平成16年1月
日/曜 | Title | 大学の予定 | 高校の予定 | 陸上のイベント |
1/木 | 石川県耐寒継走 | 耐寒継走 | 耐寒継走 | ニューイヤー駅伝 |
2/金 | 箱根往路TV観戦 | 箱根駅伝(往路) | ||
3/土 | 箱根復路TV観戦 | 箱根駅伝(復路) | ||
4/日 | 結団壮行式 | |||
5/月 | 仕事始め | |||
6/火 | 反省会 | |||
7/水 | 荒天の中の距離走 | |||
8/木 | ショック…。 | |||
9/金 | 新年会 | |||
10/土 | 練習会 | |||
11/日 | 京都女子駅伝(応援) | 都道府県対抗女子駅伝(中山) | 都道府県対抗女子駅伝 | |
12/月 | スキー日和 | |||
13/火 | 荒天 | |||
14/水 | あられの急襲 | |||
15/木 | 冬季定番のサーキット | |||
16/金 | 広島へ移動 | |||
17/土 | 男子駅伝開会式 | |||
18/日 | 都道府県対抗男子駅伝 | 都道府県対抗男子駅伝(三輪) | 都道府県対抗男子駅伝 | |
19/月 | 金沢へ移動 | |||
20/火 | 最終的な差 | |||
21/水 | 目的意識の高揚 | |||
22/木 | 授業打ち切り | |||
23/金 | 休校 | |||
24/土 | 大阪へ移動 | |||
25/日 | 大阪国際女子マラソン | 石川県耐寒駅伝(七尾〜田鶴浜) | 大阪国際女子マラソン | |
26/月 | 除雪 | |||
27/火 | 体育館での練習 | |||
28/水 | 除雪作業 | |||
29/木 | 8レーン除雪完了!! | |||
30/金 | 高校入試 | |||
31/土 | 尽くしているよなぁ。 |
恭賀新年、本年もよろしくお願いいたします。
例年のごとく、石川県耐寒継走が開催された。毎年星稜高校教職員のチームで参加しており、
今年は社会人SPというチームの控えにもなっていた。
社会人SPは、木坂が音頭をとって、普段はライバル同士の選手で結成したチームなんだが、
未登録の蔵岡がいるため、Bでの出場となる。
ところが、蔵岡が仕事で出場できなくなったので、控え選手だった私が3走を走ることになり、
4人の選手は全員登録選手となってしまった。
コースは熟知しており、頭の中の感覚も残っている。が、体がついてこないかも知れないという恐怖心があった。
スタート時間が刻々と近づく中、気持ちがブルーになってくる…。スタートの区間は、女子も一斉スタートなので、
手を抜くわけにはいかないし、3走を走るチームは、もしかしたら優勝争いに絡む可能性だってあるし、
なんとも例えようのない複雑な気持ちでスタートを切った。途中で両親がいたのもわかったし、
星稜の生徒や、審判の先生方の応援がとてもうれしく感じられた。
中山庸子にいつ抜かれるか分からない恐怖心と戦いながら、なんとか逃げ切った。
一般男子A
チーム | 1走 | 2走 | 3走 | 4走 | 総合 |
金沢星大 | 古川雅樹 10:39 | 笹原委之 11:36 | 橋口太郎 11:45 |
米田周平 10:40 | 44:44(3) |
チーム | 1走 | 2走 | 3走 | 4走 | 総合 |
社会人SP | 瀬戸一巳 10:16 | 木坂 敢 11:04 | 北川 潔 12:15 |
釜 幸生 12:09 | 45:44(1) |
星稜教職員 | 北川 潔 11:29 | 橋本 尚 16:11 | 西川義博 16:01 |
干場久男 14:28 | 58:09(52) |
チーム | 1走 | 2走 | 3走 | 4走 | 総合 |
星稜A | 三輪真之 10:28 | 竹中 真 11:18 | 疋田 健 11:13 |
池田敬一 10:53 | 43:52(2) |
チーム | 1走 | 2走 | 3走 | 4走 | 総合 |
星稜高校 | 中山庸子 11:39 | 金田瑞恵 14:35 | 清水彩花 15:07 |
道越由佳 13:35 | 54:46(2) |
今日は一日、箱根のテレビ観戦だ。東京まで出向く気力がなくなってしまったよなぁ。
当然、母校である、山梨学院大学を応援しているんだが、いきなり苦しい展開となる。
どのチームも力が均衡しており、さらに20校の出場ともあって、中継所ごとに見所があった。
HPを駆使して、めまぐるしく変わっていく展開を見ながら、楽しんでいた。
駒澤大学が、持っている力を出し切って往路を制したが、駅伝ファンとしては独走態勢を作るよりも、
優勝争いなど手に汗握る展開を期待したいんだよな。もっとも、母校の活躍を心より期待しているんだが。
今日も箱根をテレビ観戦した。駒大が安定した走りを見せたが、もう完全に独走となってしまうと、
面白くないんだよなぁ。ってことで、シード争いや、繰上げの阻止など、違った意味での争いを楽しんでいた。
といいながら、わが母校である、山梨学院がなんとシード落ちとなる。昨年のこの大会で準優勝してても、分からないものだなぁ。
駒大は、出雲、全日本と悔しい思いをしてきたわけだが、ここにきっちりとあわせてくる調整力がモノを言わせた感じだった。
予選会から勝ちあがってきたチームといえど、この本戦に照準が合ったチームが、結果を出している。
当然のことなんだろうけど、選手が持っている持ちタイムよりも、
午前中、西武緑地公園で、都道府県駅伝の結団壮行式、そして練習会が開催される。
陸協のスタッフから、県の耐寒継走でのBで出場した優勝について、クレームをつけられちゃった…。
まぁ、それにしても、申し込みの段階で木坂も確認しているんだし、表彰も受け、大会も終了したのだから、
事後協議しても仕方ないと思うんだがねぇ…。
仕事始めの今日、競技場で練習を見ていて、昼過ぎに事務室に戻ると、午前中で業務は終了ということだった。
午後からは、ジムニーを洗車したりして自分の時間を過ごしたりしていた。
久々にワックスをかけると新車のような輝きを取り戻した。
オルタネーターを交換してから、ずいぶん調子がいい。あとはウオーターポンプを交換して、
ラジエーターの冷却水が漏れるのを防がないといけない。といっても、まだ冬なので特に焦ってはいないんだな。
その都度、水温系の値に注意を払って、水を注ぎたしてはいるんだけど、事実上の空冷エンジンみたいだな…。
高校生は冬休み最終日だ。これまでの休みの過ごし方のリズムから、学校生活が開始するリズムに切り替えなければならないんだよね。
P-Jogで軽めにリズムをとって練習を終える。
午後から少し時間があったので、昨日に引き続きラグレイトを洗車する。
大学は短距離も長距離も授業開始となる今日が練習はじめとする。長距離は雨が降る悪条件の中で30kmの距離走を決行する。
この練習はじめを今日にするか、6日にするか、キャプテンの米田と話し合って決めたんだが、
結果論としては、昨日の午前中の時間があるときにやっておいたほうが、いい練習ができたかもしれなかったよね。
まぁ、天候などに対しては、予定が立たないけど、日が沈んで暗い中での距離走にはそれなりに危険も伴うしね。
もっとも、米田も親元を離れて寮生活している部員たちのことを気づかっているということも承知しているんだけどね。
今まで自分ひとりで考えて、決定してきたことでも、こうやって相談していくと、
いろんな意味でお互いの主張ができるようになるんだよな。
その中でスケジュールを組んでいくと、練習以外の部分でも、
雪が降ったりする中での練習となる。今日はFreeJogだったので、特には問題はなかったんだが、 この先が思いやられそうだよ。 補強していた三輪と、パワーマックスの話題になり、その場で無酸素測定をすることになった。 結果はというと、
練習を終えた後、星稜高校職員の非公式の新年会が催される。こういう機会があると、元気になってしまう私だが、
お財布の中も考えていかないといけないなぁ。(笑)
三輪を連れて、西部緑地公園で都道府県駅伝の合同練習会に参加してくる。
中学生は、2000mのトライアル、高校生はB-UPということで、現段階の様子を伺っていた。
中学生は、この練習で調子を見て出場選手を決めるような話をしていて、
大体決まったようなものだけど、高校生は具体的にどこで決めるかと言ったような話はなく、あいまいになっている。
私は監督よりも権限のないコーチとしての立場でいるんだが、選手起用に関して、
それぞれの意見が分かれる中でみんなが納得できるような選考をしていく必要がある。
梅木と金田を同行させて朝金沢を出発し、都道府県女子駅伝の応援に京都に出かける。
中山が2区4kmを走るということで、まず第一中継所に向かい、付き添いの親谷先生と一緒にUPの様子を見ていた。
オーダーを見ると、中々のメンバーが揃っており、いい意味で経験を積めそうだ。
第1区がスタートする前に、中山のラスト1km地点まで移動し、堀川通りから紫明通りの駐車場に車を置いて待機する。
車のテレビを見ながら、中継所でのタスキの受け渡しをSWで計測し、中山を待っていたが、ちょうど3km地点のところで、
10分00秒と、キロ当たり3分20秒のペースで走っている。300mほど歩道で中山追いかけながら声をかけたが、ついに力尽きてしまった。
結果(石川県分)
1区 6km | 2区 4km | 3区 3km | 4区 4km | 5区 4.1075km | 6区 4.0875km | 7区 4km | 8区 3km | 9区 10km |
根来亜紀 20'16"(30) | 中山庸子 13'25"(27) 33'41"(28) | 岡本美鈴 9'41"(12) 43'22"(23) | 古海七奈 13'53"(24) 57'15"(27) |
武田尚子 13'59"(21) 1:11'14"(24) | 山崎祐佳 13'28"(21) 1:24'42"(23) | 南出普妃 13'47"(33) 1:38'29"(27) | 奥村麻由 10'34"(21) 1:49'11"(26) | 本川理恵 33'40"(27) 2:22'51"(27) |
午前中に卯辰山に出かけてJogを行う。久々にいい天気で、非常に気持ちのいい中、練習することができた。 卯辰山には薄っすらと雪が積もっていたが、選手たちは気持ちよさそうに練習している。 私も野尻先生と一緒にJogしながら、こんな日にスキーでもしたいなっていう話になって、 じゃあ、午後から行きましょうということになってしまった。
午後から野尻先生と福光のイオックスアローザに出かけて、実に9年ぶりのスキーをしてくる。
ゴンドラリフトで山頂付近まで行くと、十分すぎるくらいの積雪があった。
自転車に乗るのと同じで、スキーも身体が感覚を覚えていたが、それでも最初は怖かった…。
絶好のスキー日和で、立山山脈をとてもきれいに見渡すことができた。
野尻先生は、ストックを使わないミニスキーのように短い『ファンスキー』をしていたが、
面白そうだった。技術が未熟な私には無理そうだけど…。何よりも、板が外れない構造にかなりの恐怖を感じてしまう…。
年に何回来れるか分からないけど、ここなら車で40分でこれるので、
ナイターとかでも時間が取れるときにはまってみようかな〜♪
帰り道に福光の『ぬく森の里』で温泉に入り、久々に新潟さんで食事を取って家に帰る。
そのまま死んだように眠りについてしまった…。
かなりの強風が襲ってきた。それに雷も…。ちょうど練習の時間帯は、治まっていたのだが、いいコンディションの中での練習はできなかった。
40〜60分のFREEJogとして、そのあとに全員パワーマックスの測定を行なった。
冬季のスケジュールを考えていく上で、特に雪が降る北陸の環境では、このようなエルゴメーターを駆使した、
走る以外の強化(クロストレーニング)の重要性が問われるんだよな。
これまでの練習を見ると、長い距離に対する慣性はかなり強化されたと思うんだが、
スピード持久的な強化も織り交ぜていく必要性も感じている。
もっとも、雪が降らない地区は、この時期にじっくりと走りこんでいるわけだが、
冬型が強まり、本格的な雪が降ってきた。まず軽く除雪をしてから練習を始めるが、
練習計画を変更してP-Jogとしたが、走りながらでも、走路が凍結してくる…。
いつも男子について普通に走っている中山が、今日は集団についていけない。
都道府県女子駅伝の疲れか、もしかして故障が生じたのかな?って思ったんだけど、
単に凍った走路面が滑って走れないということだった。
彼女の走りは、大腿で運ぶというより、足首のスナップで蹴るような走り方なので、
このようなグラウンドコンディションでは、ホントに走りにくそうだ。
このことが功をなして、いい意味でのフォーム改善につながればいいんだけどね。
20周を過ぎたところで、あられが降ってきたので、雨天走路に入って流しをするように指示する。
それでも、大学の古川、橋口、笹原は黙々と走っていた。中山もあられが収まったあと、
一人で+αをしていた。
短距離ブロックはトレーニングセンターでの練習ということで、雨天走路を広々と使えることができた。 冬季練習としては、定番のサーキットとしたが、基礎体力の不足している選手にとっては、 なかなかきつい練習となっている。といっても、真剣にやるかどうかによって、その強度がかわってくるんだけどね。
今日もまた野尻先生を連れ出してイオックスアローザにナイタースキーに出向いてくる。(まったく懲りないなぁ…。)
今週月曜日の成人の日に、ある程度の感覚をつかんだのだが、そのときは一部滑走可ということで、
思いっきり堪能することができなかった。今回はここ連日の積雪により、ゲレンデが前面滑走可となっており、
平日ということもあってゴンドラの順番待ちもない状態で、ゴンドラをフル活用して楽しむことができた。
明日は広島へ出発ということなんだが、新大阪まで『サンダーバード』、広島まで『のぞみ』での移動なので、
バスの運転をする必要がないのでゆっくり寝ながらの移動ができるので安心だ…。(野尻先生、ごめんなさい…。)
スキー用具一式をレンタルしたのだが、いっそのこと買ってしまおうかな…って言っても、そう普段から来れることでもないしねぇ…。
週末の都道府県男子駅伝に向けて、金沢を出発する。
特急を使っての移動は、本当にラクだよ。来週の大阪国際女子マラソンも、深浦を連れて電車で移動することにしよう。
お昼過ぎには広島入りしたのだが、懐かしい雰囲気だった。
午後からの練習で、中学生区間の試走を行なった。2区を走る予定の宮崎と一緒にコース確認だが、
1km、中間点、ラスト1kmと見るところが3つあるので、コース横に設置されている看板や、
高低などの特徴を説明品がらJogした。松井秀喜の看板が中間点だからね。
まだ2年生だが、楽しみな素材なので来年のことも含めて期待している。
午前中に、急遽3区起用となった宮川を連れてスタート地点に行き、一本道のコースを説明してから、電車で中継所の宮島まで先回りして宮川を待つ。
合宿の時には、ここで名物の『あなご飯』を食したのだが、今回は『お好み焼き』を昼食とした。
午前中の中高生のトラック練習を見ることができなかったが、監督会議で提出する決定した区間配置を見ると、
中学生は宮崎が外れて岩内が走ることになっており、星稜の三輪は控えのままだった。
いいたいことはたくさんあるけど、敢えて割愛します…。
大会当日、選手のサポートとなる三輪と一緒に第三中継所まで出向き、少し時間があったので船で宮島まで観光に行ってきた。 帰りの船で、二人の若いイギリス人の女性に話しかけ、お粗末な英会話を楽しんでいた。
北川:Are You Student?
英国人女性:No!!
北川:What is your job?
英国人女性:We are teacher!!
北川:What subject?
英国人女性:English teacher
三輪に、イングリッシュティーチャーなんだってって言うと、国語の先生ですか?っていうので、英語の先生だろ?
っていうと、だって、イギリス人なんでしょ?と返された。そっか、イギリス人だから英語が国語になるんだ。解釈のしかたなんだね。
大会のサポートにまわる。第一区では室塚がいい位置につけて区間5番でタスキを渡す。NHKのi-modeのサイトで順位等を確認しながら待機していた。
福田を送り出してから、折り返してきた福田を応援してすぐさま電車に乗り西広島を目指す。
途下の区間で間に合いそうだったので、下車して、中学生の濱田に声をかけ、西広島まで移動して平和公園を目指す。日向の応援をして、ゴール地点に到着する。
石川県選手試合結果
1区 7km | 2区 3km | 3区 8.5km | 4区 5km | 5区 8.5km | 6区 3km | 7区 13km |
室塚健太 20'22"(5) | 岩内達郎 9'17"(40) 29'39"(14) | 宮川浩太 26'14"(47) 55'53"(39) | 福田隼也 15'11"(39) 1:11'04"(39) |
樋本芳弘 25'12"(4) 1:36'16"(29) | 濱田恒平 9'25"(39) 1:45'41"(30) | 日向栄治 39'41"(36) 2:25'22"(36) |
試合を終えて、一泊ゆっくりできるなんてなんてなんて幸せものなんだろうか?(笑)
14時20分に金沢に到着予定なので、練習の指示だけして、ゆっくり銭湯にでも行こうかと思ってたのだが、
親谷先生が、風邪気味で生徒に感染すといけないということでお帰りになり、結局私が最後まで練習を見なければならないことになる。
しかし、早く帰りたいときに限って、短距離の練習って長いんだよね。(笑)
雨が時折降ってくる条件だったが、コントロール走を行なう。この週末にかけて、天候が悪化するのだが、
走れるうちに走っておかなければいけないんだよね。
しかし、高校生、大学生、男子、女子と故障者が増えてきちゃった。
タータンの上で練習すると、ひざ、腰などにそれなりに負荷がかかるということも分かっているんだが、
意識の高い選手はそれを自覚してしっかりとアフターケアをしているのも事実。
結果が出るかどうかは、
練習が終わってから、北国新聞文化センターのロッククライミングの無料体験講座を受講してきた。
金沢市の街中にジムの中に、フリークライミングの人工壁があって、いろんな形の突起物が取り付けられている。
高いところに登るのだけが目的だと思っていたが、ボルダリングという種目があって、足の届く低いところを、
決められた突起物だけを伝ってゴールに行くという種目もあった。
簡単そうに見えたのだがこれがかなり難しかった。トライする人によって使う腕の違いがあった。
登ることには自信があったのだが、予想通り思い知らされちゃったよ…。時間があるときに、通ってみようかな。
今夜から冬型が深まるということなので、今日のうちにポイントを押さえさせる。
1,000mのインターバルで設定タイム、本数、リカバリーなど各自で決めるということにする。
設定タイムを高めにして本数を減らす、設定タイムを低めにして本数を増やす、リカバリーの距離を加減して調節するといったように、
各自のレベルに応じた練習に対する目的意識を高めることだが、今日は走っている途中に雪が降り出したり、
気温も低めで条件は決していいものとは言えなかった。
朝から断続的に雪が降り続き、強い風もあわせてひどい一日となってしまった。 授業も3限で打ち切りとなり、当然部活もなしにしたので、ジムニーのブレーキを修理して家路につく。 この後、地獄が待っているなんて、思いもしなかったが…。
昨日に続いて大雪だ…。朝、出勤途中に木越のバス停前で梅木がバスを待っていたので、ジムにーに乗せる。 梅木の先輩も一緒に乗せたのだが、なんと星稜陸上部OGの舟本の妹だった。 道路は除雪もされていなく、やっとの思いで学校に到着したのだが、
明日、大阪国際女子マラソンの出場する短大の深浦の引率で、サンダーバードで大阪に向かう。
雪の影響でいきなり45分の遅れで金沢を発つ。かなりダイヤが乱れており、大阪に到着したのが昼過ぎだった。
道頓堀に行き、戎橋から見える「グリコ」、「かに道楽」、「くいだおれ人形」、「づぼらやのふぐ」といった、
ありきたりの観光スポットで写真を撮り、食事をしてから、明日の競技会場となる長居陸上競技場に向かった。
この競技場のこけら落としとして開催された日本選手権で、私は1500mで3分47秒04の当時の石川県記録をマークしたのだが、
トラックに立ってスタンドを見渡すと、当時のことがフィードバックしてきた。
もう一度走りたいっていう強い気持ちにもなれた。同時に、当時の自分にはもう二度と戻ることができないという、
厳しい現実も突きつけられたような複雑な気持ちになり、なぜか涙があふれてきた。
夜、大阪のSTEP長居店で働いている星稜大学OBの石澤と、星稜高校OGの酒谷と、食事に出かける。 楽しいひと時を過ごしていたのだが、ここで事件発生…。なんと、俺が死ぬほど大嫌いな体長12mm(推定)の『ゴキちゃん』が現れたのだ。
宿舎に帰り、落ち着きを取り戻してベッドの上でセカンドバックを開けると、なんとそこに一匹、
深浦の現役引退レースとなる、大阪国際女子マラソンがいよいよ今日開幕となる。
試合会場に到着すると、雪が降り出し、気温も3.7℃と条件は決してよくない。
雪国からきた自分たちにしては、そのほうが逆手にとることができるんだが。
長居陸上競技場には、大勢の観客が押し寄せている。
アテネオリンピックの日本代表選考会ということで、注目度も高く、
そのスタートラインに立つ深浦がとてもうらやましく思えた。
スタートの号砲がなり、競技場を出る前に声をかけるとこっちを向いて手を振る余裕があった。 送り出して、JR玉造駅(13.3km地点)まで移動して深浦を待つことにした。 ピンク目立つユニフォームを待ち構えているのだが、同じようなユニフォームって意外と多いんだな。 やっと姿が見えたので、大声をかけて応援する。通過タイムを見ると61分で、計算上はまだスムーズに来ている。 リズムもいい。すぐさま地下鉄で折り返しの心斎橋まで移動する。
すでに先頭集団は通過した後で、沿道の観客はすでに次のポイントに向かっている。
折り返しでは足取りがかなり重く、表情もゆがんでいる。状況を見て判断してやめさそうかとも思ったが、
本人の意思を尊重することにした。2重、3重の人垣の中で声援を送るが届いているだろうか?
30kmの関門は14時30分で閉鎖されるんだが、ちょうど300m手前にいたので、14時28分までに通過しないと完走はできないなって思いながら、
双眼鏡と時計を見ながら、誰も走ってこない走路を見つめていた。2台の白バイが来て、
もうどれだけ待っててもここには来ないってことがわかったので、そのまま長居に向かった。
結果的には完走するという目的を果たすことはできなかったが、それもいい思い出になるはずだよね。
七尾〜田鶴浜の県の耐寒継走が中止となってしまったよな。いずれにしても、故障者がいたため、オープンでの参加だったが、
至る所で雪の影響がでてるんだよな…。
天候は落ち着いたが、雪の影響はまだまだ残っている。
今日は朝練習には行かなかったが、午後から競技場に上がる前、チェーンを装着したバスがハマッてしまった。
みんなで押してもらったりしながら、何とか脱出することができたが、融雪装置のない坂道って最悪だよ。
競技場は50cmほどの積雪で、とても練習ができる状態ではない。室内走路でJogをサーキットをしたのだが、
その間に除雪機を出動させる。今回は雪を書き込む部分よりも積雪面が高く、2時間で30mしか進まない。
ここ最近競技場の雨天走路での練習は続いているが、今日は高等学校の体育館とトレーニングセンターで練習することにした。
バスケットコート3面分の広さがある体育館の観覧席の後ろにはランニングコースがあるんだが、
どのクラブも練習場所の確保のため込み合っていた。
このランニングコースは、四つの角のうち、2箇所は45°に削ってあるんだが、
あとの2箇所は90°の直角のため、どうしても走っているスピードが落ちてしまう。
練習終了後、フリークライミングの教室に出かけてくる。クライミングシューズの説明から入ったが、
シューズの説明を聞いただけでも上る方法に変化が出た。
トレーニングセンターで綱のぼりをしたため、腕がかなり疲れていたが、上半身を鍛えるためにいいトレーニングができた。
明後日、星稜高校の入学試験があるため、午後から約5時間、東金沢駅から小坂の交差点につながる歩道の除雪作業を行なう。 金沢星稜大学のジャージで作業していると、知らない通行人のおばさんに、 『学生さんですか?ご苦労様です!!』と声をかけていただいた。
高等学校は午前中で授業が終了する。定刻に帰れそうだったので、ナイタースキーに行く予定を入れていたが、
都合が悪くなったので断念した。ってことで、競技場に上がって8レーンの除雪に取り掛かる。
この作業をするのは9年目となった。もうカーブとかの感覚もバッチリだ。
上空から見ると、きれいな幾何学模様が上がっているだろうな…。あ、そうだ、数年前に撮った写真があったんだ。
こちらをクリックしてください。
これが夜になると、こんな感じになります。
除雪作業が思ったより早く作業が終了した…っていうか、8レーンを1周空けたところで切り上げ、
クライミングに出かけた。このクライミングといい、ジムニーといい、
高等学校の入学試験が開催され、交代で試験監督をしていた。インフルエンザが流行しており、、
保健室受験の生徒たちが会場に入りきらないということで、急遽隣の講義室が会場となったのだった。
昨日の入試の採点作業があり、午前中の練習に時間帯には競技場に上がることができなかった。
夕方、また競技場に上がって、除雪をして走路を広げておいた。
よくよく考えると、選手たちのために全身全霊尽くしているよなぁ…。
別に、感謝しろとまでは言わないけど、バスの送迎のこととか、走路の除雪のこととか、
選手たちには少しは気づいてほしいことがたくさんあるよなぁ。
それに対して、気遣い、心遣いができるようになると、競技力の向上にもつながっていくと考えているんだけど、
こんなこというと、恩着せがましいような感じもするしね…。