月5日(土)
【コース】 京極—東斜面—羊蹄山往復
【メンバー】僕、ひげ魔人、大魔人、あんちゃん
【装備】ヘルベント 179cm,TLT,ディナフイットマウンテン(僕)
    ヘルベント 179cm,TLT,スカルパ(大魔人)
    ヘルベント 179cm,TLT,スカルパ(ひげ魔人)  
    ヘルベント 179cm,TLT,ガルモント(あんちゃん)
【天気】雪のち曇り

4.00 380m 京極登山口発
7.28 1630m アイゼン歩行開始
9.29 1800m 外輪山
8.42 1898m 羊蹄山山頂
9.04 1898m 羊蹄山山頂発
10.06 380m 京極登山口着

4.00 380m 京極登山口発 さあ今日もがんばるのみ、うっすら前日のトレースが残っていたが多分
森林限界までだろう。今日も4人でラッセルを回す。あんちゃんが先頭でハイペースで歩き出すと二番手も
付いて行けない,若いとは素晴らしい。

樹林帯は下りも楽しそう。ここ羊蹄は北海道の山スキーの聖地だろう。樹林帯は風も弱かったが、標高が
1200mを超えて疎林になると猛烈な風が今日も容赦無く僕たちに叩き付ける。

やばい早めに完全装備に変えよう,目出し帽にサングラス、手袋はガイドロブスターの内にウールのインナー
ただ今日もサングラスの隙間から雪と強風が吹き付けまぶたが凍り付いてしまう。今日も地獄だ。

標高が1600mを超えるともう氷化してスキーは使えない,アイゼンに変える。しかし手も冷え込んで
バックルを外すだけでも難儀である。念のためGPSの電池も新品に変えておく。ようやく板をザックに付け
立ち上がった瞬間風に煽られバランスを崩して転倒、背中から滑落した,ヤバイ頭が真っ白、15mほど下にいた
髭が体当たりで止めてくれた。助かった。ヤバかった。
右脇腹をかなり打ち付けたが助かっただけで良しとしなければ。アイゼンを引っかけパンツにも穴が開いていた。

7.28 1630m アイゼン歩行開始 さあ気を引き締めて山頂を目指そう。残り250m、ホワイトアウトの中
今日も風に悩まされるが誰の頭の中にも敗退も文字は無いだろう。行くしか無い。ラストあんちゃんが先頭で
ルートを切り開いてくれた。ようやく外輪だ。

9.29 1800m 外輪山 ピークの標識と思って掘り返したら岩だった。ここは三角点、ピークはもう少し先。
しばし半時計回りに歩いてようやく見慣れた標識が見えた。

8.42 1898m 羊蹄山山頂 ヤッター今日も無事ピークを踏んだ。今日は写真を撮らなければ皆で記念写真を撮ると
さあ無事に下山しよう。

9.04 1898m 羊蹄山山頂発 板を履いて急いで下ろう,山頂からしばらく氷化斜面を慎重に滑り、真東の沢に入る。
素晴らしいパウダー、大斜面、北海道随一の大斜面,皆で雄叫びを上げながら落ちて行く。来て良かった。
樹林に入るともう快適、さあ登山口まで激パウを楽しもう。

10.06 380m 京極登山口着 下りは1時間早かった。
北海道5勝1敗、羅臼こそピークは踏めなかったが後は大満足、今年も北海道は熱かった。
帰りに小金井温泉で汗を流して札幌ラーメンで舌鼓、あんちゃんをアパートまで送って市内を観光して苫小牧へ向かう。

フェリーは午後7時半発、1時間半前には着いて無事乗り込んでフェリの食堂で乾杯した。
走行距離は北海道で1600km、金沢を出て2100kmの走行距離であった。

21.目国内岳 2013.1.4

さて残すところは後二山、頑張ってピークを踏まねば。
富良野からの移動中にあんちゃんに連絡、フェリーは三日振りに動いた様でようやく札幌に
戻れたと言う事だった。久しぶりにあんちゃんにも会いたいので札幌経由であんちゃんを拾って
羊蹄方面に向かう事にした。

当初午後3時頃には余裕で札幌に着けると思っていたが激しいドカ雪で高速は通行止め
下道も大渋滞で一向に先に進めない,これはアカンと農道に逸れたが除雪が追いつかず
嵌る事もヤバイやはり渋滞してても除雪が進む国道に戻る。

風雪でワイパーが凍り付き前が見えない,何度も止まって氷を落として這々の体で札幌に
午後6時過ぎ到着。あんちゃんを拾って4人で残り二山を狙う。

途中夕食を食べるがパートナーが雪庇から転落したときはかなりヤバかったようだ。辛うじて
ザイルが効いて止まったが登り返しに3時間かかったと言う事だった。この時期どこも北海道の
山はヤバい。ピークを踏むなら命がけである。

明日狙う山は急遽目国内に決めた。今年の夏あんちゃんと沢登りを楽しんでいて地形は知っていて,
悪天候でも行けそうである。通常この山は標高600mの新見温泉から入山するのだが,僕たちは
標高50mの集落からオリジナルコースでロングコースをたどる事にした。

【山域】目国内岳 1220m
【場所】北海道
【日時】20013年1月4日(金)
【コース】 吉国—南尾根—目国内岳往復
【メンバー】僕、ひげ魔人、大魔人、あんちゃん
【装備】ヘルベント 179cm,TLT,ディナフイットマウンテン(僕)
    ヘルベント 179cm,TLT,スカルパ(大魔人)
    ヘルベント 179cm,TLT,スカルパ(ひげ魔人)  
    ヘルベント 179cm,TLT,ガルモント(あんちゃん)
【天気】雪

5.00 50m 吉国発
8.12 889m 南尾根889mピーク
9.07 1220m 目国内岳
9.26 1220m 目国内岳発
11.14 150m 吉国

5.00 50m 吉国発 朝までにさらに20cm雪は積もっていた。雪は豊富で今日は四人でラッセルを回すので
楽勝だろう。問題は風である。林道を詰めて行く。標高400mを超えた九十九折はカットして後は尾根を忠実
に進む,このルートは地形が複雑で迷路のようだ。うまくアップダウンを克服しないと帰りが辛い。

8.12 889m 南尾根889mピーク このピークは右から巻いて過ぎた平坦地に出る。無雪期なら素晴らしい湿原
になっていそうな場所だろう。この平坦地GPSが無ければ進めそうも無い,うまくトレースを付けて標高1000m
を超えると森林限界になって真っ白な斜面が続く。今日も視界は無い,ホワイトアウトに中風雪に打たれながら
今日もピークを目指す。

今日も甘くはない,GPSを見ると山頂は近い,山頂手前は岩峰になっていて板は脱いでつぼ足で登り上げた、
登り上げたすぐ先がピークだった。

9.07 1220m 目国内岳 雪に埋もれた標識を穿り出して今日もピークを踏んだ。

9.26 1220m 目国内岳発 さあ急いでシールを剥いで下るのみ、風雪の中ホワイトアウトの中滑り出す。
今日もめまいがしそうだ。標高を200m程落とすとようやく樹林が見えたのでようやく滑り易くなった。

標高900m付近の平坦地はトレースも消えており方向感覚が麻痺しそうだ。今日もGPSを握りしめてようやく
南尾根に戻り後はパウダーを頂くのみこのパウダー来て良かった。

11.14 150m 吉国 無事到着、さあ明日は最大のイベント羊蹄山ピ−ク滑降でしめる。

下山後真狩温泉で汗を流して休憩所で洗濯と記録整理、およびエネループプロの充電、これが無ければ始まらない。
まったりした後は京極登山道を目指す。

20.三段山 2013.1.3

午後早く温泉に着いて今日はまったりタイム,洗濯や記録整理などにゆっくり時間がとれた。
二階休憩室で昼寝をしながら風呂に入る。温泉にはHPの読者の方もいて声を掛けられた。
感謝感謝,しかし予想もしない出来事が,,,

二度目の入浴中風呂から上がると何とパンツが無いではないか、、嘘だろう。
シャツとズボンを残してパンツだけ無くなっていた。不気味な事態に不吉な予感がした。

フロントに尋ねたが下着の忘れ物は無かった。誰かが何の目的で持って行ったか理解不能。

夜テレビを見ると明日は大荒れの予報,ヤバイが三段山で敗退するわけにはいかない。
出発は遅めの6時発とした。

【山域】三段山 1748m
【場所】北海道
【日時】20013年1月3日(木)
【コース】 吹上温泉—三段山往復
【メンバー】僕、ひげ魔人、大魔人
【装備】ヘルベント 179cm,TLT,ディナフイットマウンテン(僕)
    ヘルベント 179cm,TLT,スカルパ(大魔人)
    ヘルベント 179cm,TLT,スカルパ(ひげ魔人)  
【天気】嵐

5.50 1017m 吹上温泉発
7.43 1748m 三段山山頂着
8.03 1748m 三段山山頂発
8.55 970m 吹上温泉着

5.50 1017m 吹上温泉発 激しい風雪の中温泉を出た。まだ一段目の樹林帯は良かった。
しかし二段目の森林限界を超えると激しい風雪。地獄だ。容赦無く吹き付ける風雪。
暗い時間にサングラス、目出帽、など完璧な装備に変えた。

ただ視界も全くない,10-20m先が辛うじて見えるくらい。泣きが入るが行くしか無い,GPSを握りしめ
行くしか無い,山頂はまだか、もう直きか。ギリギリの登高が続く。サングラスの隙間からも雪が吹き付ける。
まぶたは凍り付き、目が開かないくらいだ。もうすぐだ。頑張ろう。

7.43 1748m 三段山山頂着 着いたピークの標識だ。もう写真を撮る余裕も無く一刻も下りたい。

8.03 1748m 三段山山頂発 シールを丸めてザックに放り込んだ。山頂からホワイトアウトの中進路が怪しい、
当社右寄りに下り過ぎてヤバイ沢に入ったが何とか修正してトレースに戻る。

二段目の下降も辛かった。這松の陰影だけを頼りに樹林帯まで必死の下降。ようやく樹林が見えた。地獄だった。
樹林帯でようやく休憩して後は温泉へ急いだ。

8.55 970m 吹上温泉着 この日二段目より上に上がった人は僕たち以外にはいなかったようだ。

温泉に戻ると予想通り両魔人とも顔面凍傷を負って痛々しそうだった。僕だけ早めに目出帽を付けたおかげで
難を逃れることができた。

やはり北海道甘くはない。温泉で汗を流して激しい雪の中羊蹄方面へ車を走らせる。

19.芦別岳 2013.1.2

羅臼岳敗退で意気消沈した僕たちだがもう一座も落とせない。
車を走らせながら明日はどこを目指すか悩んだ。当初前富良野岳を予定していたが取付の
林道まで積雪で車が入れそうも無いので却下。仕方無く昨年あんちゃんと登頂した芦別岳
に狙いを定めた。

今日も凍結道路を300km車を走らせた。車の運転も慣れたものである。エンジンブレーキを
多用する事とブレーキを踏むにしてもポンピングで減速するのが常識。

途中層雲峡の黒岳の湯で汗を流したが激しい風雪が吹き荒れていた。今日はどこの山も無理っぽい。

風呂から上がり富良野へと車を走らせた。今日も夜遅く山部に着いてコンビニ弁当を食べながら作戦会議、
明日は天気は荒れる事は無さそうだ。朝3時半出発で早めに下りてまったりしよう。

【山域】 芦別岳 1775m
【場所】北海道
【日時】20013年1月2日(水)
【コース】山部発—半面山—霊峰山—芦別岳—南東沢—登り返し—霊峰山—山部
【メンバー】僕、ひげ魔人、大魔人
【装備】ヘルベント 179cm,TLT,ディナフイットマウンテン(僕)
    ヘルベント 179cm,TLT,スカルパ(大魔人)
    ヘルベント 179cm,TLT,スカルパ(ひげ魔人)  
【天気】曇り時々晴れ

3.20 320m 山部自然公園(新道登山口)発
5.16 895m 見晴台
5.56 1140m 覚太郎分岐
7.02 1420m 半面山
7.55 1615m 霊峰山アイゼン歩行開始
8.28 1770m 芦別山頂着
8.43 1775m 芦別山頂発
8.49 1400m 芦別南東沢ボトム
9.37 1522m 登り返し
10.28 320m 山部自然公園


3.20 320m 山部自然公園(新道登山口)発 500m程道路を歩いて新道に取り付く。ラッセルは大した事は無い。
三人で回してドンドン標高を上げる。

5.16 895m 見晴台 まだ真っ暗だが眼下に夜景が見える。風はほとんど無い。救われた。北海道は風が最も恐い。

5.56 1140m 覚太郎分岐 時間辺り400m稼いで快適に高度が上がる。

7.02 1377m 半面山 は右から巻いたが雪庇が発達していて通過は緊張した。平坦地に出ると眼前に見える零峰山
は左から巻いて鞍部に出るとここから山頂まで標高差160m傾斜は急で氷化斜面も多いのでアイゼンで歩く事にした。
 
7.55 1615m 霊峰山アイゼン歩行開始 しかしここからが難儀だった。連日の降雪で氷化どころか猛ラッセルになった。
腰まで潜る雪に一向に標高は上がらず泣きが入るが改めてスキーの素晴らしさが実感できた。
さあ直に山頂が見えた。稜線に出るとまた強烈な風が吹いていた。

8.28 1775m 芦別岳山頂着 無事到着、これで2勝1敗黒星先行。さあシールを剥いで山頂滑降だ。

8.43 1775m 芦別岳山頂発 氷化斜面を慎重に滑ると南東沢を快適に滑る、1400mまで滑り込んだ。快適だった。

8.49 1400m 芦別南東沢ボトム ここから登り返してトレースに合流。

9.37 1522m 登り返し 無事とレースの合流。後は新道を下るのみ。
帰りの巻きで大魔人が雪庇もろとも落ちたが木に引っかかって事無きを得た。良かった。
さあ後は一気に下ろう。登り返して30分でゴールが見えた。

10.28 320m 山部自然公園 無事終了です。
さあ時間も早いし今日はゆっくり吹上温泉,白銀荘でまったりしよう。移動中に何と自転車で吹上温泉に向かう猛者が、
根北峠でも一台、すごいモチベーションの人はいる。

18.羅臼岳 2013.1.1

羅臼へ向かう国道は右手に国後島が見えていた。あの領土が日本のものなら登りたい山
もあるのにと思った。北海道は徐々に冬型が強まって行く。

反対側のウトロでは瞬間最大風速が27mだったと言う。しかも挑戦の明日はさらに等高線は
密になる予定,心の中ではヤバイと思うが何とかピークに立ちたい。

移動中に長男(あんちゃん)からメールで利尻岳北東稜から仲間と二人でピークに立ったと
連絡があった。しかも仲間が雪庇を踏み抜いて間一髪ザイルで止めたかなり厳しい山行だった
との事だった。しかし下山後強風でフェリーが出港しなくていつ札幌に帰れるか分からないと言う。

あんちゃんが利尻なら父ちゃんも負けてられない。行けるとこまで頑張ってみる。

羅臼に着いて熊の湯でマッタリ、地元の人から羅臼で遭難するなと散々脅かされる。
この時期の強風を嘗めたらアカン,電信柱が折れたり、トラックが横転する事もあるんだとダメ押し。

熊の湯から上がり車内宴会しながら作戦会議、明日は3時発で気合い入れまくりと伝えた。

【山域】 羅臼岳 1669m
【場所】北海道
【日時】20013年1月1日(火)
【コース】羅臼町熊の湯発—南東尾根—950m三角ピーク敗退
【メンバー】僕、ひげ魔人、大魔人
【装備】ポンッーン 179cm,TLT,ディナフイットマウンテン(僕)
    ポンッーン 169cm,TLT,スカルパ(大魔人)
    ヘルベント 179cm,TLT,スカルパ(ひげ魔人)  
【天気】曇り時々晴れ

2.45 130m 熊の湯発
6.19 950m 三角ピーク敗退
6.34 950m 三角ピーク発
7.45 130m 熊の湯着

2.45 130m 熊の湯発 さあいざ出発、空には月も見えるが風が強い,複雑な地形をうまくルートを取りながら
高見を目指す。南東尾根の基部を風があたらない様にルートを探るがそれでも巻き込む強風が容赦無く叩き付ける。

標高が500mを超えると一層風が強くなる。手も冷たいし顔も寒い,早めに目出帽、サングラスを付けないと前も
見えない,まだ暗いが目にも雪が吹き付けるのでサングラスが無いと歩けない。

いよいよ950m三角ピーク手前に来た。ここから一旦下ると樹林帯を抜け平坦地となる。ここから山頂まで猛烈な
風が吹き付ける事は名人との山行で経験済み、三角ピークの肩930mまで来たらもう立てないくらいの猛烈な風
、ヤバイ風下に逃げて3人で協議、置いた重いザックが風で吹き飛んだ。ビックリ、ザックですら飛ぶ状況に真っ青
この上さらにドンドン風は強くなって行く,人が吹き飛ばされるのは目に見えている。

残念だがヤバすぎる上部で凍った斜面で飛ばされたら滑落するのは目に見えている。残念だが敗退だ。

6.19 950m 三角ピーク敗退 強風の中激しい雪煙が舞う。

6.34 950m 三角ピーク発 必死でシールを剥いで後は逃げ帰る。まだ日の出前悔しいが今回も敗退だった。
厳冬期の羅臼側からの挑戦は余程条件に恵まれないと無理っぽい,この風の強さは北アルプスの比では無い。

7.45 130m 熊の湯着 まだ早い時間だったが熊の湯にマッタリ浸かり元旦敗退を悔やんだ。
ただあの条件でピークを踏むのは絶対無理だから仕方が無いと諦めがついた。

さあ次はどこへ行くか。取り敢えず富良野を目指す。羅臼から根北峠を超え北見経由富良野へ300km、根北峠から
見た斜里岳をきれいだった。一度は山スキーで挑戦したい。

17.雄阿寒岳 2012.12.31

12月29日(土)診療を夕方6時に終え急いで車に乗り込み新潟港まで高速を走らせた。
出港は夜11時半、320kmの道のりをノンストップで飛ばした。大魔人号は髭魔人を乗せ
先に出ており僕より1時間ほど前に着いていた。

午後10時半なんとか無事着いた。雪が降ってなくて良かった。北海道に渡る前にまず
フェリーに間に合うかが最大の難関でもある。

フェリーはデラックスルーム二人用を一人で貸し切ってあるので超快適、魔人達も二人で
個室を借りている。打ち合わせや食事は広い僕の部屋で行った。

明けて12月30日(日)夕方5時半に苫小牧東港に到着,北海道は寒いここから高速を乗り継いで
目指す阿寒湖まで320km、暗闇の凍結道路は恐かった。雪も降り出すがガンガン飛ばす。

深夜11時前には無事阿寒湖に着いて、地図で国道から南東の沢を登り始めた。
コースは地図を見て考えたオリジナルである。

始発点から少し離れた路肩に駐車した。

【山域】 雄阿寒岳 1370m
【場所】北海道
【日時】20012年12月31日(月)
【コース】国道241—南東沢—雄阿寒岳往復
【メンバー】僕、ひげ魔人、大魔人
【装備】ポンッーン 179cm,TLT,ディナフイットマウンテン(僕)
    ポンッーン 169cm,TLT,スカルパ(大魔人)
    ヘルベント 179cm,TLT,スカルパ(ひげ魔人)  
【天気】曇り時々晴れ

5.01 480m 国道241発
8.25 1322m 外輪着
8.46 1370m 雄阿寒岳着
8.52 1370m 雄阿寒岳発
9.43 480m 国道着

5.01 480m 国道241発 さあまずこの山はゲットしたい,緩やかな沢を登り始める。三人でラッセル
を回しながら疎林の中を高度を上げて行く。明るくなるのは7時過ぎしばらくは暗闇歩行だ。徐々に高度は
上がり1200mを過ぎた辺りから氷化してクトーを付けた。見下ろすと阿寒湖が平原の様に凍っている。

8.25 1322m 外輪着 さあようやく外輪まで出た。後は半時計回りにピークを目指す。視界は悪くて風は
強い、北海道の山はいつもこんなものだ。GPSを握りしめながら何とかピークに着いた。

8.46 1370m 雄阿寒岳着 山頂はガスで何も見えない,早く地獄から逃れたい,寒い。

8.52 1370m 雄阿寒岳発 急いでシールを剥いで氷化斜面をガンガン滑って行く。早く樹林帯まで、樹林帯に
逃げ込んでようやく安堵感。ここで休憩してお茶を飲み後はツリーランで国道まで滑って行く。

9.43 480m 国道着 まずは第一座ゲット。

いよいよ明日は最大の難関羅臼岳、過去に名人と挑戦して一勝一敗、羅臼側からの挑戦は強風で敗退している。
羅臼の途中で温泉に入り車を走らせる。

16.猿ヶ山 2012.12.26

今日は一日中風雪が厳しく身にしみたが北海道遠征のための板のチェツクとウエアリングの確認
のため単独でラッセルに耐えて猿ヶ山を目指した。

朝3時に起床して雪降る高速を五箇山を目指した。五箇山トンネルを過ぎると俄然降雪は激しくなる。
小瀬集落に除雪車が入って行ったのでしばらく下の路肩で待機していた。除雪車が下りて来たので
入れ替わり除雪終点に入って身支度をした。

朝5時暗闇の中小瀬集落を出た。昨日からの降雪でいきなりラッセルだ。橋を渡っていきなり急登を
登り上げ林道をカットする。昔細板で腰ラッセルをしていた頃が懐かしい,ポンッーンのおかげで今日
の様なドカ雪直後でも靴程度の潜りで済む。ガンガンカットして907を目指す。ここまでのラッセルは
辛かったが今日は単独なので逃げ場は無い、ひたすら頑張るのみ。

907からの東尾根は激しい風が吹き荒れていた。単独ラッセルにも関わらず手は冷たかった。
今日はノースフェイスのサミットグローブを使ったがガイドとの差は歴然としていた。
北海道ではガイドロブスターを使うしか無いだろう。BDガイドはやはり最強だろう。
尾根上はまだ薮も残るが自分的には滑りには影響無いだろう。

最終鉄塔を過ぎると1221ここから山頂までは緩やかな登りとなりうまくルートを取らないと帰りが辛い,
完璧にルート工作をしてさあ山頂が見えた。今日は単独だったのでさすがに時間はかかった。
たまには逃げ場の無い単独激ラッセルも良いだろう。

さあシールを剥がして急いで激パウを頂こう。激しい降雪でトレースはほぼ完璧に消えかかっていた。
ガンガンパウダーを楽しんであっという間に集落が見えた。山頂から49分でした。
帰りは写真は撮らなかったので早かった。車は雪に埋もれ除雪が面倒だった。

早めに帰宅して道具の修正を行った。北海道ではヘルベントとポンッーン二台を持ち込む事にした。

5.00  380m   五箇山小瀬集落発
7.26  907m  地図上907
8.16  1100m  最終鉄塔
8.38  1221m  地図上1221m
9.41  1447m  猿ヶ山山頂着
10.00 1447m  猿ヶ山山頂発
10.49  380m   五箇山小瀬集落

15.猿ヶ馬場山 2012.12.24

金沢は寒波のおかげで随分雪が積もった。やはり行くしか無いだろう。今日は魔人二人にDr7を
お誘いして猿ヶ馬場山を目指した。コースは定番になりつつある宮谷コース、沢は所々で水が出て
いるが全く問題なく一切登り返しもなく快適にラッセルして行けた。4人もいるとラッセルも物足りないが
昨日激ラッセルをした翌日なのでまあ許してもらおう。

まあ髭魔人も大魔人も気合い入れまくりでそんなに早くラッセルしてどうすんのと言う感じであった。
板はもちろんヘルベント二名、ポンッーン二名であった。この時期スーパーファットの無い山行はあり得ない。

丁度山頂で日が射して今日も神に感謝、もちろん帰りは激パウ、ウキウキになって山頂から写真を撮っても
47分快速滑降だった。魔人達も北海道山行に向け上場の仕上がりで今から本番が楽しみである。

3.28  490m  白川郷八幡神社
5.00  1035m 上部宮谷林道交差
5.32  1150m  宮谷合流
7.03  1662m 地図上1662
7.52  1875m 猿ヶ馬場山着
8.18  1875m 猿ヶ馬場山発
8.44  1150m  宮谷林道
8.48  1035m  宮谷林道から沢へ
9.05  490m  白川郷八幡神社

14.天狗原山周回 浅海川 中海川 2012.12.23

ずっと名人の事を心配していたがようやく頭上の霧が晴れ山スキーが出来る状況になったと連絡があった。
病み上がりで今シーズン初スキーだが容赦しないのが僕のポリシーである。小谷温泉から激ラッセルで
天狗原山を目指し浅海川、中海川を滑って周回する僕のオリジナルコースを案内する事にした。

前夜久しぶりにすし活でちらし寿司を食べ雪降る中小谷温泉に向かう。もう飲んで出来上がった頃名人到着,
久しぶりだ、ようやく霧が晴れたな。今日はご祝儀でインフルの注射も打ってあげよう。車内宴会で盛り上がり
さあ明日は2時半起きで3時過ぎには出るぜよ。

さあ行くぜ,今日はお客様でいいよ、僕が頑張ってラッセルするから。ガンガン林道をラッセルして1055mで樹林に
入って稜線を目指す。ラッセルは辛いがヘルベント兄弟の敵ではない。朝までにも雪はそこそこ積もったようだ。
1645m平坦地に出るとようやく明るくなって来た。願いは天に通じて青空になって来た。名人神様まで祝ってくれたようだ。

お客様を置いてきぼりでラッセルしても悪いのでペースを落として写真を撮りながらお客様を待ってあげる。
素晴らしい樹氷、モンスター,今日も来て良かった。生きてて良かった。風も弱くなんて素晴らしい日だ。
随分ペースを落としたので山頂着は遅れたがさあ激パウを頂こう。さっきまで死にそうな顔をしていた名人だが
滑りとなると人が変わった様に俄然元気が出て来た。いつものテール滑りさすがに名人です。
浅海川の緩斜面もヘルベントならウキウキです。

あっという間に登り返し地点に着いてさあガンガン登り返す。尾根に登り上げたら反対側の中海川です。
ここも素晴らしかったです。ただまだ12月、下部で水が出て来たが気にしない,うまくへつりながら無事に
平坦地に着いた。さあ後は橋まで一気滑り、ここで登り返して栃の樹亭へ、林道ぶっ飛ばして名人の
復活祭は完全燃焼で幕を閉じた。

3.16  850m  小谷.山田温泉発
3.49  980m 栃の樹亭
4.34  1055m 林道・小谷-妙高線
5.58  1475m 天狗原南西尾根稜線上
7.33  1645m 雪庇のある平坦地
10.15  2197m 天狗原山着
10.37  2197m 天狗原山発 浅海川へ
11.02  1650m 浅海川1650m登り返し
11.43  1750m 金山南西尾根
11.58  1750m 中海川へ
13.09  960m  栃の樹亭下橋
13.38  1050m  林道登り返し
13.50   850m  小谷.山田温泉着

13.四ッ岳 北面台地 2012.12.17

今日も魔人達と三人で平湯温泉から四ッ岳北面台地を北東コースから山頂を目指す。
雪は予想より多くて山頂まで問題なくスキーで歩くことができた。深夜3時半に大魔人の
待つ平湯キャンプ場に着くと小雨が降っていたが出発時点で雨は上がり小雪に変わった。

約1時間で大滝川の徒渉点に着くがブリッジはあった。大魔人は問題なく通過したが2番手の
髭の通過でブリッジは落ちて川にドボン、ヤバイと僕はスキーを放り投げてつぼ足で徒渉した。
水は少なく歩いても全然問題ない。北面台地に乗り上げてからはただ黙々と三角岩を目指す。
沢沿いから尾根に登り上げたが薮はほとんど気にならず快適に高度を上げる。

無事三角岩に着いて強風の中高度を上げて最後山頂へと続くハーフパイプを進む。
振り返れば槍穂が見える。さあ山頂が目前だ、風は強いが完全防備で問題ない,
手袋はガイドロブスターで暖かかった。

ピークで写真を撮ったらさあ滑ろう。三角岩まで快適な粉雪を巻き上げるが、ここから大滝川
までは頑固なモナカ雪だった、快適とは言えないがこれも山スキー忍の滑りで大滝川へ、
行きと違う徒渉点を僕は一気に滑って対岸にセーフ、後は登り返して一気に平湯キャンプ場へ、
午前中には無事下山して今日も大満足の一日となった。

多分四ッ岳北面台地はシーズン一番乗りだろう。

3.47 1310m 平湯キャンプ場発
4.57 1600m 大滝川徒渉
8.42 2554m 三角岩
9.35 2744m 四ツ岳山頂着
9.50 2744m 四ツ岳山頂発
9.58 2554m 三角岩
11.03 1600m 大滝川徒渉
11.47 1310m 平湯キャンプ場着

12.宮屋敷 2012.12.12

世界遺産がある五箇山も今回の寒波ですごい雪になっていた。標高1500m地点で270cmの積雪があった。
もうこの辺りでも十分スキーが楽しめる。深夜3時に医院で髭と待ち合わせをして雪降る中五箇山に向かう。
まだ除雪が進まず今日も雪を蹴散らしアルハイが走る。

1時間弱で五箇山に着いてさあいざ出発、集落を出た林道をいきなりのラッセルだ。今日は宮屋敷まで登り
上げて激パウを頂くつもり、長い長い林道はカットカットで高度を上げる。雪は深いが二人ともヘルベント、
サクサクラッセルを続ける。このドカ雪の中でもヘルベントなら靴程度のラッセルで済んだ。林道をカットして
視界が開けると中根山荘が見えた。この辺り不気味な雰囲気だ。へんてこな建物もある。

中根山荘を過ぎると雪は一段と深くなる。ヘルベントでなければこの深雪は克服できないだろう。
板の重さより板が広くて潜らない事の方がどれだけ楽か、経験した人しか分からない。
髭と交代でガンガンラッセルを回す。2番手はトップに比べれば3割くらいの労力で済む。
登山口のある駐車場の東屋の屋根には1mを超す雪がある。

宮屋敷まで2カ所のポコがあるがいずれもトラバースラインを作って帰りの登り返しをしなくて良い様にした。
高度が上がるにつれ疎林になる。雪は相変わらず降り続いているがいよいよ尾根のトップ宮屋敷が見えた。
さあ着きました。風の中急いでシールを剥がす。早く激パウを楽しみたい。

さあ髭行くぜよ。この雪の中でもヘルベントの浮遊感はさすがである。来て良かった。今日も頑張って良かった。
この激パウのために頑張ったのである。林道はガンガンカットして激斜面はエクストリーム滑降を楽しむ。
楽しい,生きてて良かった。今日も大満足でまた明日から頑張れる。

4.00 320m 五箇山田向集落発
7.05 735m 中根山荘
9.17 1206m 地図上1206ピーク
11.12 1610m 宮屋敷
11.35 1610m 宮屋敷発
12.49 735m 中根山荘
13.36 320m 五箇山田向集落

11.雨飾山P2 2012.12.9

前夜深夜1時過ぎ髭と医院で待ち合わせして大魔人の待つ小谷山田温泉下に向かった。
高速は激しい横殴りの雪が降り続いてスピードは出せない,糸魚川で下車するも国道は雪で走りづらい、
小谷に入ると降りしきる雪で除雪は追いつかない状況だった。舞い上がる雪で前さえ見えないが慎重に進む。
小谷温泉下スノーシェッドで大魔人は既にスタンバイしていた。

4時発には間に合わなかったが、すぐに支度をして雪の中温泉裏からラッセルする。一晩で50cmは降っただろう、
しかしポンツーンとヘルベントの最強マシーンを持ってすればどーってことは無かった。ガンガンラッセルを回す。
ファットなら腰まで埋まってもおかしくないだろう。林道終点でゾンデを出すと110cmの積雪だった。
これなら尾根を登れるだろう。

ルートは雪が少なければ夏道でピークを目指す、雪が多ければP1、P2をたどりP2から滑走するつもりだった。
登山口小屋の陰で休憩、激しい風雪でたじろぐが行くしか無い。尾根に取付き斜度が増すとラッセルは厳しくなる。
薮もあるがこの程度なら薮とは言えない。帰りも問題なく滑って来れる。P1に着いて一瞬青空が顔を出したが
これを最後に二度と日は射さなかった。ガンガンラッセルするぜよ,スーパーファットであっという間にP2についた。
まだ9時過ぎだった。さあ激パウ頂くよ。

快適に三人でパウを頂いて下りる。振り返ると髭が見えない,ちょっと前までいたはずだが、しばらく待つが来ない、
ヤバイ雪庇から落ちて雪に埋まったかも、すぐに大魔人とシールで登り返して最後に髭を見た地点まで戻った。
いない、雪庇周辺をビーコンで捜索するも反応無し、慎重にトレースを追うと何と谷に下りて行くシュプールが、
取り敢えず行きてて良かった。地図もGPSもあるはずだから必ず登り返すに違いない,シュプールを追うかどうか
迷ったが風雪でもうシールは張り付かない状況だった。ここで谷を下ったら登り返せず二重遭難になる危険があり、
髭が登り返す事を期待して待った。

しばらく下った鞍部で髭が登り返して来た。良かった。その間2時間、生きた気がしなかった。何はともあれ無事で何よりだ。
さあP1まで登り返して後は激パウ楽しむのみガンガン激パウ楽しんであっという間に小谷へ下りた。
激しい風雪の中スーパーファット様々でした。

4.17 850m 小谷.山田温泉発
5.11 1040m 林道合流
6.16 1160m 登山口休憩所
8.04 1500m P1
9.24 1850m P2
9.40 1850m P2発
9.51-11.38 髭捜索
11.54 1500m P1発
12.34 1160m 登山口休憩所
13.37 850m 小谷.山田温泉着

10.三方岩岳2012.12.5

4.00 705m 白川郷 馬狩発
6.05 1000m 白山スーパー林道1000m
9.05 1460m 三方岩隊道手前登山口
10.09 1710m 三方岩岳山頂
10.25 1710m 三方岩岳山頂発
11.34 1000m 白山スーパー林道1000m
12.28 705m 白川郷 馬狩

今日は髭魔人と降りしきる雪の中白川郷から白山スーパー林道経由で三方岩岳を目指した。
馬狩で20cmだが標高が上がるにつれ雪はドンドン増えて行った。山頂からはスーパーファットで
激パウを楽しむことができた。当初板はどうするか迷っていたが今日はスーパーファット様様で
なければかなり厳しいラッセルを余儀なくされた事だろう。髭はヘルベント、僕はポンッーン、
どちらも素晴らしい威力を発揮してくれた。

まだ薮は埋まり切っていないと判断してスーパー林道経由だったがそれにしても長くて辛い道のりだった。
山頂まで二人でラッセルを回して6時間、帰りは2時間、今日は午後2時から仕事があったので気合いで頑張った。
医院には1時59分着、辛うじて間に合った。冷や汗ものだった。もう雪は増えこれからはスーパーファットしかないだろう。
山スキーの一番楽しい季節がついにやって来た。

2月まで激パウ楽しむしか無い。

9.五龍岳2012.12.2

3.00 810m  五竜遠見スキー場駐車場発
4.49 1673m 地蔵の頭
6.14 2007m 小遠見山 
8.25 2268m 西遠見山
9.43 2500m 五竜山荘
10.33 2668m 五竜岳手前敗退
11.10 2614m スキー開始
11.56 2268m 西遠見山
13.01 2040m 中遠見山
13.28 2007m 小遠見山
13.50 1673m 地蔵の頭
14.21 810m  五竜遠見スキー場駐車場着

昨日の寒波は後立山連峰にも多量の雪をもたらした。日曜どこへ行くか魔人達に問い合わせたら大魔人から
五龍岳か立山に行きたいと言うので急遽五龍岳に狙いを定めた。この山9年前に名人と里から挑戦したが
アップダウンの多い遠見尾根に難儀した。しかし山スキーならつぼ足より遥かに快適に登高できると思っていた。

朝3時五龍スキー場発と魔人達に伝え医院を深夜0時に髭魔人と出て大魔人の待つ五龍を目指した。
糸魚川を過ぎて南下すると雪は多い,小谷では50cmを超す雪があった。五龍に着くと既に大魔人はスタンバイ,
予定通り3時にスキー場をスタート、しばらくでラッセルが始まる。山頂までこのラッセルが続くのだろうか。

標高が上がるにつれ里の夜景がきれいだ。月も見える。今日は快晴になるだろうか。三人でラッセルを回せば楽だ。
ガンガン高度は上がる。スキー場終点からつぼ足のトレースがあった。膝上ラッセルが延々と続いていた。
昨日は大変だったろう。つぼ足は稜線を忠実に歩いており、アップダウンが嫌いな僕たちにはそぐわない,
大概無視して自分たちで帰りの事も考えてトレースを作って行く。

小遠見を過ぎるといよいよ朝焼けが始まった。後立山連峰が輝き出した。来て良かった。つぼ足パーティは
遠見尾根でテント泊して夜明け前からラッセルしていた。どこで追いつくだろうか。ガンガンラッセルして
西遠見手前で追いついた。ラッセル大変だったでしょう。是非スキーを覚えたら如何でしょうかと会話した。

横をすっとすり抜け後は稜線までラッセルを回す,やっと稜線だ。稜線に出るともう氷化バリバリでスキーは使えない,
アイゼンに履き替え板を担いで山頂を目指す。しかし今シーズン買ったばかりのCAMPレース290の調整が
まずかったようで強く踏み込むと外れてしまうではないか、それでもだましだまし歩いたが高度が上がりさらに
斜面が急で氷になったところでまた外れてしまう,これはヤバイ、進退窮まるも何とかリカバリーするがこの先絶対無理である。
大魔人にはピークを踏んでもらい僕と髭は同じアイゼンなのでここで無理せず引き返した。

道具は使ってみなければ分からない,CAMPレース290の前爪と後爪の連結部は金具に交換しておくべきだった。
それとこのアイゼンはお守り用として必ずアイゼンを使うと分かっている山行ではチタンかスチール製を使うべきだと思った。

大魔人は無事山頂を踏んで山頂から華麗にルンゼを滑り降りてあっという間に五龍山荘に着いた。
ここで合流して後は一気にスキー場まで飛ばした。9年ぶりの五龍岳はシヨッパかった。
無事これ名馬なり、安全第一でシーズンを過ごしたい。

8.白山五回目2012.11.28

2.45 510m 白峰ゲート発
4.13 850m 市ノ瀬
6.16 1240m 別当出合
9.35 1970m 甚ノ助ヒュッテ
11.01 2300m エコーライン
11.27 2450m 室堂
12.25 2702m 白山山頂
12.49 2702m 白山山頂発
13.26 1970m 甚ノ助ヒュッテ
14.31 1240m 別当出合
15.18 850m 市ノ瀬
15.45 510m 白峰ゲート

今日も髭魔人と白山を目指した。深夜0時に自宅を出て待ち合わせの白峰に向かう。
深夜2時半に白峰ゲートを出た。自転車は百万貫までしか使えず、ここからは雪と凍結道路
のため自転車は押し歩きするしか無かった。難儀である。市ノ瀬に無事着いたがここから先は
除雪は無くてきついラッセルが始まる。髭はハイペースでラッセルしてくれた。

何とか別当出合に着くも雪は多く板の外された吊り橋も雪と凍結のため厳しい渡りを余儀なくされた。
雪は多いので吊り橋を渡り山頂までずっとスキーで歩けた。厳しいラッセルに耐えながら帰りはパウダーを
楽しめるからと忍の登りだった。雪は多く、もう登山道を無視しても歩けるくらいだった。

甚ノ助小屋では1m以上はあるだろうか。ここから上部はもうどこでも楽勝で滑れるだろう。
直上してエコーラインを目指すが氷結した斜面に行く手を阻まれる。ピックストックを駆使して根性で稜線に
這い上がる。ラッセルの嵐でもうかなり体力は使い果てているが山頂を踏まねば帰れない。
行くぜ髭、室堂から上部がまた氷化斜面で厳しかった。必殺クトーが無ければ山頂まで行けなかっただろう。

強風が吹き荒れる山頂を踏んで今日も無事ピークは踏んだ。さあ後は市ノ瀬までスキーで滑ろう。
山頂からの急斜面で髭が氷化斜面を滑落したが何とか吹きだまりで止まった。ヤバかった。
スキーのエッジは毎回研いでおかねば!!稜線から甚ノ助までは素晴らしいパウダーだった。
頑張って良かった。甚ノ助からも豊富な雪で別当出合まで石も踏まずに下りて行けた。
吊り橋を渡り市ノ瀬まで林道をスキーで飛ばした。

市ノ瀬からは自転車だ。凍結道路も融けており白峰までぶっ飛ばす。13時間オーバーの完全燃焼だった。
今年の白山はもう終わりだろう。本当に遠い山になった。

7.針ノ木岳2012.11.25

4.15 1400m 扇沢駅駐車場発
5.17 1670m 大沢小屋着
7.04 2250m マヤクボ沢出合い着
8.56 2820m 針ノ木岳山頂着
9.16 2820m 針ノ木岳山頂発
9.41 2250m マヤクボ沢出合い
9.55 1670m 大沢小屋
10.14 1400m 扇沢駅駐車場着

会心の山行だった。雪良し、景色良し,仲間良し、この世に生を受けて本当に良かったと思える一日だった。
今日は深夜0時過ぎに目を覚まして髭と1時に医院を出た。交代で運転して3時間で大魔人の待つ扇沢に着いた。
この時期にしては駐車場周囲の雪は多かった。

駐車場横からすぐにスキーで歩き出して後は林道経由で堰堤をガンガン乗り越して針ノ木雪渓をひたすら歩く、
放射冷却で寒い朝だった。ノドを過ぎた辺りでようやく薄明るくなって来た。雪は多く帰りも石を踏む事はなさそうだ。
寒いので皆ハイペースでひたすら歩く。

マヤクボ沢に入ると傾斜は急になる。新雪が10cmほど積もっており帰りは楽しめそうだ。マヤクボ沢を抜けて
針ノ木岳が見えた。ルートは近い右の肩ではなく左の肩から山頂までスキーで登り上げる作戦だった。
雪の結合は良く、雪崩の危険は無いだろう。問題なく稜線まで登り上がると北アルプスが広く見渡すことができた。
今日も来て良かった。頑張って良かった。風も弱く山頂でまったりしてさあ山頂から直登ルンゼを滑ろう皆の衆。

僕が最初に飛び込んで中間地点でカメラを構えて二人の滑りを追う。素晴らしい雪だ。皆粉雪を舞い上げて落ちて行く。
どこまでもこの感動が続いてくれ。ガンガン落ちてボトムへここで小休止、マヤクボ沢も良い雪だった。
あっという間に針ノ木雪渓に出てここで三浦御大と久しぶりの再会、頑張って山頂目指して下さい。

後は駐車場まで滑り込むだけ、石を踏む事も無く無事駐車場車横まで滑り込んだ。山頂を出て1時間とかからなかった。
今日も大満足完全燃焼!!!

6.唐松岳2012.11.22

4.07 920m 白馬山麓林道ゲート発
4.14 940m シール歩行開始
6.23 1684m アルペンリフト終点
7.12 1840m 八方池山荘
7.46 2000m 公衆トイレ
9.45 2460m  丸山ケルン
10.36 2650m 稜線
11.03 2680m 唐松岳山頂
11.29 2680m 唐松岳山頂発
11.43 2650m 稜線
12.27 1840m 八方池山荘
13.21 940m スキー終了
13.39 920m 白馬山麓林道ゲート

唐松岳で完全燃焼するなら自分の足で麓から山頂までスキーで登り上げるしかない。
昨日も仕事は忙しくて2時間の仮眠を取って深夜1時に医院を髭魔人と出発した。
運転を交代して寝る事は出来ないが1時間ほど横になる事は出来た。

白馬に着くも雪は無く心配だったが林道を少し上がると雪が路肩にあった。
ただゲートは閉まっておりゲート前に車を泊めてここから板を担いで歩き始めた。
300mほど歩くとゲレンデに出てここからスキーで少ない雪を拾いながら登り始めた。
ガスで視界は無かった。ただ黙々と高見を目指すのみ、リフト終点まで来るとようやく薄明るくなって来た。

ガスの中辛い登りが続いたが八方池山荘まで上がると天が割け青空が顔を出した。
来て良かった。頑張って良かった。快晴の空の下後はただ唐松ピークを目指すのみ、行くしか無い,
標高が2400mを超えると猛烈な風が行く手を遮る。ただ先日の悪天候下の白山に比べれば大した事は無い。

岩陵帯もスキーで越え無事稜線にここで少し下ってラストクラスト斜面を慎重に登り上げピークに着いた。
剣岳の眺めが素晴らしい。少し小休止して後は滑るのみ。素晴らしい雪でした。
粉雪を舞い上げながらガンガン下る。今日は二人で八方尾根を貸し切りだった。
どこまでも二人だけのシュプールが刻まれる。

山頂から標高差で1700m滑り降りて今日も大満足で完全燃焼できた。山スキー万歳!!

5.白山四回目2012.11.18

1.45 510m 白峰ゲート発
2.24 830m 市ノ瀬
3.20 1240m 別当出合
4.26 1500m 中飯場
5.53 1970m 甚ノ助ヒュッテ
7.45 2320m 弥陀ケ原
9.02 2702m 白山山頂
9.26 2702m 白山山頂発
10.05 1970m 甚ノ助ヒュッテ
10.35 1500m 中飯場
11.12 1240m 別当出合
11.32 830m 市ノ瀬
11.53 510m 白峰ゲート

今日も無事魔人達と三人で白山ピークを踏むことができた。白峰を出た時は雨、気合いで自転車を漕ぎ
別当出合まで1時間35分で着いた。雪は多くここから板を履き吊り橋も石畳も板で登り上げることができた。
中飯場からも快適に標高は上がる。甚ノ助のベンチは完全に隠れていた。1m位は積雪ありそうである。
小屋で完全装備に身をまといいざ白山へ。

黒ボコのかなり手前の沢を弥陀が原まで板で登り上げる。弥陀が原は案の定ガスで視界は無かった。
風雪に耐えガスの中ひたすら山頂を目指す。GPSで進路を探りながら何とか山頂肩に出て山頂の標識が見えた。
今日も無事ピークに立てた。三人ともモチベーションは極めて高く最後まで誰も弱音を吐く事は無かった。

さあ山頂から直に落ちて行こう、雪はまずまずだ。クラスト斜面とパウダーのミックスだがこの時期これだけ
雪の多い白山でシュプールを描ければ大満足だ。甚ノ助まではもうどこでも滑れると言う感じである。
甚ノ助から中飯場も石を踏む事無く快適に滑り降りる。
中飯場から石畳上まで滑り降り最後は板を担いで別当に出た。

後は自転車で飛ばすだけ市ノ瀬まで下りると雨は激しくなって来た。
ずぶ濡れになりながらも白峰まで気合いで自転車を漕ぎ午前中には戻ることができた。

4.白山三回目2012.11.14

4.00 1240m 別当出合発
4.32 1500m 中飯場
5.54 1970m 甚ノ助ヒュッテ
7.20 2320m 弥陀ケ原
7.57 2500m 室堂
8.20 2702m 白山山頂
8.46 2702m 白山山頂発
9.25 2320m 黒ボコ岩
10.01 1970m 甚ノ助ヒュッテ
10.23 1700m スキー終了
11.23 1240m 別当出合

今日は大荒れではあったが髭と二人で白山を目指した。朝2時に起床して髭と待ち合わ
せした別当出合へ向かった。
市ノ瀬ゲートが心配ではあったが開いていた。別当出合では10cm程雪は積もっていた。
さあひげ今日は北海道遠征に向け厳しいトレーニングになるよ。

朝4時雪降る中砂防新道を登って行く。石畳の急登も雪を踏みしめながら進む。中飯場
で30cmほど雪は激しく降っており、林道交差で早くも板を履く、日曜のガタガタトレースは完全に埋っている。

甚ノ助まで僕が先頭でラッセルする。
小屋で小休止、ここで完全装備をして外に出る。次は髭に先頭を譲る。
髭ハイペースでガンガン行く,徐々に風は強くなり視界は無くなる。

黒ボコから激しい風との闘いになる。おまけにホワイトアウトで足元しか見えない,
髭はかなりビビっているが厳冬期の北海道は毎日こんな状態ですからこれに慣れても
らわないと遠征中は厳しいよ。地面と空間の境界が全く分からない,めまいして来た。

GPSを握りしめながら山頂を目指すが横殴りの風雪でさすがに
サングラスにも雪が付く,ホワイトアウトに加えて視界も取れず正直生き地獄、髭のヒ
ゲはつららが張り付いて凍り付いていた。頬も白く凍傷の手前である。

早くこの地獄から逃れたいが山頂を踏まないと今日は来た意味が無い,ひげもう少しだ
ガンバ!!
GPSで山頂を探るといきなり目の前に奥社が見えた。ほんの目と鼻の先にあったのか。
奥社の影に隠れ何とかシールをはぎ取りそのままザックに投げ込んだ。

早く下りよう僕がルートを探るからはぐれない様について来て、山頂から強風に向かっ
て直に落ちて行く,ホワイトアウトなので足元の岩を探りながら目印にして滑って行く,ただめまいと吐き
気が辛い,これも経験だから髭頑張って,這々の体で弥陀が原まで下りたが全く方向が分から
ずGPSを握りしめてサングラスも外して黒ボコを目指す。

ようやく黒ボコが見えた。
相変わらず風は強く視界は無いのでこの先の急斜面も慎重に滑る。登山道に合流して
もう大丈夫だ。さあ後は激パウと行きますか,地獄から一転天国へ、パウパウ三昧であっという間に別
当覗きへここからもう少し滑って致命的な傷が出来ないうちに板を担いで下った。別当出合の車には新
雪が15cmほど積もっていた。厳しい山ほど勉強になる事も多い、ヒゲちゃん本当にお疲れさまでした。

3.白山二回目2012.11.11

今日は両魔人と三人で二度目の白山に滑りに行った。

【山域】白山 2705m
【場所】石川県
【日時】20012年11月11日(日)
【コース】別当出合−砂防新道-白山往復
【メンバー】僕、ひげ魔人、大魔人
【装備】フォルクルマウンテン 156cm,TLT,ディナフイットマウンテン(僕)
    7サミット 156cm,TLT,ディナフイットマウンテン(ひげ魔人)
    7サミット 156cm,TLT,スカルパ(大魔人)
【天気】ガスと強風

3.00 1240m 別当出合発
3.26 1500m 中飯場
4.25 1970m 甚ノ助ヒュッテ
5.22 2320m 弥陀ケ原
6.07 2500m 室堂
6.39 2702m 白山山頂
6.56 2702m 白山山頂発
7.17 2320m 黒ボコ岩
7.46 1970m 甚ノ助ヒュッテ
8.18 1750m スキー終了
8.49 1240m 別当出合

今日は午後から雨になるとの事で朝3時に別当出合発で約束してあった。朝1時起床、車で別当出合に着くと
既に両魔人は気合い入れまくりで支度をしていた。

3.00 1240m 別当出合発 暗闇の中板を担いで兼用靴で行く。中飯場まで全く雪はない。

3.26 1500m 中飯場 休憩もしないでそのままガシガシ登って行く。暖かい夜だ。雪は1600m程から出て来た。
別当覗きの少し上でもう雪は十分あるので1800m付近で板を履いて歩いて行く。昨日の登山者のトレースでガタガタ

4.25 1970m 甚ノ助ヒュッテ ヒュッテ手前のベンチからまっすぐ登山道を目指す。この辺りで40cm位はある。
板で快調に歩いて行く,雪はカチカチで帰りは難儀しそうである。黒ボコ下で尾根を乗り越し観光新道下斜面を登り上げる。

5.22 2320m 弥陀ケ原 気合いを入れて登って来たので予想より早く到着まだ真っ暗。ガスが濃くなって行く。

6.07 2500m 室堂 この辺りもガスで視界は無い,6時半を過ぎてようやく薄明るくなって来た。山頂が近づくに連れ
強風の洗礼を受ける。全く視界はないがただピークを目指すのみ。そろそろ山頂だろうか。

6.39 2702m 白山山頂 無事着きました。こんな日にピークまで来るのは僕らぐらいか。風が強くたまらず奥社に避難。
何とか風を避けシールを剥いで滑降準備をする。

6.56 2702m 白山山頂発 山頂から直に行けそうだがガスで視界が無いのでこれは諦めて肩まで出てくの字を滑る。
視界が無いので石が見える場所でなければめまいがしそうだ。雪はかなり増えもう石を踏む事も無い。くの字をガンガン滑る。
あっという間に黒ボコが見えた。途中単独山スキーヤー一名とすれ違う。この天気で山頂へ向かうか?

7.17 2320m 黒ボコ岩 ここから観光新道下斜面を滑りまた砂防新道に合流してカチカチガタガタ登山道を根性で滑る。
気を抜くと暴走してしまうので気は抜けない。

7.46 1970m 甚ノ助ヒュッテ まだまだ滑るよ。三人で気合いの滑り、たまにガリるが気にしない。

8.18 1750m スキー終了 今日も初滑りと同じ別当覗き少し上まで滑り降りる。さあここから板を担いで一気に下る。

8.49 1240m 別当出合 無事着きました。まだ9時前で今日も一日有意義に過ごせそうだ。
今日も大満足、両魔人ともモチベーションは極めて高く僕も気合い入れまくりだった。

2.乗鞍岳2012.11.4

【山域】乗鞍岳 3026m
【場所】岐阜県
【日時】20012年11月4日(日)
【コース】平湯峠—畳平—肩の小屋-乗鞍山頂—大雪渓—畳平—平湯峠
【メンバー】僕、ひげ魔人、大魔人
【装備】フォルクルマウンテン 156cm,TLT,ディナフイットマウンテン(僕)
    7サミット 156cm,TLT,ディナフイットマウンテン(ひげ魔人)
    7サミット 156cm,TLT,スカルパ(大魔人)  
【天気】快晴

3.15 1680m  平湯峠発
4.36 2100m 自転車終了
4.45 2100m スキー開始
6.26 2500m 猫ー四鞍部
8.04 2700m 畳平
8.24 2777m 肩の小屋
9.38 3026m  乗鞍山頂剣が峰
9.45 3026m  乗鞍山頂剣が峰発
10.22 2777m 肩の小屋
11.40 2100m 自転車デポ
12.04 1680m  平湯峠着

今シーズン二回目のスキー山行は乗鞍にする。大魔人は初滑り深夜3時平湯峠に待ち合わせした。
僕とひげは深夜1時医院で待ち合わせMTBを2台詰め込んでいざ。大魔人は前夜峠に入っていた。

3.15 1680m  平湯峠発 さあ久しぶりの板を担いでの自転車漕ぎ、レースなら畳平まで1時間
程だが今日は甘くはない,除雪されたスカイラインをガシガシ漕ぐ、所々凍結しているので要注意だ。
除雪は2100mまでされていて随分助かった。

4.36 2100m 自転車終了 ここからは積雪10cmのスカイラインを板で歩いて行く。

4.45 2100m スキー開始 長い長い道のり。寒くて寒くて大魔人は元気一杯ハイペース
あまりペースを上げると靴づれが出来るのでもう少しペース落としてと頼む。
貸し切りの雪化粧のスカイラインは天国である。今日も来て良かった。

6.26 2500m 猫ー四鞍部 この辺りからは白山がきれいでようやく朝日がさして来た。
まだ猫や四ッ岳は滑れるほど雪は無いが乗鞍なら大丈夫だろう。桔梗平の景色は荘厳そのもの
自然が作り出す素晴らしい景色に酔いしれる。雪はずっと繋がっていた。

8.04 2700m 畳平 夏は賑わうこの場所も人は皆無だった。ここからも素晴らしい景色を楽しみながら
肩の小屋を目指す。下りのトラバースは氷化していて要注意だ。

8.24 2777m 肩の小屋 さあここからは氷化斜面アイゼンに履き替え板を担ぐ。しかし大魔人はアイゼン
要らないから持って来てないと言う。立山もそうだったがアイスクライミングをやっていればこの程度
要らないらしい。ガシガシ山頂へ向かい登り上げて行く。さあピークがすぐだ。

9.38 3026m  乗鞍山頂剣が峰 無事三人で握手して記念写真、今日も大満足

9.45 3026m  乗鞍山頂剣が峰発 さあ行きますか。大雪渓にはシュプールが、松本のOさんのものと後で
メールが届いた。さすがですね。僕たちも大雪渓に飛び込み華麗に舞う。核心部分を楽しんで石が増えて来たので
トラバースして肩の小屋へ回った。

10.22 2777m 肩の小屋 今日も大満足です。ここで畳平まで登り返して後はスカイラインをぶっ飛ばす。
楽しいです。板は良く滑り30分ほどで自転車デポに着く。

11.40 2100m 自転車デポ 待つ事しばらくひげが泣き顔に、転けた際にピックストックで買ったばかりの
新品ウェアーに穴を開けたらしい。使わない時はカバー掛けないから、、、、
大魔人と僕で泣きじゃくるひげを励ました。今度はモンチュラ買いなさい。後は自転車で下りるだけ。

12.04 1680m  平湯峠着 ひげの新しいカーボンMTBかっこ良かったです。帰りの来るまでもひげの涙は
止まらなかった。買ったばかりのウエアーが、、、、、、、、

1.白山(初滑り)2012.11.3

今シーズン初滑りはもちろん白山、今シーズンも一番乗りでバージンスノーを大満足の滑り
別当覗き少し上まで根性で滑った。

【山域】白山 2705m
【場所】石川県
【日時】20012年11月3日(土)
【コース】市ノ瀬—別当出合−砂防新道-白山往復
【メンバー】僕、ひげ魔人
【装備】フォルクルマウンテン 156cm,TLT,ディナフイットマウンテン(僕)
    7サミット 156cm,TLT,ディナフイットマウンテン(ひげ) 
【天気】曇り時々晴れ

4.00 1240m 別当出合発
4.41 1500m 中飯場
6.00 1970m 甚ノ助ヒュッテ
7.18 2320m 弥陀ケ原
7.50 2500m 室堂
8.33 2702m 白山山頂
8.53 2702m 白山山頂発
9.12 2320m 黒ボコ岩
9.49 1970m 甚ノ助ヒュッテ
10.14 1750m スキー終了
10.55 1240m 別当出合

前日土木事務所に電話をして別当出合まで車が入れる事を確認したのでMTBは持ってかなくて済んだ。
ひげと朝4時別当発と待ち合わせ。

4.00 1240m 別当出合発 さあ行くぜひげ,今シーズンも一番乗りだな。別当で5cmくらいか。
おっと先行者の足跡がある。これはまずい、早く追いついて抜かねば、ひげガンガン行くよ。

4.41 1500m 中飯場 兼用靴で最初から行く。足は重いがオフも自転車で鍛えて来た。
ここで小休止、積雪10cm、先行者はまだ見えない。雪は徐々に増えて行く。
別当覗きくらいからもう板で歩けるが、先行者はつぼで歩いているのでそのまま歩く事にした。

6.00 1970m 甚ノ助ヒュッテ 先行者いるかなとのぞいたがさらに先を進んだようだ。
しかもつぼのまま、僕たちはここで板を履く事にした。積雪は20cm。
久しぶりのスキー歩行にウキウキ、もう楽勝で石を踏む事も無い、先行者はどうして板を履かないのか?
ただの登山者か。

黒ボコ下も雪は多く板で登り上げた。

7.18 2320m 弥陀ケ原 おおー素晴らしい景色、快晴じゃないか。雲海の上は快晴、読み通りでした。
今日も素晴らしき景色にウルウル、先行者はここで板を履いていた。しかし五葉坂の登りでまたつぼに
変えた。この人地元の人ではないな。

僕たちは左から正面くの字沢を板でそのまま山頂まで登り上げる。

7.50 2500m 室堂 さて先行者はどこ行ったのか。ドンドン登り上げて振り返ると先行者が室堂上を
つぼで歩いていた。かなり苦労している感じだ。もう抜かされる事は無いだろう。今年の一番乗りだ。

さあひげガンガン行くよ、必殺アイゼンクトーは今日も威力抜群,氷化斜面もギシギシ食らいついて
楽勝で登り上げた。さあゴールですよ。

8.33 2702m 白山山頂 今年も一番乗りでした。先行者は遥か下で僕たちのトレースを追って沢を登り
上げていた。風は強いが気持ちはルンルン、この寒さがたまらなく快感になる。

8.53 2702m 白山山頂発 さあ行こうひげ、石を踏まない様に慎重に行くよ。滑降途中先行者にご挨拶
お疲れ様でした。何時に出たのですか?3時に出ましたと答えてくれた。頑張って山頂を踏んで下さい。

広い大斜面までトラバースしてガンガン快適に滑る。このために人生があるのです。仕事も頑張れるのです。
後ではひげがガリガリ悲鳴を上げていた。よく石を見て避けないとアカンよ。

9.12 2320m 黒ボコ岩 無事ここまで来た。まだまだ行くよ。黒ボコ下に抜けてさらに甚ノ助まで
滑り込んだ。ウーン快適。

9.49 1970m 甚ノ助ヒュッテ ここでひげを待ってさらに下へと滑り込む。ドンドン滑り込む。
たまにガリるが気にしない。さあそろそろ終わるか。

10.14 1750m スキー終了 別当覗きの少し上まで滑り込んでここから板を担いで後は下りるだけ。

10.55 1240m 別当出合 無事終了、初滑り大満足でした。帰りに杉ノ子温泉で汗を流してさて明日は
どこ行くか。

白山も明日はもう楽しめないだろう。雪は多分悪くなり登山者のトレースで滑りも厳しそうだ。


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