乗鞍岳(海抜0mからワンディ)2011.8.24

海抜0mからの人力登山はこれまで剣岳、白山、薬師岳などを行ってきたが教授から乗
鞍岳へ行こうとの提案があり面白そうだと挑戦した。

神通川に沿って進むこの行程は通行量が多い国道41号線が鬼門である。しかもこの国
道は洞門やトンネルが多く慎重で素早い通過が要求される。ただ畳平2702mまで自転車
が使えると言う魅力的なコースである。白山と同じ標高である。行くしか無い。

【山域】海抜0mから乗鞍岳へ
【日時】20011年8月24日(水)
【コース】岩瀬浜−神岡−平湯−乗鞍スカイライン−畳平-乗鞍岳
【メンバー】僕と教授
【天気】曇りのち晴れ

2.00 0m 岩瀬浜発
4.28 405m 57km 神岡
6.01 800m 83km 栃尾
6.45 1255m 92km 平湯温泉
7.36 1680m 平湯峠
9.00 1680m 平湯峠発
10.35 2702m 118km 畳平
11.13 2702m  畳平発
11.59 3025m 乗鞍岳
12.03 3025m 乗鞍岳発
12.38 2700m  畳平
12.57 2700m  畳平発
13.18 1680m 平湯峠
15.15 405m 神岡
17.31 0m 岩瀬浜

前夜仕事を終えて富山の岩瀬浜に着くが激しく雨が降っている。またもや雨に泣かさ
れるか?しかし明日はどんな天候でも出発する覚悟だった。厳冬期に比べれば雨なんて
大した事無い。しばし仮眠して深夜1時過ぎに起きると教授とサポートの渡辺さんはも
うスタンバイしていた。さあ気合いで行くか。

2.00 0m 岩瀬浜発 この辺りの地理に詳しい教授が先頭だがいつものハイペー
スでいきなりダッシュ、こんなんで乗鞍までもつのか心配になった。自転車の前後は
ライトでバッチリだ。時折小雨が降る富山市内をガンガン飛ばす。

交通量の多い国道41号を避けるため笹津から神通川右岸道を走ったが交通止め、無理
矢理進んだら土砂崩れに会いいきなりの試練だった。41号に合流してからは渡辺号が
後からハザードを付けてガードしてくれたので安心して神岡まで走れた。

4.28 405m 57km 神岡 ようやく到着、ハイペースでかなり疲れました。渡辺さ
んは仕事があるのでここでお別れ有り難うございました。

神岡から平湯まではずっと登りだが交通量は少なく気持ちの良い走りが続く。

6.01 800m 83km 栃尾 ここから平湯までは激坂が続く、ハイペースの教授は無
視してマイペースで走る。

6.45 1255m 92km 平湯温泉 教授お待たせ、ここからも僕はマイペースで行かせ
てもらう。これ以上ペースを上げると足がまた壊れてしまう。ここで燃料補給をしよ
うと思っていたが店は休みでかなりヤバい状況になった。少しずつ足が回らなくなる
が何とか平湯峠へ

7.36 1680m 平湯峠 ガーン雨でスカイラインは閉鎖中、おじさんに問い合わせ
るも何時に開くかはっきりしない、折角ここまで来て敗退はあり得ない。と言うかも
うこんな修行はしたくない。開くまで待つしか無い。1時間半待ってようやくゲートが
開いた。

9.00 1680m 平湯峠発 さあ仕切り直しだ。徐々に雲が取れ晴れ間も見えるよう
になった。スカイラインはバスも少なく快適だったが、もう完全に燃料切れで足が回
らない。店を頼っていたので燃料の持ち合わせは無い。教授は快適に飛ばして見えな
くなった。

足は重いがいつかは畳平に着く、頑張るしか無い。気持ちの良い高原ロードをようや
く終点畳平が見えた。

10.35 2702m 118km 畳平 教授は見えないがとにかくすぐにバスターミナルに入り
うどんとコロッケとおでんを食した。これで乗鞍まで頑張れる。

11.13 2702m  畳平発 10分先に着いていた教授と合流してここでズックに履き替
え乗鞍を目指す。山なら負けんだろうと思っていたが教授は山も早い、トレランばり
で駆けて行くではないか。先を行く登山者をごぼう抜きしてあっという間に山頂に。

11.59 3025m 乗鞍岳 ようやく着きました。海から10時間、通行止めが無けれ
ば8時間半とまずまずのペースだった。もうこんな事もしないだろう。記念写真を撮っ
たらさあ帰ろう。

12.03 3025m 乗鞍岳発 下りも教授はダッシュ、僕もダッシュで下りて行く。

12.38 2700m  畳平 無事着いたらさあ自転車に跨がり帰るだけ。

12.57 2700m  畳平発 教授は学会が間近で準備が大変そうなので先に下ってもら
う。遠慮しないでガンガン海を目指して下さい。僕は写真を撮りながらまったり行き
ますので。

帰りは写真を撮りながらまたマイペースで帰る。

13.18 1680m 平湯峠 

15.15 405m 神岡 と言っても腹がすいては戦は出来ぬで神岡の道の駅でカレー
やメンチカツなど平らげる。もうこれで富山まで足が軽くなる。神岡からの国道41号
はダッシュで走る。

富山市内に入り道を何度も間違え行ったり来たり、何とか岩瀬浜が見えようやくフィ
ナーレだ。

17.31 0m 岩瀬浜 駐車場には車に乗った教授がまさに出ようとしていた所だっ
た。折角だから海で写真を撮りましょうと記念写真を撮り長い一日が終わった。

乗鞍は本当に疲れました。僕の左膝はもう限界だった。今回も教授のスタミナに脱帽、
どんなトレーニングをしているか聞いてみたら昼休みに大学の裏山をヒルクライム4本
走ると言う。すごい練習、勝てる分けないか。納得。

 

行程図  海から片道118km、往復236km、平均速度22.0km、標高差3026m,

早朝の新平湯温泉

神岡を過ぎて栃尾辺りで夜が明けた。早朝の温泉街を快走

教授

教授も重いザックを背負って相変わらずの爆走

平湯

標高1255mの平湯に到着、これでもまだ標高差は半分に満たない、いよいよここから更に激坂が始まる

平湯峠

平湯峠に着いて愕然、スカイラインは通行止めで1時間半待たされた。

峠でまったり

仕方無くゲートが開くまで1時間半まったり休憩、それにしても腹減った

ゲート再開

ゲートが開き仕切り直し、標高差1000mのスカイラインを根性で漕ぐ、ようやく四ッ岳が見えた

スカイライン上部

ようやく剣が峰が見えた、畳平はすぐだ

畳平

ようやく着いた。すぐにバスターミナルで燃料補給

畳平

標高は白山と同じ、海から白山山頂まで自転車を漕いだ計算だ。ここでズックに変え乗鞍山頂を目指す。

乗鞍をバックに

乗鞍を背景に

屏風岩

登山者をごぼう抜きして山頂を目指す

大展望

山頂手前の北アルプスの大展望

山頂がすぐ

さあラスト

ゴール

山頂到着、海から10時間(実質8時間半)やり抜きました。完全燃焼です。

さあ帰ろう

日本海まで118km、根性で帰るぞ

畳平

ここで自転車にまたがり下りて行く

帰りの国道

大型車に抜かれるとさすがにビビる

神通川河口

さあ海まですぐだ

ゴール

岩瀬浜に着きました。15時間半の修行でした。

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