平成16年5月
日/曜 | Title | 大学の予定 | 高校の予定 | 陸上のイベント |
1/土 | 課題点 | |||
2/日 | 林道アタック | |||
3/月 | 100mスプリント | |||
4/火 | メイストーム | |||
5/水 | GW終了!! | |||
6/木 | ジャマ | |||
7/金 | 確実に復活へ | |||
8/土 | 400mトライアル | |||
9/日 | 日本グランプリ | |||
10/月 | 雨天練習 | |||
11/火 | 三輪もびっくり | |||
12/水 | 悪条件の中の練習 | |||
13/木 | エリシオン発表 | |||
14/金 | 金沢市春季陸上 | 中学金沢市春季大会(市営) | ||
15/土 | 金沢市春季陸上、北陸実業団(西部) | 中学金沢市春季大会(市営) | ||
16/日 | 北陸実業団(西部) | |||
17/月 | まだまだやれそう!! | |||
18/火 | 練習効果 | |||
19/水 | やれる!! | |||
20/木 | 回復 | |||
21/金 | 移動 | |||
22/土 | 北信越IC初日 | 北信越IC(富山) | ゴールデンゲームズin延岡 | |
23/日 | 北信越IC最終日 | 北信越IC(富山) | ||
24/月 | 高校生、調整練習へ | |||
25/火 | 中学生たちの挑戦 | |||
26/水 | 気持ちの問題 | |||
27/木 | 県高校総体初日 | 県高校総体 | ||
28/金 | 県高校総体二日目 | 県高校総体 | ||
29/土 | 県高校総体最終日 | 県高校総体 | ||
30/日 | 競技審判 | |||
31/月 | 思いの強さ |
大学生は今日は重要なポイント練習を入れた。 レースを意識させた練習で、インカレが迫ってくると同時に意識も高まってきた。 まだまだ課題点も多々あるが、
今日は、連休唯一のお休みとした。久々にジムニーで林道を攻めに行った。 事故を起こしたときに助けてくれた、とうふ屋の黒川君と、 その友達と三台のジムニーでバーベキューを踏まえて楽しい時間をすごせた。
8レーンでペースJogの予定だったが、すでにハードルが並べられており、
100mのスタート地点にはスタブロも…ということで、
外周の500mコースでのペースJogに変更した。
計算すると、セッティングタイムは、8レーン+10秒でちょうど良くなるので、
意外と走りやすそうだった。大学生、高校生と大きな集団になっていたので、
二つくらいのグループに分けても良かったかな…。
このペースJogの中でのラクなリズムのとり方を各自Jogのなかでも反映できるようになると、
普段の練習にもいい意味での変化か生じるんだよな。
みんなが練習を終えた後、鎖骨を固定しているバンドをはずして、100mを一本走った。
スパイクを履いて走るのはいつ以来だろうか?
もしかしたら、昨年の県実業団以来かも知れないよなぁ。タイムはスタンディングで11秒58だった。
大雨の悪条件の中で、ペース走+コントロール走を行なった。 W-upの時に気温は22℃だったのに、練習開始のころになると、18℃を切っていた。 ちょうど寒冷前線が通過した直後なのだろうか、みるみるうちに天候が悪化して、 ついにはバケツをひっくり返したような大雨と強風が…。
今日で連休も終わりだねぇ…。この3日間で、『いい感じの練習』をすることができた。
『いい感じの練習』、ここ最近続いているよね。しかし具体的には書かないのは、
インカレや総体に向けての作戦上の問題かも知れないけど、
情報を操作することはしないが、制限することは自由だからね。
例年だったら、5月の初旬に石川県選手権があるためにどうしても調整練習とか入ってしまうので、
この時期に思い切った強化をはかることができないのだが、
そういった意味ではこのGWの後半には、
いい天候の中で、卯辰山でじっくり練習することができた。FreeJogだったが、
昨日の疲れもあったろうけど、このほのぼのとした陽気の中で、
ピクニックに来ている数組のカップルたちを避けながら、
ちょうどいい練習になった感じだった。そのカップルたちにしてみれば、
練習している選手たちが邪魔で仕方なかったろうけど…。お互いが邪魔だなって思うんだから、
つくづく人間って自分の都合のいいようにしか考えていないんだよねぇ。(笑)
一年女子の山本と洞庭が、坂を登るとキツいということで、最初に下りばかりを走ってたようだが、
下りきった段階で、はじめて、
鎖骨の検診に行ってくる。連休明けということで、かなり混み合っており、 イライラが爆発しそうだった。しかし、診断を受けてレントゲンを見ると、 砕けた骨の破片の周囲に薄っすらと陰が写っており、仮骨が形成されているのがはっきり確認でき、 その瞬間にイライラが消えてしまった…。
午前中に星稜高校保護者会の総会が開催されていたが、ポイント練習を見ていたので、
総会には参加することができなかった。
今日のポイントでは、3日前の疲れがあるかな〜?って思いながら、レース形式のトライアルとしたが、
それなりにまとまってはいたし、そういう状況のなかで、これだけの練習ができたことで、
次が見えてきた。
自分自身の練習も短期集中型で行なっているが、月曜日に100m、水曜日に200mを走り、
今日は300mではなく400mを走った。マネージャーが計ってくれたタイムは、
練習終了後に保護者会の懇親会に参加してきた。いろんな意味で、 保護者の皆様のバックアップがあることで、このように競技活動に携わっていくことができるので、 大変感謝しています。
夕方、陸協強化部の会議に出席し、そのあと職場仲間の結婚式の二次会に参加してきた。 その席にいるときに、大学の馬場ちゃんから小松記録会でベストが出たという結果報告の電話が来た。 古川も仕上がってきたようだし、それぞれがインカレに向けて、順調に滑り出しているようだ。 しかし、まぁ一日が慌しく過ぎ去ったなぁ。
西部緑地で開催される日本グランプリの審判に行ってきた。 いつものように計測員光波の主任だった。 グランプリ種目の中に男女の800mがあり、審判依頼が来ているのに、 一般観客として観戦するわけにも行かないな、とか思いながらいたけど、 ちょうど時間帯が800mを観戦できる競技日程でよかった。
女子の800mでは、日本記録保持者の西村と、室内日本記録保持者の杉森の対決だったが、
杉森が400mを59秒台で通過し、600mを1分30秒辺りで通過し、日本記録の更新も期待されたが、
僅かに及ばず、日本歴代2位の2分02秒32で優勝していた。それでもこの悪天候の中でも、
圧倒的な力を発揮し、果敢に攻める走りには感動させてもらった。
彼女は、昨年のシーズンは手術によるリハビリ等で競技会には参加していないのだが、
そんな中での見事な復活劇を目の当たりにして、心を打たれました。
男子は、自衛隊体学の森が1分50秒29で優勝、ついで、富士通の笹野が2位だった。
見ていてなんだか自分自身が興奮状態になり、今シーズンの復活に対して、
大雨が降っていたので、卯辰トンネルでJogを行なった。
片道1.2kmもあり、車道と歩道がアクリル板で仕切られているので、排気ガスが入ってこないため、
快適に練習することができる。コンクリートの路面が硬いのが気になるんだけど、
シューズの選択でいくらでも対応できそう。
歩道には4箇所ほど防犯カメラが設置してあって、
モニターに映し出される映像をスタート地点にいながら確認できるのも、画期的なんだよね。
あ、そういえば昨年末に広島に合宿に行ってる時に、こっちの金沢での合宿が気になっていて、
雪のためこの卯辰トンネルでの練習に変更になった時、
どうにかネット経由でこの卯辰トンネルの防犯モニターを見ることができないかなって思いながら、
国土交通省のHPを探しまくっていたら、
午後から天候が回復するということだったが、霧雨が舞う中での練習となった。
長距離はペース走だったが、気温も16℃ということで、走りやすい環境は整っていた。
90秒くらいの落ち着いたペースで入っていたが、後半どんどんペースが上がり、
3年の三輪が1年の山田をしきりに気にしながら走っていた。
余裕を持たせるはずが、ラストの3,000mは9分20秒ほどできてしまったが、
それだけの勢いを感じさせる練習だった。
高校生、大学生と軽いポイント練習を入れた。
量的なものより、質を求めており、集中した練習を見受けることができた。
自分自身の練習としては、600mを一本だけ入れる。
先週土曜の調子を考えて、84秒あたりを意識していたが、
風に押し戻されるような形で、87秒34(27"62-29"41-30"19)かかってしまった。
着地するごとに右肩に痛みが走るが、我慢できない痛みでもないので、
これが気にならなくなるまでの辛抱だ。
1,500mのスタート地点で向かい風、メインストレッチの直線でもすべて向かい風と、
かなり風が舞っていた。気象条件をどうこう言っても仕方ないが、
春先に『くだらないこと(自分にとっては面白いことだったが…)』をしていて鎖骨を折り、
自分自身がこの春季の復活は絶望視していたが、
なんとか大丈夫そうだ。いや、むしろ、なぜか調子がいいくらいだ。
鎖骨骨折に関するデータを収集していると、今年ダイエーからオリックスに移籍した、
プロ野球の村松選手(星稜高校時代の同級生)も、
昨年の8月の終わりに鎖骨を骨折したが、約2ヵ月後の10月の日本シリーズには復活していた。
ボールを投げ、バットを振り、走らなければならない野球と違って、
走るだけの陸上競技は、幾分かマシのような気もするんだが、
そのことが大きく勇気付けられたのも事実だ。
お昼休みの時間に、ホンダクリオに行って、本日発表の新型ミニバンのエリシオンの現車を見てきた。
エルグランド、アルファードに対抗しての車で、室内も広々としており、
装備的な面に関してもかなり豪華な感じで、気持ちが揺らいできちゃった…。
今乗っているラグレイトは今年8月に2回目(5年目)の車検なんだが、どうしようかな…なんてね。
でも率直なところ、ラグレイトの格下のような感じだと
今日から金沢市営競技場で金沢市中学校体育大会陸上競技選手権が開催される。
春から新体制でこの大会を目指して頑張ってきたわけだが、今回はその発表の場だ。
1,2年100mでは、佐藤が14秒86(+0.9)、池田が14秒97(+1.0)と14秒台をマークしたが、
惜しくも決勝進出は果たせなかった。
200mでは田邊が予選を30秒83(+1.3)で通過し、決勝では30秒56(+0.3)で
金沢市中学校陸上競技大会、今日が二日目の最終日だ。
今日のメインイベントは、女子の4×100mR、田邊、佐藤、北川、池田のオーダーで予選に臨む。
予選では1走から2走に渡るところで、走路妨害されるアクシデントがあり、立ち止まってしまったが、
初めての60秒突破となる59秒45で予選通過となり、決勝への期待が高まる。
共通100mでは、田邊が14秒93(+0.4)で予選通過となり、リレーもあわせてきょう1日4本の競技会となった。
共通女子800mでは、山本が2分52秒84、岡田が2分57秒11で予選落ち、
共通男子1,500m出場予定の塚本は、体調不良のため欠場となる。
田邊の決勝では、14秒98(+1.2)と予選の記録を更新することができなかったが、7位入賞、
安定して14秒台を出せるようになってきた。
そして、陸上競技の花形種目である、400mR決勝の時間がやってきた。 審判している自分自身が緊張しているのがわかった。自分が走るわけでもないのに、 ドキドキしていた。あれだけの練習してきたのだから、結果はついてくるとは思ったが、 バトンパスも完璧にうまくいって、58秒64で7位となった。
大会が終わってから、すぐ北陸実業団陸上が開催されている西部に向かった。
ちょうど木坂の800m、福村の200mを見ることができた。
福村はただ一人の出場だったにもかかわらず、25秒16(±0)で優勝、
自らの大会記録を更新する力走を見せた。
女子は参加人数が少なく、石川県実業団よりも寂しい競技会だった…。(笑)
私自身が北陸実業団の理事になっているので、この大会の繁栄に寄与していかなけれならないのだが、
今年度から、対抗の部はなくなってしまったことで、さらに拍車がかかりそう。
対抗の部を残して、石川県実業団のように所属を関係なく、
クラブチーム対抗というようにしていけば、面白そうなんだが…。
休日だが、北陸実業団陸上の審判をしてくる。
といっても、月陸、陸マガに掲載される選手の写真撮影が仕事なのだが、
趣味と実益を混同しているみたいだな…。(笑) あ、実益といっても、
特別な収入を得られるわけでもないので、完全なボランティアなんだけどね。
今日が雨が降りしきる最悪のグラウンドコンディションで、選手も審判も補助員も大変だった。
審判員が少なかったのでなおさら大変だったが、
こういったところでしっかりと補助員の仕事ができるかどうかは、
で、今日の結果というと、福村が向い風1.5mの悪条件の中、12秒35で100mを制し、 昨日の200mとあわせて2冠を達成、北本も、5m51で優勝する。 また秋の全日本実業団の運転を買ってでようかな…。 昨年の岡山『キビ団子ツアー』に比べると近いからね…。 今年は、新潟『コシヒカリツアー』か!?(笑)
北陸実業団陸上の後、またHONDAに行ってきた。ラグレイトの下取り査定までしてもらって、
検討させてもらったが、現段階ではラグレイトを手放して、エリシオンを購入する理由がないので、
現段階では買わないことにした。
エリシオンも出来が良くて、非常に魅力的ではあるのだが、初期型よりも2年ほど待って、
マイナーチェンジする頃か、さらに待って5年後のフルモデルチェンジしたあたりを狙おうかな、
なんてね。
発売直後の誰も乗っていない車を乗るのもいいんだけど、
ラグレイトもエリシオンの販売と同時に輸入中止となったため、絶版となってしまい、
これからのプレミア的な価値だって生じてくるわけだし…。
今週末の北信越インカレに出場する平井が大森先生と練習の打ち合わせをしているのを聞いていて、
500mを2本するというので、一緒にさせてもらうことになった。設定は67秒で15分レストということで、
自分としてはかなりレベルの高いものだった。
5月に入って、400mや600mなどを単発では走っているが、こういったスピード系の練習は今期初なので、
無理しないで一本だけにするということで、アップを開始する。
イメージもなく、500mなんて中途半端な距離をどう走るか考えていたのだが、
リラックスして最初の100m、そのまま維持して中間走で200m、ラストの追い切りの200mという感覚で、
昨年の県選手権、県実業団で失敗したラストの感覚を復習するイメージを作り上げていった。
一本目、最初の100mを13秒29、300mを40秒84(27秒55)、500mを68秒47(27秒63)で、
イメージにピッタリの走りができた。
このまま600mまで伸ばしても84秒は確実に切れそうだし、満足もできたが、
平井に申し訳ないっていう気持ちと、この乳酸がたまりきった感覚で、
二本目どれだけ対応できるのか試したいという、好奇心のほうが強く、もう一本走ることにした。
あまり自信もなかったので、また平井の後ろについていたのだが、
ラスト200mでいけそうな感じだったので前に出る。13秒14-41秒70(28秒56)-70秒04(28秒34)
で走りきることができた。ラスト200mのLapを見ても、ガクンとした落ち込みもなく、
走れてビックリといった感じだった。
大学生は調整練習、高校生はペース走とした。中学生は春季大会が終了して、
中間試験の最終日までFreeということなので、多少なりとも余裕はできたけど…。(笑)
ペース走のペースでも、三輪にとっては90秒はJogのペースで、余裕がありすぎるということだった。
彼のJogを見ていても、基本的なJogのペースが速く、いいリズムを刻み込んでいるので、
身体に叩き込んで、神経的に学習しているような感じだね。
ペースJogにしても、男子の後ろについて走っている女子にも、
同じような
高校生はコース別に今日、明日から中間試験が始まる。県総体の大事な時期に、
バラバラな時間帯なのはちょっと困るが、レースが近づいてくると、
種目にあわせた個別メニューとなるので、逆にいい意味でこの時間帯を有効的に活用したい。
今週末に北信越インカレが、来週には県の高校総体が始まるわけだが、
調子の良し悪し、自信のあるなし、全てひっくるめても勝負の場に立たなければならない。
スタートラインに立つ時、自分はいつも必ず空を見上げる。練習でやってきたことが本物であれば、
高校生はFreeJog、大学生は北信越インカレに向けての調整練習として、各自の練習を指示する。
高校生と一緒に軽く鉄棒をしてみた。懸垂逆上がり、蹴上がりまでできたが、
全懸垂はできなかった。しかし、回復は順調にきているよ。明日で骨折から2ヶ月か、もうあと一ヶ月のリハビリ期間となるのだが、
リハビリといっても特別なことをするわけでもないのだが…。
この鎖骨バンドから開放されたい気分と、これを装着していることがあまりにも自然となってしまっているので、
外したときの身体の変化が怖いという、両方の感覚が入り乱れている。
明日から北信越学生対校陸上が開催されため、午前中、稲置グラウンドで練習をした後、
富山県へ向かう。今回は学園の大型バスを運転しての移動となる。
この大型バスは、何度か練習をして、学園の許可を取らないと運転することができないのだが、
午前中に2時間の講習を受けて、どうにか了承を得ることができた。
まだ移動距離が短くて助かったよ。しかし、極力このバスの運転は避けたいなぁ…。
初日の今日、男子1,500m決勝で、古川が自己新をマークして3位に入賞した。
しかし念願の3分台はまたもやお預けだった。
3,000mSCに出場した米田は、5ヶ月半の故障を乗り切っての出場だった。
この大会の5日前にやっと走れるようになり、
記録そのものは平凡ながら、チームのキャプテンとしての、競技会に対する強い姿勢を、
後輩たちに見せ付けることができた。
短距離勢がすごい勢いで戦っている。
北信越インカレ最終日、金沢星稜大学のお家芸といわれる400mHで、1,2,3位独占を決めた。
女子の800mでは、最後の北信越ICとなった馬場が、
見事なレース展開で自己記録をマークして制することができた。すごくいい走りだったし、
とてもかっこよかった。
最終種目の男女マイルリレーで、マネージャーが集団応援に行きたいというので、
ビデオを撮ることとなった。
応援に駆けつけてくれた卒業生のひつじさん、福岡ACの玉男さんに、Lap計測をお願いした。
北川:マイルのLap計ってもらえない?
ひつじさん:いいですよ。
北川:押す場所分かるよね?
ひつじさん:(馬鹿にしないでよという表情で)分かりますよ〜、ここですよね!!(といって、ウオッチのLapのボタンを指差す…。)
北川、玉男:…。爆!!
女子は、これで3年連続だろうか、圧倒的な力で優勝することができた。
岩崎は本大会、200m、400m、400mR、1600mRの4冠となった。
5連覇のかかっていた男子は、アンカーで金沢大学に逆転されて本大会が終了する。
短距離キャプテンの岡も、長距離キャプテンの米田も、 ケガ、故障に苦しみながらも、この大会にかける思い、チームに対する責任感の強さを、 しっかりと示してくれた。
本大会を終了して、ひとつだけ腑に落ちない点がある。競技運営上信じられないことだが、
昨日の男子400リレーの再レースだ。
アウトレーンにいた金沢大学の選手が転倒し、インコースにいた福井工業大学の進路を妨害したとして、
レースが無効となり、再レースを今日行うということが決定されたのだった。
本来のルールでは、妨害したとされる金沢大学が失格となって、それで終わるということなのだが、
何度抗議しても取り合ってももらえず、非常に残念だった。
たとえばこの再レースそのものが、選手、監督全てを含めた話し合いで決定づけられるのであれば、
まだ納得もできるのだが、どう考えても一方的で、不当な判断としか思えない。
故障者がいたため、事実上出場が困難なため、この不当なレースを拒否するという旨を伝えると、
それは『拒否』ではなく、『棄権』とみなすという解釈をされた。
2,000年のシドニーパラリンピックにおいて、車椅子女子800mで優勝候補だった日本選手を巻き込んだ、 似たようなことがあったが、審判長が判断、実行された再レースは、 スポーツ仲裁裁判所の審議では無効となっている。(参照HPはこちら)
大会プログラムには、『本競技会は、2004年度日本陸上競技連盟規則、
および本大会申し送り事項に則って開催される』とあるが、この日本陸連競技規則も、
IAAFの規則に準じているというのに…。
今回のレースにおけるビデオを見たところ、転倒したわけでもなく、
なんら問題なくレースが進行しているように思えるのだが。
故障者が続出して、やっとのメンバーでやっと優勝したというのに、それを剥奪されるだなんて、
どうにも納得ができない。
オリンピック等で、金メダルを剥奪されるということは、たとえばドーピングを使用したとか、
明らかなる不正に対する処罰であるのに対して、正々堂々と戦って、
やっとの思いで全日本インカレの出場権を得た選手たちが、
何でこのような仕打ちを受けなければならないのだろうか…。
たとえば、自分が800mを走っていて、優勝したとしよう。
後ろの知らないところで進路妨害等があったことで、再レースなんて普通ありえるだろうか?
どう考えても、そんなことありえないよ。
大学生はFree期間を設けたため、集中して高校生の練習を見ることができる。
といっても、調整練習なのだが…。
スケジュールにあわせて、各自、どのような調整練習が必要なのかということを、
自分で考えさせることで、確実に体調を合わせることが可能となっていく。
練習日誌をつけている選手や、経験をつんでいる選手は、
割かし現段階での体調や調子を理解できるので、
各自調整練習としたが、選手たちはそれぞれの目標と意図がはっきりしているので、
安心して見ていられる。
中学生には、ハードルの練習をしてもらった。また大森先生にお願いしたのだが、
昨日の応用が利いているため、スムーズに練習することができた。
昨年の県小学校陸上で3位になっている池田は、6.5mで一段低いハードルでも詰まっている感じだったので、
7.0m間隔で一段高くした。
明日から高校総体が始まる。チームにとっては、もっとも大事なレースのひとつで、全国高校総体に向けて、第一の関門となっている。
県高校総体初日、最初のトラック決勝は女子の400mだった。3人が決勝に駒を進め、
4,5,6位と北信越への出場権を勝ち取る。昨年の新人で優勝した松田は、男子400mで6位となった。
100mでは、米田、河原が3,4位と、小松明峰に1,2位を奪われてしまった。
1,2,3フィニッシュの期待がかかった女子100mHでは、1年生の中川が優勝し、
プレミアムユニフォームをもらえることになった。
また長距離種目の3冠奪取に挑戦した三輪は、1,500mでレースを引っ張るが、4分02秒26で3位となる。
女子の1,500m決勝では、かなり見ごたえのあるレースだった。
エース中山が積極的にレースを組み立てていく中、ルーキー劉が冷静にその流れに乗り、
男子3,000mSCでは、三輪が優勝する。ただし、足を強打したみたいで、明日の5,000mが心配だ。 また、29日の予選会で故障した岩橋が、力を抑えながらも5300点台で優勝する。 本人は万全だったら6000点台も視野に入ってるというので、
最終日となった今日、雨の予報が当たらず、蒸し暑い中でのレースとなってしまった。
最高気温も金沢で30℃を越える真夏日で、強い風も吹き荒れる最悪なコンディションだった。
そんな中、女子3000mでは、1,500mに続いて、中山と劉が1,2フィニッシュを決めてくれた。
また1,500m7位と悔し涙を飲んだ能任も、大幅自己新をマークして、5位に食い込み、
雪辱を晴らすことができた。チームのエース、そしてルーキーとムードメーカー、
それぞれがしっかりと役割を果たしており、全国高校駅伝に出場するために、
まず第一段階を踏むことができたと、相当な手ごたえを感じている。
5,000mでは、三輪が棄権したが、一年生の山田が4位に食い込み、
粘りに粘るガッツのある走りには感動した。
宮原が、荻野以来の総体5冠を達成する。しかも、7種競技を含めての5冠なので、
価値も高いと思う。最後のマイルリレーでは、アンカーの宮原は、
7種の800mを走って20分しかない中での優勝だった。
今日は久々の休日だった…が、石川県身障者体育大会の審判に行ってくる。
こうやって様々な競技活動に協力していくことで、何らかの感謝の気持ちを
示していかないとね。
先日、北陸実業団の審判を高校生たちがやっていたが、
提出された練習日誌を見ると、ほとんどの感想の中に、
『自分たちが競技会で結果を出すには、こうやって多くの裏方の仕事をして下さる人たちのお陰だと感じた』
というようなことが書いてあった。
なかなか分かることではないことなんだが、こういう大切なことが理解できる競技者は、きっと強くなっていくと信じている。
総体を終えて、昨日一日をはさんだが、ようやく落ち着いてきた。
今日は研修所で高校生のミーティングをしてから練習となった。
ミーティングでは、富山、長野の8位までの結果を印刷して選手に渡し、
北信越のメンバーの発表と、こちらに残る者は金沢市民体育大会に出場するということで、
その種目の確認を行なった。
各県の結果を見ると、いくらでも勝負できると思うし、
インターハイに行きたいという、気持ちの強さの差が出るんじゃないかって思えるんだが。