大日岳 牛ノ首周回(2501m)

立山藤橋からMTBで8km、標高差600mをかせいで称名滝へ、ここから牛ノ首に登り上げ大日平経由で大日岳を目指す。

山頂からザクロ谷を目指して滑降して牛ノ首に戻るハードコースである。

コース概要

牛ノ首周回コースを楽しむ。

ルート全容

牛ノ首周回の全容

称名滝遊歩道でMTBデポ

藤橋から8km、標高差600mの難儀でした。

称名滝

この辺りも雪はたっぷり

牛ノ首目指して

牛ノ首目指して沢を登り上げる

大日平

牛ノ首を少し行くと広大な雪原が広がる大日平に着く

大日岳へ

さあ待ってなさい

薬師岳

大日平を振り返ると薬師が

大日平山荘

大日平の先に山荘がぽつり

大日小屋コル

この日新雪が30cmコルは雪崩の危険があるのでパス

鍬崎山

振り返れば鍬崎山も

大日岳南西尾根から

振り返れば圧倒的な光景

南西尾根

さあ大日岳が待っている

大日岳南西尾根を振り返る

大日岳手前

さあもうチョイだ

山頂の展望

まず剣岳が圧巻

山頂の展望

立山も素晴らしい眺め

山頂から滑降

山頂からザクロ谷目指してダウン

快適な雪

山頂から標高差700mは快適な雪だった

鍬崎山を正面に快適な滑り

ザクロ谷手前

ザクロ谷が近づくと谷は狭くなる

滝も

下部では滝も出て来た

牛ノ首

ようやく牛ノ首が見えた

 

山行記録2010年4月4日(日)

立山藤橋ゲートからMTBをこいで大日岳を目指しました。牛ノ首を起点に山頂を周回し
ましたが中々スリリングでした。今日も上部は快適な新雪でした。

【山域】大日岳 2501m
【場所】富山県
【日時】20010年4月4日(日)
【コース】藤橋−称名滝−牛ノ首−大日平山荘−大日岳南西尾根−大日岳−ザクロ谷
     −牛ノ首−称名滝遊歩道−藤橋 
【メンバー】単独
【装備】ポケロケ 165cm,TLT,ガルモント
【天気】快晴
 
4.40 480m 立山 藤橋ゲート発
6.08 1050m 称名滝遊歩道
7.45 1430m 牛ノ首
9.11 1750m 大日平山荘
10.34 2200m 大日岳南西尾根稜線上
11.33 2501m 大日岳山頂
11.45 2501m 大日岳山頂発
12.06 1500m ザクロ谷合流
12.25 1430m 牛ノ首
12.42 1050m 称名滝遊歩道
13.00 480m 立山 藤橋ゲート着

前夜とろ一で4月から文登研所長に赴任した渡邊さんと奥さんをお誘いし宴会、今後の
研修会大変でしょうが是非頑張って下さい。はち切れんばかりの山海の幸を頂いてそ
れでは僕は明日大日目指しますからとお別れした。

この時期称名滝方面は藤橋でゲートが閉まっている。ここで車中泊して明日に備える。

20010年4月4日(日)朝3時半起床。寒い朝だった。とろ一で作ってもらった朝食を食べ
ていざMTBにまたがる。

4.40 480m 立山 藤橋ゲート発 久しぶりの自転車だ。距離8km、標高差600mのき
つい登りだ。重いザックとスキーを担いで急勾配をガシガシ登る。

足が悲鳴を上げ出した頃ようやく遊歩道に着いた。除雪は完璧だった。

6.08 1050m 称名滝遊歩道 1時間半かけてようやくスタートラインに着いた。ここ
でスキーを履いて牛ノ首目指して急な沢を登る。放射冷却でカチカチなのでスキーを
諦めアイゼンでガシガシ登る。雪はたっぷりで問題なく歩行可能。登るにつれ傾斜は
急になりようやく牛ノ首が見えた。

7.45 1430m 牛ノ首 随分疲れました。このまま少し登り上げると大雪原に出た。
素晴らしい景色である。鍬崎山、薬師岳、弥陀が原この景色を見るだけでも価値はあ
るだろう。 

アップダウンしないようにルートをうまく取り大日平山荘を目指す。

9.11 1750m 大日平山荘 この辺りから見上げる大日岳は中々威圧的である。今日
は新雪が30cm程あり沢伝いに大日小屋まで登り上げるのは雪崩の危険がある。

1900m辺りで夏道ルートを離れ大日岳南西尾根を目指す事にする。今日は暑い一日だ。
上着を脱いで下着一枚で高度を上げる。モタモタしてると下駄ができるだろう。

10.34 2200m 大日岳南西尾根稜線上 何とか直登で稜線上に出た。しかしこの辺り
から風が強くなり上着を着て完全防備の体勢で山頂を目指す。稜線はクラストしてい
て歩き易かった。さあ山頂が見えた。

11.33 2501m 大日岳山頂 着きました。標高差2000m、7時間の長旅でした。山頂か
らは剣岳が圧巻だった。立山も間近に見える。雪庇に気をつけながら帰り支度だ。

11.45 2501m 大日岳山頂発 山頂から牛ノ首目指してダイレクトに沢を滑り降りる。
滝が出ていないか心配だが、万が一は登り返す覚悟だ。山頂から標高差700mくらいは
快適な軽いパウダーが楽しめた。大満足。

しかし下るにつれ雪は重くなり心配していた滝まで出て来た。最初の滝は大きな釜を
持ち際どい巻きを強いられた。落ちたら終わりである。何とか巻いてしばらくでまた
滝が出た。こちらは無難に巻けたがもう勘弁して欲しい。

12.06 1500m ザクロ谷合流 ようやくザクロ谷に合流すると牛ノ首はもうすぐだ。
牛ノ首が見えたら板を担いで30m程登り返した。スリリングな周回コースだった。

12.25 1430m 牛ノ首 ここからは急な斜面だが雪は緩み快適に遊歩道まで滑り込む。

12.42 1050m 称名滝遊歩道 ここでMTBにまたがり藤橋までぶっ飛ばす。20分のダウ
ンヒルだった。

13.00 480m 立山 藤橋ゲート着 無事到着。今日も疲れましたが大満足。

このコース時期が遅ければ滝に阻まれ通過は困難でしょう。

この周回コース行かれた方はいますか。



HOMEへ戻る