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  アジの基礎知識  



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  アジの基礎知識  
  アジの障害物  
  持ち物  



 
         
         
    What's "agility" ?    
         
    『アジリティ』とはイギリスで障害馬術競技から考案されたもので、1987年のイギリス・クラフト・ショーにてデモンストレーション公開されたのが最初といわれています。犬と人間が調和をとりながらコース上に置かれた障害を定められた時間内にクリアしていく犬と人間とのスポーツです。
 
日本では、1994年にジャパン・ケンネル・クラブによって本格的に導入され、全国各地で競技会が開催されるようになりました。犬の大きさや種類を問わず、犬の身体に障害のない限り、飼い主と一緒に楽しむことができます。また、それぞれのハンドラーと、犬のレベルに合わせて楽しむことができるスポーツです。
 
障害物をクリアする順番が決められているのが『コーストライアル』と呼ばれる、一般に『アジリティー競技』として知られているスタイルです。また、障害物を制限時間内にどれだけクリアできるかを競うのが『ギャンブラーアジリティー』と呼ばれるスタイルです。競技会では、犬の体高、コースの長さ、スピード、障害の数などより、部門別に行われます。
   
         
         
  
         
         
    What's "agility"'s regulation ?    
         
    アジリティの『レギュレーション』とは、アジリティーの『競技規則』のことです。通常のアジリティ競技会はFCIのレギュレーションに準拠して行われることが多いです。草アジリティ等では各大会ごとにローカルルールが設けられている場合があります。
 
以下の規定は「JKCアジリティ規定抜粋」より記載しております。随時改定されているため、情報が更新できていないものもあるかもしれないことをご了承ください。(2007.2)
   
   
   
    出陳犬の資格は、各開催団体によって異なりますが、JKC主催の競技会の場合、
 
1.競技会への出陳犬は、生後18ヶ月1日以上とし、次に記載する各競技の該当年齢に達した、クラブ会員名義で登録された本会登録犬とする。 ただし、アトラクションは生後12ヶ月1日以上とする。
 
2.アジリティチャンピオン、グランドアジリティチャンピオン、インターナショナルアジリティチャンピオン登録犬は1度・団体競技には出陳できない。
 
3.クラブ会員が所有する本会の非公認犬種・本会の非公認団体登録犬・交雑犬であっても、前項の各競技の該当年齢に達していれば、1度並びにアトラクションにおける特別クラスにのみ出陳することが出来る。
 
という規定が設けられています。
   
   
   
    クラスの基準はJKC主催の競技会の場合、
 
犬の体高(キ甲の最上部から地上までの長さ)によってスモール(体高35cm未満)、ミディアム(体高35cm以上43cm未満)、ラージ(体高43cm以上) クラスに分けられます。
 
競技会によっては犬の健康を考えてバーダウン制度(ハードル等の高さを通常より5〜10cmさげる制度)がある場合もあります。
   
   
   
    競技種目はコースの長さ・難易度・旋回スピードにより、アジリティ1度・2度・3度とタッチ障害やテーブルを含まないジャンピング1度・2度・3度にわけられます。    
   
   
    競技はタイムを計ることと障害を定められた順番にクリアしたか否で点数が決まります。最終的に、障害の減点とタイムの減点が合計され、減点の少ないものが、上位となります。    
   
   
    指導手(ハンドラー)は、競技中次の各事項を遵守しなければならない。
 
1.審査に対し、異議を申し立ててはならない。
 
2.出陳犬に、競技中リードや首輪など一切装着してはならない。
 
3.指導手は、競技中、手に何も持ってはいけない。
 
4.競技中に、指導手は故意に出陳犬に触れたり、競技を中断させてはならない。
 
5.指導手が、障害に触れたり、障害を通過してはならない。
   
   
   
    競技上は各障害の次の点に注意して行います。
 
1.アジリティ1度のコースには最大3つのタッチ障害を使用する。アジリティー2度/3度のコースには最大4つのタッチ障害を使用する。
 
2.テーブルでは、出陳犬がテーブルに上がった時点から5秒間カウントする。その間、出陳犬はどのような姿勢でも構わない。
 
3.ウィービングポールで第1ポールは犬の左側、第2ポールは右側となるように交互に通過していかなければならない。
 
4.タッチ障害はコースの最初あるいは最後の障害として設置してはならない。
 
5.タイヤ及びロングジャンプは、常にその前の障害の直線上に設置しなければならない。
 
6.コンビネーションジャンプで、1つのハードルで拒絶があった場合、再び最初から行わなければならない。
   
   
   
    競技時間の計時は、犬がスタートラインを越えた時点から開始しゴールラインを通過した時点で終了し、1/100秒まで計時する。前項において、指導手がスタートラインを示すポールの間を通過した時も、計時は開始される。競技時間が、コース標準タイムを超えた場合、1.00秒であれば1.00点の減点が課せられる。    
   
   
    次の各号に該当した場合は失敗となり、それぞれ減点が課せられる。
 
1.指導手が、故意に障害に触れた時。1回につき5点の減点。
 
2.指導手が、故意に犬に接触し、誘導した時。1回につき5点の減点。
 
3.指導手が、スタート/ゴールを示すポールの間を通過した時。通過した時点で5点の減点。
 
4.出陳犬が、次の障害をクリアする前に、障害を倒したり又は落としたりした時。1回につき5点減点。
 
5.接触部分の定められている障害の接触部分に触れなかった時。1回につき5点の減点。
 
6.テーブルで、審査員の指示前に犬がテーブルを離れた時。離れた時点で5点の減点。
 
7.テーブルで、犬がテーブル上より滑り落ちた時。落ちた時点で5点の減点。
 
8.シーソーで、板が地面に着く前に跳び下りた時。跳び下りた時点で5点の減点。
 
9.ロングジャンプで、ユニットの1つを傾けたり、倒したり、構成ユニット間に犬の足が着地した時。着地した時点で5点の減点。
 
10.ウィービングポールで、ポールを正しく通過しなかった時。なお、2回目以降の失敗は1回のみの減点とする。
   
   
   
    出陳犬が次の各号に該当した場合は拒絶となり、1回につき5点の減点が課せられる。
 
1.各障害の前やコース上で立ち止まった時。
 
2.コースから逸走したり、障害の横を通り過ぎた時。
 
3.タイヤの開口部ではなく、外枠の間を通過した時。
 
4.ロングジャンプを歩いて通過したり、側面に跳び出たり、側面から入ったり、走り抜けたりした時。
 
5.チューブトンネル、フラットトンネルでトンネル内に頭部、または足を入れた後に戻った時。
 
6.ウィービングポールで、入口に頭部・前肢を入れた後に戻った時。
 
7.テーブルに、犬がテーブルへの進行方向とは逆の方向より上がった時。
 
8.テーブルの下を通過した時。
 
9.ドッグウォーク、Aフレームで、全ての足が下り傾斜路にかかる前に跳び下りた時。
 
10.シーソーで、中央軸を越える前に跳び下りた時。
 
11.ウィービングポールで、入口を間違えた時。
   
   
   
    次の各号に該当した場合、失格となる。
 
1.3回目の拒絶を宣告された時。
 
2.競技時間がリミットタイムを超えた時。
 
3.出陳犬が、障害順を誤って競技したり、通過し忘れた時。
 
4.指導手が、障害を通過したり、障害の上や下を通過した時。
 
5.指導手が、審査員の指示なしに競技を中断した時。
 
6.出陳犬が、競技中リンク内で排泄をした時。
 
7.出陳犬が、指導手の指示に従わず、競技中リンク外に出たり、制御不能になった時。
 
8.出陳犬が、障害を誤って反対方向から通過した時。
 
9.出陳犬が、審査員の指示なしにスタートラインを越えた時。
 
10.指導手が、テーブルに設置されている電動計時装置を作動させた時。
 
11.テーブルで、審査員から合図が出される前に出陳犬がテーブルを離れ、次の障害を行った時。
 
12.ウィービングポールで、3ゲート以上を逆走した時。
 
13.ウィービングポールを、正しく通過せずに次の障害を行った時。
 
14.コンビネーションジャンプで、一つのハードルで拒絶があったにも関わらず、最初からやり直さず次の障害を行った時。
 
15.指導手が、審査員に対し不適切な態度・言動を行った時。
 
16.指導手が、出陳犬に暴力を振るったり、手荒く扱った時。
 
17.出陳犬が、首輪を付けたまま競技を行った時。
 
18.指導手が、手に物を持ったまま競技を行った時。
   
   
   
    競技を行うリンクは、屋外で最低30m×40m、屋内で最低20m×40mの広さが必要です。
 
コースは下記の条件で設計され、アジリティ1度は最大3つ、2度・3度は最大4つのタッチ障害を使用したコースとなります。
 
1.コースの長さは100m以上200m以内。
 
2.障害の数は12個以上20個以内とする。
 
3.障害の内7個以上はジャンプ障害(ハードル、ウォール、タイヤ)としなければならない。
 
4.最低8個以上のハードルを含んでいなければならない。
 
5.コースには、最低2回の方向転換を盛り込まなければならない。
 
6.連続する2つの障害の間は、5〜7m離さなければならない。
   
   
   
         
         
  
         
         
    『アジリティ』用語の基礎知識    
   
   
    ハンドラー(指導手)…
犬と一緒に競技をする人。
   
   
   
    ジャッジ…
競技の審判およびコースの設計および競技会全般における総責任者。
   
   
   
    チーフコースビルダー…
リンク内のコース制作および、障害物の設置、保守、管理、点検の責任者。
   
   
   
    タイムキーパー…
競技中の計測係.。通常2つの電子タイマーにより1/100秒まで計測する。
   
   
   
    スクライプ…
タイムキーパーより送られた犬のタイムとジャッジよりのハンドシグナルの記録係。
   
   
   
    スコアキーパー…
スクライプより送られた犬の記録簿の採点係。
   
   
   
    エキップメント スチュワード…
リンク内の障害物の整備係。
   
   
   
    ゲスト スチュワード…
参加チームのリンクへの誘導係。
   
   
   
    リーシュ スチュワード…
スタートした犬のリードを入口から出口へ運ぶ係。
   
   
   
    タッチ障害…
Aフレーム、ドッグウォーク、シーソー、テーブル等犬の足裏が触れる障害物。
   
   
   
    コース検分…
競技開始前にコースが設置されたリンク内にハンドラーのみが入ってコースを確認すること。
   
   
   
    コース標準タイム…
当該コースに対して、競技会の水準、コースの難易度及び競技場の地面の状態によって選定された旋回スピードに従って決定する。
   
   
   
    リミットタイム…
コース標準タイムの1.5〜2倍の中で設定される。
   
   
   
    タイム減点…
JKCの競技会の場合、競技時間がコース標準タイムを超えた場合、1.00秒であれば1.00点の減点が課せられる。
   
   
   
    競技時間の計測…
犬がスタートラインを越えた時点から開始し、ゴールラインを通過した時点で終了し、1/100秒まで計時する。
   
   
   
    拒否(拒絶)…
犬が各障害を嫌がる・通り過ぎる等。三回の拒絶で失格になります。
   
   
   
    ミス(失敗)…
バーやレンガを落としたり、障害物を動かしてしまった場合等。何回失敗しても減点のみです。
   
   
   
    失格…
障害物を逆走した、順番を間違えた、犬がリンク外に出た、犬がリンク内で排泄した、ハンドラーが故意に犬や障害に触れた等の場合は失格となります。
   
   
   
         
         
 
 
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