2020-2021の山スキー最新記録へ

 

 

35.白山北面台地  2021.3.7

加賀禅定道から清浄ヶ原方面を見るとずっと先までまっさらな広大な台地が広がっているのがわかる。見るからにスキー向きでいつかこの広大な台地(北面台地)を滑ろうと考えていた。問題は台地を降りて無事林道に降り立てるか、さらに片斜面の丸石谷林道を新岩間温泉まで行けるのか、誰もわからない、新ルートを開拓すると言うのはリスクを伴うものである。東面台地を開拓したのは18年前、今日の北面台地も最高に素晴らしかった。

深夜23時半一里野ホワイトロードゲートでガンと待ち合わせしてガン号をデポ、YSHR号で白峰へ移動した。白峰ゲートにはすでにトラがスタンバイ、仲良く23時40分除雪のない白山公園線をスキーで歩いて行く。土曜は忙しかった上に2時間ほどしか仮眠できなくてもう眠くて眠くて16kmの拷問のような林道をフラフラ歩いてようやく別当出合に5時間半もかかってしまった。雪は多くて休憩舎の屋根まで雪が繋がっていた。

石畳はカチカチ、クトーを利かしてズンズン登るがYSHR最後スリップして滑落、まじ止まらない、木に引っかかりようやく停止した、怪我はなかった。今日は慎重に行こう。中飯場から先もカチカチ、クトーを効かせて高度を上げていく。甚之助避難小屋は頭が少しだけ見えていた、この先しばらくスキーで登り斜度が増したらアイゼンでエコーラインに登り上げる。

白山がドン、1月2月は地獄で何も見えなかったが久しぶりに快晴のスンバラシイ白山であった。室堂から上もカチカチだがクトーを利かしてピクッた。白峰を出てから10時間の闘いであった。56ヶ月目のお参りをして無事帰還を祈る。

さあ北部縦走路へ、山頂からカチカチ斜面を慎重に大汝をトラバースして御手水鉢へここからアイゼンで七倉山に登り返す。快晴微風で山頂からは北アが一望できた。さあ山頂から丸石谷源頭へ、カチカチだがエッジがよく効いて快適な滑りが楽しめた。美味しい斜面を頂いて途中から清浄ヶ原へ乗り上げる。スベスベの大斜面であった。加賀禅がよく見える。まだ見たことのない景色である。無木立のスベスベ大斜面がどこまでも続く。素晴らしい斜面であった。

大斜面は徐々に狭まっていき、傾斜も急に落ちて行く。カチカチのしびれる急斜面をこなして無事林道に降り立った。ここから300mほど登り返せば楽々新道に合流できるが、今日は林道を降りていく。最初50m登りがあり、新岩間温泉まで400mの下り、片斜面は心臓に悪かった。これでもかとヤバい片斜面が続くが一人ずつ一気にスルーしていく。ようやく山崎旅館が見えた時はマジ安堵した。

ラスト導水管尾根をスキーで下りホワイトロード経由でゲートに戻り白峰へ帰還した。今季一番のアドベンチャーであった。

白山北面台地詳細報告へ

34.白山釈迦岳南西尾根  2021.3.3

今日は水曜友の会だが昼2時から仕事があるのでのんびりも出来ない、YSHR 大魔人 コーエーの三人で先月ホワイトアウトで入れなかった白山釈迦岳の絶景尾根へリベンジした。深夜1時に白峰ゲート発であったが気合い入れまくりのメンバーなので深夜0時半には安定のフライイングとなった。

チャリも持ってきたが除雪はなくお荷物だった。今日は皆ポン159cm、ガシガシハイペースで歩いて行く。雪は多いが何箇所か雪切れやデブリが有り板を外すのがめんどい、1時間40分で宮谷出合に到着、橋を渡り林道を進む。目指す沢までカナキ谷、宮谷川の二ヶ所の徒渉がある。どちらも前日の激しい雨の影響か、ブリッジが中々見当たらないがウロウロしながらかろうじてブリッジを見つけて標高1000mの目指す沢にようやく到着。

ここから標高差で350m登り上げて南西尾根に立った。しかしガスガスであった。頑張って釈迦を目指そう。6時過ぎようやく白んできたが同時にガスも晴れ別山から三ノ峰の稜線がドン、素晴らしい、さらに釈迦の肩から朝日が上がりマンダムな朝を迎えた。

この尾根予想通り素晴らしい絶景尾根だった。釈迦を見ながらガンガン進むが徐々に風は強くなり標高1900mから歩けないくらい強くなり自分は二度ほど風で飛ばされた。先を行く大魔人も歩けないと引き返してきた。コーエーはこんな風は初めてだろう。協議、シールを剥がして丸岡谷まで滑り込んで風を避けながらピクろう。

丸岡谷は予想通り風は遮られており残り標高差150m無事釈迦岳をピクることができた。山頂からは大汝、御前峰の絶景が楽しめた。さあ帰還しよう。一旦風を避けれる場所まで降りてここから板を履けばもう怖いものはない、ガンガン落ちて行く。風が弱まった稜線で安堵して二番手の自分はトラバースラインで表層雪崩にあった、必死に板を谷に向けブレーキを帰るとようやく止まった。標高差で50mは流されたか、シールで登り返してさあ稜線という場所でもう一度流された。あり得ない、もう一度最初からやり直し、二度目はさらに慎重に登り返して稜線復帰、先で二人は待っていてくれた。

後はガンガン滑るだけ、宮谷を快適に滑り無事林道に出て白峰までぶっ飛ばした。ゲート着12時42分、車に飛び乗って職場には1時57分に到着。滑り込みセーフであった。まあ今日も最高に素晴らし絶景の嵐であった。

白山釈迦岳詳細記録へ

0.39 550m 白峰ゲート発
2.21 670m 宮谷出合
4.29 1000m 取付きの沢
5.46 1350m 南西尾根稜線
9.03 2053m 白山釈迦岳着
9.10 2053m 白山釈迦岳発
10.30 1000m 取付きの沢
11.29 670m 宮谷出合
12.42 550m 白峰ゲート

33.赤禿山-黒負山周回  2021.2.28

黒負山の東尾根は山スキーヤーのための尾根である。二度目の黒負山は赤禿山から周回する赤黒ラインで挑戦してみよう、地図を見る限りここは朝日を受けながらの大展望の稜線だろう。予想通り稜線からの黒負山は岳人の魂を揺さぶるような素晴らしい景観であった。

深夜2時に木地屋でガンと待ち合わせて一台デポして山之坊移動の予定、気合が入りすぎて一時に木地屋に着いてしまった。ガンを起こして山之坊へ移動した。赤禿山の東尾根の登りはパウダーも残る快適な尾根だった。山頂に着いたがまだ深夜しかし今日は満月で月明かりのおかげで視界は良かった。ここからアップダウンの激しい稜線を適宜巻きながら進む。日当たりが良い斜面はガリっていた。

聖山が近づいてきてようやく白んできた。今日もマンダムな朝を迎えそうだ。6時過ぎ東の空雨飾山方面から朝日が昇り目指す黒負山や白馬方面がピンク色に輝いてきた。絶好の場所で日の出を迎えた。背筋がゾクゾクするような景色であった。中間点の聖山に登り上げると一旦下りとなり後は黒負山まで登り一辺倒である。右手には昨年スキーで歩いた真っ白な栂海新道が続いている。左手には頸城の山々が連なっている。スンバラシイ!

黒負山をずっと正面に見ながらズンズン近づいて行く。立派な山容で、まだ見たことのない景色は感動も一入であった。 昨日のパウダーもしっかり残っており今日もヘルベントで正解だった。さあようやく黒負山東尾根に合流すると山頂まではすぐであった。山頂からは五輪山さらに朝日岳まで素晴らしい景色が続いていた。春になれば朝日岳まで足を伸ばして周回できそうである。

さあ大展望を楽しんだらお楽しみである。山頂からの東尾根は快適なパウダーであった。さすがに下部はもう雪も腐り重くなったが無事大所川にたどり着いて後は林道から300mの登り返しを経て木地屋に滑り込んだ、到着後ガン号で山之坊へ移動して一緒にすし活へ移動して打ち上げをして解散となった。

赤黒ラインはすんばらしい大展望の稜線であった。久しぶりに岳人の魂が揺さぶられた。

赤禿山ー黒負山周回記録へ

32.大笠山  2021.2.24

今日も水曜友の会、パクの連休最終日 YSHR パク コーエーで大笠山パウダーを満喫してきた。3月で北海道に帰るパクの思い出に自分が開拓したコースの中でもとっておきのコースを案内して上げよう。厳冬期の大笠山は白山をピクるより難易度は高い、体力さえあれば問題なくピクれる白山に対して大笠山は体力、読図、的確な状況判断が求められる。ワンシーズンの厳冬期に表と裏からこの山をピクる初めての記録だろう。笈ヶ岳はすでに達成しているから次は大笠山と決めていた。

深夜1時前境川ダムゲート発、昨日からの降雪でチビラッセル、早くもパウダーが期待される。長い打越トンネルは出口がデブリで塞がりかけていた。目指す尾根に取り付きガリ上新雪をチビラッセルしながら闇夜のルート工作、帰りの登り返しを避けるため完璧にコースを作り込む。以前雪崩に遭い板を流された因縁の斜面は今日は安定していた。

黒池で白んできてこの先のポコから大笠山へ続く谷に繋げるため谷底へパウダー滑降、ここから500m登り返して大笠山手前の主稜線へ登り上げた。もう楽勝かと思ったが甘くなかった。最後の手前のガリ斜面は雪庇と落とし穴に緊張した。抜けるとモンスターがお出迎え、山頂まで直ぐであった。笈ヶ岳の展望や先日中宮から登った尾根がスンバらしかった。

記念写真を撮ったら帰還するのみ、ガリガリシュカブラ斜面は転倒すれば谷底までボブスレーだ。慎重にこなすと標高差500mの激パウゾーン、素晴らしい谷だった。谷底から200m登り返してあとは境川ダムまで一切シールを使わずパウを楽しんだ。何度も振り返って大笠山に別れを告げた。

パクのコーエーも大満足だっただろう。厳冬期の大笠山には山スキーのすべてが詰まっていると言っても過言ではない、厳冬期にこそ輝く名峰である。

大笠山詳細報告へ

31.三ヶ辻山  2021.2.23

今日は出だしは雨で徐々に冬型が決まる予報、上は雪だろう、行くしかない!YSHR パクとガチで滅多に歩く人はいない三ヶ辻山西尾根へ行こう。エリートサラリーマンのガンは急遽仕事が入ってDNS、まあエリートだから仕方がない。

深夜3時に白川郷の芦倉スタートと約束、近場なら少し眠れるからお得である。1時半に自宅を出て現地に着くとパク号が止まっていた。予定通りに三時にスタート、安定の雨である。尾根に取り付き芦倉山を目指す、尾根上は日当たりが良いので雪は少なく、早くも賞味期限が迫っていた。400mほど高度を上げるとようやく雪に変わった、良かった。芦倉山から先はアップダウンの連続、またもや鬼巻きである。

ガンガン巻きまくるが一か所30mほど落とさざるを得なかった。ここ以外はほぼ完璧に巻いて進む、高度が上がるとメチャ雪は多かった。視界はないが雪ならいいじゃないか、大満足だ。貸し切りのブナ林が続く、ここも癒しの尾根である。三ヶ辻山に着いたと思ったらその先まだかなりあった。

さあ安定の真っ白の山頂だ。無事ピクれて大満足だ。記念写真を撮ったらさあ帰還、ガリガリモナカ斜面が続く、だがヘルベントの敵ではなかった、ガンガン滑っていく。あっという間に芦倉山へ此処から先は谷へ入ろう。一人ならいかないが二人なら行くしかない、中間に崖のような場所があるが巻けるやろう。

快適に谷を落としていくと早々に滝が出てきたが無事クリアー、崖のような場所はやはり滝で雪がなかった。アドベンチャーが続く、少し巻くと雪が繋がり急な谷を雪を蹴散らし落ちて行く。おおー集落が見えた。もう大丈夫だ。神社が見えてすぐ先に車が見えた。

いやーアドベンチャーも楽しいです。時間はまだ10時とっても楽しい朝活でした。さあ明日はパクの希望の山へ、明日は今日より遥かに手強いぞ、行くしかない!

三ヶ辻山詳細報告へ

30.北ノ俣岳  2021.2.21

今日はYSHR パク トラの三人で北ノ俣岳をピクッてきた。余力があれば薬師岳まで行こうかと考えていたがラッセルもそこそこあったので良い雪を楽しめる時間に帰還しようとこちらは割愛した。深夜0時に和佐府スタートと約束していた。21時半に自宅を出たが夕方からの降雪で意外に時間はかかり山之村への到着は0時を過ぎていた。もう二人は先に出ていた。30分遅れでお一人スタートとなった。

チビラッセルトレースが延々と続いていた。頑張らないと追いつけない、30分の差をパク達に追いつくのは容易ではなかった。ノンストップで必死に追った。長い長い林道である。まだかまだかの1時間半でようやく二人のライトが見える飛越トンネルに着いた。二人は5分前に着いたということだった。良かった。

ここから三人でガンガン行進する。今日は完璧に鬼巻きして帰りは一切シールは使わない作戦である。果たしてうまくいくか、前日のツボトレースが薄っすらあったが鬼巻きするので関係ない。鬼巻きはラッセルがきつくなるが帰りのことを考えれば頑張るしかない。厳しい鬼巻きはパクがYSHRは最後尾でトレースを修正しながら進む。

つぼ足と神岡新道から来た単独スキーヤーは避難小屋手前で力尽き寺地山手前で宿泊したようである。最大の難所寺地山の鬼巻きに入る。ここがしっかり巻ければ帰りは大丈夫だ。もうすっかり一軍のパクが完璧に巻いていく。暗いから下は見えないので心臓に優しかった。ヒドンクレバスを避け無事尾根に復帰してここからYSHRが完璧に避難小屋まで巻いた。この辺りで白んできて眼前に北ノ俣岳がドン、稜線の風は強そうだ。トラさん先頭でガンガン進む、稜線直下で太陽が射してきた。さあもうちょいだ。

ラストパクを先頭に皆ゴール、スンバラシイ360度の大展望だった。笠から槍、水晶、薬師、剣岳全て見渡せた。こんなに幸せでいいんだろうか、さあこの展望を目に焼き付けて行きますか。帰りの斜面はスンバらしかった。パウを巻き上げスベスベ大斜面を頂きます。もう涎が出そうな斜面だった、後続の単独行が中間点、ツボ足二名が避難小屋あたりを登っていた。お先に失礼、本当に良い雪だった。

さて帰りはシール無しで行けるか、寺地山の鬼巻きは快適に通過、それ以降もシール無しで完璧に行きのトレースで行けた。あっという間に飛越トンネルに落ちていく。最後は長い林道をダッシュで走破して無事12時前に和佐府に到着、立山同様今日も昼活でした。今シーズン30回目の山行も大満足でした。

北ノ俣岳詳細記録へ

29.大嵐山  2021.2.17

こんな大荒れの日にまさか山に行くんじゃないよね?かみさんはそう言った!いや男には行かにゃならん場所があるんだ!

水曜友の会は年中無休、深夜営業なんだ、そんじゃ行ってくるね。今日はYSHR コーエー 大魔人の三人で大嵐山を大いに荒らしに行く。深夜三時半白峰桑島発と約束してある。深夜2時に自宅を出て雪ないじゃん楽勝と思ってたら鶴来を過ぎてドンドン雪が増えていきゴン降りとなった。まだ除雪は始まっておらず積もる雪にノロノロしか進めなくなった。

白峰集落では除雪が始まっていたが対岸の橋の袂で除雪車が通せんぼおまけに雪が高く積まれて侵入できなかった。やばい遅れる、コーエーに電話すると除雪終点にすでに入っていてもう大魔人はスタートしたと言う。マジですか、村内をウロウロして駐車スペースを探すが登山口からかなり離れた村内端の空き地にしか止める場所はなかった。

もう皆はかなり進んだだろう。いくらラッセルがあると行ってもあの二人が飛ばしたらマジで山頂まで追いつけないかも知れない、不安がよぎった。頑張って追いかけよう。林道に入ると膝下ラッセルが続いていた。がむしゃらに追いかけるがライトが一向に見えない。後続なのでラッセルはないがこんなペースで追いかければかなりの体力作りになる。汗だくだった。

ようやく上空にライトが見えたがこの辺りからガリガリで滑ってペースは落ちた。ガリガリ君勘弁してくれ、それでも頑張ってピークまで残り標高差150mでようやく追いついて合流できた。皆の衆申し訳ない、ここから先頭でラッセルをすることにした。雪はゴン降り、標高1200mの山でもかなりの積雪、50cmくらいは積もっただろう。暗闇の中ガシガシ歩いてようやくピクッた。

まだ暗いのでゆっくり休んで支度して少し白んだ頃ようやくパウダースタート、斜度も良くガンガン粉を巻き上げて落ちていく。無駄のない良い山なんです。皆で雄叫びを響かせて落ちていったらあっという間に標高差700m落ちてしまい無事林道に合流、除雪終点まですぐだった。時間はまだ7時、朝活終了、大魔人とコーエーは仕事に向かった。YSHRも今日はやることがあるんでこの時間で良かった。てくてく歩いて集落端に着くと車に雪がどっさり乗っていた。

まあ楽しい朝活であった。どんな天候でも楽しめる山はある。行かなきゃ損である。

大嵐山朝活パウダーへ

28.立山ワンディ  2021.2.14

今日は終日完全快晴が約束された厳冬期の貴重な休み、はたどこへ行こう、立山か薬師岳しかないだろう。地獄軍団で協議のうえ立山となった。数日前にアルペンルートは除雪が始まったがまだ美女平には達していないだろう。今日が厳冬期ラストチャンスだろう。深夜0時発と約束していたが皆フラィイングしたいと言う。寝てる場合じゃない。

大魔人とトラさんは23時に、パクとYSHRと兄ちゃんは23時半に立山駅を出た。雪は豊富でガシガシ美女平を目指す。大汗をかいて美女平に着くも除雪はまだで助かった。林道には前日のスキーのトレースがあった、カチカチで歩きにくいので平坦なプチモナカラッセル多用となった。満天の星と富山の夜景が最高だった。

弘法を過ぎた所で先行していた大魔人とトラさんに追いついてこれで五人が勢揃いした。後続に富山のパイセンが一名、途中テントも一張あった。それにしても皆ハイペースでガンガン行く。おまけに全く休もうとしない。天狗平でようやく白んでここで休憩となった。劔岳に朝日があたる。今日もマンダムな朝を迎えた。テントの人か、トレースが一つあった。

貸し切りの室堂で休憩して携帯でライブを見るとウチラがしっかり写り込んでいた。眼前には雄山、ロックオン!今日は一ノ越じゃなくて山崎カールからスキーでピクろうということになった。回り込んでガシガシ登っていくがロウソク岩から斜度が増してカチカチ、皆クトーでガシガシ行くじゃないですか、YSHRは安全第一でラスト標高50mはアイゼンで登り上げてラスト奥社に到着。お待たせでゴンす。

風も弱くて快晴の最高の状況、お参りして奥社から山崎カールに飛び込んだ。最高じゃん、頑張って良かった。写真を取り合いあっという間に室堂へここからがボブスレーの始まり、誰も休まず競争して滑っていく。さすがにYSHR何度か休憩を入れて補給しなければ足が持たない。いつものように大魔人とパクのバトルが始まった。どちらが勝ったか知る由もないが美女平から急峻な沢に入り込み登山研修所裏に出て無事ミッション完了。時間は12時過ぎ昼活万歳!

立山ワンディ詳細報告へ

27.僧ヶ岳・朝活  2021.2.11

今日は祝日、参加者はYSHR 大魔人 ガンの3名、ガンは午後から東京出帳なので近場で朝活できる僧ヶ岳をピクることにした。片貝・別又谷林道発2時と約束していた。いつものごとく気合が入っているから眠れない、自宅を22時に出て魚津へ向かう、時間があるので魚津の吉牛で夜食を食べて片貝へ、ガンは車中泊、大魔人号もすでにスタンバイ、安定のフライイングで1時半にはスタート、ガンはまだ寝てたらしい、甘い!

YSHR先頭で別又谷林道へしばらくで闇夜の中導水管が見えた。登るしかない、それにしても急登だ。ガシガシ登り大魔人にバトンタッチ、急な場所は一体何度あるのか?すんごい急!標高差で300m上げてようやく林道に合流、寝てて遅れたガンもようやく合流、この先交代でラッセルしてガンガン高度を上げ巻の連続、完璧に巻けば帰りは一切シールはいらない、皆の力量が試される。

少し甘い巻もあったが核心部は任してもらおう、ここさえ作り込めれば帰りは楽だ。ほぼ完璧に作り込んで主稜線に出た。しかし天気は悪い、安定のホワイトアウト、神の御加護は今日も無いのか、ピーク手前のポコを右巻しようとしたがガスで足元見えず雪庇を踏んで5mくらいぶっ飛んで落ちた。まあ地形は熟知しているので止まるだろう、止まった。落ちた場所から水平に進んでポコ先の鞍部へ、おかげで一番乗りでピクれた。

何も見えないピークでシールを剥いでさあパウろう。太陽が出ないので雪は生きていた。帰りは一切シールを使わずガンガン落ちていく。雪は生きていてめちゃ楽しかった。パウパウ三昧、こんな楽しい遊びはない、皆そう思ってただろう。ルート工作が完璧なら帰りはメチャ楽である。

あっという間に導水管まで落ちて最後消化試合で急な斜面を落ちて林道合流、駐車地点まで雪は生きていてマンダムだった。時間は9時過ぎ厳冬期僧ヶ岳朝活終了、ガンも余裕で東京へ行けるだろう。僧ヶ岳は今日も期待を裏切らない!

朝活・僧ヶ岳詳細報告へ

26.奥医王山  2021.2.10

今日明日と久しぶりの連休、こういう時はかみさんを連れて温泉に行こう。休日は山スキー一択だが機会があればかみさんと楽しい時間も過ごしたい、全国すべての県を旅して北から南まで様々な島も巡った。高級旅館から民宿まで宿泊した宿も数知れず、こんな時は金沢の奥座敷湯涌温泉のさかえやが良いだろう。

宿に来てGO TOはもちろん使えないが金沢市の市民割が使えますと言う、ええそうなんですか、一泊13000円と超お得であった。この宿の売りは会席料理、部屋食で一品一品頃合いを見て温かい料理が運ばれてくる。市内の日本料理店にも引けを取らないと思う。加えて朝食が美味しい、特に炊きたてのお米の美味しさは素晴らしい、今朝も温泉に入ってもうじき朝食、お腹いっぱい食べて奥医王山の新規開拓に行こう。

どんな時も山を欠かしてはいけない、、、

奥医王山報告へ

お腹いっぱい朝食を食べてさかえやを出て奥医王山へ、林道発は8時半とコーエー 兄ちゃんと約束してある。この里山は久しぶりだ、その気になれば色々ルート開拓できそうである。今日は地図を見て楽しいだろうコースを開拓してみる。林道を少し入ると除雪がされていて車の通った跡、少し入るがハマると嫌なので県道まで戻りコーエーのジムニーが来たので便乗させてもらう。林道除雪終点には兄ちゃん号が止まっていていざスタート。

最初林道沿いに歩き下る沢をのぞくと水がしっかり出ていた。仕方なく尾根を詰めていく。今年は雪が多く疎林をどんどん登って行く。時間は9時過ぎ雪は腐って暑いので上着をボイで無駄ない巻きで高度を上げる。標高が上がると風が出て寒かった。上部は樹氷もきれいで振り返れば金沢平野や日本海が一望できてスンバらしかった。久しぶりの里山も捨てたもんじゃない。駆け出しの頃はよく医王山周辺にトレに来たものだ。

さあ樹氷を抜けると山頂展望台が見えた。良い眺めで砺波の散居村もきれいだった。さあ帰りは沢を滑り行けるところまで滑り尾根に登り上げよう。良い沢だった。ガンガン滑り込んでパウを楽しんだ。中々やるじゃん奥医王山、沢が割れてきたところが丁度よい登り返しポイントだった。標高差で150mほど登り返すと無事尾根に復帰、あとは消化試合であっという間に駐車地点へ4時間弱のの楽しい里山スキーだった。里山万歳!

奥医王山新規ルート開拓へ

25.白山・白い湯ノ谷周回  2021.2.7

昨日は次第に冬型が決まる最悪の天候だがYSHR 大魔人 ガンの三人で2月のお参りに行くしかない。自分は55ヶ月目がかかっている。こういう記録は天候の良し悪しを選べない辛さがある。冬型が決まる前に核心部山頂から湯ノ谷滑走を終えたいのでスタートは深夜23時と約束したが気合い入れまくりのメンバーは22時半過ぎに白峰ゲートをスタート。

まだ満天の星が出ていた。パワーショベルが通った跡が有りカチカチ林道が三キロ先まで続いていた。片斜面やデブリはこの間きれいに無くなっていた。その先は気温が高くてずぶりと沈む雪の上を159のポンで三人でトレースを伸ばした。市ノ瀬まで12kmさらに別当出合まで6kmいつものように長過ぎる林道である。暗闇の別当出合まで5時間ちょいすでにお腹いっぱいであった。

休憩舎は雪で埋まり中には入れない。屋根の上にも上がれるくらい雪は多くて鳥居も上部が少し出るくらいだった。雪の一本橋をスキーで渡り対岸に出ると後は硬い雪の上をひたすら砂防新道で御前峰を目指すだけ。ラッセルはない分皆のペースが早くて楽ではなかった。甚之助小屋は完全に埋まっておりここで休憩後エコーラインを直上する。

上部はカチカチでやばくてYSHRはたまらずツボで登り上げるが残りはクトーで登りきった。滑落すれば下まで真っ逆さま緊張した。エコーラインに出るとちょうど夜が明けた、朝日がきれいだった。白山もドン、山は来ないとわからない、皆で歓声を上げた。しかし弥陀ヶ原を進む途中から一気に天候は下り坂、室堂ではガスで視界はなくなった。安定の地獄になった。

真っ白の行進が続きただ上を目指し午前9時無事ピクッた。白峰から10時間ちょい長い道のりであった。皆で奥社でお参りをして無事の帰還を祈る。予定では湯ノ谷を滑降して釈迦岳を登り返し東高山の尾根から宮谷を滑り百万貫の手前に出る予定、ホワイトアウト中誰も異論は唱えず地獄に突入、山頂からの滑降は池にハマってさあ大変、全く視界がないからGPSを片手に慎重に落ちていくが、スムーズに滑降できるはずがない、湯ノ谷エントリーも最悪、皆でかたまり少しずつボーゲンで落ちていく。どこまで続く白い地獄、最後急斜面を滑ると湯ノ谷本流に出て一安心ここから釈迦に登り返す。

登り返しも白と風雪地獄、冬型がドンドン強まっていく。釈迦岳から東高山の尾根に入るがホワイトアウトで全く視界がない中慎重に下るがコース取りがムズくて時間がかかりすぎ、これは帰還が暗くなると急遽丸岡谷に入って釈迦新道を下ることにした。真っ白の丸岡谷は心臓に悪かったが何とか滑り込んで釈迦新道にようやく視界も出てこれで生きて帰れると安堵、後は長い長い林道を白峰まで試練の歩きだった。

大魔人が先頭で飛ばしていったがYSHRは両足の小指が痛すぎて全く飛ばせず、半泣きになって白峰に16時過ぎ帰還、17時間半の今期最長山行で久しぶりに完全燃焼、ボロボロになった。55ヶ月目のお参りは半端なく辛いものであった。

白山から湯ノ谷へ地獄の行進記録へ

24.大滝山・闇夜の行進  2021.2.3

今日も水曜友の会、YSHR 大魔人 コーエー モンタナで大滝山北西尾根(朝活)に出かけた。このコース五箇山IC付近から無駄なくピクれる良いコースである。深夜2時半スタートと約束してある。五箇山ICを降りて高速下で準備、大魔人とコーエーはIC付近、YSHRとモンタナは真木集落からスタート電話で連絡を取り尾根で合流する予定、ガシガシ尾根を登って行く。風雪は強く早くもプチ地獄、高度が上がるとガリも出てきて登りにくい、早めに地獄装備に身をまといピークを目指す。

そろそろかと思ったら6時過ぎまだ真っ暗の中無事ピクッた。少し早すぎた。風雪の中シールを剥いでライトを付けて滑っていく。底ありガリ斜面をズンズン降りていく。途中で大魔人が想定と違う谷から降りようと言う。自分は想定された谷かと思いエントリーするも途中でGPSを確認すると違う谷でこれはまずいと後続のコーエーとモンタナを制して登り返す選択をした。大魔人も登り返すだろう。

激パウ谷の登り返しはラッセルが深くて難儀した。標高差で200m弱登り返して無事尾根に復帰して目的の谷を滑り降りた。河原には大魔人のトレースがあり無事帰還したようで良かった。まあ彼ならどんなとこでも突破するだろう。五箇山IC付近に降りてもまだ8時半であった。朝活万歳!

大滝山北西尾根詳細報告へ

23.大笠山  2021.1.31

今日は大笠山を石川県側からピクッた。新中宮温泉から大瓢箪山経由でアップダウン満載の難儀な稜線を地獄の行進であった。

1月のお参りにリーチが掛かったガンはパクを連れて白山へ、YSHR 大魔人 兄ちゃん トラ モンタナは大笠山と二手に分かれてピークを目指した。予想では明け方まで雪が降るが次第に晴れるはずであったが午前中一杯ガスと強風で地獄が続いた。

深夜0時過ぎ閉鎖された新中宮温泉スキー場をガシガシ登って行く、稜線に出ると激しい風雪に痛めつけられた。稜線は巻の連続で帰りに楽をしようという作戦だった。中宮山でも真っ暗、大瓢箪山でも真っ暗暗闇の下降は進路が定まらず難儀した。大瓢箪山の先の稜線でようやく白んだがガスで視界は良くなくて目指す大笠山は最後まで見えなかった。大笠山山頂もホワイトアウト帰りの滑りも真っ白けで緊張の連続であった。

帰りは二回だけシールを使ったが後は行きの巻きを使いすべてスキー滑走が可能であった。帰路中宮山手前で青空ものぞいたがすでに時遅しであった。ただ天気は悪いので最後まで雪は生きていてフィナーレの新中宮温泉スキー場も貸し切りで楽しめた。終わってみれば13時間20分もう二度目はない辛い山行であった。

白山隊も夕方無事帰還したようで良かった。大笠山も地獄だから白山はさらに地獄であっただろう。まあ地獄軍団に地獄は付き物だから問題ないけど、皆の衆お疲れさまでした!

大笠山詳細レコ

22.天狗原山・雨も勉強  2021.1.27

今日も水曜友の会、YSHR 大魔人 コーエーと三人でどこへ行こうか。一日雨予報だが僕たちには関係ない、確かに楽しめないが雨の時は色々勉強になる。雨対策、ワックスなどためしたいことは色々ある。しかも体力づくりも出来る、人生ポジティブに考えよう。

安全な山で上は雪も期待できる山はどこだ。長年の経験から小谷の天狗原山と出た。深夜0時に医院駐車場に集合して大魔人号に乗り合わせてレッツゴー。深夜2時前に小谷に着くと安定の雨だった。深夜2時雨の中ガンガン歩き出す。ザラメ雪だがスーパーファットは沈まないので快適に歩ける。

取り付き場所まで林道を進むが雨と気温上昇で何箇所か雪崩れていた。想定内だがとても心臓に悪かった。高度を上げても上げても雨のまま、それでも1500mを過ぎた辺りで雪になった。しかし湿雪が下駄になり難儀した。モンスター帯は暗闇で見えない、暗闇の中YSHRと大魔人でルート工作、今日は安全第一のピストン、トレースは外せない。巻の連続で帰路シールが要らないようにバッチリ完成、山頂ロックオンただ登るだけの状況で最後コーエーにバトンタッチした。

コーエー待ってましたとガンガン先を行く。ただトレースが歩きにくくて早々に自分たちでルートを伸ばすことにした。後続を確認しないで視界の悪い中すぐに見えなくなってしまった。大丈夫か?YSHRと大魔人は写真を撮りながら無事天狗原山到着。しかしコーエーの姿がない、一体どこへ行った。ヒトココで探知するも見当たらない、まさか滑落してないだろうな?

二人で捜索開始した。トレースを追うことにした。下るとしばらくでようやくコーエーが登ってきた。僕たちが見えなくなって不安になり戻ったらしい、違うトレースでピクッたのでトレースはあるはずなかった。まあ無事合流できて良かった。折角だからコーエーがピクるまで寒い中待ってあげよう。

足踏みしながらコーエーを待ちもう一度合流したところで後は湿雪パウダーを楽しんだ。まあ来て良かったです。ただ帰りの林道は雨の影響で雪崩れまくりだった。これは想定内、核心部分は安全第一で雪崩れても大丈夫なルート取りで無事帰還した。

コーエー大したラッセルでもないのだから後続を確認しながらドンドン先を行かないで写真をたくさん撮って欲しかった。視界がなくて状況の悪い場所では勢いに任せて先を行かない、僕達は慎重にルートを探りながらベストコースをトレースしてるんです。

天狗原詳細記録へ

21.焼岳南面  2021.1.24

今日は全国的に雨、ムムム雨がなんぼなもんじゃい、行くしかない!予想では1500m以上は雪なので最も標高の高いお気に入りということで標高1350m平湯を選択、四ッ岳は飽きたし皆行ったことないだろう焼岳南面癒しコースを案内しよう。メンバーはYSHR 大魔人 ガン トラの四人 深夜2時半アカンダナ駐車場前スタートと連絡、23時自宅を出て1時半過ぎ平湯到着、すでに大魔人 ガンは到着ちょぅど高山のトラも来たので2時過ぎガシガシ歩き出した。

小雨の中ブルーになりながら林道をカットして安房平へ1500m辺りから雨は雪に変わりもう大丈夫、急登を一気に上げると安房峠に着いた。当初アカンダナ手前のポコまで上がりパウする予定だったが却下してそのまま林道を進み、下って焼岳南面癒しの森に入る。

雪は降り続き雪崩に警戒して安全なコースから標高を上げて行く。順調に高度を上げ2100mからが今日の核心、ガリの上に新雪20cm、バリバリ割れて雪崩れまくった。ただ流されても下の鞍部で止まるので距離をあけながら樹林伝いに慎重に高度を上げた。150mほど高度を上げるともう危険地帯は終わり後はハーフパイプを山頂を目指すだけ、雷鳥がガーガー泣いていた。

視界はいまいちだが風もなく天国であった。ラスト反時計回りで無事ピクッた。穏やかな山頂であった。さあ行きますか、山頂から急な斜面をガーンと落ちてハーフパイプへハーフパイプから急な沢筋を落ちて行けば登りのトレースに合流できるはずただ雪崩が怖い、単独なら避けるが仲間がいるのでYSHRが先頭で慎重に沢筋にエントリー、雪崩れても安全な沢の側面をガンガン滑っていく。今日一番のパウダーを満喫して皆も続いてあっという間に無駄なくトレースに合流、マンダムでした。

ラスト安房峠に登り返して安房平に滑り込んだ。安房平は飛行場かと思うくらい広い雪原だった。平湯には10時半到着、楽しくもスリリングな一日であった。

焼岳南面詳細報告へ

20.厳冬期・百四丈滝  2021.1.20

今日は水曜友の会、絶対快晴が約束された降雪直後、どこだって行ける日だ。1月のお参りは済ませたし、久しぶりに厳冬期の百四丈滝を見に行こう。参加者はYSHR 大魔人 コーエー モンタナ君、モンタナ君から今回是非水曜友の会に参加したいとも言う申し出があった。彼は地元の老舗の山岳会に所属して若手のホープとして頑張っているらしい、実力は未知数で果たして地獄軍団に付いて来られるか心配だったが、自己責任で限界を感じたら一人で引き返すという条件でOKを出した。僕たちは体力とモチベーションがあれば来る者拒まずだが、素直な性格であるというのは絶対条件としている。

深夜0時半一里野スキー場発と約束していたが、0時の時点でほぼ皆スタンバイしており0時過ぎにスタートした。スキー場はまだ圧雪前でまずコーエーが先頭でガンガンラッセルして1時間ちょいで標高差500mをこなし山頂駅に到着。

ここから適宜先頭を変わりながらトレースを伸ばしていく。満天の星で寒かった。暗闇の中樹氷が輝いていた。今日は素晴らしい一日になると確信した。しかり場分岐から加賀禅に入るが暗くて方向を誤り登り返しになった。この先強風でボコボコのアップダウンの多い稜線を難儀しながら進む。風が吹くとめちゃ寒かった。

奥長倉山は大魔人が鋭いトラバース作戦で美女坂手前鞍部にピンポン、後続のコーエーとモンタナはかなりビビっただろう。これが地獄トラバースである。核心部美女坂はYSHRが先頭でルート工作した。滑落すれば奈落の底へボブスレーとなる。やばい斜面は間隔をあけ備えた。美女坂を登り切ると激しい風と雪煙ですぐに地獄ゴーグル、ダウンで完全武装した。

スピードが早すぎてようやくここで白んできた。目指す百四丈滝が目視できた。2050mまで登り雪庇の切れ目から一気に250mパウった。どデカい滝壺が見えてきた。今年は例年以上にでかい、更に巨大なつららが地獄のシャンデリアのようにぶら下がっている。落ちてきたらひとたまりもない。

動画も撮って滝壺に登り中を覗こうと近づいたら落ちる滝の水が少雨だったのにいきなり土砂降りの雨となった。マジか、全身びしょ濡れ、おまけに即凍りついて全身バリバリになった。スキーも靴も凍りついてしまいこれを除去するのにめちゃ難儀した。流石にもう滝壺には近づきたくなかった。初めて目の辺りにしたコーエーもモンタナも大満足だろう。

散々見たから帰還しよう、帰りの登り返しもコーエーが頑張った。今日は気合が入っていた。稜線に登る途中日が当たりもうめちゃ暑くなって地獄解除した。早く先を急がないと雪が死んでしまう。美女坂は慎重に滑走、鞍部手前でコーエーが穴に落ちて脱出不能、モンタナに引き上げてもらう。単独だったらやばかった。

この先はおじさん二人の独走だった。下山後仕事に行かなければならない大魔人がスパート、YSHRも必死に追った。何度か二人を待ちながら、最後しかり場分岐で二人が到着したのを見届けておじさん二人でハライ谷激パウとなった。ここ最高のご褒美でした。

最後道路脇の雪を拾って一里野スキー場ゴール、時間はまだ11時半、大魔人は職場へ、YSHRは二人が到着するのを待って帰宅した。とってもお得な一日でした。

厳冬期・百四丈滝詳細記録へ

19.籾糠山+猿ヶ馬場山  2021.1.17

今日は冬型になるので森林限界以下で癒やされよう、雪も多いし久しぶりに籾糠山と猿ヶ馬場山をダブルで楽しもう。YSHR 大魔人 ガン パク トラの5人が集結。深夜3時宮谷ゲート発、よく寝て深夜1時に自宅を出て二時半白川郷に着くとすでに皆の衆はスタンバイしていた。

雪が多いから沢伝いの効率的なコースが取れる。ガリの上に新雪が乗りシールはよく滑った。久しぶりにヘルベントを出してきた。適宜先頭を変わりガンガン登って行く。帰りのことを考えてルートを作り込む、暗闇でも皆うまくルートを作り込んでいた。暗闇の中に樹氷が輝いていた。明るくなれば素敵だろう。スタートから4時間ちょいでようやく白み始めてきた頃籾糠山に着いた。

山頂からは猿ヶ馬場山がきれいに見えた。久しぶりだ。周囲は樹氷の森であった。山頂から猿ヶ馬場山方面へ沢まで滑り込んだ。良い雪だった。沢床から猿ヶ馬場山へ登り返す。パクが先頭の時は後続もハイペースで頑張らなくてはならない。籾糠山から1時間足らずで貸し切りの猿ヶ馬場山に着いた。白山方面は雲がかかり見えなかった。森林限界より上は厳しそうである。

さあ猿ヶ馬場山から素敵な大きな沢を籾糠山へ、ヘルベントがよく浮く素晴らしい沢であった。籾糠山の基部まで滑り込んで登り返して行きのトレースに合流。ここからはトレースも利用しながら緩斜面をウキウキで滑る。面の広いヘルベントは今日ははまり役であった。あっという間に登り返しのピークに着いて後はただひたすら飛ばしていく。

最後ガリガリモナカ斜面になるがヘルベントの敵ではなかった。10時半無駄なく二山をピクって素敵な滑りも楽しめた。下山後ガンが鼻血を出していた。顔も腫れ上がっている。エエ、滑りで木に激突したらしい、スキー一級のガンだが猿も木にぶっかる。お疲れさまでした。

籾糠山+猿ヶ馬場山ダブルで楽しもう、詳細記録へ

18.大滝山 2021.1.13

今日は休みだが昼からミーティングがあるので午前中にサクッと登れる山ということで三方岩岳へ行く予定だったが、先日白谷で大規模な雪崩が発生してこの周辺の山は入山禁止らしいとパンダおじさんからメールをもらい、出発直前に大滝山に変更した。今日の水曜友の会はYSHR 大魔人 兄ちゃんの三人、五箇山の猪谷集落の外れのじゃまにならない空き地に駐車していざ三時前にスタート。

豪雪地帯ゆえ雪は多かった。どこでも歩けそうだ。コースは無駄のない安定の北北東尾根、取り付きからしばらくはYSHRが先頭で進み、大魔人、兄ちゃんとラッセルを回す。先頭はかなりぶっ飛ばすので後続も油断できなかった。

暗闇の中ガンガン飛ばしていく。最後の主稜線手前で地獄ゴーグルを付けもう大丈夫、主稜線はうまく巻きまくり帰りも大丈夫、最後白んできた頃ちょうど山頂のデカイ反射板が見えた。まだ7時前であった。景色は見えないが後はパウるだけ、交代で写真を撮りながら滑っていく。あまりにも快適すぎてガーンと降りたら尾根2つ外れていた。やっちまった〜、でもまだ余裕でトラバース復帰できた。

下るにつれ雪は重くなり、もう消化試合だ。後は怪我をしないように慎重に滑っていくと集落が見えて無事駐車地点へ、まだ8時前であった。こりゃヨッチャンで皆仕事に間に合うじゃないですか、と言うことで楽しい朝活であった。

今シーズンはどこも雪が多いので近場でどこでも遊べる。良いシーズンである。

大滝山詳細記録へ

17.白山初詣 2021.1.6

年末年始の8日間の山スキー遠征もついにフィナーレの時が来た。一昨日厳冬期佐武流山ワンディの記録を作ったがその代償も大きく自分はウェアーとインナーをビリビリに破りスキー靴もびしょ濡れ更に秋山郷でスリップして車の前方を大きく破損、とりあえず一旦帰郷するしかなく鳥甲はパスして最終日の白山初詣にかけるしかなかった。パクは休養日も巻機山をピクッていた。

先日白峰からラッセルして白山を往復するにに17時間かかったが今回は更にハードな白峰から御前峰をピクリ楽々新道を経由して一里野まで周回するという計画にした。そうと決まれば行くしかない。総距離は40kmを超える厳冬期一級のコースである。しかも天候は読めず午後から大荒れになる予報である。メンバーはYSHR 大魔人 パク コーエー(i甚之助まで)の4人であった。

深夜0時にパクとコーエーは白峰ラッセル開始、YSHRと大魔人は一里野で車をデポしてから白峰に向かう。白峰を0時過ぎにスタートすると先発二名はすでにラッセル開始していた。トレースを必死に追う。連日の大雪で林道は雪崩で片斜面になっている場所も何か所もあった。百万貫過ぎでようやくコーエーを捉え得ることが出来ここからYSHRがラッセルを変わり市ノ瀬まで頑張った。

市ノ瀬から皆でラッセルを回すが寝不足でもう眠くて眠くてフラフラだった。それでも別当出合が近づくと目が覚めてパクを先頭にほぼ全員同時にゴールした。別当出合は大雪で休憩舎の屋根まで雪が届きそうな勢いだった。休憩後大雪が乗った一本橋をまたもや大魔人が先頭で突破、マジ心臓に悪かった。石畳ももう大雪で斜度は緩んでいた。中飯場は3mほど積雪があり屋根まで雪が繋がっていた。

先頭はコーエーでガンガンラッセルしていた。コーエーは前回の反省でうまくアップダウンのないルート工作をしていた。コーエーには楽々周回はまだ無理なので安全に帰還できる場所を自分で判断するという約束だった。甚之助小屋は二階の入り口が少し出ていた。ここですでに上部はガスで何も見えない、コーエーはここで引き返すことにして残り三名は地獄に突入することになった。

モンスター尾根登りは氷結していたので避けて登りやすいコースからエコーラインに上がる。案の定ホワイトアウトで白山は見えず、弥陀ヶ原は真っ白で慎重に室堂へ、しかし室堂手前でガスが晴れ真っ白な白山が見えてきて一同歓喜の雄叫びを上げる、神はお見捨てにならなかった。室堂は厳冬期のすざまじい様相を呈していた。早くお参りしたい一心で休憩なく写真を撮ってすぐに山頂へ向かう。しかし徐々に天候は悪化、山頂に着いた時はすでにホワイトアウトとなった。時間は11時を回っており、登頂に12時間近く要している。先を急がねば。奥社で初詣を行ったら無事帰還を祈っていざ地獄へ出発。

しかしホワイトアウトの中御前峰から複雑な地形の中楽々新道へ進むのは容易ではなかった。しかも風雪は激しさを増し一層地獄になってきた。御前峰からYSHRが先頭で滑ったが大汝手前で迷いGPSにコースが入っているパクに先頭を変わるしかしそれでも御手水鉢手前で下がりすぎてしまった。シールで七倉までホワイトアウトの中大魔人が先頭で進んだ。

何とか地獄の七倉山頂に着いた。風を避けるため少し下に下りシールを剥がすが何も見えないし、雪庇に気をつけて清浄が原へ滑降、コーエーは来なくて良かったと思った。この先も複雑な地形を何度もシールの貼り直しを行い小桜平小屋が見えた時ようやく生きて帰れると思った。ここで初めて休憩をとった。この先も複雑な地形に何度もカニ登りをさせられ山崎旅館まで更に導水管尾根を滑り込んでホワイトロードに出て一里野ゲートに日没寸前に帰還した。

デポした車で白峰へ向かうとすでに激しい風雪となっていた。地獄の遠征はまさに地獄でフィナーレとなった。まあもう当分白山へは行きたくない、車内では皆同じ感想だった。完全燃焼の年末年始遠征が終わった。

白山初詣詳細報告へ

16.佐武流山 2021.1.4

いよいよ今回の核心山行、記録のない佐武流山の厳冬期ワンディ、長い林道と、徒渉、アップダウンの多い痩せ尾根通過など夏でも難儀なこの山は今から20年ほど前の秋に剣と一緒に登っている。当時から岳人のあこがれの山であった。

深夜3時に切明温泉発と約束してあるが、気合が入っていてパク以外は2時半に準備が出来ていてスタートした。檜俣川の徒渉下降点まで6kmの林道を如何にうまくカットできるかが最初の関門である。地図を読んで帰りのことを考えてルートを作る。名人にも時折前に出てもらうが今ひとつ安心できないので後ろから修正を加えながら進む。

二時間半かけてようやく下降点に着きここから150m降りて檜俣川に出た。心配していた徒渉はブリッジがあり問題なかった。パクはようやくここで追い付いてきた。ここでパクが先頭に立って登って行く。スイッチが入ったパクはスポーツカーのように飛ばしていく。僕と大魔人は付いていけるが名人は早々に完全に千切れてしまいライトも見えなくなった。

尾根に上がってからが大変だった。痩せている上にガリと藪、当初尾根は巻いて行くつもりだったが右も左も崖と藪でうまく巻けず尾根通しで行くしかなかった。難儀なアップダウンで体力が削られ時間だけが過ぎていく。核心部分では1時間格闘して水平距離わずか100mほどしか進めなかった。

これはまずいGPSで確認すると山頂ははるか先このペースなら絶対帰りは暗くなる。この山を落とさないで遠征の成果はない、安全性はさほど問題ない、ただ時間がかかるだけだ。もう腹を括って明日の鳥甲は中止、無制限一本勝負でこの山だけに賭けようと皆に伝えた。鳥甲はもう厳冬期ワンディしているので記録的な価値はない。そう決まれば気は楽になった。林道は暗闇でも帰還できる。

藪は大魔人がラッセルはパクが難儀な巻はYSHRが率先して名人がお客様で満身創痍だった。それ以降は意外にドンドン進めて10時半スタートから8時間後に無事ピクることができた。僕以外は初登頂で皆嬉しかっただろう。ただ帰りも油断できない難儀な滑りと登り返しが何度もある。

スタートしてすぐに板が木に掛かり変な態勢になってしまい全く身動きできず脱出するのに15分ほどかかる。皆すでにドンドン先を進み焦る。何とか鞍部で追い付いたがそれ以降も必死で追いかける。核心部の痩せ尾根では段差で2mほど落ちた際に右腕を木に引っ掛けアウター、インナーともビリビリに破けて腕も30cmほど切れて出血した。腕は痛いが耐えて頑張ろう。ただ右腕は裸なので寒かった。

檜俣川への下降は激パウだった。ちょうど先行した大魔人とパクが20mほど先の渡渉点で休んでいて追い付いたと安堵したその時まさかの板が木に掛かり横倒しになってしまった。足が上になりスキーで宙ぶらりん顔はすれすれ水面上50cmほど頭からのドボンは免れたが全く身動きできない。大声で叫んだが気づいていない模様、助けてくれ何度か叫んでようやく気づいて来てくれた。まずは貴重な写真撮影、大魔人が板を片方外してくれて足場を作り思いっきり引き上げようとした時足場が崩れて大魔人と僕は川に転落、水は浅かったが膝下ドボン、ひえー寒すぎ、頭からドボンしてたら凍傷は免れなかった。

川から這い上がるのも難儀した。あの場面ではスリングで離れた場所から引き上げるべきであった。反省!単独山スキーは怖い、何があるかわからない、皆さん注意しましょう。この渡渉点で名人が来るのを30分近く待った。彼も遅れていて心配だった。ここから150m登り返してずぶ濡れの下半身と凍えた足で必死に林道を下る。もう足が冷たくて泣きが入ったが14時過ぎ12時間近くに及ぶ戦いに終止符を打った。

もう二度目はない、記録を作るというのは大変なことなのである。秋山郷で温泉に入り金沢まで雪道を6時間掛けて夜遅く金沢に着いた。完全燃焼であった。

佐武流山詳細記録へ

15.笠法師山 2021.1.3

檜枝岐村の戦いを終え、更に雪深い長野の秋山郷へ移動した、遠かった。途中高速もゴン降りでスリップしてあわや事故りそうになった。十日町でへきそばを食べ秋山郷に着いたのはもう20時近くになっていた。切明温泉の路肩で車中泊して笠法師山に備えた。皆移動とラッセルで披露しているのでスタートはやや遅めの5時、津山で寝てたメンバーと山梨からやってきた名人が集結、準備ができた人からラッセル開始、YSHR出だしで道を間違えてしまい慌てて引き返した。

笠法師山は山スキー向きの山と以前から狙っていた。稜線のアップダウンをうまく巻けば完璧に滑って帰れる。橋を渡り導水管脇をガンガンラッセルした。今日はブーツ程度なので楽勝ムード、名人だけ体が重そうだった。名人天国チームでは先頭でラッセルするようだが、地獄軍団では全くラッセルに加われずお客様であった。

静かな樹林をただ黙々とラッセルする。ただルートの取り方はややムズい、うまく取らないと帰りが大変である。YSHR 大魔人 パクでうまくルートを切り開いて山頂まで4時間ちょいであった。帰りは早かった。粉を撒き散らしてやりたい放題の滑りであった。うーんこれが山スキー、秋山郷初日は完璧にミッションをこなした。

問題は厳冬期ワンディの記録のない明日の山である、ただ今日程度のラッセルなら楽勝だろう。

14.大戸沢岳 2021.1.2

会津朝日岳の戦いで敗れ、傷心し次の戦いの地檜枝岐村へ向かう。雪はずっとゴン降りだった。ネットを確認すると昨日敗退した只見では町でも年明けから1m以上降ったらしい、山では一体どんだけ降ったんだ。それほどの深い雪だった。

檜枝岐村も大雪で路肩には雪が高く積まれていた。到着後も雪は降り続き今日の戦いも激しいものになるであろう。ガンは帰省して今日はYSHR 大魔人 パクとメンバーが一人減りさらなる厳しい戦いとなるであろう。2日続けて敗退となると地獄軍団の旗を降ろさざるを得ない、今日は絶対這ってでもピクル、目指すは大戸沢岳この山も2000mを超え大変だろう。

ただ地図からして安全な尾根をひたすら登るだけでピクれる、昨日より安全率は格段に優れている。メンバーに絶対ピクるとスタート時間は2時、自分はさらに早起きして道の駅から深夜1時40分先に出てラッセル開始した。やるしかない。会津駒ヶ岳の登山道にはトレースは皆無、下山時も誰も山に向かう人はいなかった。大戸沢岳へ向かう尾根のラッセルもきつかった。

膝上から腰近くのラッセルが続いたが今日は絶対負けない覚悟だからひたすら三人でラッセルを回し続けて無事6時間弱でピクッた。帰りは激パウで頑張って檜枝岐村まで来た甲斐があった。これでようやく新しい年をスッキリした気持ちで迎えられる。

さて次の戦いの地はこれも雪深い秋山郷、明日から厳しい戦いが待ち受けている。今から頑張って移動しよう。

大戸沢岳詳細記録へ

13.会津朝日岳 2021.1.1

新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

御神楽岳の戦いから次の戦いの地会津朝日岳に移動した。道中ずっとゴン降りで雪は止まない、会津朝日岳は夏に来たことがある、素敵な山である。この時期当然登山口まで車は入れず6km手前の洞門がスタートラインである。

今日も昨日と同じメンバー、YSHR 大魔人 がん ぱくである。深夜3時スタートと約束し準備ができた人からラッセル開始した。今日の雪は深かった。登山口のいわなの里まで黙々膝ラッセルを回した。長かった、深かった。最初の川の徒渉点がはっきりしなくて暗闇の中ウロウロした。会津朝日岳は暫く沢沿いを進むが雪は吹き溜まりめちゃ深かった。延々と腰ラッセルが続く、ラッセルを回すが遅々として進まない。

時間はどんどん過ぎていく。スタートして5時間過ぎても標高は350mしか上がってなかった。おまけに降り続く雪で帰りのトレースが消えたら更にまずい、沢沿いは雪崩の危険も大きい。この時点で登頂は無理と判断して引き返すタイミングを考えた。結局850mを終点として帰還を決めた。

昨日今日で1m以上は軽く降っただろう。雪も全く沈降していないのでポンを持ってしても無理だ。怪獣パクもこれはアカンと諦めてくれた。そうと決まれば逃げ足は早いガンガンパウダーを頂いて林道をダッシュで逃げ帰った。自然には敵わない、無理はしない、長生きの秘訣である。

会津朝日岳敗退記録へ

12.御神楽岳 2020.12.31

守門岳の戦いを終えた後次の戦いの地、御神楽岳を下道で目指す。途中の町の食堂でラーメン定食を頼んだらいきなりおでこにピストル型体温計を当てられた。マジですか、よそ者だから仕方ない、早めに阿賀町へ移動して御神楽温泉でまったりした。

入浴中ゴン降り状態、最終集落堂谷まで行けるのか?大魔人号は終点で先に止めたらしい、自分も終点に着いたが朝までどんだけ降るのか心配、ちょうどがん号も金沢から来てすれ違う。嵌りそうだから手前のスノーシェッドに避難しよう。集落から1km余分に歩くが安全第一だ。ここは天国、どんだけでも降って下さい。

車内で酒を飲みさあ寝るとするか、そう言えばまだパクが着いてない、あいつ大丈夫か?明るいうちに目的地に着くのが鉄則なのに、不安は的中、途中でハマったと連絡有り、場所を聞くとあの道は除雪されない道だった。春まで除雪を待つのか、YSHRも大魔人ももう酒を飲んで運転できない、下戸のがんが居るおまけに四駆だ。すぐにがんが救出に向かう、うまく来れると良いなと思いながら寝てしまった。

朝起きるとパク号が前に止まってた。良かった。と言うことで深夜1時起床で二時半発に洞門を出た。すでにがんはいなかった。ガシガシ歩いているとライトが、大魔人とがんで林道ラッセルしてるらしい。長い林道だった。登山口を先行はスルーしていた。自分は一度来ているので知っている。先行の三人も戻ってきてここからメンバーでラッセルを回す。今日は30代、40代、50代、60代と各年代の代表選手が集結。

それにしても皆早い、しかも休まない。YSHRついていくのが大変だった。たまには仕事をしようと少しムズい場所だけ帰りのラインを上手く引かせてもらう。なんだかんだで長い距離をそこそこ良い時間にピクれた。ピークは安定の地獄だったがこの時期当たり前だ。しかし帰りは楽しかった。あんなに苦労した長いラッセルもポンで滑ればあっという間だった。帰りの林道にはこれから御神楽岳に向かおうとするスキーヤーやつぼ足がそこそこいてびっくり、10時前には無事着いて今日も大満足だった。明日の山も大変そうだが行くしかない。

11.守門岳 2020.12.30

昨日が仕事納め、その割に忙しくて大腸カメラも20件以上入ってしまった。難儀な手術も無難にこなして18時過ぎ地獄遠征に旅立った。深夜23時過ぎ入広瀬に到着するとパク号はすでに到着して寝ていた。朝4時に目を覚ますと大魔神号も到着していて、予定通り朝5時に三名で曇り空の下守門岳に向け大原スキー場を後にした。

暗闇で何度か道を間違えたがひたすら重い雪の中ガシガシ硬度を上げた。いつの間にか雨が降り出しびしょ濡れ高度を上げてようやく雪に変わった。安定のガスの中氷化斜面を登りきると山頂の標識があった。まあこんな日に山に登る人は僕たちぐらいだろう。

山頂でシールを剥ぐと後は白い中落ちて行くだけ、高度が下がると雪はベチャベチャおまけに雪崩れまくりでビビった。単独で埋まったら終わりだろう。仲間がいて良かった。最後閉鎖中のスキー場に降りてびしょ濡れの道具を乾かして次の目的地御神楽岳を目指す。これから大雪になると言う。明日が勝負だろう。果たしてピクれるか、いや大丈夫だろう。

守門岳詳細記録へ

10.槍ヶ岳 2020.12.27

今日はYSHR、がんちゃん、パク、兄ちゃん、高山のトラさんの5人で槍ヶ岳飛騨沢激パウ狙いに行った。深夜1時新穂発と約束、金沢を22時過ぎに出て一路新穂へ、1時前に着くともう皆スタンバイ、しかし無料駐車場は満車であった。何とか一台狭いスペースを見つけてパクの軽と場所を変わってもらい無事駐車できた。

新穂を1時に出てガシガシ歩いていく。トレースはバッチリ昨日の入山者はラッセル大変だったろう、有難うございます。白出まで1時間半、滝谷まで3時間、槍平まで4時間とハイペースだった。冬季小屋で休憩、中は準備をする大勢の登山者で賑わっていた。地獄軍団一行と気が付いた方もおられて声を掛けていただいた。皆さん頑張ってピクリましょう。

小屋を出てさあ皆の衆行くぞ、YSHR先頭で歩き出すが、暗闇の中崎尾根方面にスキートレースが有りこれを追ったらとんでも方向に上がってしまった。飛騨沢にはまだトレースがなかったのでした。僕以外はおかしいと気付いてちゃんと正しい方向へラッセル開始していた。もう一度降りて再スタート、怪獣パクが先頭だろうか膝下ラッセルをガンガン飛ばしていて中々追いつけない。怪獣を追うのは容易ではない。

2600m辺りでようやく追い付いた。パク、兄ちゃん、ガンでラッセルを回していた。3時間ほどで激ラッセルを回して高速道路を作り無事飛騨乗越へ、後続も大勢見える。いつも肩の小屋まで板で進みここから滑るのだが先行するパクとガンは槍沢側の岩の出方を見て乗越でスキーをデポしてツボで小屋へ向かっていた。

過去の経験から滑れるだろうとYSHRは板のまま小屋に到着、兄ちゃん、トラさんも板を持ち上げた。さあ穂先アタックだ。しかしまさかのアイゼン調整不良、冬靴に合わせていて修正に時間がかかった。お馬鹿さんでした。今日は新雪で凍っていなくて穂先は怖くなかった。新穂から8時間半で無事ピクって写真を撮ったら帰還、穂先に登る最中槍沢側トラバースを注意深く観察したが、やはり岩はたくさん出ていてエントリーはハイリスクと判断した。板はただのお荷物だったが担いで飛騨沢の雪が繋がる場所までツボでダウンしてここから滑ることにした。

今日の飛騨沢はめちゃパラダイスであった。これが極上のパウダーだろう素晴らしい雪であった。あっという間に槍平まで落ちて今日のご褒美は終わった。この先滝谷までスキー滑降、ここからシールを張り白出までアップダウン、白出からはボブスレーで新穂まで一気だった。12時半に無事到着楽しい一日を満喫した。激パウ飛騨沢は最高です。皆の衆お疲れさまでした。

槍ヶ岳詳細報告へ

9.白山・ 激闘17時間・白峰ゲートフルラッセル 2020.12.23

今日は言うまでもなく白山へ挑戦した。メンバーはYSHR、大魔人、コーエー(是非と志願)、チャリオ(別当出合まで訓練)の4人、重い新雪ラッセルに泣かされ白峰から延々山頂までフルラッセルだった。

出だしは雨になる可能性があるためスタートを1時間ずらして深夜1時とした。0時半に着くとすでに全員集合、先に大魔人とコーエーが白峰を出ていった。準備が整いYSHRとチャリオも白峰を後にしようとしたがチャリオはポンを担いで細板を履いている。エエエ、何なんその格好、話がうまく伝わってなかった。もう一度車に戻り再度準備し直し、かなり時間を要して先行から遅れを取る。

先行は深いラッセルを頑張っている。早く追いつこうと飛ばしてようやく変電所過ぎで合流できた。市ノ瀬手前のスノーシェッドで休憩、チャリオはシールを濡らし下駄で大変なことになっていた。市ノ瀬から先も重い激ラッセルが続き別当出合手前で夜が明けて18kmを6時間半もかかっていた。ようやくスタートライン、長かった。

滑れないチャリオはここで終了たくさん勉強したことでしょう。この先YSHR、大魔人、コーエーでラッセルを回す。一本橋通過は過去最高難度だった。鉄骨に雪がたんまり乗り、慎重にポンを履いたまま渡る。先頭の大魔人は大変だったろう。石畳の急登はYSHRが前に出るが、深い雪に苦しんだ。登り切って以降は三人で交代でラッセルを回す。早くもコーエーかなり足に来ているようで段々とペースが落ちてきた。

中飯場のトイレは雪で埋まりかけていた。中飯場を過ぎると素晴らしい景色が広がった。厳冬期限定の景色である。もうどこでも歩ける。樹氷やモンスター群の中黙々とラッセルした。甚之助を過ぎても雪が深いため風が強くてラッセルが軽減できるモンスター尾根に這い上がる。ここの景色は素晴らしかった。エコーラインに着くとホワイトアウトになり焦ったが直に視界は晴れた。

弥陀ヶ原で白山ドン、ゴールは午後2時を回ることが確定、帰還は真っ暗になるが無制限一本勝負で腹をくくる。室堂の鳥居はすごいことになっていた。お参りしてロックオン、しかししばらくでホワイトアウトになり最後まで気は抜けなかった。午後2時を過ぎてようやくピクることができた。無事帰還を祈りホワイトアウト滑走となった。YSHR先頭で皆が続くがコーエーは転けまくりで遅れてしまう。室堂で待つも姿が見えないので大声で叫んだ、遠くから声がした。良かった無事だ。室堂で合流して以降はYSHRと大魔人の間にコーエーを挟んだ。

弥陀ヶ原もホワイトアウトで滑走はムズかった。エコーラインまで降りるとようやくガスが取れ快適に滑れるようになった。しかしもう足が売り切れたコーエーだけはなかなか降りてこなかった。甚之助下でもう一度合流してYSHRと大魔人は快適に滑っていく。ポンはよく浮いて楽しかった。あっという間に別当出合、一本橋を渡りコーエーが無事着いたのを見届けて二人先に林道を滑った。

市ノ瀬までは自動運転、この先は手漕ぎだがもう日も落ちて雪は固くなってきたのでよく滑ってくれた。白峰ゲートに着いたのは夕刻6時半もう真っ暗だった。今日は17時間を過ぎる激闘だった。待つこと1時間コーエーの明かりがようやく見えた。コーエーゲートで転けてしばらく立ち上がれなかった。コーエーも完全燃焼したのだろう。お疲れさまでした。

白山激闘17時間詳細報告へ

8.鍬崎山 2020.12.20

今日は地獄軍団の若手30代、兄ちゃんとパクの三人で鍬崎山に挑戦した。降り続く雪でこの山も今日は甘くはないだろう、深夜3時粟巣野スキー場発と約束してある。深夜1時自宅で兄ちゃんと合流していざ立山町へ、高速でも雪はゴンゴン降っていた。深夜2時半無事到着、スキー場の駐車場は除雪に邪魔になるので下の空き地に車を止めて三人でスタート、スキー場では深夜に関わらずまさに整備車が動き出そうとしていた。

スキー場のちびラッセルはYSHRがまず足慣らしに、終点からは兄ちゃんが前日のトレースを追って進む。ゴンゴン雪は降り時折風も舞う。前日のトレースは大品山まではうっすら残っていた。この先トレースはなくていよいよ怪獣パクが本領発揮、深い雪を蹴散らしてガンガン進んで行く。惚れ惚れしながら後を追う。

同年代の兄ちゃんも学生時代は暴走機関車と呼ばれ負けじとパクと先頭を入れ替わりガンガン進む。おじさんは全く活躍する機会を与えられなかった。若いって素晴らしい。怪獣と暴走機関車の二枚看板でドカ雪も見事に高速道路と変貌していく。いよいよ難所独標だ。昨年はYSHRと大魔人で突破したが今日は怪獣が挑戦、反り立つ90度の壁を雪を落としながら前進、なかなか手ごわい壁、しかし今日の怪獣の敵ではなかった。一段目二段目とスキーで突破し見事に切り抜けてラスト左巻きで鞍部に到着。

お疲れさんでゴンした。ここで地獄ゴーグルを身に着けアタック体制、いつもならこの先ラッセルは軽減されるが今日は全く楽にならず牙を剥き続けた。このさきYSHR 、パク、兄ちゃんでラッセルを回してようやく無事ピクッた。山頂は視界はないが風は穏やかで助かった。

さあシールを剥いだらお楽しみ、しかし雪は深すぎてトレースを外れると進まないので緩斜面はトレースを使い、斜度が出ると激パウった。今日の後続は二名、立派な高速道路に驚いてくれたでしょう。大品山下鞍部まで激パウを頂いて登り返せば二度目の激パウゾーン、貯水池まで底無し激パウ祭りだった。

今季最高のパウでした。スキー場の消化試合を終えて無事終了。パク、兄ちゃんお疲れでゴンした。もう北陸の山は立派に仕上がっている。やるしかない!

鍬崎山詳細記録へ

7.金山岩 2020.12.16

今日は水曜友の会、YSHR、大魔人、名人で深夜3時平湯スキー場スタートと約束。名人はようやく生活に余裕ができたようで昔のように今シーズンはガンガンスキーをやると言う。何度も騙されてきたが、本当だろうか?

五箇山を過ぎると雪となった。高山からドンドン雪が増えていく。平湯に着くと怖いくらい積もっていた。平湯スキー場は今シーズンまだオープンしていないので貸し切り確定、膝下ラッセルでガンガン高度を上げて行く。スキー場トップまで標高差で600m、大魔人がハイスピードで先頭を切る。激しい風雪の中後続でも良いペースで体がポカポカしてきた。名人もたまに先頭を変わるが体力作りをしていないのかしんどそうだった。

雪はドンドン増えていく。スキー場トップまで来るといよいよ稜線伝いに歩くが平坦地でも膝上から太腿になる。斜度が増すと腰からひどい場合は胸、板は皆スーパーファットのポンなのにもうあり得ない。昨日から一体どんだけ降ったんだ?もちろん板のトップはずっと沈んだまま、一歩進んで板を抜くのがもう大変、しかもズブズブ沈んでは板が笹に引っかかる。もう無間地獄の様相を呈してきた。

先頭は大変だが遅々として進まないから後続も辛い、吹雪の中立ち止まる時間が長くなり寒くて凍えてきた。このまま進んでもこの降雪じゃトレースも消えてしまい、帰りも無間地獄は確定になる。あまりにも費用対効果が悪すぎる。

協議、引き返すのが得策だろう。そう決まれば逃げ足は早い、とても滑れる雪ではなくシールのまま帰還、スキー場トップまでダッシュで帰ればようやくポカポカ、ここでシールを剥いだがトレースの上しか滑れない。トレースを外れると板は全く動かない、転べば板を抜くのも大変な作業だった。

スキー場をトレース通り戻り斜度が出ればパウが楽しめた。雪はたくさん降ってほしいが一度にこんだけ降ると災害である。

何とか無事駐車場に到着、時間はまだ8時過ぎだった。今日は早く帰って時間を有効に使おう。大魔人、名人お疲れさまでした。日曜にリベンジするしかない!

金山岩詳細記録へ

6.白山・平瀬道地獄パウダー 2020.12.13

白山にも寒気が入り地獄の季節がやってきた。今日はがんちゃんと地獄パウダーを満喫しようと平瀬から挑戦した。一日中降雪の中ラッセル、ホワイトアウト、雪崩と何でも有りの地獄巡りであったが極上のパウダーも楽しめた。

深夜1時半平瀬ゲート発と約束、1時過ぎに着くとすでにがんはスタンバイ、定刻通りスタートしたがガシガシ漕いでしばらくでがんが忘れ物したと言うのでもう一度ゲートに降りて再度出発、がんはチャリが強くなったか?しばらく二番手で様子見、うーんまだまだ、しびれを切らして最初のトンネルを過ぎてペースを上げ置いてきぼりにした。間名古谷のカーブで対岸のかなり下のライトを見て少しペースを落とすことにした。最後の九十九折激坂では路面に雪もあった。

重荷が腰に来た頃無事登山口に、1時間20分ほどであった。しばらくでがんも到着、なかよくツボでスタート、歩いて20分ほどでそこそこ雪も出てきてスキーで歩くことにした。登山道はまだ丸太や岩も多く出ていたがガンガンスキーで登り上げた。 

標高が上がると雪も増えてラッセルになった。今日はスキーでなければ絶対ピクれなかっただろう。大倉避難小屋まで僕が先頭で、小屋の中で休憩して地獄ゴーグルを始め地獄グッズに身を固めた。小屋の外に出るともう白んでいた。

小屋からはがんが先頭でガンガンラッセルを頑張る、ダウンを着ていた自分は暑くて汗をかかないようにスローで進む。雪はドンドン増え帰りのパウは確定、2300m辺りから激しい西風がおまけにガスで視界不良、たまらずカンクラ雪渓側に逃げ込んで風を避け進む。

斜度が緩むと山頂方向にダイレクトに進路を取り高天原に合流する作戦、しかし斜度が上がったその時、雪面が割れ雪崩が起きて二人共流された。幅20m、破断面40cmほどであった。流されながら地形は熟知していたので止まると思っていた。20mほど流されて止まった。がんは初めての経験でかなり怖かったようだ。ガスで視界がないので安全なコースを取りづらい、安全地帯へと高度を上げたがしばらくで二度目の雪崩、また30mほど流されて止まった。一人ならもう帰るが二人いるからピクろう。

もう一度安全地帯へ最後雪庇を崩してツボで多分高天原へ、ここからもホワイトアウトの中ひたすら高度を上げると山頂方位盤、そして奥社が見えて無事ピクッた。すぐに奥社でお参りして無事の帰還をお祈りした。

帰りはホワイトアウトの中慎重に高度を下げ沢筋に逃げ込んだ。もう大丈夫だ。少し視界も出て後はパウを楽しむだけ、良い雪でした。今シーズン初パウですか、避難小屋手前の鞍部まで登山道ボブスレー、小屋の中にもう一度入って休憩と地獄解除、1800m付近まで滑ってガリって来たところで終了、板を担いで登山口へ、帰りの林道は雪が5cmほど積りチャリもしばらく難儀したが自動運転で平瀬到着。

地獄の白山は甘くない、でもパウダーだったので大満足! 白山地獄パウダー詳細記録へ

5.薬師岳・ハイジ尾根滑降 2020.12.9

12月第一週の日は晴れたら立山しかない、しかし12月に是非とも滑りたい山が富山にもう一つある薬師岳である。こちらも立山に優るとも劣らず挑戦し甲斐がある。水曜が晴れた、行くしかない、薬師岳山頂からハイジ尾根経由で岩井谷まで標高差1000m弱粉を撒き散らした。今日は降雪直後で折立から山頂までスキー歩行可能、帰りは三角点手前まで滑降可能であった。

先日の立山は寝不足で歩きながら何度もウトウトしたので薬師岳は睡眠をそこそこ取り深夜2時に亀谷ゲートを出るつもりだった。1時半にゲートに着くと金沢ナンバーのジムニーが止まっていた。今日もコーエーと被ってしまったようだ。

深夜1時42分重荷を背負ってMTBを漕ぎ出した、折立まで約20km、標高差900m漕ぐしかない。12月になればもう林道は凍結してもおかしくない。アリミネンコ手前から路面が凍結し雪も出てきて何度も押し歩きをさせられた。アリミネンコから先も雪と凍結に泣かされて押し歩き区間も多く無駄に時間はかかった。それでも新折立トンネルまでチャリを押して頑張った。

トンネルを出てスキー歩行開始、折立から狭い登山道をガシガシスキーで登って行く。スペースは限られるので難易度は高い、1869m三角点まで夏の倍以上かかった、ここで積雪は40cmほどだった。降雪直後でスキーでもごぼる。先行したコーエーも大変だろう。かなり早く出たのか、五光岩ベンチあたりで先を見通すも全く人影はなかった。ハイジ尾根も真っ白で帰りはここを滑ろう。

薬師峠からの沢筋はデカイ岩は出ており帰りに滑れば板はギタギタになる。まだ新しいセミファットなので大切にしよう。薬師平を過ぎ稜線に出るとコーエーは避難小屋跡直下を登っていた。絶対追いつかないだろう。避難小屋跡下で帰りのコーエーとクロスして挨拶を交わす。

スタートして10時間で無事薬師をピクッた。この時期立山同様やはり時間はかかる、360度の展望を満喫してさあ帰還しよう。山頂から良い雪だった。薬師岳山頂から岩井谷まで標高差1000m弱を快適クルージングあっという間の25分だった。岩井谷に降り立ち稜線まで150mの登り返しだが急登激ラッセルでスリップしまくりで遅々として進めない、たまらず板を履いたがスキーで登れるスペースはわずかで笹で何度も滑って落ちたり、シールが剥がれたりと散々だった。雪が多ければ自在にトレースは作れるがこの時期はムズすぎる。わずか150mの登り返しに2時間もかかった、あり得ない事態だった。久しぶりのアリ地獄だったがハイジが大満足だったので許そう。

稜線に出るとまた快適な滑りで三角点手前まで滑ってスキー終了。二シーズン目の大切な板だからガリは避けた。後は板を担いで折立へ、この時間道路の凍結はなく自動運転でゲートまで、駐車場から真っ赤に染まる夕焼け雲が見え長い一日が終わった。15時間を超えるハード山行で今日はマジで完全燃焼だった。

薬師岳ハイジ尾根滑降詳細報告へ

4.12月の立山 2020.12.6

今日は今シーズン最初の地獄軍団定例会、12月の定番立山である。YSHR、大魔人、兄ちゃん、パクの四人が立山町藤橋ゲートに集結、深夜0時重装備でスキーを背負ってチャリリン開始、立山は長丁場で3000mを超える為持つ装備も多い、拷問のようなチャリ漕ぎで1時間ちょいで美女平に到着、この先凍結道路を際どく漕いで行く。しばらくで雪も出てきてもう限界、滝見台の1kmほど手前でチャリ終了、休憩後スキーで歩く。

荷も少し軽くなり足取りもスイスイ。先行者が二名、富山の雄髭男爵とパイセンであった。ライトが見えてゲットも時間の問題、先に髭男爵をゲット、お久しぶり、僕たちより1時間ほど早く出たらしい、パイセンはギアを上げて逃げ切ろうとするが地獄の使者は振り切れなかった。こちらもしばらくで捕獲、お久しぶり、今日は来ると思ってたよ。ともに頑張って、ピクリましょう。

前日入山者がいたようで時折トレースを利用させてもらう、弥陀ヶ原ホテル周辺でテン泊して後で聞けば今朝深夜3時に出たらしい、こちらも髭男爵のお仲間二名であった。弥陀ヶ原を過ぎパクが先頭でショートカットしてガンガン先を行く。やはり無敵の怪獣はパワフルだ。天狗平で朝焼けの剱岳がドン、素晴らしい朝です。劔に見とれてると後続二名が追いついてきた。髭男ペアーではなく、カリスマ、マコペアーであった。チャリを使わず登山道経由で先行をぶち抜いてやってきたらしい、流石にこのペアーも只者ではない。

室堂で休憩して立山を見ると前泊先行者が一ノ越の下を歩いていた。大魔人とパクはスイッチが入ったようで先行者をゲットすると一ノ越からアイゼンで加速してあっという間に見えなくなった。YSHRと兄ちゃんは二人で写真を撮りながらマッタリ行く。社務所に到着すると二人は先にお参りを済ませて待っててくれた。

僕たちも無事お参りを済ませて奥社からいつものように岩をすり抜けて滑降しようとしたがエントリー斜面が固くて転けたらただで済まないので今日はやめた。社務所で板を履き後は山崎カールへ落ちるだけであった。良い雪が詰まっていて粉を撒き散らした。室堂まで登り返し無くスムーズに到着、後はボブスレーであっという間に滝見台、チャリを拾えば自動運転で立山町へ、往復65km、標高差2500m、13時間の今日もマンダムな一日であった。

立山詳細報告へ

3.白山12月のご来光スキー 2020.12.2

今日も晴れる行くしかない、この時期白山で滑れるなら毎週でも楽しい、休みをとった大魔人とさしで白山へ、多分高速山行になるに違いない。前回と同じで深夜2時市ノ瀬ゲート発と約束、今日はふたりともロードである。兄ちゃんは前回ロードで41分だったようだが、果たしておじさんコンビは如何ほどか?

二人でバトルをしたら別当出合で終了するので並んでおしゃべりしながら漕いで行く。それでもペースは早い、36分で到着、おじさんの意地である。休憩後ガシガシスキー靴で登っていく。中飯場から雪は出てきた。前回よりは雪は多くて覗きの下からスキー歩行とした。いいペースで甚之助に着いて休憩後大魔人がハイペースでガンガン先頭を切る。

黒ボコへの十二曲はカチカチだったがクトー無しで登り上げた。弥陀ヶ原に着いてもまだ暗かった。今日はスンバラシイご来光が見れそうだ。白山山頂下で朝日が上がった。素晴らしいご来光だった。12月のご来光はなかなか経験できない、朝日に染まる室堂や稜線を堪能しながら無事ピクッた。ちょうど山頂でも朝日が輝いていてマンダムな光景だった。

53ヶ月目のお参りを済ませて山頂から滑り込む。雪は増えて広大な斜面をガンガン滑り込んだ。やっぱスキーは最高!あっという間に弥陀ヶ原から黒ボコ下へ滑り込んでモナカの狭い登山道をボブスレーで甚之助下ベンチまで滑って終了。大満足であった。後はガンガンツボ足で別当出合へここでチャリに跨り自動運転で市ノ瀬へ

今日も楽しい一日であった。時間はまだ9時過ぎ大魔人との山行は特急山行になってしまう。お疲れさまでした。

本日の白山ご来光登山へ

2.白山チャリオデビュー 2020.11.29

今日はYSHR、兄ちゃん、がんちゃんの最高の講師陣を揃えてチャリオの初山スキーの為に白山へ出掛けた。ゲレンデスキーも心もとないというチャリオだが情熱があるならしっかり仕込んであげよう。深夜2時市ノ瀬ゲート発と約束していざ白山へ、2時前に着くとすでに皆スタンバイ、チャリオはすでにスタート、兄ちゃん、YSHR、がんの順にチャリリン開始、今日はMTBにしたがやはり重荷もあって47分もかかってしまった。ロードの兄ちゃんは41分だったと言う。最近やるじゃ〜ん

別当出合で休憩していざガシガシ登ると雪が出てきて中飯場から徐々に増えていった。甚之助で30cmくらいだろうか、ここで休んでもうスキーで歩けた。チャリオは始めぎこちない歩きでスリップしまくりだったが講師陣の指導を受けて徐々に慣れてきた。

黒ボコへの十二曲は急なのでチャリオだけクトーを付けさせた。弥陀ヶ原で日の出、今日もマンダムな朝が来た。弥陀ヶ原を抜けて沢筋に入るとガスも取れスンバラシイ光景が広がった。今日は最高じゃん、おまけに貸し切りだし、逆くの字は雪も増えクトーを効かせてガンガン進む。チャリオも必死に付いてくる。やるなチャリオ!

兄ちゃんとチャリオは奥社の下の急斜面までスキーで登りあげてここからツボでピクッた。YSHRとがんは左の肩から回り込んで山頂へスキーでピクッた。風も弱くて最高の景色です。今日も神がかりだ。奥社でお参りしてチャリオを待って皆できかーん、YSHRとがんはもちろん山頂からチャリオはツボで安全地帯まで、ここでスキーを履かせたが残念ながら滑れなかった。腰が引けて転けまくり、これはまずいとスキー終了宣言、板を担がせてツボで下りてもらう。

講師陣は皆華麗に岩をすり抜け滑っていく。これをマンダムと言わないでなんて言おうか、今日も良い雪だった。初滑りの時より快適だった。あっという間に弥陀ヶ原まで下りて寝そべってチャリオを待った。風もない天国だから待つのも問題ない。

長らく待ってようやくチャリオも到着、もう大丈夫だろう。講師陣は弥陀ヶ原から快適に黒ボコ下へ抜け更にトラバース登山道をガンガン下る。いいっすね、あっという間に南竜分岐まで滑り込んでここで板終了、またチャリオを待った。みな揃ったら後はツボでガンガン下山、板もそれほど傷まなかったし良かった。あっという間に別当に到着して後は自動運転で市ノ瀬へ。

帰りにラーメン屋で反省会をして解散、チャリオにはほろ苦いデビューだっただろうが、さぶもパクも皆最初は半泣きだったんだ。上達したければ情熱しかない。人生をかける価値がある山スキーの世界をモノにするかどうかは情熱だけだろう。頑張れチャリオ!

チャリオの山スキーデビュー詳細へ

1.白山初滑り 2020.11.11

今日無事白山で初滑りを楽しんできた。水曜友の会のYSHR、兄ちゃん、チャリオ君の三人で深夜2時市ノ瀬ゲート発と約束、チャリオはまだ注文したスキーが届いてないのでツボ足で頑張ってもらおう。

深夜2時前準備ができた順にチャリオ、YSHR、兄ちゃんがスタート、今日は体力作りだと思って重い板、一眼レフ、その他厳冬期に使う諸々の道具をザックに詰めた、担いですぐに後悔した、ズーンと腰に来た。ダンシングも出来ず黙々と拷問に耐える。それでも頑張って45分で別当出合に着いた。休憩舎の中に入りまったりした。兄ちゃんも着いて休憩後薄く雪の乗る一本橋を渡る。ツルツルに気を付けた。

対岸に渡ると雪がチラホラ、中飯場から雪は繋がり覗きから雪は増えていった。自分と兄ちゃんは板を担ぎ兼用靴なので身軽なチャリオが先頭でラッセルを頑張る。途中小熊の足跡もあり少しびっくり、2時間かけて甚之助に着いて中で大休止、小屋を出るともう問題なくスキーで歩けた。やはりスキー歩行は楽でペースは上がる、兄ちゃんはインチキシールできたので頻回にトラブって待つことが多かった。

チャリオはツボだがガンガンラッセルして先を行った。この若者ホンマに強いと思った。兄ちゃん弥陀ヶ原でもシールトラブルで随分待たされた。道具はちゃんと点検しておこう。弥陀ヶ原を過ぎて左に進路を取り沢筋を逆くの字からピクることにした。猛烈な地獄風が吹き付ける。地獄を知らないチャリオはテムレスで泣いていた。顔も吹きさらしで心配になり無理しなくてもいいよと言うが大丈夫ですと言う。根性も座っている。

強烈な地獄風を受けながらガンガン高度を上げ山頂直下で岩岩になり板をデポした。三人で無事登頂しお参りを済ませた。帰りは僕たちは直下からスキー、チャリオは通常ルートで室堂経由で帰還。雪はまだ多くはなく岩も出ているがうまく吹き溜まりを繋いでいけば問題なく滑れる。これですよこれ、スキーは最高です。兄ちゃんと前後して写真を撮りながら滑っていく。弥陀ヶ原を抜け観光新道下斜面を滑走して黒ボコ下トラバースまで無事滑り込んだ。まだまだ滑りたいところだがチューン仕立ての板なのでここで終了、後は板を担いで別当出合まで、ラストチャリリンで無事市ノ瀬帰還、最高にマンダムな一日でした。

詳細はレコに

ホームへ戻る