毛勝山・南峰直登ルンゼ(2400m)

毛勝の北峰(本峰)の直登ルンゼに比べて,南峰の直登ルンゼは雪が比較的遅くまで残るので6月に入っても楽しめる。

斜度はやはり急で転倒は許されない。一日にこのルンゼのダブルを滑る事も可能である。

南峰山頂から毛勝谷2200mに落ちる急なルンゼである。

三の又上部

6月に入れば雪面はもうガタガタ,スプーンカットである。

南峰直登ルンゼ

毛勝谷を登り上げれば標高2200m辺りで右手にルンゼが見えるから雪の状態を確かめておこう。

南峰山頂で

剣をバックに記念写真,残念ながら雲に隠れている。

雪庇から

南峰雪庇からジャンプ一番,宙に舞う深沢名人。

北峰を背景に

北峰の直登ルンゼはもう雪が少なく途切れている。

ルンゼ上部

見上げれば巨大な雪庇が聳えている。

ルンゼ中間

上部は40〜50度の急斜面の連続。下るにつれ斜度は緩む。

ルンゼ中間

転倒すればまっ逆さまである。

ルンゼ見上げ

ジャンプターンで決めまくる名人。

ルンゼ下部   

どんどん下っていく。

毛勝谷に合流

ようやく毛勝谷に合流である。後は下るのみ。

     山行記録2005年6月15日(水)

今シーズン35回目のスキー山行、ラストランは前回と同じ毛勝南峰で深沢君と締め
くくりました。もう雪面はガタガタで上部の急斜面はかなりきわどい滑りでした。

【山域】毛勝山 
【場所】富山県
【日時】6月15日(水)
【コース】阿部木谷―毛勝山南峰―南峰直登ルンゼ―阿部木谷
【メンバー】深沢君と二人
【装備】バース7 150cm,ディアミール3,ガルモントGライト(僕)
    K2サミット 150cm,ディアミール2,LWストラクチュアー(深沢君)
【天候】曇り

6月14日(火)片貝山荘奥林道終点で深沢君と待ち合わせ、今シーズンを振り返り
ながら酒を飲み感慨に浸る。明日のラストランも事故の無いようにがんばろうと誓っ
て眠る。

朝2時頃就寝中に突然左足がつって猛烈な痛みで目が覚める。勘弁して。

朝3時起床、最後の山行だからと深沢君がカップ麺の出前をしてくれた。最後の最後
まで気を遣ってくれるなんていい奴だろうか。目が潤んでしまった。あんたはえらい。

4.00 940m 林道終点発。今日はラストランだから焦らずのんびり行こうとスキー
を担いで歩き出す。
  
4.16 1030m 最終堰堤。前回と同じで歩いてしばらくで雪渓末端に着きここからシー
ル歩行となる。雪割れもたいしたことなく今年の雪の多さを実感させる。

しかしすでに雪面はガタガタで帰りは忍の一字だろう。

5.24 1500m 三の又着。ここで大休止、貸し切りの実にのんびりした雰囲気だ。こ
こからもシールで登り上げることにする。

6.32 2000m 毛勝谷上部二股。深沢君は先にガンガン行く。僕もがんばって付いて
いくがやはり彼にはどうあがいてもかなわない。オフシーズンはしっかり鍛え直そう
と密かに誓う。

7.18 2360m 稜線。残念ながら剣は雲がかかっている。ここから右に進路を取り南
峰山頂を目指す。
  
7.24 2400m 毛勝山南峰着。ふーっ無事到着。前回より30分近く遅れているが前
半はのんびりしていたのでこんなもんだろう。二人で記念写真を取り合った。
 
7.53 2400m 毛勝山南峰発。山頂から少し藪を漕いで雪庇上に出た。深沢君は雪庇
からジャンプしてみるという。こけたら急斜面を真っ逆さまだが彼なら問題ないだろ
う。雪庇から見事に宙に飛んだ。決まった。この急斜面もすでにガタガタでかなりき
わどい滑りを強いられた。もうシーズンは終わりである。

とにかく転けないようにドンドンジャンプターンで落ちていく。ラストランだからワ
ンターンを大切に滑っていく。毛勝谷に合流しても忍の一字でハードな滑りが続く。

8.50 1030m 最終堰堤。ここでスキーを洗って担いで歩く。

9.03 940m 林道終点着。今シーズン無事終了した。

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