モッカ平からの荒島岳
荒島岳を楽しむ最高の稜線はモッカ平からの稜線である。
距離は長いがその労に有り余る感動に出会えるだろう。
真名川ダムを起点にモッカ平経由で荒島岳を目指す。
稜線にて
稜線に出て初めて荒島岳が飛び込んで来る。
遥かなる荒島岳
変化に富んだ稜線
アップダウン
荒島までの稜線はアップダウンが続く。
稜線の雪庇
進行方向右手には雪庇が続く。
雪庇
春になると至る所で雪庇が落ちる。
荒島が迫る
稜線後半戦
後もう一息
着きそうで中々着かない。
全層雪崩れ
春の全層雪崩れ
ラスト
山頂間近
山行記録2008年3月16日(日)
福井の名山荒島岳、その展望を楽しむならこのコースが一押しです。
距離は長いが十分その労に見合う価値があります。。
【山域】荒島岳
【場所】福井県
【日時】2008年3月16日(日)
【コース】真名川ダム―モッカ平−荒島岳往復
【メンバー】単独
【装備】フォルクルスノーウルフ156cm,ディアミール,ガルモント(僕)
【天気】晴れ
4.35 350m 真名川ダム発
6.55 974m 地図上974m
7.20 1150m モッカ平からの稜線
9.14 1523m 荒島岳着
9.30 1523m 荒島岳発
10.25 1209m 稜線上1209m
10.56 685m 林道合流
11.27 350m 真名川ダム着
この時期もう雪は腐り滑りはさほど楽しめない、しかしこの時期しか楽しめない山ス
キーもある。板は軽くなり雪は締まり一日にかなりの高度と距離が稼げる時期である。
今日は素晴らしい写真山行であった。
2008年3月16日(日)朝4時起床。一晩中強い風が吹いていた。急いで支度をしたら
出発だ。
4.35 350m 真名川ダム発 雪は減りモッカ谷を渡る橋まで雪は途切れ途切れだ。
橋を渡れば上部の林道を目指したい所だが雪は少ないので仕方なくぐるりと林道を回
る。
林道は雪が十分だが賞味期限はもう1週間ほどだろう。雪解けは早そうだ。林道に沿っ
て進むと小屋がある。小屋のそばの第二堰堤で徒渉して尾根に取り付く。尾根に上が
ると雪はまずまず豊富だ。ガンガン高見を目指す。
6.55 974m 地図上974m ここからしばらくで林道に交差した。モッカ平に朝日が
射す。さあもうすぐで稜線だ、
7.20 1150m モッカ平からの稜線 着いた。この稜線の遙か先に荒島岳が鎮座して
いる。素晴らしい景色だ。岳人の心を高揚させる景色だ。この景色大地山から見る初
雪山を思い出す。
雪は締まり足はドンドン進む。稜線上はアップダウンがあるがそれほど苦にならない。
素晴らしい景色に酔いしれながら写真を撮りまくる。今日は素晴らしい写真が撮れそ
うだ。ドンドン進むとガンガン荒島岳が迫ってくる。写真のポイントはいくつもある
からそのたびに足を止める。
標高1350mから俄然斜度は増すがスキーで登り上げる事にする。さあもう少しだ。
9.14 1523m 荒島岳着 やりました。貸し切りです。振り返ればモッカ平までの
稜線が一望できる。長かった。さあ帰りは滑りを楽しませてもらおうか。
9.30 1523m 荒島岳発 南面の急斜面に飛び込んで稜線に戻る事にする。スリリ
ングな滑りだった。稜線に戻ってもうまくトラバースしながらアップダウンをこなす。
1209mの少し手前でシールを付けることにする。
10.25 1209m 稜線上1209m ここでシールを外し後は一気にダムまで戻るだけ。雪
は腐って滑りにくい。もう消化試合だ。
10.56 685m 林道合流 林道はそこそこ滑った。
11.27 350m 真名川ダム着 山行中誰にも会わない静かな山だった。
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