海抜0mからの白馬岳(蓮華温泉経由)
海抜0mからの登山も劔、白山、薬師、乗鞍、立山を終えいよいよ白馬岳へつないで来
た。この山は自転車が標高1500mの蓮華岳まで使え、残り1500mを登山する行程である。
教授、サブスリー源と三人で挑戦してみた。
山行記録2011年9月23日(金)
【山域】海抜0mから白馬岳へ
【日時】20011年9月23日(日)
【コース】日本海姫川河口−姫川温泉−蓮華温泉−白馬大池−白馬岳往復
【メンバー】教授、源、僕
【天気】晴れのち曇り
海抜0mからの登山も劔、白山、薬師、乗鞍、立山を終えいよいよ白馬岳へつないで来
た。この山は自転車が標高1500mの蓮華岳まで使え、残り1500mを登山する行程である。
教授、サブスリー源と三人で挑戦してみた。
2.40 0m 日本海発
3.54 264m 姫川温泉
5.47 1420m 蓮華温泉着
6.22 1420m 蓮華温泉発
8.07 2400m 白馬大池
9.09 2769m 小蓮華山
10.08 2932m 白馬岳着
10.32 2932m 白馬岳発
11.17 2769m 小蓮華山
12.11 2400m 白馬大池
13.41 1420m 蓮華温泉着
14.15 1420m 蓮華温泉発
15.42 0m 日本海着
自転車登り3時間7分 44km 標高差1521m
下り1時間27分
22日(土)前夜仕事を終え糸魚川の姫川河口左岸にある臨海公園を目指した。魚津辺り
で異変に気づく、何と高速が雨で朝日—糸魚川間が通行止めになっている。仕方無く朝
日で下りたが迂回する車で8号線は大渋滞、移動を諦め朝日インター駐車場で仮眠した。
深夜1時に起きてもう開通しているかと思いきや相変わらず通行止めで仕方無く渋滞し
た8号線を現地に向かう。朝2時発が現地到着が2時になった。既に教授は到着、源も少
し遅れて到着。
まだ雨が降っていないのが救い、急いで準備をしてさあ行こう。
2.40 0m 日本海発 姫川に沿って僕が先頭で行く。途中のセブンで腹ごしらえを
してガンガン飛ばす。ようやく少し体が温まる。国道148号は小滝を過ぎるとトンネル
や洞門が連続する危険な道である。
ここはライトをガンガンに照らしハイペースで一気に通過した。トンネルを過ぎて姫
川温泉が見えればもう安全地帯だ。
3.54 264m 姫川温泉 手前のパーキングで小休止、さあここからは22km、標高差
約1200mのきつい登りが延々と蓮華温泉まで続く。たまに登山者の車が追い抜いて行く
が自転車には安全な道だ。
中々勾配はきつい、10%を超える道を根性でこいで行く。相変わらず教授は余裕で脚が
軽そうだが源は後半かなり脚に来たようで遅れ出して来た。ヒワ平を過ぎてようやく
斜度が緩み下りに差し掛かる。最後は一気に高度を落として蓮華に着いた。
5.47 1420m 蓮華温泉着 既に大勢の登山者の車で溢れていた。ここで自転車をデポ
していよいよ登山開始である。とても寒い朝で多分上では雪が積もっているだろうと
思った。
6.22 1420m 蓮華温泉発 僕を先頭にガンガン歩き出す。前を歩く登山者をごぼう抜
きして先頭に立ったようだ。天狗の庭を過ぎて視界が開けると予想通り白馬岳の上部
は初雪が輝いていた。いよいよスキーシーズンも近いとワクワクした。森林限界を過
ぎると白馬大池が見えた。
8.07 2400m 白馬大池 テントは数張り、昨夜は大荒れだったようだ。ここで休憩し
て小蓮華山を目指すがやはり天候は今一で寒い、秋を通り過ぎ初冬だ。白馬から下山
する登山者に聞くと昨夜は随分吹雪いたようである。登山道にも所々雪が残っていた。
9.09 2769m 小蓮華山 アップダウンを繰り返してようやく着いた。白馬方面は雲に
隠れて見えなかった。標高2800mを超えるといよいよ冬景色、さあ白馬が近い。
ガスの中必死に山頂を目指す、もう直きだろう。ようやく山頂の標識が見えた。
10.08 2932m 白馬岳着 無事三名で到着、連休初日悪天候だが前泊した登山者で山頂
は賑わっていた。視界は悪いがたまにガスの切れ目から山スキーでなじみの主稜線や
白馬沢左俣が現れる。あんなとこを登って滑ったんだ。
山頂は寒かったがやり遂げたと言う気持ちで熱く燃えていた。日本海を出て7時間28分
だった。まあまあ予想通りだ。記念写真をバンバン撮ってさあ帰ろう。
10.32 2932m 白馬岳発 源は腹がへったと小屋で食事をすると言うので教授と先に2
人で下りる。帰りは栂池方面から上がって来た多くの登山者とすれ違う。素敵な山ガー
ルも多い。HPの読者の方からHPを見て僕も山スキーを始めましたと声をかけられる。
頑張って山スキーを続けて下さい。
11.17 2769m 小蓮華山 ダラダラした登りをようやく小蓮華まで来た。振り返ると源
が走って追いかけて来るのが見えた。ここから先も登山者とすれ違い先を急ぐ、大池
手前で源が追いついた。
12.11 2400m 白馬大池 無事到着。若い源は腹がへったと小屋でまた食事をして来る
と言うのでじゃあまた先に行ってるからと二人で下って行く。教授と二人で学生時代
の思い出をしゃべりながら標高を落として行く。
途中から雨が降り出して来た。今日は安定しない天気である。蓮華が見えて来た頃源
もまた追いついて来た。
13.41 1420m 蓮華温泉着 三人で無事蓮華に到着。これでもうあとは楽勝でしょう。
蓮華で装備をまた自転車モードに切り替えさあダウンヒルを楽しみましょう。
14.15 1420m 蓮華温泉発 最初はきつい登り返し、帰りも写真を取り合いながらガン
ガン下る。防寒対策はバッチリだ。あっという間に姫川温泉まで、ここでトンネル対
策を完璧にしてあとは教授を先頭に三人でハイペースで危険地帯を通過する。
小滝を過ぎるとようやく視界が開けた。海まで近い。下流で姫川左岸に渡り、ラスト
海が見えた。
15.42 0m 日本海着 無事ゴールです。下りは5時間10分、トータル13時間38分、
三人の完全燃焼が幕を閉じました。海岸で記念写真を撮り本当にお疲れさまでした。
今日も燃え尽きました。教授、源 本当にご苦労様でした。
コース概略,蓮華温泉まで標高差1500m、距離43km 残り登山は標高差1500m
闇の爆走
姫川温泉から蓮華温泉まで22km、所々10%を超える急勾配を根性で漕ぐしかない。
サブスリー源
20代代表の源も根性の漕ぎ、さすがの源も後半の急勾配で押し歩きしていた。
ヒルクライム帝王
今日もやはり教授にはかなわなかった。ヒルクライムの帝王と呼ばせてもらおう。
蓮華温泉
ようやく到着、寒い朝だった。
いよいよ白馬岳へ
蓮華温泉からいよいよ登山開始、残り1500mもう楽勝だろう。ガンガン飛ばして行く
初雪
雪倉岳山頂付近は初雪が輝いていた。寒いはずである。
白馬大池
標高2400m白馬大池まで到着、一番乗り
白馬大池から
白馬大池を眼下に僕も頑張る
小蓮華山まで
白馬大池から小蓮華までアップダウンを行く
小蓮華山頂にて
小蓮華山頂に到着
寒ーっ
小蓮華を過ぎるといよいよ初冬の装い、秋を通り過ぎて一挙に冬に
白馬まで
いよいよ雪が増え白馬まで寒さとの闘い
白馬山頂が見えた
いよいよゴールが近い
ようやくゴール
白馬山頂で記念写真、今日も感無量です。
下山
白馬山頂からダッシュで下山、日本海を目指す。
白馬大池
ここまで下ると多くの登山者とすれ違う。
蓮華温泉
ようやく登山が終わる。ここからはダウンヒルを楽しんで海まで
姫川右岸
さあ海を目指して姫川を下る
姫川
この川の源流に白馬岳がある。
日本海
ようやくゴールです。13時間38分の完全燃焼でした。