猿ヶ山南斜面(1447m) 富山県

ブナオ峠の左には大門山,右には大獅子山さらに猿ヶ山と続く。奥深い山であり夏でも訪れる人は少ない。冬限定で五箇山から

山頂に至るルートは当初右の黄色ラインを往復した。今回は赤のコースで山頂から南面の無木立を楽しむ事にした。

地図  猿ヶ山黄色コースへ

五箇山インター下車3分。ブナオ峠への林道入り口が取付となる。ゲートから400mほど進んだところからなら

尾根に上がれる。地図上984mをトラバースすれば行きも帰りも楽である。

林道

最初の橋を渡ったところから尾根は派生する(正面)すぐには取り付かずさらに300mほど

進んだ辺りで取り付くと良い。

鉄塔

尾根上の鉄塔は全部で2ヶ,標高710mと790mである。

大滝山

最初の鉄塔から振り返れば反射板の立つ大滝山1498mが眩しく輝いていた。

二つ目の鉄塔

鉄塔を過ぎて標高850mほどまで尾根を上がる。

猿ヶ山

標高800m付近から見た猿ヶ山,矢印が南面の素晴らしい斜面。

ブナ林

山頂までブナ林が素晴らしい。

トラバース

標高850m辺りから984の三角点を巻いてトラバースして進めば楽である。下りた先は標高900m

ただし雪の状態が悪ければトラバースは危険なので忠実に尾根を進む。

山頂直下

山頂までブナの原生林が続く。この日はガスで視界は悪かった。

山頂

厳しいラッセルにはポケロケは有効である。ファットゆえ潜りはさほどでは無い。

南面大斜面

山頂から南面は無木立の素晴らしい斜面が続く。標高差は500m.

南面中間

標高900mまで滑ってまたトラバースルートを使用すれば登り返しはわずかである。

南面見上げ

この日もパウダー大満足。

標高900m

素晴らしい南大斜面を満足してさてと五箇山へ急ごう。

          山行記録2005年3月6日(日)

二度目の猿ヶ山は新たなコースを開拓すべく南東尾根から山頂の南に広がる無木立の
大斜面のパウダーを楽しんできました。このコース五箇山インターからも近く中級者
以上なら十分満喫できるお勧めのコースだと思います。北陸や関西の方是非どうぞ。

【山域】猿ヶ山 1447m
【場所】富山県
【日時】3月6日(日)
【コース】五箇山―ブナオ林道―猿ヶ山南東尾根―猿ヶ山山頂―猿ヶ山南斜面
【メンバー】単独
【装備】サロモン・ポケロケ 165cm,ディアミール3,ガルモントGライト(僕)  
【天気】晴れのち曇り

今回は久しぶりの単独行。孤独なラッセルになるだろうが気合いは十分であった。
前夜いつものように金沢を出て一路五箇山へ。高速を使えば五箇山まで40分程度と
とても近い。五箇山も例年以上の積雪である。ブナオ林道ゲート前で一人宴会をして
早々に寝た。

3月6日(日)朝4時起床。のんびりと準備をして行きますか。トレースはなかった。

4.50 320m ブナオ峠林道入り口ゲート発。山頂までアップダウンを入れれば標高差
約1200mまずまずの運動量である。暗闇の林道をスタート、歩いてすぐに橋がありこ
こから尾根が派生するがもう少し歩いて尾根に取り付いた。尾根の下部ではラッセル
はくるぶし程度だが高度が上がるにつれ靴さらに膝下と徐々に厳しくなっていく。

6.18 710m 710m鉄塔。最初の鉄塔に遭遇。振り返れば大滝山がそびえ立つ。五箇山
の集落は遙か下に見える。

6.24 790m 790m鉄塔。二つ目の鉄塔。尾根は徐々に勾配をますがスキーで問題なく
あがれる。

地図上の984mの三角点は登ると約100m下らなければならないので標高850m辺りから尾
根の右手をトラバースすることにした。無木立のこのトラバースは雪の状態が悪けれ
ば避けた方がよいが今日は大丈夫である。無事トラバースに成功して標高900mに到達
した帰りもこれを使えばほとんど登り返しはない。

7.41 900m 984mトラバース終了。さあここから黙々と南尾根を忠実に上がる。この
辺りはブナの原生林が素晴らしい。しかし天候は次第に悪くなりいつものようにガス
が出始めた。ラッセルは膝下と厳しいがここからはペースが上がり根性で時間400m近
く稼ぐことができた。

8.50 1300m 稜線。さあもうすぐで山頂だ。稜線が平坦になると山頂が見えた。

9.26 1447m 猿ヶ山山頂着。無事到着です。ガスで何も見えない。晴れれば金沢平
野が一望できるのに。まあいいか。

9.44 1447m 猿ヶ山山頂発。さあお楽しみの南面滑降である。
この南面無木立でほど良い斜面が高度差500m楽しめる。いざドロップ。素晴らしいパ
ウダーです。兎がはねるようにピョンピョンパウダーをはねる。やっぱポケロケです
ね。深沢君にこの滑りを見せてあげられないのが残念である。

あっという間に900mまで落ちてしまった。ここで大休止、シールを付けてわずかに登
り返す。

10.01 900m 984mトラバース開始。高度差で30mほど上がってシールをはずしてトラ
バース斜面を一気に下る。

トラバース後は尾根を休まずこれまた一気に行く。尾根下部はモナカ雪が所々あった
がバリバリ割りながら快適に下った。

10.46 320m ブナオ峠林道入り口ゲート着。早い時間に下ることができた。これで
今日一日は有意義に過ごせそうである。

このコースかなりお勧めです。大長のように危ないところもないので是非ツアーコー
スで楽しんで下さい。3月いっぱいは行けるんじゃないですか。

HOMEへ戻る