平成11年11月

1日(月)もう11月
2日(火)新鮮な気持ち
3日()久しぶりのハーフ
4日(木)筋肉痛!!
5日(金)頑張らねば!!
6日(土)決戦を控えて
4日(日)原因あっての結果
8日(月)金沢経大新規役員
9日(火)父親が無事退院
10日(水)恐るべし馬場麗花!!
11日(木)向田のきついジョーク
12日(金)冬季練習へ
13日(土)妻と珠洲へ
14日(日)のんびりとした1日
15日(月)無酸素測定
16日(火)寒い…。
17日(水)測定結果
18日(木)季節の変わり目
19日(金)サルの集団
20日(土)土橋の気持ち
21日(日)北信越高校駅伝結果
22日(月)金沢市中学校新人駅伝
23日()河北潟一周駅伝
24日(水)練習不足
25日(木)落ち葉の吹雪
26日(金)前向きな姿勢で!!
27日(土)基礎体力をつけよう
28日(日)辰口クロカン
29日(月)スーパーベンチ
30日(火)ちょっと変わった練習

平成11年11月1日(月)
 早いもので、このつぶやきを書き始めて4ヶ月目に入った。今週末、県高校駅伝だ。 やれるだけのことをやっていきたい。

平成11年11月2日(火)
 明日の調整練習で、軽くジョッグをした後1000mを3分20秒で走り、今日の練習を終える。 明日は久しぶりのハーフだ。不安と期待と入り混じっている自分がおかしい…。(笑) なんとなく新鮮な感じだ。
平成11年11月3日(水)
 今日は松任ロードレースだ。ハーフに出場するんだが、5年ぶりだ。 今回、経大生との出場になるんだが、大町10マイルよりさらに5km長いハーフに初挑戦するものがほとんど。 当初、自分も練習して勝負するつもりだったが、言い訳になるけど風邪ひいたり、何だかんだでいい練習できなかったので、 学生に記録を出させるために趣向を凝らした。前日、「俺に負けた奴は、全員丸刈りだからね」と、真顔で言う。 私は、最初から1km3分20秒で、10kmまで行って。後は楽しんで走ろうって言う感じだった。 坊主になりたくないって思う学生たちは、必死にマークする。しかし、私は最初の5kmを16分37秒で通過して持たなくなった。 学生たちはいいリズムをつかむことができ、肝心の自分はどんどん離させる。ほとんどのものが10マイルをベストで通過し、 初めてのハーフマラソンをいい形で終えることができた。 僕はというと、4分ペースまで落ち、楽しんで走るどころじゃなくなってしまった…。 金沢ACの主婦ランナー、星野さんに追いつかれそうになりながらも、それだけは死守しないと、と1時間16分50秒でゴール。
他のだれが来るよりも、怖かった…。(マジで)
 ずっと短い距離しかやってなかったけど、久しぶりに長距離の苦しみを味わった。だけど、不思議と充実感もあった。 走りこみ不足が、モロに出た大会だった。プライドだけ持っててもだめなんだ!!

結果一覧表
Half
林 太志1時間10分07秒釜 幸生1時間13分09秒
徳和 純一1時間10分22秒内糸 英真1時間13分38秒
竹内 靖夫1時間12分02秒小幡 勝敏1時間14分34秒
永吉 研太1時間12分11秒北川 潔1時間16分50秒
石澤 繁1時間12分31秒鷲崎 陽一1時間36分11秒
10km
三浦 潤33分20秒滝川 啓成34分43秒

 試合終了後、みんなで松任CCZの温泉に入って帰路につく。その途中、淡路島女子駅伝がテレビで放映させるんで、 カーTVのチャンネルを合わせる。
北國銀行の中村さんが、1区、区間4位の力走!!
 あ〜あ、こんなの見てたら、事故ってしまう!! 11月1日からの道路交通法で、カーテレビは見ていけないことになったが、 どうしても気になる。トレセンで経大生を解散させ、競技場についてから研修所の大型テレビで、親谷先生、 星稜女子長距離部員と観戦する。この夏、一緒に合宿させていただいたので応援にも力が入る。 時間が来たので、その余韻中で、最終調整練習が行われる。 アップ前に南明日香が、「いっけんの〜ォ か〜ちが〜ある!!」というコマーシャルの歌を口ずさむ。 頭について離れない…。 今日の練習は、頑張ってる北國銀行が刺激になったのか、みんないい練習ができた。その勢いで、駅伝勝つぞ!! しかし、今日の練習、走り出す頃に大雨が降ってきて、終わった途端きれいに晴れた。 雨女はだれなんだ!? 今日は卒業生の瀬谷美香さんも来てくれた。初出場したときのエースだ。あの頃が懐かしいな…。
平成11年11月4日(木)
 昨日のレースで、筋肉痛になってしまった。徳光の温泉で、よくほぐしたつもりだったんだが…。 今年初めて、競技場の石油ヒーターをつけた。葉っぱも落ちてくる。秋真っ只中だと思ったんだが、 冬の訪れさえ感じる今日この頃だ。
平成11年11月5日(金)
 毎日駅伝のことで頭がいっぱいだ。現実逃避したいくらい…。 しかし、立ち向かって行かなければならない。 頑張るのは生徒たちだ。いい方向にできるだけ持っていけるように、 指導者として、頑張らなければ…。
平成11年11月6日(土)
 いよいよ、明日は決戦だ。勝負はやって見なければわからない…。 これまでやってきたことに対する答えが出るだろうと思う。 明日、これを書くとき、いい結果報告ができればいいな。 練習終了後、全員が決意を表明した。これは、星稜高校の伝統となっている。 みんな、頼もしい顔をしてた。 女子は、全員余裕の表情だった。が、安心はできない…。 心のどこかに安心感があるようだけど、卜部が1区走ったときのように、 全員が楽勝ムードの中、怖いような気がする。
平成11年11月7日(日)
 石川県高校駅伝が行われる。結果はというと、男子3位、女子2位という結果だった。 優勝は、男女とも尾山台高校。男子はもう一度北信越代表を目指して頑張るしかなくなった。
男子
1区2区3区4区5区6区7区総合
津田輝
33分34秒(6)
山口慎也
記録不明
土橋広宣
記録不明
奥田邦比古
26分21秒(2)
前田孝一郎
9分11秒(1)
梅田浩之
16分21秒(2)
坂谷友児
16分30秒(2)
2時間17分25秒(3)
女子
1区2区3区4区5区総合
根来亜紀
20分51秒(1)
酒谷豊子
14分40秒(1)
舟本朱希
10分54秒(2)
南明日香
11分04秒(2)
山崎祐佳
18分10秒(2)
1時間15分39秒(2)
 いつか、大会が終わったとき大森先生は言ったと思うが、結果は偶然ではない。
必ず原因があっての結果だと…。
何が原因なのか、どこが悪かったのか、もう一度反省していきたい。 北國銀行の徳田監督は、前評判では星稜女子が勝つだろうといわれてたレースの中、 尾山台があそこまでのレースで星稜を降したのだから、相手の健闘をたたえようじゃないかと。
 終了後研修所で、1,2年生の激励会と、3年生のご苦労さん会が行われる。 前の卒業アルバムの撮影以来だ。できるなら、いい結果報告がしたかったなあ。
 競技場で、中村智恵子が涙ながらに一言、「この一年、本当に楽しかった」って…。 いい思いさせてやることができなくて、ごめんな。みんなに言えることだけど、 これまで頑張ってきたこと、間違ってはいないんだから、 これからのいろんな出来事にチャレンジして、いろんな壁を乗り切ってくれ。 実は俺もウルウルきてたけど、格好悪いんで耐えてた…んだよ。 また競技場に来てよね。う〜ん、だんだんと寂しくなっていくな…。
でも、またがんばろっと!!
3年生のみんな、最後まで頑張ってくれて、ありがとね!!だけど、これからもっと頑張らなくちゃいけないんだよね!!
平成11年11月8日(月)
 今日、金沢経大の長距離ブロックの役員を決めるミーティングを行う。各学年も増え、 だんだんと組織化する必要がでてきた。これまで、大月が一人でよく頑張ってたと思う。 主将兼会計、鷲崎陽一 副主将兼2年主任、徳和純一 1年主任、林太志、以上で、来年度前期までを任期とする。 またチーム一丸となって、
全日本大学駅伝目指して頑張ろう。

平成11年11月9日(火)
 今日、父親が退院するので、年休をとって三重県の鈴鹿の病院まで迎えに行く。 経過は良好だそうで何よりだった。鈴鹿には、NTT鈴鹿学園という研修施設があり、 父親が退院の報告と挨拶をかねてそこに出掛ける。 広大な敷地の中に、陸上競技場があるということで見てくる。 三重県唯一の公認競技場だったそうで、30年前とは変わってないらしい。 三重県出身の有名な選手といえば、あの瀬古選手だ。有名じゃないけど、経大の大月も…。 瀬古選手も、このグラウンドで走ったことがあるそうだ。 父親が19歳のとき、マラソンの金行光則選手(電々中国)とここで最後まで競り合い、 1500mを4分05秒で走った思い出の競技場である。懐かしそうな父と一緒にグラウンドに立つ。 青い土の一周400mグラウンドで、立派なスタンドもある。それにナイター施設も。 草だらけで、かなり傷んでいるようだった。それにしても、立派な競技場だった。
職業柄どうしても、競技場の状態を確かめてしまう…。
それはそれで、また楽しいことだが。
 自分にとって、なつかしの競技場といえば、家からすぐ近くの内灘総合グラウンドだな。 すべてがそこから始まったんだから。そう言えば長いこと行ってないな…。 大学時代、自分が妥協しそうになったとき、必ずそこに行って、初心に帰ってたな。 初めてスパイクを履いた場所、記録が出た喜び、勝つ喜びを知った場所、 競技の厳しさを学んだ場所である。 現在、内灘中学校の校長先生をなさっている早川尚之先生の御指導の元、 陸上競技にかかわるすべての基礎を学んだ、神聖なる競技場である。
平成11年11月10日(水)
 星稜女子長距離の練習に、星稜女子短大の馬場麗花さんが一緒にやることになった。 高校生は距離を踏みたいということで、外周8レーンを30周というメニューでちょっと心配だった。 だけど、その心配をよそに、彼女は見事最後まで走りきったのであった。 ペースはそんなに速くないんだけど、これまで短、中距離の練習しかしてなかったのに、 約1時間走りきるとは…。種目は800mだけど、長距離もできそうだなと、
ひとりでにやける私だった…。
 星稜男子は1000m10本のインターバルで、ペースは80秒。県高校駅伝で負けて、 北信越で何とかしないとって言うのか、まとまっているし、気合いも入っている。 このまとまりを、継続して行かせないと。本来、夏合宿が終わった時点で、 こういう取り組みができていればと、
ひとりで反省する私だった…。
 最近、暗くなるのが早い。照明施設があってとてもありがたいことだ。 だけど、安心して練習に取り組むことができる環境が整備されている事が、 選手たちにとって当たり前になってしまったら、強くはなれない…。 かつては、車のヘッドライトをつけて、練習してたし。
平成11年11月11日(木)
 平成11年11月11日、1が6つ並ぶ日だ。別にどうでもいいけど…。 今日、大学生と鬼の補強をやる。といっても2セットしかやってないけど。 それでもキツそうだ。そろそろ、冬期練習に入っていく段階だから、少しずつ増やしていこう。 大体、鉄棒や補強といった筋力トレーニングを各自任せにしていたのがいけなかったようだ。 他人事のように、高校生たちが見ていたけど、北信越駅伝が終わったら、君たちもやるからね。
 練習終了後、家に向かって車を走らせていると、電話がかかってくる。 もちろん携帯電話はハンズフリーの用具を使っての応対だったが、
「わたくし、金沢東警察署のものだが…。」
と一言、えっ!?顔面蒼白で、何か悪いことしたかな?と、「今だからごめんなさい出来事」の数々が頭をよぎる…。
「は、はい…。」
「えっと先日はですね…。ぷっ、ははは、うそですよ、向田ですよ、ははは。」
「てめえ、このやろう!!(笑)」
一気に緊張感が抜ける。駅伝お疲れ様でした、残念でしたね、という電話だったが、冗談きついよまったく。
平成11年11月12日(金)
 昨日の補強による筋肉痛が心配だったが、それほどでもなかった。 体力が落ちてきていることは確かだ、綿密な練習計画を立てて、取り組んで行く必要がある。 この冬季は、最大筋力と走りこみを中心に鍛えたい。
平成11年11月13日(土)
 星稜高校生が、午前中に模擬テストがあったので、経大生を連れて河北潟一周駅伝の試走に行く。 昨年までとコースは一緒なんだが、中継所が変わったのでその確認と、 実際に走ってコースの特徴をつかんでくることが目的だった。 昨年は風も強くて大変だったような記憶がある。この大会、さほどレベルの高いもんじゃないけど、 連覇がかかってるので守りたい。
 午後からの高校生の練習はポイントを置く。県高校駅伝が終わってから2週間しかないのは、 ちょっと厳しいものがある。見えない疲れは必ずあるわけだから。 負けてからの男子のまとまりがいい感じだと思う。これが本物であれば、 それを持続させて、
来年必ず勝つために
なんとかしなければならない。
 久しぶりに、妻と珠洲に行くことに。妻は、2年間飯田高等学校で教鞭を執っていたのだ。 前々から、行きたいっていう話をしてたので、ちょうど明日は何もないので、 家族サービス(というより、嫁さんサービス)をすることに。 珠洲にある行き付けのすし屋、「鮨源」に着くと、妻は急いで玄関の戸を開け、 「遅くなってスミマセン」といって、私がまだ外にいるのに、後ろ手で戸を閉めて入っていく。
お、俺って一体…、なんなの?(笑)
飯田高校の若い先生方が8名ほどおられ、いろんな話をする。 1次会、2次会と、あっという間に時間は過ぎる。
いろいろ良くしていただいて、ありがとうございました。
 夜空を見上げると、星がとてもきれいだった。 そう言えば、もうすぐ「しし座流星群」がみえる時期だ。 珠洲市は能登半島の北端で、ちょうど東に突き出てる場所にあるので、 しし座流星群を観測するのにもってこいの場所だ。周囲270°が海に囲まれているのである。 実は昨年も来たのだが、 雨にたたられて、見ることができなかった…。今年も来ようかな!!
平成11年11月14日(日)
 宿舎、「のときんぷら」を出て、内浦の海岸線を伝って車を走らせる。 能登島にかかった第2の橋を渡って、能登島水族館へ。 マダイのショーがというものがあった、えさを与えるときに、ある音を聞かせていると、 その音に反応して、左右にある音の発信源に魚が一気に集まるというものだった。 一種の条件反射だそうだ。 スゴクきれいだった。海洋資源開発という団体が、この習性を利用して、 天然海産物の牧場化を計画しているという。効率良くえさを与えて、 効率良く漁ができるようになるという。 きれいだな、って感傷に浸ってると、どこかの子供が一言。
「ただ魚が泳いどるだけやがいね」
周囲は爆笑だった。子供は正直だね…。イルカショーとかも、レベルが高いのもだった。 ここはまた来たい場所だ。
 無料になった能登島大橋を越え、能登有料を走らせて、 千里浜なぎさドライブウェーでしばしお昼寝を。波の音を聞きながら、 完全に熟睡体制に入る。 ステップワゴンのフルフラットは見事なものだ。 目覚めたあと、目の当たりにした夕焼けは、きれいだった。F5を取り出してありきたりの写真を撮る。 昼寝で疲れが取れたので医王山山頂に行って来ようかと言うことになる。 今度のしし座流星群をどこで観測するかの下見だ。 お気に入りの場所では、福光の町並みと金沢の夜景が見える。流れ星も、たくさん見えた。 だけど、11月16日から通行止めになるらしい。こうなったら珠洲しかないかな? 福光の華山温泉で、ゆっくり疲れを癒して家路につく。充実した2日間だった。
平成11年11月15日(月)
 久しぶりに、無酸素測定をする。 昨日、飯田高校の中野先生からいただいた栄養補助食品を試すことにする。 今日は何も飲まないで、無酸素測定、明日はオーバードライブを飲んで同じく測定を、 あさって、ユフォリアという新しいものを飲んで測定し、測定結果にどう現れるか見てみたい。 高校生か、学生を被検者にしようと思ったが誰もやってくれないというので、 自分でやることにした。どんな結果が出るか楽しみだ。2日後に発表します。
平成11年11月16日(火)
 今日はとても寒い…。競技場の隅にあられが積もってるので、冬の気配をモロに感じた。 長野はもっと寒いらしい。だけど、そういう状況の中でもしっかりと勝負ないとね。
平成11年11月17日(水)
 経大生、今日はポイント練習、2000mを80秒ペースで5本だ。ペース的に余裕があるので、 全員楽に行ける。段階を追って、次は3000mを80秒ペースで4本だ!! 練習に対する取り組みも変わってきた。しかも、まだ若いチームだ。この冬、気合い入れて行こう!!
 星稜高校生は、最後の調整練習!!北信越大会にでは、もう一度意地を示して欲しいな。 チャンスがあるわけだから、それを認識しないとね。大町は、比較的走りやすいコースだから、 勝負と記録を狙って行きましょう!!
 しし座流星群を見に行く予定だったが、この天候だから断念した…。あとは33年後だな。来年も少しは 見られるかもしれないけど。 それから、先日の栄養補助食品の効果に関するデータが出たので、その結果についてここで発表したい。 3日間、同じ条件で無酸素パワーの測定をする。
15日、何も使用せず 16日、オーバードライブ4粒服用 17日、ユフォリア3粒服用
    
15日 16日 17日
回数 負荷 回転数 回数 負荷 回転数回数 負荷 回転数
1)  4.0  183 1) 4.0 1731) 4.0 180
2)  7.0  151 2) 6.0 1592) 7.0 149
3)  10.0  109 3) 9.0 1183) 9.0 119
無酸素 1086  無酸素 1065  無酸素1070
ハイパワー  9.5  ハイパワー  9.9   ハイパワー 9.5
ミドルパワー  5.7  ミドルパワー 5.9   ミドルパワー 5.7


 無酸素測定は、10秒間×3 120秒レストで、回転数によって負荷が確定する。 無酸素パワーは、3回目の負荷値×回転数の平均で求めることができる。 15日を基準に考えると、16日は2回目、3回目の負荷が下がり、 測定結果である無酸素パワーが下がってるにもかかわらずハイパワー、 ミドルパワー値は上がっている。これは無酸素的な力よりも、持久的な力が上がったことを示している。 軽い負荷でも、回転数が落ちないことが、証明されている。 次に17日の結果だが、3セット目のが負荷、無酸素値が下がってるのに対して、 ハイパワー値、ミドルパワー値が、15日と同じ値を示している。 無酸素が下がってるのに、ハイパワー、ミドルパワーが同じということは、 爆発的な力はあるけど持続できない、つまり、無酸素的な力が上がったと見られる。 もっと具体的にいうと、求められた値に関して平等に値を出す場合、体重を用いるが、 15日、16日の体重は65kgで、17日は64kgなので、それぞれを無酸素測定値で割ると、 15日は16.70 16日は16.38 17日は16.71 になる。
 ということは、17日の無酸素値は15日に比べてわずかながら上がってることになる。 それを考えると、オーバードライブは有酸素運動に、ユフォリアは、無酸素運動にいいと思われる。
 あくまでも、無酸素測定によりデータを取っただけの結果なので、 これからミドルパワーや、マニュアルトレーニング等でも同様のことをやってみて、 細かいデータを取ろうと思う。
平成11年11月18日(木)
 朝から変な天気だった。雨が降ったり、突然晴れたり。そして、練習中は大きな雷だ。 競技場から、大きな稲妻が見える。だんだん近づいてるのが見ていてわかる。 これは俗にいう鰤おこしなのだろうか?この雷がなる時期になると日本海では寒鰤がとれ出すというが…。 季節が秋から冬へ変わりつつあるな…。
平成11年11月19日(金)
 北信越高校駅伝のため、長野県大町に移動だ。毎年金沢経大の学生を引率できているところだ。 男子が記念大会なので、もう一度チャンスがあるわけだ。 朝から快晴で移動中、白馬近くになると、うっすらと雪化粧した山々が私たちを出迎えてくれた。 スキー場の中盤辺りは、すでに雪が積もっている。もう冬がそこまで来ているって感じだ!! 今回の宿舎は、木崎湖の湖畔にあるアルペンハイム山正旅館だ。天然温泉がある、 洒落たペンション風の旅館だ。昼食後、各区間のコースの確認へ。 ここのコースは毎年来ているのに、夏に見る風景とはまったく違った光景に見える。 山が雪化粧してるのと、稲刈りが終わってしまった寂しい水田のせいだろうか? その寂しい水田の中に、何か動物集団がいる…。
「うわ〜っ!!サルだ〜〜っ!!」
 おびただしい数のサルの集団がいた。今まで、何度と大町に来ているけど、 野生のサルの群れを見るのは初めてだった。
 練習では、1区の津田輝とコースJogと確認を一緒に行い、今日の日程を終える。
 宿舎で根来の携帯電話にみんな群がって大騒ぎしている!!誰かと思えば、中村智恵子だ!!何かと思えば、
どうやら大学に合格したらしい!!おめでとう!!
 これからも、頑張ってね〜!!進学のこともあったろうけど、 最後まで部活と勉強を両立させるための努力は、大きな財産になるよ。 この前、「この1年、本当に楽しかった!!」って、心から言えたってことは、 それだけの努力してた証拠だよ。だから、これからのすべてのことに自信を持って頑張って!! そういう先輩の姿を見てた、後輩たちのいいお手本となってくれたしね。 それが星稜陸上競技部のいい伝統となっていくはずだから!! 時間があれば、練習(もしくはマネージャー)にでも来てくださいな〜!! 元旦駅伝もあるんだからね!!(鬼)
平成11年11月20日(土)
 朝練習時、親谷先生と木崎湖のほとりを散歩する。北アルプスの雪化粧した山の頂が、 朝日を受けて湖に映える。かなりきれいだった。すかさず、F5を持ち出してシャッターを切る。
 午前中に、もう一度コースの最終確認をして、午後の監督会議、開会式へ…。 昨年は、入場行進があったのに今年はすでに着席してる。 なんか、雰囲気的には、大きな大会のような感じはしないんだけど…。  午後のミーティングのとき、男子部員全員が新調した星稜ハチマキを持っている。しかも、ネーム刺繍入りだ!! 聞けば、キャプテンの土橋が、長距離全員の分を用意してくれたらしい。
土橋ありがとう!!みんな、明日はそのハチマキを着けて頑張ろう!!
 ここに最近、よくまとまっている男子チームだが、キャプテン土橋の気持ちをタスキにつなげてくれ!! 3年生はこれが最後なんだから。
平成11年11月21日(日)
 更新が遅れました。北信越高校駅伝が今日行われる。まずは結果発表だ!!
男子
1区2区3区4区5区6区7区総合
津田輝
33'00"(13)
山口慎也
9'36"(9)
土橋広宣
26'30"(6)
奥田邦比古
25'50"(11)
前田孝一郎
10'11"(9)
梅田浩之
18'50"(15)
坂谷友児
16'21"(11)
2時間20分18秒(12)
女子
1区2区3区4区5区総合
根来亜紀
20分16秒(2)
山崎祐佳
14分42秒(5)
酒谷豊子
10分54秒(2)
橋本小百合
11分32秒(4)
舟本朱希
19分01秒(9)
1時間16分25秒(5)
 男子は、県高校駅伝と同じオーダーで、女子はコースの特徴等考えて、1,2,3区で固めた前半逃げ切りのオーダーで臨む。 このコースは、標高700mほどありかなり厳しいコースだ。長野県の先生に聞くと、普通のコースと2分程度遅くなってくるという話だった。 男子は地区代表は村上桜ヶ丘高校だった。 尾山台の中村が1区同タイムで2位、29分58秒の好記録、同じく1区では金沢泉丘高校の1年生エースの宮川が区間4位で30分09秒の力走だった。 1年生ながら、北信越とは言えエース区間で立ち向かって行く姿勢は、高く評価したい!! その他は、特に目立った記録は無かった。佐久長聖の佐藤は出場してなかったし。
 星稜男子は、1区から流れに乗ることができなかった。しかし、 今のチーム状況の中でのベストメンバーで臨んでいるわけだから、これからの課題が見つかっただけでも良かった。 精神的な部分で、もっと鍛えこまなければならない。
 女子に関しては、根来が痛い足を我慢しながら、3年生の最後の意地をここで見せ区間2位で1区の役割を十分に果たす。 2区の山崎で5位に後退しながらも、3区の酒谷が区間2位の快走で再び3位へ。初めて駅伝に挑戦する、 1年生の橋本小百合が粘りを見せ、区間4位で順位を守り、距離には絶対の自信を持ってる舟本朱希が5位で競技場に帰ってくる。
 それぞれが、思い思いにつないだタスキであった。これから、長い冬に入っていく。春の段階で見違えるようになったチームになるよう、 選手も、私も、一緒に頑張るぞ!!
 今年の3年生、みんな寂しそうに競技場をあとにしてた…。頑張っている選手たちが、
みんなで勝利を勝ち取る喜びを、
みんなで分かち合えることができるように!!
これからも指導して行きたい。そのために、苦しいことや、イヤなことなど、 克服しなければならない課題が多く残されている!!
平成11年11月22日(月)
 昨日、北信越高校駅伝が終わったかと思ったら、今日は星稜中学校の金沢市新人駅伝が行われる。 男子4名、女子4名の、8名のチームなので控え選手はいないけど、 基礎体力をつける意味でも、長距離の練習も大切なのでちょうどいい機会だった。
結果一覧上段男子、下段女子
1区2区3区4区総合
吉澤慎太郎
10分57秒(14)
田嶋健吾
11分07秒(26)
清水俊幸
11分34秒(62)
松本大地
11分44秒(80)
45分22秒(11)
中島智恵
12分06秒(5)
堅田麻衣子
13分20秒(48)
山元茉莉
13分06秒(39)
吉村実奈
21分07秒(112)
59分39秒(27)
 まあ、結果としてはそんなもんかな。1年生が元気だな。吉澤と中島がね。2年生も負けないように頑張ろう!!
 今日は、競技場に星稜陸上部の卒業生2名が遊びに来る。鈴木真実さんと小嶋悦子さんだ。このHPにも何度か来てるといい、 是非、私たちの写真を載せてくれというので、仕方なしに(?)載せることにしました。(うそ) その写真を見たい人は、
ここをクリックしてください。
幸せな気分になります、きっと。
平成11年11月23日(火)
 勤労感謝の日である今日、河北潟一周駅伝が行われる。星稜高校生は昨年優勝しているが、今年は試合が続くため参加を見合わせる。 この大会、今年で第79回を数える、日本最古(すなわち世界最古)の伝統を誇る駅伝だ。実は、箱根駅伝より歴史が古いのだ!! 一般の部で金沢経大が4連勝してるので、今年は5連覇がかかっていた。それぞれの調子もあったが、 なんとか一般の部ではワン・ツーということで守りきる。
結果一覧上段A、下段B
1区 7.22区 7.13区 5.54区 6.45区 3.56区 6.7総合
徳和純一
22分48秒(1)
林 太志
22分46秒(2)
永吉研太
17分44秒(2)
竹内靖夫
20分02秒(2)
釜 幸生
11分30秒(1)
小幡勝敏
22分09秒(5)
1時間56分59秒(1)
内糸英真
24分16秒(11)
石澤 繁
23分06秒(3)
三浦 潤
17分39秒(1)
鷲崎陽一
20分57秒(3)
京谷陽平
12分40秒(6)
大月浩靖
21分56秒(4)
2時間00分34秒(2)

 区間記録は、郡内の部、高校の部、一般の部の中から総合的に選ばれる。一般の部では、Aが優勝,Bが準優勝となったが、 高校の部の優勝校,尾山台高校Aが1時間59分39秒で、Bの記録を上回ってる。 ともあれ、今日はお疲れ様でした!!


平成11年11月24日(水)
 高校、中学、大学と駅伝3連戦を終えて一息ついた…。 今日は軽く練習をしてみよう、ということで1000mを10本、3'20"ペース、200mつなぎで行なった。 終わってからの呼吸は楽なんだけど走ってるときは辛い感じがする。ラストは3分を切ろうと思ったが、 12秒かかってしまう。全部3分20"内で走ることができたが、なんとなく物足りないような気がする。
やはり練習不足のせいだろうか?
この冬をどう過ごすかによって来年の競技生活、強いては私自身の競技人生が決まることだろう。
平成11年11月25日(木)
 競技場に、吹雪がきた。といっても、落ち葉の吹雪である…。 掃いても掃いてもキリがない…。最近、1日の中で晴れたり、雨が降ったり、突風が吹いたり、 あやふやな天気なので練習計画が立てにくい。これが季節の変わり目なのか…。 雪が降れば、こんなこと言ってられないんだろうけど。
 炎の掲示板が、終了してしまった…。家に帰って何が書かれてるかなあ!!と、楽しみにクリックすると、突然削除されてて、
NotFound
とでた…。連絡ぐらいくれよなあ…。昼には使えたのに。 すかさず、新規掲示板GuestBookを設けて対策をとる。 金沢大学のページからパクりました。じゃなくて、引用しました。木津君、ありがとう!!
 今日2000HIT達成した。星稜陸上部父兄会の佐野さんだった。掲示板に書き込みまでしていただいて、 ありがとうございました。しかし残念なことに、その掲示板は終了しました。これに懲りず、また書き込んでください。
平成11年11月26日(金)
 北信越高校駅伝が終わって、この一週間はジョッグでつなぐ。日曜日のクロカンは、 都道府県駅伝の選考会で重要な大会だ。多少、不安な所もあるだろうけど、 常に前向きに考えることができるようにして行きたい。 これは、プラス思考を持てるかどうかだけの問題で、たとえばきつい練習を行なったとき、 よし、これで強くなったぞ!!と思うか、あ〜あ、疲れたと思うかどうか、また、 今週のように、ジョッグでつないだとする。練習不足で不安だと思うか、 よし、これでしっかり疲れが取れたぞ!!と思うかで、週末の結果が変わってくる。 それが、前向きな姿勢だ。前向きな姿勢イコールプラス思考ということが成り立ち、その考え方をどうもっていくかによって練習の成果はもちろん、 試合での結果に大きな差がでてくる。
平成11年11月27日(土)
 今日は、所用があって愛知県に行く。北陸地方と違って、ものすごく天気がいい。 こっちが雪の中、練習に制限されてるときでも思いっきり走りこむことができるんだろうな!! その分、基礎体力的な面で負けないくらいの練習をして行きたい。北信越5県は、同じ条件なんだから。 インターハイ行ったとき、勝負できるくらいに仕上がればいいので、じっくり構えて行こう。
平成11年11月28日(日)
 妻の実家の山中から辰口の競技場に向かう。 朝から天気は最悪だ。しかも寒い…。 今日は都道府県駅伝の選考を兼ねて行なわれる辰口クロカンだ。

結果発表
男子
1部1組 8km
氏名記録順位 坂谷 友児28分17秒10位
土橋 広宣26分41秒4位 前田孝一郎28分28秒12位
津田 輝27分02秒6位 島 一生30分26秒29位
奥田 邦比古28分03秒8位 橋本 修自32分22秒33位
1部2組 5km
氏名記録順位
中村 俊輔20分10秒42位
女子
2部1組 5km
氏名記録順位
根来 亜紀18分31秒4位
酒谷 豊子18分53秒6位
山崎 祐佳18分54秒7位
2部2組 3km
氏名記録順位
舟本 朱希11分22秒2位
橋本小百合11分34秒5位
佐野 恵里11分39秒6位
深浦 由衣12分49秒16位
 試合が連戦してる中でのレースは、調整が難しい所がある。 そんな中でも、強い選手は結果を出してくるものだ。 このレースを終えてひと段落着いた。元旦駅伝まで1ヶ月、春まで4ヶ月、 となり、この冬季練で来春見違えるようなチームになるよう、頑張って行きたい。


平成11年11月29日(月)
 久しぶりに朝練習に顔を出す。選手に朝練習について、どうのこうのという前に、 親谷先生とグラウンドに立たないと説得力がない…。一緒に走ってもいいし。
 今日の本練は経大生、高校生ともにフリージョッグとする。高校生には集団補強を行なう。 バタ足突き出し100+100、背筋、側筋、腕立て、これを2セットで、女子は回数を減らして3セット。 普段から筋力トレーニングをやってた選手は、さすがに強い。というか、余裕がある。 これは、慣れるという感じなのだろう。明日、みんな筋肉痛になってることは間違いないでしょう。
 高校生が終わった後、経大の内糸とベンチプレスをする。50kgから入って5kgごとアップ、 回数は最大10回まで。
氏名50kg55kg60kg65kg70kg75kg
北川1065421
内糸101010420
 うーん、久しぶりのベンチだったので、マックス近くまで上がると思わなかった。 75kgが上がったのは嬉しい。 それより、回数をたくさん上がるようになりたい。 いつも習慣的にやってる内糸は、60kgまで、コンスタントだ。私はというと、回数こそこなせないが、 重量には耐えられる。だけど、余裕がない。この冬、みんなともう一度体力づくりとして、 筋力トレーニング、ウエイトトレーニング等、積極的に取り入れて行きたい。
平成11年11月30日(火)
 今日は高校、大学、短大の合同練習とする。ちょっと志向を変えて、短距離の練習をさせてみる。 一周550mのコースを60秒ペースアップ30秒つなぎで、男子は45分、女子は30分やった。 女子に、短大の馬場さんに引っ張ってもらうが、なかなかいい練習だった。 離れても、45分なり30分なり、時間が来るまで走らなければならないので、 選手たちは甘えることができない…。しかし、短距離の練習にしては、かなりきつい練習だと思う。
 終了後、男子はスーパーベンチ、女子はスーパー腕立てを行なう。筋力のなさが浮き彫りになった…。

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