平成15年8月


1日(金)三輪、決勝進出
2日()石川6位入賞!!
3日()一日のリラックス
4日(月)視線の先には
5日(火)林道コース
6日(水)刺される…。
7日(水)地獄の階段
8日(金)山形合宿
9日()台風直撃
10日()レクレーション
11日(月)お釜観光
12日(火)合宿終了
13日(水)スタック…。
14日(水)盆休み
15日(金)始動開始
16日()練習
17日()リラックス
18日(月)あきらめない。
19日(火)400mトライアル
20日(水)灼熱地獄の距離走
21日(水)お見送り
22日(金)城山競技場
23日()国体予選Vol.1
24日()国体予選Vol.2
25日(月)イメージ
26日(火)素材の開拓??
27日(水)走れない…。
28日(水)国体合宿
29日(金)三輪、決勝進出
30日()北陸選手権初日
31日()北陸選手権最終日

平成15年8月1日(金) 天候 晴れ

 今日は三輪の3,000mSCの予選、中山の3,000m予選が行なわれた。 三輪は積極的なレース展開を示して、9分12秒05の自己新をマークして3着に入り、決勝進出を決める。 勢いがあるので、

明日の決勝がかなり楽しみだ。
 中山は2,000mまで積極的にいい感じで流れていたが、脱水気味の症状が出て、9分56秒23で落選となった。 悔しさは力に変わるはずだし、二人とも今回のレースを冷静に分析して、今後の対策をとればいいんだよな。
 そして、来年は揃って表彰台を目指していこう!!
平成15年8月2日(土) 天候 晴れ

 最終日となったインターハイも、三輪の3,000mSCと石川の三段跳を残すこととなった。 星稜OBの杉林孝法も昨日から長崎に駆けつけてくれた。
三輪は、1,000mの通過はそこそこだったものの、いまいちレースの流れに乗ることができずに、9分22秒54で11位となる。 2年生の彼は今年の経験を来年に生かすことができるので、期待は高まる。
 午前中の予選で自己新の15m01を一発目にマークしてトップで通過した石川は、 午後の決勝で追い風や向かい風が吹き荒れる悪条件の中で、2回目までファールだったが、 3回目に14m73をマークしてベスト8に残り、そのままの記録で

6位入賞を果たしたっ!!
 初日にリレーを終えて、気持ちが抜けている部員もいるようだが、そのことが少なからず悪影響をもたらしていないとは言い切れない。 もっとも、選手は周囲がどうであれ、自分自身の空間を作り上げて、力を発揮できるくらいのメンタルタフネスを身につけないと、 本当の勝負どころで力を発揮することなんて到底不可能なんだけどね。
 でも、同じチームの選手が集中しなければならないときに、協力できないようじゃ、ちょっと寂しい気持ちになってしまうよ。
平成15年8月3日(日) 天候 晴れ

 昨夜、長崎を出発して、、あた10時間という高速移動で帰ってきた。 9月末に福村、北本が出場する全日本実業団のため、岡山まで来なければならないが、岡山はおよそ中間地点だろうか?? 長い距離を走って、免疫をつけておいたよ。
 小松でインターを降り、宮原の家に向かうが、途中で火事を発見する。ものすごい火の手が上がっているが、 サイレンの音が聞こえない。119番を携帯で連絡しようとも思ったが、遠くに見えるだけで具体的は場所も特定できない。 15分ほど経過してから、ようやくサイレンの音が聞こえ出したが、気になるなぁ。
 順々に選手の自宅近くまで送り届けて競技場に着いたのは、午前5時30分だった。 内灘海岸で地引網の仕事があったが、そのまま自宅に帰って眠りに落ちた。
 長崎であと一泊して、今日一日移動してから明日出勤するより、 今日こうやって一日ゆっくり過ごしたほうが、気分的に余裕ができる。

また明日から頑張ろうか!!
 午後から内灘海岸で海水浴を楽しんで、気分をリフレッシュさせた。
平成15年8月4日(月) 天候 晴れ

 久々に、みんなとの練習となる。通常勤務で、なおかつ遅番だったので、かなり遅れてから競技場に上がったけど、 指示通りしっかり練習していた。
 今日のミーティングで、中山は1,500mで自己新をマークし、三輪がベストを更新して決勝へ進出し、 結果が出ているからみんなも自信を持ってこれからの練習に励んでいくように、ということを話した。
 その後に親谷先生は、中山は3,000mで力を発揮できなかったし、三輪も決勝では勝負することができなかったので、 もう少し詰めの甘さを正さなければならないと言われた。

このとき、ふと気づいた。
 『全国で勝負』しに来ているという認識が自分自身弱かったように思え、 親谷先生の視線は、まだまだ自分なんかよりずっと先を見越していることを実感する。
 1,500mでベストを出し、3,000mSCで予選を通過して、なんとなく満足してしまっていた自分なんて、まだまだ甘いんだな…。 でも、結果を出してくれたことは、素直にうれしいし、今後一層の飛躍を期待したい。
 もっと欲を持って、自分自身も親谷先生も、そして選手たちも心から満足できる結果を出させたいな…。
平成15年8月5日(火) 天候 晴れ

 昼過ぎから海に行って、アサリを採ってくる。小粒な貝しかいなかったが、味噌汁にちょうどいい大きさだった。 波打ち際の、浅いところにいるので、小さな子どもでも採れそうだ。
 午後練習で、冬の雪のない時期によく利用する林道コースでJogを行なう。夏は、林の中のコースなので、 直射日光が当たらず、足元もやわらかきて、適当なアップダウンもある最適なコースだ。 ただ、蚊が多くいるので、それだけが気になる点だが…。

ちょっとしている間に、8ヵ所も刺されたぞ!!(怒)
 ジムニーで伴走していたが、それはそれで楽しんでいた。 山形合宿では、同じようなクロカンコースを走らなければならないので、いい練習にはなったと思う。
平成15年8月6日(水) 天候 晴れ

 凝り性の私は、今日も早朝から海に入ってアサリ漁に出かける。 情報を収集して、内灘で大粒の貝がザクザクいる場所を見つけた。 浜辺から100mほど沖合いまで出ると、腰くらいの深さになっているところがあるんだが、 ポイントを見つけて仕事開始だ。短い時間で、たくさん採れたよ。しばらくハマリそう…。
昨日は蚊に刺されたけど、今日はクラゲに刺される…。

海にいても山にいても、よく刺されるよなぁ。(笑)
 昼前から西部に行って北信越中学校陸上の審判をしてくる。最悪なコンディションの中で、選手たちは健闘していた。
 長距離の本練習では、8レーンP-Jogだったが、一年生が気が抜けているような気がしたので、 少しだけミーティングをした。厳しさを要求できないのであれば、大山に連れて行ってもいいかなって思うんだけど、 それよりまず山形合宿で少し締めないといけないよな。
平成15年8月7日(木) 天候 晴れ

 明日から、山形蔵王合宿ということだが、明日は移動でまともな練習ができないだろうから、 医王山で階段のぼりを5本行なってくる。
 一緒に走ったが練習不足を通り越して運動不足となっている私にとって、

今日は地獄の練習となった!!!!!!!!!
 今日も、中山庸子に一回しか勝てなかった…。
 そういえば、石川県実業団までもう一ヶ月かぁ、そろそろ動き出さないといけないよな…。
平成15年8月8日(金) 天候 晴れ

 今日から、今回で3年目となる山形蔵王合宿が開催される。いろいろトラブルがあって、出発が遅れたが、 長い道のりを経て蔵王に到着することができた。
 今日の練習は、明日からの練習環境に身体を慣らすため、、 クロカンコースを回ってFreeJogとする。
 女子の後ろについて走ったが、着いて行くのもやっとという情けなさだった。


平成15年8月9日(土) 天候 晴れ

 台風が近づいているということで、暴風雨となっている。 午前中は室内のホールを利用して、サーキット的な補強を行なう。
 条件のいい環境を求めて来たのだが、こんなに運が悪いとは思わなかった。 でも過酷な状況こそ精神的な強化を手助けしてくれるので、ある意味感謝しないといけないな。
 競技場に比べると、非常に狭い空間ではあるが、うまく工夫してしっかりと汗をかいていた。


平成15年8月10日(日) 天候 晴れ

 午前中、蔵王の体育館で男子は3on3形式でバスケットボールを、女子はソフトバレーボールとドッジボールを行なう。 この体育館でも、よくインドアスポーツの合宿を行なっているんだが、今日はうまい具合に使用することができた。 自分も含めてだが、球技に疎い陸上長距離選手が多いが、みんないい動きをしていた。
 午後から、坊平のクロカンコースで、かなり追い込んできた。 いろんな大学、高校、実業団が来ていたが、いい緊張感、刺激を受けることができたようだ。
 高校の三輪と、大学の米田との争いが、これまた見ものだったが、インターハイの疲れなど見せない三輪が、 かなりの好調ぶりを見せていた。


平成15年8月11日(月) 天候 晴れ

 朝練習をFreeにして、蔵王温泉からお釜までJogで向かうことにする。 女子がWalkで出発して1時間後に男子が出発したのだが、6kmもしないうちに追いついてしまった。 今日は落とすつもりでいたが、逆にペースがどんどん上がって、いい練習を行なっていたように思えた。
 特に女子にとっては、これ以上過酷な練習はなかったかも…。

それにつけても、よく頑張ったやん!!
 今年も、昨年に続いて、きれいなお釜を見ることができた。ここをクリックしてください。 地元の人でもなかなか拝むことができないようなんだけど、つくづくラッキーだったと思う。
 午後からFreeにしたんだが、元気あるやつらは、みんなで体育館に行ってバスケットボールをしていた。 自分が思っている以上に基礎体力がついているかもしれない。
平成15年8月12日(火) 天候 晴れ

 朝練習でしっかり追い込んで、金沢に向かう。 トレーナーの薮本を山形駅で降ろしたラグレイト組は、約一時間の遅れだったが、 中条のインターを見つけることができなくて、さらにロスしていた。
 帰って早く休みたかったのに、競技場で一時間の待ちぼうけを喰らってしまう。 大学生は、今日から1週間Freeとする。昨年のこともあったが、 このフリー期間を経て集合したときにしっかり練習するという約束で、 自己管理させることにした。
 集合の日には、30kmの距離走を予定しているが、 こころの片隅にこの30km距離走のことを置いておけば、 なにかしら心の面での規制がかかるはずだし。


平成15年8月13日(水) 天候 晴れ

 休暇をいただいたので、何かの一つ覚えみたいに、貝を採りに海に行ってくる。 実は私のジムニーを真っ黄色の星稜カラーに全塗装に出しているので、 母親所有のジムニーシエラで、ポイントに向かうが、 情けないことに砂浜でスタックしてしまった…。
 底が擦ってどうしようもできないので、JAFを呼びつけるが、初歩的なミスが発覚する。

単に前輪のホイールロックを忘れていただけだったのだ…。
 JAFの人も、『たかがこんなことくらいで余計な仕事をさせるんじゃない!!』って心の中で思っていたに違いない…。

平成15年8月14日(木) 天候 雨

 今日は、浜茶屋で飲み会を決行する。3日連続で何を考えているんだろうか??(笑) まぁ、こうやってリラックスするときに羽を伸ばしておかないとね…。
 しかし、俺がこうしているときでも、親谷先生は高校の女子を連れて合宿に出かけているんだからね。 生活の中で、陸上に関わる部分が多いが、自分で選択した道なんだ、

徹底して突き進んで行こうじゃないかぁぁっ!!

平成15年8月15日(金) 天候 晴れ

 午前中に、久々にモンキーで爆走してくる。 高松の林道を走ってきたのだが、コーナリングとか怖くて、腕がかなり落ちていた。 まぁ、危ないことを好んでやろうとも思わないが、これも年齢とともになのかな??
 石川県実業団まで、もう3週間となってしまう…。準備段階が取れなかったので、 正直、少し焦ってきたよ…。

だったら今からでも練習しろよな!!(笑)
 っていうことで、思いついたように、午後から先輩の砺波さんとJogしてくる。 金沢医科大前から河北潟干拓地に入って、 金沢競馬場前を経由して清湖大橋を渡るというコースで、推定20kmだったが、 せいぜいが18km程度だろうか、80分Jogをすることができた。
 ここまで自分に力が落ちぶれているだなんて、思いもしなかったが、 競技云々よりも走ることを純粋に楽しんでいた。同時に苦しんでいた。
平成15年8月16日(土) 天候 晴れ

 高校男子は、3日間のFree期間を済ませて集合する。 来週に国体予選があるので、どの範囲で強化し、どの範囲で調整しなければならないのか、 ラインを引くのが難しいよな…。
 昼から床屋に行って髪を切り、夕方に海に行って貝を採ってくる。今日はかなり大粒の貝がいたぞ!!(笑)


平成15年8月17日(日) 天候 晴れ

 一日の休みをもらう。今日はゆっくりさせてもらった。 なんだかんだ疲れているのだろうか??
 でもね、好きなことしていたり、遊んでいたりして、疲れたってのはないでしょう!!


平成15年8月18日(月) 天候 曇り

 高校男子は午後の練習とする。合宿での強化に対する疲労感もあるだろうが、 勝負しなければならない面は見えてきている。
 明日から高校女子も合流しての練習となる。女子も男子に負けないくらいの走り込みをしてきたようなので、 この秋の駅伝も本気になって視野に入れなければね。
 あきらめた時点で、勝負は負けるが、最後まであきらめない姿勢を指導者自らが先だってそういう態度を示していかないと、 選手たちのモチベーションが高まっていくはずがない。


平成15年8月19日(火) 天候 晴れ

 今日は思いつきで、400mのトライアルを行なう。53秒83だった。ラスト100mの落ち込みは走っている自分でも分かるくらいひどいものだった。
 競技場の外の時計が11時10分で停止しており、400mを走り終わったのが11時10分で、そのまま酸欠状態で倒れ込み、眠りに落ちていた。 もしもし〜!!という高校女子の声に目覚めたが、外の時計を見ると、時間が経っていない。よくよく考えると、止まったままだったんだった…。  午後からは所用があり、練習には行かなかった。


平成15年8月20日(水) 天候 晴れ

 大学生の男子は今日が集合日で、予定通り30kmの距離走を行なう。 競技場では国体予選組の調整練習を見ていたので、伴走、給水の出かけるのが遅れてしまった。 逆走でコースに向かったが、信夫、松本以内走れていなかった。
 給水が遅れて、脱水に近い状態になっていたが、例えば民家とかで給水することもできるだろうし、 そういう風に自分たちで対策をとることも必要だと思っている。
 夜、天体望遠鏡を引っ張り出して、火星の観測を行なってきた。 6万年に一度の大接近だが、見かけの大きさは結構なものとなっている。


平成15年8月21日(木) 天候 晴れ

 学校業務のため、高校生の練習をじっくり見ることができなかった。 大学生は今日から第2次合宿に入っていく。移動手段がないため、私のラグレイトを貸すことにする。

気をつけて行ってくれよ!!
と走り去るわが愛車を見送った。
 ラグレイトが来てから、新潟の春インカレ、仙台の北日本インカレ、山形の夏季合宿と、遠出することが多いが、 自分が運転することがホント少ない。
平成15年8月22日(金) 天候 晴れ

 午前中に稲置競技場で練習を済ませて、七尾の城山競技場に向かう。 実は改修工事前も含めて、城山に行くのは初めてのことだった。
 加賀の競技場に似ていて、一周が狭く見える。練習を終えた生徒に、 この競技場は、一周390mだよって言うと、

やっぱりですか??
と声が返ってきた。公認グラウンドでそんなわけ無いだろうと笑っていたんだけど、そのくらい狭く見える印象が深かった。
 大森先生の紹介で、七尾の赤崎温泉の女島旅館というところに宿舎を置く。 移動人数が29名で、バスの定員も29名ということで、かつての愛車ステップワゴンの出動を大野にお願いする。 ステップワゴンの後部座席をつぶして、荷物を積み込むと、バスにはかなり場所が確保された。
 和倉温泉の宿舎を予想していたので、大野には温泉に行こうということで話していたが、 とんだとばっちりを受けたに違いない。(笑)
平成15年8月23日(土) 天候 晴れ

 厳しい残暑と暴風の中、国体予選が開催される。
 長距離では、男子Aの5,000mで、三輪がシューズが脱げるアクシデントがあったにも関わらず15分34秒73で優勝する。 中小田も復活の15分台、池田、疋田もこれに続き、

3年生クインテット(??)がそこそこの走りを見せてくれた。
 少年男子Bの3,000mで1年の竹中は、9分31秒16で2位となり、西川が9分45秒87で5位、高田が10分02秒68で10位となる。
 また、少年女子共通3,000mでは、中山が10分04秒67で優勝、道越が11分35秒01で4位、梅木が11分52秒49で6位、森が12分05秒32で9位となる。
 星稜関係の優勝者は、成年女子100mで、福村が12秒24、岩崎が12秒76、北本が12秒79と、 稲置勢で占める。王が棄権した三段跳びでも、北本は昨年の悪夢を払拭するかのように、 10m88で優勝する。少年男子A三段跳で石川が13m90、女子B200mで米田が26秒68となる。
 この強化部に所属していながら、国体の選手選考に関して、疑問に感じることが多い。 特に長距離種目であるが、この条件の整わない時期に記録を求めることは決してできないのだが、 では、持ちタイムが良くて選考会に出場してこない選手と、持ちタイムがなくても、 この大会で優勝した選手がいた場合、どうするのかということなんだが。
 また、岩橋のように、インターハイでピークを迎えて疲労状態となっている中で、 結果を要求されても、難しい面があると思うんだが…。
 過去にも、国体予選を兼ねた石川県選手権で5,000m、10,000mで優勝した津田輝が、 この大会で負けたことによって、優勝した選手が国体に出場したこともあったが、 その前例を単に当てはめると、今回優勝した三輪が選ばれなければおかしい話になる。
 みんなが納得できることを要求すえることは難しいが、頭が痛くなるのは避けて通れない。
平成15年8月24日(日) 天候 晴れ

 国体予選も最終日となる。星稜関係の主な上位結果は、共通800mに出場した平井が、 予選から積極的なレースをして。1分57秒15のベストで決勝に残る。 決勝でも前半からかなりかっ飛ばして、後半追い上げを喰らいながらもゴールまで粘って、 1分59秒17で優勝する。三輪が2分02秒06で5位に食い込んだ。
 女子B800mでは、中山の独壇場で、2分23秒29で2位に10秒以上の差をつける独走で優勝する。
 女子共通走高跳では、宮原が1m63で優勝を決め、インターハイの結果を含めて安定した力を発揮してきた。
 試合が終わったころ、長野で合宿している古川から電話があって、 午前ですべての予定を終了したので、観光で黒部ダムまで行きたいという連絡があった。
 景色のいいところで気分をリフレッシュさせるものいいんよな。 引率することができなかったが、それなりにいい練習ができたようだ。
 松本が、深刻な顔して、『話があるんですけど…』と一言…。何を言われるのか察しがつかなかったので、 いろんなことが頭をよぎる。怪我をしたのか?? 大町に出られなくなったのか?? 部活をやめるのか?? などとドキドキしていると、『車をぶつけちゃいました…。』と…。

なんだと!?
 何を言われるかと思ったら、なぁんだ、たかがそんなことだったのかという、瞬間的な安心感があったが、 実際には理解するまで時間がかかったようで、だんだんと腹が立ってくるのがわかった。  まぁ、この車に乗っていきなさいって言ったのは俺だし、車をぶつけてもいいから、人を轢いたり、怪我させたりするな!! って言ってあったので、別にいいよ(ホントは良くない)とその場を治め、車を洗車させて家に帰ることにした。 心の中では年甲斐もなく大粒の涙が…。(笑)
 
平成15年8月25日(月) 天候 晴れ

 今日から石川県中学校合宿が始まる。この合宿で、星稜のいい環境を見ていって欲しいと思うし、 星稜にあこがれる選手が出てくれればこの上なく嬉しいことなんだが。
 普段どおり何気なしに練習している生徒たちや、学生たちの行動も、中学生たちに見られていると思うので、 わきまえた行動をしてもらわないとね。
 仁地と一緒にエルゴメーターで練習を行なう。鬼の40秒ミドルだ。 400m、800m系の練習だが、完全な耐乳酸系のトレーニングだ。 3セット目、かなり足にきていたので、もう限界だと一気に回転数が落ち込んだとき、 仁地が

『前に木坂さんがいますよ〜!!』
と声をかけてくれる。そのおかげで回転数をUPすることができた。 『後ろから来ますよ〜!!』じゃなくて前にいる想定で、いいイメージを掴むことができたし、 いい練習をすることができた。
 しかし、仮に前に木坂がいたとしても、40秒までに67まで落ち込んでいるので、 ゴールまでに追い込みきれていない。前回(H15.4.23)、県選手権前にこの練習をしたとき、 +αの4本目でさえPowerが640Wまで上がっていたにも関わらず、県選手権でのラストの直線争いで敗れている。 今回の練習で、また一つ掴んだものがあるので、石川県実業団までには仕上げたい。
 私の90%の負荷値で、仁地にも同じトレーニングをやってもらった。 お互い、石川県実業団に向けてのいい練習ができたよ。  こういう刺激を受けながら、またみんなで合同練習会とかしたいよな…。

北川 体重 67kg 負荷値 6.0kp

5sec10sec15sec20sec25sec30sec35sec40secPowerRPM
1st1371201099690857764592W139
2nd12799907669636660495W131
3rd124948663 88959267511W126

仁地 体重不明 負荷値 5.4kp

5sec10sec15sec20sec25sec30sec35sec40secPowerRPM
1st151135122111100908587597W155
2nd1331231119796908783547W134
3rd104112938079737571458W114


平成15年8月26日(火) 天候 くもり

 昨日から開始されている中学校合宿を見ていると、いいモノをたくさん持っている選手が大勢いる。 こういう合宿で、試合とかで見ることのできない素材や、練習に対する姿勢など、 学ばせてもらうことも多々あった。


平成15年8月27日(水) 天候 晴れ

 みんなと一緒にコントロール走を行なったが、情けないことに10本しかできかった。 呼吸を整えて、古川、三輪とシューズで100mを一本入れてから、400mを1本走る。タイムは53秒58だった。
もう落ちるところまで落ちているよなぁ…。(ぼそ)


平成15年8月28日(木) 天候 晴れ

 午前中に西部緑地公園で、県高校新人のプログラム編成会議に出かける。 午後から勤務があったので、午前までの国体合宿に参加していた選手を送るタイミングが合った。
 長距離ブロックは中山一人だけで、指導者もいない中だったが、北陸選手権の調整練習だったので、 自分のペースでやれたので、それはそれでよかった。
 男子について走ることが多いが、自分で走ることも入れていかないと、積極的なレース展開に対応することができなくからね。


平成15年8月29日(金) 天候 くもり

 午前中に稲置で練習をしてから北陸選手権のため福井県に出向く。 今回はバスにも余裕があったので、テントを持っていく。
 かつてはこの大会で優勝すると日本選手権に出場できたが、現在では3位にB標準を切らないと出場できない。 リレーに限っては、3位までにチームが出場できるんだが…。今回は女子4継で、星稜高校とBlue- T.Cとの争いも必至だが、 何とか両チームが食い込めばいいんだが…。
 長距離も、条件がよければ記録も狙えそうなんだが、この時期の仕上がり状況を確認する意味では、 条件云々よりも、精神面な鍛錬度を重点的に見てこうと思う。


平成15年8月30日(土) 天候 くもり

 北陸選手権、初日の今日800m予選で3年の平井が最後の公式試合となり、1分55秒88の大幅自己新で通過する。 2時間ほどしかない中で決勝が始まり、決勝のことなど一切考えないで予選に臨ませたため、 対応はできなかったが、以前ほどの落ち込みがなかった。自衛隊の木坂は予選、決勝と分55秒台を連発する安定さを見せていた。

来週は勝負だなぁ…。
 第三者的に一般観客としては面白いと思うが、当事者としての自分にとっては…。(苦笑)
 3,000mSCでは、三輪がYKKの泉に次いで2位となり、9分08秒99の自己ベストをマークする。日本Jr.選手権の参加標準記録を突破した。 女子4継では、新潟県の日本文理高校が優勝し、2位に星稜Blue-T.C、3位に星稜高校が入賞し、両チームとも日本選手権リレーの出場権を獲得する。
平成15年8月31日(日) 天候 くもり

 最初の決勝種目である女子5,000mに、中山が出場し、星稜OGの北國銀行の根来がレースを引っ張る展開となり、 80秒のほぼイーブンペースで、3,000mを10分00秒で通過するが、そこから失速し、17分12秒12で3位となる。
 初のトラックでの5,000mで経験がないこともあったが、思い切って3,000mまではいい走りをしていたので、 今後の期待が高まる。
 10,000mでは、YKKの選手たちが72秒のLAPを刻んでいったが、これに食い下がっていた三輪が3,000m辺りから離れ始めて、 かなり苦しい展開となる。 しかし、これも経験で、前日に3,000mSCを走ってからのレースなので、しっかりと調整してからの条件とは全く異なってくる。

どこまで強くなっていくのか楽しみだっ!!
 女子のマイルでは、星稜高校が惜しくも4位となり日本選手権の出場権を得ることができなかった。 しかし、4走の宮原のLAPが予選、決勝ともに57秒台を叩き出しており、県の高校新人につながるレースとなった。
 跳躍選手の彼女はバネがあり、ものすごいストライド走法が特徴的だ。密かに400mHでどんな選手になっていくのか楽しみだ。
平成15年9月
平成15年7月
前に戻る
Mainに戻る


Copyright(C) 1999-2003 by Kiyotchi-Man. All Rights Reserved.