平成12年9月


1日(金)残暑は続くよ、いつまでも…。
2日()リレー練習
3日()石川県実業団
4日(月)練習不足の認識
5日(火)緊張感
6日(水)ようやく…。
7日(木)勝ちたい、勝たせたい。
8日(金)スピード系
9日()絶好調だな!!
10日()もうひとつの楽しみ
11日(月)新人に向けて
12日(火)きっかけ
13日(水)スピードの無さ。
14日(木)県高校新人Vol。1
15日(金)県高校新人Vol。2
16日()県高校新人Vol。3
17日()辰巳用水マラソン
18日(月)決戦は間近!!
19日(火)筋力不足
20日(水)練習が見れなかったが…。
21日(木)星稜高校運動会
22日(金)明日は決戦!!
23日()全日本大学駅伝初出場!!
24日()金沢市中学新人
25日(月)経大生に続け!!
26日(火)くだらない怪我
27日(水)追い討ちをかけるように…。
28日(木)とりあえず安心…。
29日(金)国体に向けて!!

平成12年9月1日(金) 天候 晴れ 気温32℃

 9月になっちゃったよオイ…。しかし、この残暑はいつまで続くんだろうか…。 今日はフリーJogを行なう。3日の県実業団の時に、オープンで男子は5000m、女子は3000mに出場するが、 駅伝を見据えた走りを期待したい。
昨日の北陸選手権の結果に誤りがあったが。なぜか800mだけ…。今日の新聞の、お悔やみ欄の横に小さく訂正版が出ていた。 誰も見ないだろうな…。


平成12年9月2日(土) 天候 曇り 気温30℃

 最近、妻がステップワゴンを使っているので、私はモンキーを活用している。 今朝も通勤で学校に向かっていたが、東金沢駅前の所でポツポツと何やら…。 大急ぎで、校舎の駐輪場に入ったとたんに、信じられないような土砂降りが…。危機一髪だった…。
 明日は県実業団、年に一回の活動で、リレーにも参加する。バトンパスの流しをして練習を終える。 生徒が補助員に来るらしいから、下手な走りはできないな…。それが励みになってるんだけど。


平成12年9月3日(日) 天候 晴れ 気温29℃

 朝、家を出る時、少し肌寒い風を感じる。昨日の雨で、ずいぶん秋らしくなったな…。  
800mは、故障気味の木坂が56秒で引っ張り、ラストだけあげてトップでゴールした。記録は1分58秒74。 昨年大ブレーキした1500mは、大会記録保持者でベテランの宮崎さんがレースを引っ張り、 これも800m同様ラストだけあげてトップでゴール。記録は4分13秒45。 この大会を馬鹿にしているわけじゃないけど、得点のために出場したので、

皆さん、申し訳ありませんでした…。

 稲置Blue-T.Cのキャプテンである春本さんは、砲丸投げで8m19で4位だった。 40歳〜50歳100mでは、内野さんが12秒25で優勝、幅跳びでは5m21(追い参)で準優勝だった。 女子では、100mは宮崎が12秒04の大会新で優勝、北本が12秒88と、ワン・ツーを決める。 200mも、宮崎の独壇場で、2位に5秒以上の差をつける25秒19の大会新で2冠を達成した。 北本は、幅跳びで5m27(追い参)、高跳びで、自己タイとなる1m50で2種目の優勝となる。 この大会、最終種目の4継では、春本さん、内野さん、林恭平、北川のオーダーで48秒41で3位だった。
後半追い込んだが、2位と0.07秒差と、わずかに及ばず…。
総合結果は、男子総合4位、女子総合3位、男女総合2位だった。 今回の石川県実業団、昨年よりメンバーが減ったが、今年も参加することができたことに感謝したい。 得点ゲッターの武部先生が、出場できなかったのが痛かったが、出場してくれたメンバーが、 善戦してくれたので、盛り上がった大会となった。終わってからの反省会で、来年総合を取るための策を練る。
 今日の試合で、数人の陸上関係者に、北陸選手権は、何で走れなかったのか??と聞かれた。ん?? あ、そういえば、 新聞に『800m7位北川潔』という誤報が出てたんだった。聞かれるたびに、いちいち説明していたが、 『私は1分55秒36で優勝して、日本選手権に出場します。』
平成12年9月4日(月) 天候 晴れ 気温26℃

 今朝もモンキー通勤だ。家を出る時、ハムストリングスの部分が筋肉痛で、 情けないことにバイクのスタンドを蹴ってあげることができなかった…。

よっぽどスピード系の練習が足りなかったんだな…。
そんなところで、課題が見つかるだなんて、おかしな話だ…。
 ここ最近、秋らしくなってきた。夏の疲れがとれた頃には、好記録が期待できる。 自分自身、この秋は競技人生をかけて戦いたい。 妻や子どもをはじめ、ボクを支えてくれる人に感謝の気持ちを忘れずに、スタートラインに立ちたい。 いつもひとりで立ってきたスタートラインだけど、決してそうじゃないことに、ここ最近気がついた。
平成12年9月5日(火) 天候 晴れ 気温25℃ 

 気温も落ち着いた、今日この頃、卯辰山の1kmロードコースにて練習を行なう。 星稜男子は集団で12km、経大生は個人で16kmをビルドアップで行なう。女子は、北國銀行とも合同練習。 ある程度の緊張感を持って取り組んでいた。 もうすぐそこまで迫っている勝負の場に向けて、危機感をもって臨まないと。


平成12年9月6日(水) 天候 晴れ 気温25℃

 今週に入って、経大、星稜の練習体系を変えていく。 23日の大町をにらんだ練習計画を煮詰めていかなければならないし、高校生も新人陸上を考慮しなければならない。
 金沢大学の久保、田辺が練習にきてくれるが、ミドルと一緒に8000mのP-走と200m×5を一緒にやってもらう。 200mは、30秒で2本、28秒で2本、26秒を目標にラストという設定。 8000mでのダメージがありながらも、しっかりこなせていた。
 高校生のロングは同じく8000mをやったあと、2000m+1000m、76秒と72秒。私自身は、8000mのP走まで一緒に行ない、 選手の走りを観察する。

ようやく、まともらしくなってきたようだ。
駅伝まで、継続させなければならない。
 中学生は、短距離はSD、中長は300mを3本10分リカバーで。吉澤、田中正、中島の3人は、 お互いを意識して積極的に走っていた。全部48秒以内で走れていた。 今度の試合においては、自分自身に、どれだけ自信を持って試合に臨むか見ていきたい。
平成12年9月7日(木) 天候 晴れ

 高校生は、競技場でJog、経大生波2日前のロードで12kmのペース走を行なう。 一日おきに、ポイントを置いているせいか、疲れもきているように思う。 しかし、やらなければならない時期だということをかんがえたらそんなことを言ってはいられない。

昨年の取り逃がしが大きいだけに、今年は勝ちたい。勝たせたい。
どこまで信じて着いてきてくれるか。そこにかかっているかな。 試合に対して、口うるさくプレッシャーかけるのもいやだし、 かと言って、認識を甘くするわけにもいかない。う〜ん、難しいところだ。
平成12年9月8日(金) 天候 曇り 

 今度の新人陸上の800mに出場する塩谷と練習を行なう。 400m+300mを2セット。1セット目は、59"72+41"36、15分置いて、2セット目は57秒31+41"27だった。 塩谷は短距離系の練習しかしておらず、今度の国体にも少年B400mの石川県代表だ。 800mを走ることに大賛成であり、400m以上に期待ができる。

確か、昨年の川江にもおんなじことを言ってたような…。
継続させないといけないんだよね。まあ、今回は期待したい。
平成12年9月9日(土) 天候 曇り

 午前の練習では、いい感じであがっていた。経大生は16000mのペース走で、90秒で8000m、84秒で14000m、 80秒で16000mまでという設定。57分台で8人が走り、内糸、鷲崎が離れながらも60分を切った。合計で10名。 

いい感じだ。雰囲気もいい。
あとは、残りの2週間をどうもってくかだな。 気分よくして、午後からの審判に出かけたのであった。

 宇ノ気では、河北郡選手権が行なわれている。能登駅伝の選考があるとかないとか…。
『こんにちは!』
『おう、丁度よかった、決勝審判してくれ!!』
『今日、走らなくてもいいんですか??』
『別にいいんじゃないか??』
『よかった…。(安堵)』
ところが、能登駅伝の選考を兼ねて、3000mに急きょ出場することに…。 食事をとって、1時間後のスタートだった。(ここで言い訳…) 妻と誠和が応援に駆けつけてくれた。軽くアップを済ませ、スタートに。
 蔵岡が引っ張り、1000mを2分55秒で通過。高校生が前に出て、2000mを5分55秒。 ラスト500mで宮崎一也さんが一気に出る。 ずるずる離され、9分05秒3でゴール。

一週間前の仕返しをされちゃった…。(笑)
 たしか宮崎さんは36歳、そんな年齢で(大変失礼…)8分56秒で走るとは、全く驚異的だ!! ある意味、大きな目標となった。 尾山台は、8分45秒の福田を筆頭に、9分ヒトケタまで7人揃っていた。また、津幡高校にも8分台が2名…。 うかうかしてられない…。勝負の時までわからないけど。
平成12年9月10日(日) 天候 晴れ 気温24℃(大町市内)

 経大生の最後の試走にでかける。今日はLSDで、ゆったりしたペースで、じっくりコースを下見だ。 金沢では、雨が降っていたが新潟辺りで止み、向こうはありがたいことに晴れていた。 大町の競技場では、運動会が催されていたので、入ることができなかった。 要所をさえながら、試走を終える。
 前回、試走のあとに木崎湖で温泉に入ったが、

今回は贅沢に日本の名湯、白骨温泉だ!!
松本まで下り、上高地に向かって車を走らせる。 昨年の秋に妻と行って以来の『白骨温泉』には、一度みんなを連れて来たいと思っていた。 無料駐車場にバスを置いて、川のほとりにある露天風呂へ。500円で入れるのだ。乳白色の硫黄泉が最高に気持ちいい。 みんな、混浴を期待していたが、またの機会だな。(笑) 気分もリフレッシュして、あと2週間、頑張ろう!!
また、機会を作って、妻と誠和と3人で来たいな…。
平成12年9月11日(月) 天候 雨 

 今日から二日間、星稜の文化祭が催される。しかし、今日はあいにくの雨。 この文化祭、楽しむところは楽しめばいいが、試合を目前にした選手にとって、あまりいい時期とはいえない。 そういう浮かれた雰囲気に流され、目標を見失ってしまうからだ。

選手としての意識が、ここにあらわれる。
 今日は新聞が休みだったが、宮下歩が24分09秒で復活の2位という情報が加登先生から得られた。 優勝は、寺井の岩田で、22分56秒の好記録。宮下の今後に期待したい。
 新人を控えた高校生は、調整に入る。山口の1000mを一緒に走る。余裕を持ちすぎて2分50秒かかってしまう。 200mを28秒後半で追いきって、終了する。そのあと、2000mを6分10秒で走った島田と、プラスの1000mを、3分05秒で引っ張る。 このペースを守ると15分25秒だ。駅伝を見越して頑張って欲しい。
平成12年9月12日(火) 天候 雨

 昨日に続いて、雨の天気だ。気温も下がってきてるので、体調管理に徹して欲しい。 明日から、関西学院大学が合宿に来る。高校時代、いっしょに練習をしていただいて、 14分台の当時の県高校記録を出すきっかけとなった。 今の星稜生、経大生も、この合同練習でいい刺激を得てもらいたいところだ。
 合宿や、合同練習のよさは、自分たちのチームを客観的に見直すことができること。 学園の施設で、学園関係しかいない練習環境の中では、少なからずとも甘さを出したりしてしまう面がある。

強がりでもいいから、妥協しない練習を継続させたい。
そのきっかけが欲しいところだ。
平成12年9月13日(水) 天候 曇り

 久しぶりに、スピード系の練習を入れる。400mで国体に出場する、金沢大学の若林と、450、400、 350を400リカバーで行なう。設定は、64秒、57秒、48秒で、記録は62秒51、56秒02、48秒06だった。 450はラクな感じで走ることができたが、残りはついていくことができなかった。 後ろを走ってて、一歩一歩で差がつく感じがした。接地時間が全然違うし。

これまでの、800mに対する考え方に変化が生じてきた。
終わったと思って、リラックスしていると、大森先生から、 『練習の効果を出すために、今から坂ダッシュを3本!!』と言い渡され、 初めて行なう坂ダッシュに向かった。
 経大の学生は、今日から3日間、関西学院大学との合同練習がはじまる。メニューは12000mのP走。 お互いがいい刺激を求め合って、いい練習をして欲しいと思う。
 高校生は明日から県高校新人だ。長距離は駅伝につながる大事なレース、 ライバル校を威圧できるような走りを期待したい。
平成12年9月14日(木) 天候 晴れ 気温32℃

 県高校新人、決勝種目だけ紹介していく。男子の1500m、津田輝が2位で4分05秒23、山口は…ハイ。 女子1500m、山崎と藤尾が4分51秒71、4分58秒01でワン・ツーを達成!! 女子400mは荻野が58秒15で優勝、佐野は63秒45で6位。荻野は、昨年、5冠を達成している。

今年もその2年連続の偉業を達成することができるか??
男子400m、川江が52秒13で5位。初日の段階で、いまいち盛り上がりに欠けている。
 途中で抜け出し、経大の練習を見に行く。経大の学生は、関学との合同練習2日目、1200mを5本、400mリカバーで行なう。 スピード練習ではなく、『速い動きに対応できること』、『心肺機能に、ある程度の負荷をかけておくこと』 を目標に行なった。全員、余裕を持ってこなせており、いい感じで仕上がってきた。多少疲れているようだが 一週間の調整で持っていけそうだ。

平成12年9月15日(金) 天候 晴れ 気温32℃

 今日の種目最初の決勝は女子400mHだ。これも、最初からいい出だしだった荻野が、 65秒44でぶっちぎりの優勝、1年の山崎佑奈が70秒32の自己新で3位に入った。 続く4継、女子は溝口、岩崎、濱田、荻野のオーダーで、ダントツの49秒81で優勝!! 男子4継は、惜しくも8位に終わる。 女子100mでは、1年の岩崎が12秒65で優勝をかっさらった。これで、国体に勢いづけばいいんだが。
今日のレースは、男子に勢いが無かったように思える。

競り合ったら、絶対に負けない!!
強い闘争心を剥き出しにしてレースに臨まないといけない。
平成12年9月16日(土) 天候 晴れ 気温33℃

 最終日、チームに少しずつ、盛り上がりが出てくる。 男子5000mWで嶺陰が23分38秒46で3位、女子3000mでは、山崎が優勝、1500mと合わせて2冠を達成、 記録は10分25秒15。藤尾が10分53秒89で3位に入り、復調してることをアピール。 駅伝につながる走りができた。
 見ものの女子200m、100で優勝した岩崎に勢いがあるか、県高校記録保持者の荻野が意地を見せるか。 勝ったのは、荻野で25秒00の好記録。岩崎は26秒32で3位。
女子800m、今年インターハイに出場している佐野が、2分23秒95で優勝、濱田が2分29秒30で3位。 男子5000m決勝、故障上がりの津田が、中盤から積極的な走りを見せ、泉丘の宮川を抑え、15分11秒94の 好記録で優勝、1年の島田は16分03秒21で6位、かろうじて表彰台にあがった。 津田は中学2年以来の県のタイトルを手にした。

駅伝に向けて、もう一度一致団結して取り組もう!!
 最終種目、一番の見所は男女のマイルリレーだ。女子は、濱田、佐野、岩崎、荻野のオーダーで、 4分02秒62で優勝。2位以下に15秒以上の大差をつける、ぶっちぎりの優勝だ。
これで、荻野はこの大会2年連続5冠の偉業を達成!!
マリオンジョーンズもビックリだ!!(笑)
佐野がいい走りをしていた。加速がついていたとはいえ、2秒以上アップしていた。 400mや、800mでもバトンを持たせようかな??
 男子マイル、若山、山口、北、川江のオーダーで混戦が予想される決勝へ向かう。 惜しいところまで行ったが、3分31秒67で3位だった。
 総合成績は、男子トラック2位(24点)、男子総合5位(33点) 女子トラック優勝(76点)、 女子総合優勝(76点)だった。女子は11年連続優勝を達成した。
 この大会は、北信越新人につながるが、それ以上に来年の県総体、インターハイにつながっていくという、 自覚を持っていかなければならない。短距離は、冬期練習へと移行していく時期に来たからね。
平成12年9月17日(日) 天候 晴れ

 新人陸上が終わって、一息つく間もなく、辰巳用水マラソンだ。新人に出場しなかった選手が、 登録したが、結構楽しめたようだ。
 高校男子、星稜からは2名出場、1年の竹中が17分40秒で13位、2年の中村が18分37秒で20位だった。 高校女子の部では、舟本が18分28秒で優勝、酒谷が18分53秒で3位、5位に高野で20分14秒、 6位に深浦が20分58秒で、全員入賞した。

これから、本格的に駅伝への取り組みが始まる。
アベックで京都へなんとか行けるように、最大限、仕立て上げていきたい。
 それが終わってから、妻と誠和と3人で休日の時間を過ごす。 これから11月中盤まで、土日は、すべて予定が組まれているからね。 少ない時間を大切に使うから、楽しいものだと自分的には納得しているんだが、 妻はどう思っているだろうか…。(笑)
平成12年9月18日(月) 天候 晴れ 

 星稜生は、新人を終えて一息ついた。気の緩みは許されないが、疲れを持ち込まないように、 細心の注意を払っていかなければならない。
 経大生は、今週末、北信越学生10マイルが控えている。普通に走れば勝てるはずだから、 これから試合に向けて、ケガや風邪などいったような、不注意によるマイナス事項が出てこないように、 自己管理してもらいたい。


平成12年9月19日(火) 天候 晴れ

 経大生が今週末のレースを控えていると同時に、星稜中学も、新人陸上を控えている。 ここ最近、練習にも熱が入っており、楽しみだ。
 私は、100mを加速で測ってみる。計測者はマネージャーの吉村美紗と経大の鷲崎。 吉村は、11秒00で、鷲崎は10秒92だった。誤差があったが。手時計計時では繰り上がるから、 11秒0ということで。
走ってて、ぎこちない自分の走り、力んでいる様子、汚いフォームだということが自分でもわかった。

いまだに改善しなければならないことが多すぎる。
しかし、今から間に合わないので、考える必要もない。いい気分で日本選手権や国体に臨む為に、 今できうることを発揮していかなければならない。
平成12年9月20日(水) 天候 曇り

 今日は所要があって、練習を見ることができなかった。 経大生は、各自の調整段階に入っているので、ある程度の動きを見ておきたかったのだが…。


平成12年9月21日(木) 天候 晴れ

 今日は、総合運動場のほうで星稜高校の運動会が開催された。 部活動で見る生徒の表情と違った一面を見ることができた。 リレーとか見てると、いい走りをしている奴が結構いた。 あれは誰だ??と聞いてみると、

みんな陸上部をやめた奴ばかり…。(笑)
 午後から経大性を連れて大町に出発する。一日余裕をもって、二泊することにした。 宿舎は、昨年の北信越高校駅伝の時にお世話になった、木崎湖湖畔の山正旅館だ。 今年は、勝負できる年なので、頑張って欲しいものだ。 自分の持ってる力を発揮するだけのことなんだけど、それがなかなか難しいんだな…。
平成12年9月22日(金) 天候 晴れ

 午前中に、競技場のほうで各自の確認を行なう。 試合前日になって、競技場の整備に入っているので使えないということだったが、 午前中に練習を終わらせて、午後からゆっくりしたかったので、 なんとかお願いして使えるようにしていただく。仕上がり状況は決して悪くは無い。

いよいよ、明日は決戦の日だ!!
まあ、いままでやってきたことを発揮するだけの簡単なことなんだけど、 それがなかなか難しいそうだ…。
平成12年9月23日(土) 天候 雨

 昨年の77秒差の惜敗から、もう1年が経った…。その悔しさをバネに、ずっと頑張ってきた。 天候は雨、気温は17℃前後の絶好のコンディション。やるだけのことはやってきた。

あとは信じて勝負するだけだと、選手を送り出す。
 愛車モンキーで、選手の様子をうかがいながら、コースを走り回る。 ポイントは、折り返しからだが、それまでにリズムをつかまないといけない。 徳和、竹内、石澤の3人が経大の先頭集団を形成する。いい位置に、信州大学や、福井工業大学がつけてる。 だんだんと不安になってくるが、選手を励ましながら、ゴールに先回りして帰ってくるのをまつ。
状況は危ない。油断できない!!
 ゴール順にVAIOに記録を入力していくが、とり損ねたところもあったので、 総合記録は出せなかった。正式結果の発表を待つこととなった。 結果が待ち遠しい…。落ち着かない…。本部にいって、集計中のパソコンの画面をのぞいてくると、 優勝が経大となっているのが見えた!! が、正式発表されるのを心待ちに待っていた。 朝日新聞の記者が取材に来たので、
ここで、優勝したことを確信する!!
 選手達は、いっせいに『よっしゃ〜!! やった〜!!』と歓喜の声をあげる!!ついに、 夢を実現させたのだ!!2位の信州大学と、41秒の僅差だった!!
 本当の戦いは、ここからだ!!全国出場という第一段階の取り組みは、この段階で終了した。 これから、第二段階の取り組みが始まる!!それは、全国区で勝負できるチーム作りだ!!
 やっと、ここまでたどり着けることができた。いろんな人に支えられながら…。 それらすべての人に感謝の気持ちをこめて、全日本に臨んでいきたい!!今日は、最高の一日だった!
 結果報告の中で、シドニーオリンピックに出場している杉林が、残念なことに予選通過ならずという情報が入る。 大舞台での活躍を期待していたが、この経験を生かしての今後の大活躍につながっていくことを心から期待したい。
平成12年9月24日(日) 天候 雨時々曇り

 シドニーオリンピック、今朝は女子マラソンだった。昨日から、 金沢市営競技場において金沢市中学校新人陸上が開催されており、審判に行かなければならなかったが、 マラソンに見入ってしまい、それが終わってから行くことにする。
 朝刊を見ると、吉澤が3000mで2位となっている。記録は10分07秒50の自己新だ。 優勝は高尾台の三輪で、9分17秒の好記録だった。。 1年1500mでは、田中正信が初の4分台、4分57秒13で優勝となっていた。
 日本期待の高橋尚子に注目するが、オリンピックという大舞台で、優勝候補といわれて、 大きなプレッシャーもある中、

見事な金メダルを獲得した!!
 感動に浸るまもなく、市営に向かう。男子800mでは、吉澤と田中が決勝に進出、 それぞれ2分18秒04で4位と、2分31秒33で7位だった。
女子の幅では、中島が4m35で優勝、1年幅では、田中摩耶子が6回目の試技で大逆転の4m06で優勝した。
 女子800mで優勝候補の中島は、太ももを傷め、決勝を断念した。肉離れの寸前の状態で、 幅跳びに関しても、この状態でよく優勝できたなって感じだった。
 今回の経験は、失敗でも、敗北でもないんだ。これで負けても、次につながる大会もない。 この大会の経験を、冬期練習の課題として取り組み、 来年の春にどう生かしていくかということが大事なんだ。 勇気をを持って退くことも大事だ。悔しいと思う気持ちがあるんだったら、 その分、これから練習を積んで、来年、全日本中学に出場すればいいんだよ。
平成12年9月25日(月) 天候 曇り

 経大生が全日本の出場を決めて、高校生たちもいい刺激を得たことだと思う。

大学生に続いて、星稜生も全国出場を目指せ〜!!
 やるだけのことをやれば、結果は出てくる、ということを、この夏一緒に練習、合宿した大学生の先輩が示してくれたんだからね これから県高校駅伝まで一ヶ月ちょっと、しっかり取り組めば、結果は出るということを信じて頑張ろう!!!
平成12年9月26日(火) 天候 雨のち曇り 気温18℃

 午後の本練習が始まる前、最近購入した逆立ち健康器で、さかさまにぶら下がってたところ、 太ももが痒くなったので体を起こそうとしたらバランスを崩して背中から落ちてしまった…。

『うぎゃっ!! ぐぐぐ…。』
 20秒間ほど、息ができなかった。何やってんだか、まったく…。 そのあと、高校生とP-走をするが、6000mで断念し、 納得できなかったので、川江と300mを37秒42で走って、練習を終える。
 家に帰って、誠和をだっこしようとすると、激痛が走ってできない…。 ちょっとって言うか、かなり心配だな…。時期が悪すぎるよ。日本選手権、国体、どうなるんだろう?? 明日の朝になって、痛みがひいてればいいんだが。
平成12年9月27日(水) 天候 晴れ

 今朝、起きた時、背中に激痛が走っていた。 朝練習の時も、なんだかおかしな姿勢で練習を見ていた。
 お昼の時間に、金沢市営競技場で金沢市立小学校の連合運動会が開催されており、 星稜生がその模範演技をアトラクションとして披露する。 4000人の金沢市内の小学6年生が集合しており、市営競技場はすごいこととなっていた。 ある意味、あれだけの観衆の中で走ることは滅多にないことだよな。
 本練習の時、経大OBの阿部が競技場に来た。来た途端、『全日本出場おめでとう!!』 といって、私の背中を『ばしっ!!』と叩いた…。

『うぎゃっ!! ぐぐぐ…。』
 涙が出るくらいの激痛が…。タイミング悪すぎ…。この痛みは、僕にしかわからないんだ!! 女子長距離部員が笑いながら見ている…。しかし、こっちはそれどころじゃないんだよ〜!!(笑)
 運の悪さは、これだけに留まらなかった…。家に帰る前に、バイクの部品を買いに寄ったところ、 今日は定休日だった。帰ろうとすると、袋小路に迷い込み、右前輪が溝にはまってしまった。完全に脱輪だ…。。 通りかかった人に、手伝ってもらって、以前にJAFに助けてもらった要領で脱出を試みることにした。 力をいれて持ち上げようとしたとき、追い討ちをかけるように背中に激痛が…。
『うぎゃっ!! ぐぐぐ…。』
 これで3回目だよ。我ながら情けなくなってきた。ジャッキで持ち上げて、ブロックと板をかまし、何とか脱出して、 家路に向かう。 ところが、運転しててもシャレにならないくらいの痛さなので、接骨院にいって、診てもらうことに。 なにせ、道路のでこぼこを踏むガタンという衝撃すら痛いのだ。 家の近くの接骨院で診てもらった結果、骨には異常がないらしいが、2,3日かかるそうだ。 2,3日で治るんだったら我慢できそうだ。しかし、どうしても我慢できないことは、 痛みがひくまで、長男の誠和を抱いてやれないことだ…。
平成12年9月28日(木) 天候 晴れ

 今朝も、痛かった…。病院に行って検査してもらうが、骨には異常がなかった。 とりあえず安心した。しかし、痛みはあるので、練習をどう持っていくかだな。 不思議と焦りはない。自分の気分や、レースに対しての取り組みを考えていきたい。


平成12年9月29日(金) 天候 晴れ

 午後から西部公園のほうへ、北信越新人の申し込みの書類を提出しに行った。 競技場では、明日から行なわれる全国スポレクのリハーサルが行なわれていた。
 今日の練習はP-走を行なう。私はマネージャーの吉村とタイムキーパーを行なう。 緊張感が出てきているように思える。星稜生、経大生共に、11月5日の決戦までの日々を大切にして欲しい。
 今日やれることは、今日しかできない。明日に持ち越すと、明日やるべきことができなくなる。 過ぎた日々は決して帰ってこない。

今やるべきこと、それを地道にこなしていこう!!
 自分の練習は、Jogを軽く行なった。背中が張っているようだが、国体には間に合いそうだ。 とりあえず一安心した。日本選手権は、国体のための練習の一環として捉えることとしていく。
平成12年9月30日(土)

 午前中、経大生の練習を見ることができなかった…。
 高校生は、午後からポイント練習を。要求レベルが上がってきているので、 レベルに応じた練習を行いたいと思っているが、人数が少ないので難しい。
 時間差スタートで、後ろからスタートして追いかけたりしているが、 結果的にリカバリーが長くなってしまう。しかし、追い込むという面に関しては、 そこそこ来ているような感じがする。
走りうる選手は、確定してきたように思える。あとは、7番目、8番目の選手を、どこまで持っていくかだな。

それがチーム力というものだ。
経大が勝ったのも、ここでの差が大きかった。
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