神岡新道から新穂高へ日帰縦走

 神岡の飛越トンネルを起点として新穂高に抜けるコースは北の俣,黒部五郎,三俣蓮華,双六と抜け

小池新道を滑降するロングコースである。総距離35km,累積標高差2800mであるがスキーを使えば

日帰も可能である。縦走山スキーの代表コースである。

北の俣岳からの薬師

飛越トンネル手前2kmを深夜0時スタート,ちょうど北の俣で朝焼けが始まった。ここまで

約5時間の道のり,北の俣から薬師岳を振り返る。

北の俣岳から黒部五郎方面を見る

北の俣からは槍が見えた。黒部五郎までもアップダウンがある。

中俣乗越へ向かって滑降

北の俣から標高2450mの中俣乗越まで稜線東面をトラバース,スキーがあればあっという間である。

稜線東面を振り返る

朝日に稜線東面が輝いていた。北の俣からわずか10分である。

薬師を背景に

中俣乗り越しから薬師岳を背景に黙々と黒部五郎を目指す。アップダウンを入れれば標高差約500m

黒部五郎へ

正面黒部五郎へ快適にスキーで歩く。

黒部五郎岳から滑降

つらい登りが終わると五郎の肩に出る。正面山頂を往復したらいよいよカールへ,僕達はシュプールの無い

山頂より急斜面を滑降した。

カール滑降

カールの滑降は快適である。

カールの滑走。

肩から標高差約500mは自在のシュプールを描いて黒部五郎の冬季小屋を目指す。

黒部五郎小屋から三俣蓮華の登り返し

標高2345mの黒部五郎小屋から三俣蓮華へ標高差500mの登りが待っている。

登りから黒部五郎を振り返る。小屋も見える。

笠が岳

三俣の登りでは右手に笠が見える。

三俣蓮華目指し

三俣蓮華までのんびりと稜線を進む。

三俣蓮華山頂にて

標高2841mの三俣蓮華からの槍の眺めは圧巻である。

双六小屋目指して

三俣蓮華から稜線東側をトラバースしながら双六小屋へ向かう。途中約100m登り返した。

双六小屋から大ノマ乗り越し目指して

標高2550m双六小屋から双六谷を標高2200mまで滑り込んで大ノマ乗り越しを目指す。

最後の250mの登り返しである。

大ノマ乗り越しにて

ここからは槍の眺めが素晴らしい。

小池新道へ

小池新道は穂高を眺めながら約1000mのスキーを楽しんで下さい。

小池新道をかっ飛ばす

大ノマから快適に飛ばす深沢名人

左俣林道に到着

無事林道につけばあとは新穂高に急ぐのみ

山行報告2005年5月4日(水)

GW後半は今シーズンの課題であった神岡新道から新穂高への日帰り縦走に挑戦した。
総距離35km、累積標高差2800m深沢君と二人14時間の試練でした。

【山域】神岡新道から新穂高
【場所】岐阜県
【日時】5月4日(水)
【コース】飛越トンネル―寺地山―北の俣岳―黒部五郎岳―三俣蓮華岳―双六小屋―
大ノマ乗越―小池新道―新穂高
【メンバー】僕・深澤君
【装備】バース7 150cm,ディアミール3,ガルモントGライト(僕)  
    K2サミット 150cm,ディアミール2,LWストラクチュアー(深沢君)

過去に一泊で抜けたことはあるが、深沢君と二人なら日帰りも可能だろうと考えてい
た。快晴の予報に素晴らしい写真が撮れそうだとウキウキであった。

5月3日(火)午後4時新穂高で待ち合わせをして僕のパジェロをここにデポ、深沢号
に乗り込んで山の村飛越トンネルを目指した。和佐府から林道に入ると所々デブリが
嫌な予感、案の定車は飛越トンネル2k手前で行く手を阻まれた。ガクッ、早速宴会
モード早く宴会して寝るしかないだろう。午後8時前には就寝、起床は午後11時過ぎ
本当に僕たちは物好きである。

5月4日(水)いよいよ気合い入れまくりである。這ってでも今日中に新穂には戻ろう
と誓い合って出発。

0.00 1300m 飛越トンネル手前2km発。トンネルまで入れるだろうという甘い考えは
打ち砕かれ黙々と夜道を歩いていく。

0.26 1455m 飛越トンネル。雪はもうすっかり融けそのままスキーを担いで稜線に
上がる。月は出ておらず暗闇の中何度か方向を間違える。前途多難。雪は稜線しばら
くで出始めにっこり。GPSの助けも借りながら黙々とアップダウンに耐える。

2.09 1842m 旧道合流。最初からペースをあまり上げすぎないように適度にセーブ
する。

3.03 1996m 寺地山。ここから下ってまた登ると避難小屋付近である。

3.38 2035m 避難小屋。さあ十分休憩すれば北の俣まで約600mの登り、深沢君はお
先にとガンガン行く、約1時間で北の俣についたらしい。

5.00 2661m 北の俣岳。ようやく朝日が射してきた。今日はタイムレースではない
ので三脚、中版カメラを取り出してバシバシ写真を撮りまくる。なんて素晴らしい景
色だろう。朝焼けをとり続けたらここから一気に下る。

5.54 2460m 中俣乗越。さあ五郎への登りである。小さなアップダウンを繰り返し
五郎を目指す。肩に着いてから山頂を目指す。

7.12 2839m 黒部五郎岳。どこから滑るか迷うが山頂寄りの急斜面を滑ることにし
た。シュプールはなかった。カールに下りても写真をバシバシ撮る。大満足である。
さあこの辺りがようやく中間地点のんびりしすぎたので一気に下りますか。

8.08 2345m 黒部五郎小屋。ここでも大休止、人気はない、さあこのコース最大の
登りが待ち受ける。これを登り切ればゴールも見えてくる。休まず一気に登ることに
した。

9.43 2841m 三俣蓮華岳。槍の展望が素晴らしい。雪はもうザラメなので少し遊ぼ
うと稜線からジャンプをして楽しんだ。ここから双六まで少々難儀した。

11.02 2500m 双六小屋。さあここからは大ノマ乗り越しコースを取ることにした。
こちらの方が早いだろう。

出合いからラスト300mの登り、深沢君は30分で登り切りまだまだ余力十分と涼しい顔
をしていた。僕はそろそろ疲れてきたが、まだ多少の余力はあった。

12.06 2480m 大ノマ乗越。さあラストランである。槍穂高を見ながら一気に小池新
道を1000m下る。下に下るにつれデブリが多くなり足はガクガク忍の一字であった。

1.00 1500m 左俣林道。ようやく無事到着、あとは新穂を目指すのみ。

1.14 1400m ワサビ平小屋。ここから下は所々雪は途切れていたが僕たちは路肩の
わずかな雪も利用して穴毛谷出合い付近までスキーを利用した。

1.59 1100m 新穂高。お疲れ様でした。14時間の長旅でしたが、充実感はひとしお
であった。素晴らしい写真もたくさん撮れ、僕たちのGWは終わった。

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