僧ヶ岳(谷巡り)
北陸の岳人の憧れ僧ヶ岳の厳冬期ワンディ、今回片貝から挑戦し下りは成谷、柏尾谷を繋いで
快適なスキーを楽しんだ。
4.37 220m 片貝集落(片貝第二発電所手前橋詰)発
6.06 460m 林道-柏尾谷出合
8.09 900m 稜線
10.52 1600m 成谷山
12.12 1855m 僧ヶ岳
12.38 1855m 僧ヶ岳発
12.57 1600m 成谷山
13.35 1050m 成谷1050m
14.04 1150m 柏尾谷源頭
14.36 460m 林道-柏尾谷出合
15.20 220m 片貝集落(片貝第二発電所手前橋詰)
行程地図 青が下り 成谷 柏尾谷を繋げた
柏尾谷出合
ここで林道を外れて堰堤脇から入って行く この先で尾根に取りついでいくのがベスト
稜線900mピーク過ぎ
稜線まで上がると雪は豊富で快適に進める。1000mで積雪2mだった。
標高1200m付近
標高1150mから1300mはうまく巻かないと無駄なラッセルとなる。
成谷山
標高1600mの成谷山からは白山がよく見えた。
成谷山まで来ると僧ヶ岳や毛勝など素晴らしい展望が広がる。
遥か僧ヶ岳
成谷山から僧ヶ岳までまだまだ試練が続く。
駒ヶ岳
成谷山から僧ヶ岳まで右手に駒ヶ岳の展望が素晴らしい。
毛勝山
もちろん毛勝山の展望も素晴らしい。
稜線上部
さあすばらしい景色に酔いしれながら僧ヶ岳を目指そう。
僧ヶ岳
さあ僧ヶ岳が目前である。
僧ヶ岳山頂
駒ヶ岳を背景にバーティクトとともに
駒ヶ岳
言葉はいりません、酔いしれて下さい。
山スキー万歳
僧ヶ岳山頂から快適ランが続く。
毛勝を見ながら
毛勝を見ながら快適ラン。
成谷
成谷山から成谷を滑る。快適な谷なり。
成谷
下部に行く程狭まって行きます。
柏尾谷
成谷1050mから100m登り返せば柏尾谷源頭付近に着く。この谷も快適だった。
柏尾谷下部
谷の下部では水が出ていたが小さな徒渉二回で問題なく林道まで滑って行けた。
堰堤
柏尾谷下部堰堤が見えた。この堰堤脇で林道に合流。
ゴール
片貝川右岸林道を快適に滑って片貝第二発電所手前橋詰に着いた。今日も完全燃焼。
山行記録 20009年2月4日(水)
北陸の岳人にとって僧ヶ岳の厳冬期ワンディは憧れであろう。昨年は宇奈月尾根から
今日は片貝から挑戦した。スキーヤーらしく下りは谷を二本滑り継いで快適な滑降を
楽しんだ。今日も11時間に及ぶハードな行程だったが会心の山行だった。
【山域】僧ヶ岳 1855m
【場所】富山県
【日時】20009年2月4日(水)
【コース】 片貝集落−−片貝川右岸林道−柏尾谷出合−稜線−成谷山−僧ヶ岳−成谷山
−成谷−柏尾谷−片貝川右岸林道−片貝集落
【メンバー】僕と名人
【装備】 バーティクト 180cm,TLT,ガルモント(僕)
バーティクト 170cm,ディアミール,ガルモント(名人)
4.37 220m 片貝集落(片貝第二発電所手前橋詰)発
6.06 460m 林道-柏尾谷出合
8.09 900m 稜線
10.52 1600m 成谷山
12.12 1855m 僧ヶ岳
12.38 1855m 僧ヶ岳発
12.57 1600m 成谷山
13.35 1050m 成谷1050m
14.04 1150m 柏尾谷源頭
14.36 460m 林道-柏尾谷出合
15.20 220m 片貝集落(片貝第二発電所手前橋詰)
前夜片貝で待ち合わせ、今日は名人の幸せを祈って恵方巻きの儀式を行おうと太巻き
を二本差し入れした。片貝も今年は雪不足で片貝第二発電所手前橋詰は積雪20cmと寂
しかった。
さあ名人幸せの方角を向いて太巻きを一気に食べておくれ、名人に幸あれ。さあ明日
も早いから寝るよ。
20009年2月4日(水)朝3時半起床。厳冬期とは思えない暖かい朝だった。
4.37 220m 片貝集落(片貝第二発電所手前橋詰)発 ここから右岸林道を黙々と歩
く。すぐに尾根に取り付くよりこちらがベターだろう。この林道所々小沢の水で雪が
途切れ難儀であった。何回板を外しただろうか。時間は大幅にかかった。
6.06 460m 林道-柏尾谷出合 ようやく目標の谷に着いた。帰りは柏尾谷を滑る
のでよーく確認しておこう。大丈夫そうだ。
ここから尾根に取り付き稜線を目指す。雪不足だが薮も少なく問題なく尾根経由で稜
線にたどり着いた。
8.09 900m 稜線 稜線に出ると新雪が20-50cmほどラッセルがあるがさほどでは
ない。標高1000mで積雪調査、丁度2mだった。稜線に出てから成谷山までは地形が複雑
でうまくルートをとらないとアップダウンにはまり無駄なラッセルをすることになる。
10.52 1600m 成谷山 ここに上がると毛勝がドーンと見える。素晴らしい眺めであ
る。更に少し進むと駒ヶ岳がドーン、日本海、白山、鹿島槍、朝日岳などどこを見て
も素晴らしい眺めである。
正面には僧ヶ岳が圧倒的な迫力、まだまだ遠いが頑張って足を進める。さあもうすぐ
だ。風も出て来たがこの時期にしては快適な方だ。さあもう一踏ん張り、山頂がすぐ
だ。
12.12 1855m 僧ヶ岳 着きました。感無量です。駒ヶ岳の眺めが素晴らしい、毛勝
もすごい迫力だ。今日は頑張って来た甲斐があった。山スキーをやっていて本当に良
かった。
12.38 1855m 僧ヶ岳発 さあ写真を撮ったら名人行きますか。パウダーを楽しみま
しょう。稜線は北側を滑れば快適な雪だった。ドンドン滑って行くとすぐに成谷山に
来た。
12.57 1600m 成谷山 さあ次は成谷を攻めますか。スキーヤーらしく楽しいルート
を選ぼう。成谷も快適な谷だった。どこまでも無木立の快適な谷が続く。パウダー三
昧です。
13.35 1050m 成谷1050m さあこの辺りで登り返して 柏尾谷源頭に移動しましょう。
100mのわずかな登り返しで済んだ。
14.04 1150m 柏尾谷源頭 さあお次は柏尾谷ですか。この谷も快適だった。雪は少
し腐って来たが問題なく快適に林道まで下れそうだ。林道手前で小さな徒渉を二度行っ
たが問題なく林道に合流できた。
無駄の無い完璧なルート取りでした。
14.36 460m 林道-柏尾谷出合 さあ後は林道を飛ばすだけです。気温は低く林道
も良く滑った。行きにスキーを外した箇所も板のまま強引に歩いて行く。
さあ集落も間近だ。今日も完全燃焼です。
15.20 220m 片貝集落(片貝第二発電所手前橋詰)無事ゴール。今日も大満足でした。
新たなルートを開拓でき感無量でした。