FILE52  アナマスミレ Viola mandshurica W. Beeker var. crassa Tatew.
図1 砂浜に群れ咲くアナマスミレ(平成12年5月6日撮影)
図2 平成12年5月6日撮影 図3 平成12年5月6日撮影
図4 平成13年4月22日撮影 図5 ウィルス病?(平成13年5月12日撮影)
 1933年、礼文島のアナマ岩で発見されたのでこの名があると言うことです。礼文島から鳥取県までの日本海側の海岸に生育する「スミレ」です。
 Viola mandshurica W. Beeker (スミレ) の海岸型(変種 var. crassa Tatew.)で、葉が厚くて、光沢があります。
 「スミレ」とどう違うのかと言われても余りよく分かりませんが、確かに葉の質は厚いようです。また、葉が表側に巻き込む傾向があるようです。石川県では海岸の「スミレ」は大体これだと思っていいようです。

 最後の写真は、ウィルス病に感染しているようです。かなり多くの株で見られました。


花模様