平成13年11月
1日(木)余裕 2日(金)移動日 3日(土)雨の中の最終調整 4日(日)全日本大学駅伝、県高校駅伝 5日(月)これからの一年 6日(火)中学校駅伝 7日(水)新人駅伝に向けて 8日(木)エンドレス 9日(金)風邪 10日(土)休養 |
11日(日)金沢市民マラソン 12日(月)価値観 13日(火)賑わい 14日(水)指摘 15日(木)復活にかけて!! 16日(金)なんとかしないと 17日(土)調整 18日(日)北信越高校駅伝 19日(月)金沢市中学校新人駅伝 20日(火)暗闇の中の練習 |
21日(水)長期計画 22日(木)機会 23日(金)河北潟一周駅伝 24日(土)距離走 25日(日)REST 26日(月)冬の季節到来!! 27日(火)陸連合宿 28日(水)まず行動を!! 29日(木)楽しむっ!! 30日(金)明日から師走 |
調整練習の段階で、山崎祐佳が昨日と今日の練習を入れ替え、2,000mを入れることに。
タイムを取ろうと思って、スタート地点にいると、引っ張って欲しいということなので、
84秒くらいならいいかなって思って一緒に走った。
2周位までかなり余裕があったが、(当然だよ…。)1,000m過ぎてから、マジmodeに入る。
結果的には、6分48秒で山崎は楽に走っていたが、自分がここまで走れないだなんて思ってもいなかった。
高校生の朝練習を見て、午前中の経大の調整練習に入る。今日、名古屋に移動するわけだが、
正直な気持ち、県高校駅伝を控えた、星稜生には、申し訳ないと思っている。
宿舎について、ゆっくり過ごすことができた。って言うか、いつのまにか食事の時間まで爆睡していた。
私も、選手たちも、去年でこの大会を経験しているので、選手たちの表情に明らかに余裕がある。
この余裕をレースの中に出していければいいんだけどな。
午前中、瑞穂の競技場に移動して、サブグラウンドにて最終調整練習を行なう予定だった。
が、メインで愛知県の小学校陸上が開催されており、サブグラウンドはアップ会場のため、
貸切ということで使用できなかった。
明日、全日本大学駅伝があること、そして雨が降っていたので選手たちのためになんとかお願いします!と交渉したが、
断固拒否されて、一切使用を認められなかったので、周辺を利用して調整練習を行なうことに。
昨年の最下位という出発点から、一年が経った。今年は、金沢経済大学で出場する最後の年だから、何かを得たい。
朝、3時に起きて、準備をする。昨日の雨はあがったようだった。風は、北西から吹いてくる。って言うことは、
総合結果
1区14.6km 徳和純一 | 2区13.2km 竹内靖夫 | 3区9.5km 三浦 潤 | 4区14.0km 林 太志 | 5区11.6km 石澤 繁 | 6区12.3km 滝川啓成 | 7区11.9m 米田周平 | 8区19.7km 釜 幸生 |
46:30(24) | 42:44(24) 1:29:14(23) | 30:10(24) 1:59:24(24) | 44:01(22) 2:43:25(23) |
37:26(24) 3:20:51(23) | 40:18(25) 4:01:09(24) | 38:32(22) 4:39:41(23) | 62:58(20) 5:42:39(24) |
結果的には、昨年の記録を17分23秒短縮する5時間42分39秒で24位、最下位を脱出した。
小さな目標としては、最下位を取らないというのがあったが、個人でも区間25位はいなかった。
札幌学院大学と23秒差という僅差だった。106.8kmで23秒ということは、一人当たり3秒で、1kmあたり0.225秒で逆転だった。
こう考えると、頑張れそうな感じだったが、今回は、力を100%発揮したといってもいいのではないかと思っている。
コースコンディションは最高で、区間新が4つ、上位3校が大会新だった。経大の記録も、
北信越代表としては、過去最高記録であった。優勝は、駒澤大学で5時間14分12秒の大会新、
私の母校の山梨学院は9度目の2位となり、いまだタイトルを獲得していない。
優勝候補だった順天堂は、5時間15分41秒で3位だった。上位3校が大会新というハイレベルのレースだった。
高校生から連絡が来て、男女とも3位ということだった。
男子総合結果
1区 津田 輝 | 2区 平井悠一 | 3区 前田孝一郎 | 4区 島田大地 | 5区 池田敬一 | 6区 疋田 健 | 7区 喜多孝行 |
30:41(2) | 9:13(3) 39:54(3) | 27:22(3) 1:07:16(3) | 26:27(4) 1:33:43(3) |
9:19(4) 1:43:02(3) | 16:12(4) 1:59:14(3) | 16:32(4) 2:15:46(3) |
女子総合結果
1区 山崎佑佳 | 2区 藤尾千春 | 3区 山下由美 | 4区 道越由佳 | 5区 深浦由衣 |
20:54(1) | 14:45(2) 35:39(2) | 11:40(3) 47:19(3) | 11:25(1) 58:44(3) |
20:22(3) 1:19:06(3) |
高校生には、毎年悔しい思いをさせているが、このまま黙って引き下がるわけにはいかない。 信じてついてきてくれている選手たちのために、いま、これからどうすべきかだな。
練習がフリーということで、定時まで勤務について、グラウンドにあがる。 高校生は、負けた悔しさを練習にぶつけていた。
一日中、暴風雨の中、宇ノ気で中学校駅伝が開催された。勤務が終わってから競技場に向かったが、
津幡南中学が男女アベック優勝を決めていた。
男子は、石川県のエース福田が田鶴浜のアンカーで猛追撃をかけたが、津幡南が逃げ切った。
女子の区間賞の山崎は男子の区間に当てはめても、区間9位に該当する好記録だ。
将来性のある選手が大勢いて、現役中学生がこんなレベルで頑張っているんだから、高校生もそれ以上求めていかないと…。
星稜中学のサッカー部、野球部の力を借りて、11月19日に開催される金沢市中学校新人駅伝に出場することとなり、 先週に続いてこの水曜日も合同練習することになった。今日のメニューは600m×5本で、目標タイムはAは2分00秒、 Bは2分15秒とする。いい走りをする子がたくさんいるので、
高校生、軽くP-走を行なう。ゆっくりとしたペースなので、余裕がありそうだった。
P-走が終わった後に、男女混合で400m×2本のエンドレスを決行する。
Aは、島田、山崎、平井、吉澤で、Bは北川、山下、稲岡、喜多というメンバーだ。
当初は、走る気はなかったが、急きょメンバーが足りないということと、島田が勝負を売ってきたので、
乗せられてしまい、アップなしで走ることになってしまった。
一本目は、島田をぶっちぎったが、2本目はぶっちぎられてしまった。
体調が思わしくないので、早急に切り上げる。昨日のエンドレスがきいているのだろうか…。(笑)
だんだん、体力が衰えてきているので、徐々に練習を再開しないといけないな。
今日は、石川陸協強化部による国体の反省会と、都道府県駅伝の顔合わせ会が予定されていたが、出席できなかった。
午前中の部活は休養させてもらって、体調が整うように対策をとる。 食欲のほうはかなり出てきたので、早々に復活しそうだ。 全日本大学駅伝、石川県高校駅伝が終わって、自分自身の気が抜けているのかもしれない。
なんとか回復した感じなので、金沢市民マラソンの審判に出かける。
星稜からの出場者は、10km出場の島一生と、5km出場の竹中浩記だ。二人とも7位で、島は34分09秒竹中は16分54秒だった。
すごくいい天気で、まさに試合日和だった。
福井市内で、北陸女子駅伝が開催されている。星稜からは、石川選抜として藤尾、山崎が出場している。
結果報告によると、最終区8kmを山崎が風邪をひいており、体調不良ということでブレーキとなった。
最近、風邪がすごい勢いで流行っているらしい。
経大は、新しいチーム体制になって再出発するのだが、今になって挫折しかけている選手が出てきた。
もう限界で、これ以上やっていく自信がないと…。
4年生も含めて、全員でミーティングを行なって、今のチームのみんなの気持ちを聞いてもらった。
みんな真剣に心配して、励まし、説得していた。
今のチームは、すごくいいチームだと改めて実感した。このチームとめぐり合えることができた私は、
幸せ者だと思っている。
誰にだって、壁にぶち当たって、挫折しそうな局面に陥ることがある。
それは、単に陸上競技だけではなく、人生そのもののなかでも言えることだ。
だけど、その都度、頑張って、努力してそれを乗り切っていくのが人生であり、陸上競技だと思っている。
今週の日曜に、星稜生は北信越高校駅伝、経大生は手取川一周駅伝が開催され、 翌週月曜には金沢市の中学新人駅伝が予定されている。その大会に向けて、 総合運動場は中学、高校、大学と今までになく賑わいを見せている。
800専門の池田喬志を、短距離ブロックの練習に混ぜてもらって、一足早めに冬季練習に突入させる。
400mHの高村に、今期の800mのベストを抜かれており、全日本が終わって一段楽した時点で本人の希望により、
来期に向けての一足はやい出だしとなった。
今日は外周550mのコースを3周、2周、1周とかなりきつめの練習で、ラストの1周は高村、田切に抜かれていた。
ある程度のペースをキープすることができるが、一定のペースより早くなると、一気に乳酸がたまってくるという状態になると、
大森先生から指摘を受けた。
週末の試合に向けて、高校、大学各チームに合わせてポイントを入れる。 県駅伝前に、山崎の2,000mを引っ張ったが、今回もペースメーカーを務める。 82〜84のペースを刻み、6分58秒で引っ張った。少しずつこうやって練習に混ぜてもらう機会を増やしていきたい。
月に一回行なわれている血液検査が、今日行なわれた。4月からの自分の体型記録表を見ると、体重が5kg増えており、
体脂肪も過去最高を記録していた。まあ、4月には60.5kgだった体重が今は65.5kg、体脂肪も7.7%から9.5%となっている…。
まあ、4月はいろいろあったので、体重が激減していたのだが、もともとのベスト体重が64kgだから、
それを越えたとなると『なんとか』しないといけない…。
北信越高校駅伝のため、福井県大野市に向けて出発する。
すごい雨で天候が荒れていたので、小松ドームで練習を行なうことにした。
ここには初めてくるのだが、1周約400mの円形のコースにタータンが敷き詰めてあり、とてもいいコースだった。
これまでの調整練習では1,000m×1がパターン化していたが、
親谷先生の指導により、今回は男女とも4,000mまで、ペースを作ってその後1,200mをガツンと一本入れる練習を行なった。
北信越高校駅伝が開催される。今回は、男子の監督者に乗ってレースを見る。
男子は、1、2年中心のチーム編成だったが、正直、厳しい結果となってしまった。
この大会を一つの区切りと考えているので、
男子総合結果
1区 島田大地 | 2区 平井悠一 | 3区 疋田 健 | 4区 喜多孝行 | 5区 島 一生 | 6区 池田敬一 | 7区 中小田洋介 |
34:10(12) | 9:25(11) 43:35(12) | 26:51(10) 1:10:26(12) | 27:34(11) 1:38:00(12) |
9:47(9) 1:47:47(11) | 16:20(10) 1:04:07(11) | 16:45(12) 2:20:52(11) |
女子総合結果
1区 山崎佑佳 | 2区 藤尾千春 | 3区 山下由美 | 4区 道越由佳 | 5区 深浦由衣 |
22:27(11) | 16:07(11) 38:34(11) | 11:48(10) 50:22(11) | 11:32(9) 1:01:54(11) |
20:10(12) 1:22:04(11) |
石川県では、手取川一周駅伝が同時進行されており、経大は大会新で優勝していた。
最終区の米田だけが加賀東芝の瀬戸にやられて、完全優勝を阻止された。
全国レベルで見ると、まだまだレベルの低いチームだが、県内の試合くらいは楽に制したい。
そこから石川県の長距離が活性化すればいいと考えているんだが…。
石川県は、競技を続ける環境が整っていないからね…。
手取川一周駅伝
1区 4.2km 三浦 潤 | 2区 7.3km 釜 幸生 | 3区 4.2km 林 太志 |
4区 7.0km 竹内靖夫 | 5区 4.7km 石澤 繁 | 6区 3.4km 信夫貴宏 | 7区 6.3km
米田周平 |
13:04(1) | 22:27(1) 35:31(1) | 12:15(1) 47:46(1) | 21:34(1) 1:09:20(1) |
13:56(1) 1:23:16(1) | 11:03(1) 1:34:19(1) | 19:37(2) 1:53:56(1) |
昨日、北信越駅伝、手取川駅伝が終了し、今日は中学校の新人駅伝だ。星稜Aはサッカー部+陸上の田中正信、Bはサッカー部、
Cは野球部、それに女子の連合チームだ。女子は、陸上、野球(マネージャー)、ゴルフ、スキーの編成。
駅伝を初めて経験する者ばかりだったが、この大会を目標にこれまで頑張っていたので、
それなりの結果を出すことができた。
野球部が安定した走りでタスキをつなぎ、
男子総合結果
チーム | 1走 | 2走 | 3走 | 4走 | 総合 |
星稜A | 山渡 翔太 10:18(7) | 野崎 浩二 11:11(70) | 森 光太郎 11:18(80) |
田中 正信 11:09(65) | 43:56(13) |
星稜B | 辻 樹 11:05(58) | 河二 大和 11:47(130) | 大川 雄一郎 11:26(92) |
的場 裕貴 11:21(86) | 45:39(22) |
星稜C | 吉井 優矢 10:38(23) | 曽根 瑛二 10:35(21) | 西川 航平 10:57(45) |
田中 澄人 11:06(60) | 43:16(7) |
女子総合結果
チーム | 1走 | 2走 | 3走 | 4走 | 総合 |
星稜 | 宮崎 小百合 12:14(17) | 井上 あずみ 14:08(112) | 酒匂 美奈 14:41(127) |
矢野 さや香 13:22(71) | 54:25(23) |
久々に卯辰山に行って、夕日を浴びた紅葉が見事に映えており、素敵な環境の中で練習を行なった。 周回走だったが日が沈むのが早くて、だんだん暗くなり、後半に入ると暗闇のような中での練習となった。
河北潟駅伝の2日前だが、ポイント練習を入れる。強化をしていくためにいろんなことを試みていかなければならない。
男子は経大と星稜の合同練習で、具体的にAは14分台、Bは15分30秒を目標とした練習計画をたてることにした。
長期的な計画として、県内外の駅伝や記録会などの日程をこなしながら、
各自のJogとして今日の練習を終える。明日の大会に向けて、テンションはあがりつつある。 今日の練習を見ると、ちょっと昨日の練習の疲れがあるかなって感じだが、明日のレースも練習としての一環なんで、 してそれはそれと、しっかり追い込ませたい。
今年も河北潟一周駅伝の季節がやってきた。知名度こそ低いが、箱根駅伝を越える日本最古の駅伝だ。 "EKIDEN"と英語にもなっているこの種目だが、日本で生れた競技なので、
レース開けの今日、女子も含めて19kmコースで90分Jogを行なった。
選手と一緒にJogに行ったが、ラスト6kmのところでついていけなくなり、女子に追いつかれて苦しみながらゴールする。
まあ、少しずつでいいや。
昼から北陸実業団の会議に出席した後、金沢城址公園に行き、三井海上の鈴木監督と土佐礼子選手のトークショーを見てくる。
明日の金沢城址中学校駅伝のサブイベントだ。
このトークショー、司会者が慣れていないのか、下手だった。
もっと指導者や選手たちが聞きたいような質問をしてくれればいいのに、どうでもいいようなことを司会者が
一人で話しているような感じだった…。
しかし、そんな中にもためになる内容も含まれており、今の選手たちにいい勉強となった。
今日は、中学校の駅伝が開催されていたが、少し体調がよろしくなかったので家でおとなしくしていた。
バイク雑誌を見ながら、いろいろ検討していた。
以前はCBR400RRトリコロールに乗っていたが、わけあって手放し、今はモンキー改に乗っている。
しかし、所詮は原付なので行動範囲に制限があり、モンキーとしての楽しみこそあっても、限界が生じている。
昨日から天候が荒れている。あられ交じりの雨の中、金沢の空はどんよりと薄暗い鉛色の雲に覆われており、 冬の気配を感じさせられた。
今日から日本陸連の冬季合宿が始まり、星稜出身の杉林ら、跳躍ブロックが一足早く金沢入りした。 30日から、障害ブロックが合流する予定で、為末選手も参加する予定だのだが、 常々、国内のトップクラスの選手が、自分たちの練習環境に出向いてくれるということは、
この週末の記録会が楽しみだ。何人が自己記録を更新するか、その中から何人14分台が出るか…。
手ごたえは十分のような気がするが、選手たちの記録に対する『こだわり』を見たい。
思い通りにいかないのがレースなので、極端に言えば2日の記録会の反省を活かして、
16日に大幅な自己記録の更新を望みたい。
2日の記録会に出場しない経大の林、16日にクロカン出場予定の経大の釜と星稜の津田、
島田には適用できないが、いい意味での練習となってくれればそれでいいと思う。
陸上競技だけに言えることではないが、何事に対しても目標を失うと、自分自身を見失って、
次にどんな行動を取ればいいのか分からなくなってしまう。
誰にでも、いいことがある時期があり、悪いことがある時期があるのだが、捉え方、考え方、気の持ち方によって、
全ての出来事に対して、冷静にその場を判断できるものである。苦しんで、あがいても、いつか振り返ったときに、
そういう時期もあったんだなって笑えるのが、人間の強さであり、成長の証を見ることができる。
常に成長しつづけていきたいし、常に向上していきたい。
ああ、11月ももう終わりか…。明日から12月だよな。この一年を振り返る時期に来ている。
反省しきりのこの一年だったが、いろんなことがあったな…。まあ、振り返るのは年末の仕事なんでいいとしよう。