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図1 雌性期の花。まだ花冠は開いていない。
突きだしたブラシのようなものは雌しべの柱頭。 |
図2 上方の花は雌性期、下方の花は両性期。 |
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図3 雌性期の花。 |
図4 図3より進んだ段階。右上方の丸くて尖ったものは右下の画面外の花から伸びた雄しべの葯。 |
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図5 図4より進んだ段階で、たたまれていた雄しべの花糸が伸びて葯が表れた状態。 |
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雌性期の花を見たら(図3)、手前に開いて下を向いた花弁が1枚見え、左右にも褐色の花弁が2枚見えました。オオバコの花弁は4枚なので、残る1枚は反対側にあって見えないと考えられます。
すると、図3の花の中に見える尖った構造は何か?
かなり悩んで、いろいろ探していると、もう少し進んだ段階の花がありました(図4)。花の中の尖った構造がせり出してきています。その構造の横にループ状の紐のようなものも見えてきました。たたみ込まれていた雄しべの葯(やく)だったのです。
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図6 雌性期。まだ雄しべは伸びていないのに早くも柱頭の先端部が枯れてきている。
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図7 両性期。細かい白点は花粉。
下方の十文字に開いているのは花弁。
上方のハート形のものは雄しべの葯。
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図8 両性期。柱頭の先端部が枯れ始めている。
雄しべの葯から花粉が出始めている。 |
図9 雄性期。雌しべの柱頭はほとんど枯れている。 |
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図10 オオバコ花序の巨大パノラマ画像。花序の実際の長さは47mm。 |
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図11 熟した果実 |
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図12 乾いた種子 |
図13 粘液に包まれた種子 |