平成16年6月


日/曜Title大学の予定高校の予定陸上のイベント
1/火チーム力の向上


2/水十分な気合


3/木いい天気


4/金日本選手権

日本選手権(鳥取)
5/土悔し涙

日本選手権(鳥取) 城山記録会
6/日運動会

日本選手権(鳥取)
7/月違和感


8/火ダイアリー


9/水治療


10/木技術系


11/金取材


12/土小松記録会北日本IC(札幌)
小松記録会
13/日休養日北日本IC(札幌)

14/月ほぼ完治


15/火梅雨の晴れ間


16/水限界です。(笑)


17/木松本へ


18/金北信越高校総体初日
北信越高校総体
19/土北信越高校総体2日目
北信越高校総体
20/日北信越高校総体最終日
北信越高校総体
21/月台風


22/火絶不調…。


23/水能都へ


24/木蒸し暑いなぁ…。


25/金専門外だけど…。


26/土宮原6位入賞
日本ジュニア選手権県中学校陸上
27/日三輪8位入賞
日本ジュニア選手権県中学校陸上
28/月調整の方法


29/火転機


30/水陸上競技道


先月へ 来月へ

平成16年6月1日(火) 天候 晴れ

 この一週間は、スケジュール的には回復系が主なので、卯辰山で野外走をしてくる。 金沢桜丘も練習に来ていた。 天気が良かったので、一緒に走ろうかな〜♪って思ったんだけど、そんなときに限ってランパンを持ってきていない。
 選手たちは、いい感じでしっかりと練習できていたし、特に女子は表情を見ていても充実している。

県総体の結果で、随分とチーム力が上がったね。
 これから、梅雨の時期を迎え、さらに夏のイヤな季節がやってくるが、 今日のようなさわやかな天気の中で練習できることをありがたく思わないといけないよな。
平成16年6月2日(水) 天候 はれ

 高校生はP-Jog、大学生はP-走とスケジュールにあわせて練習をする。 中学生は、遊ぶことから入らせたが、走高跳とジャベリックの練習をさせてみた。2年の出村が1m15をクリアできた。 金沢市中学校の優勝記録である1m20には届かなかったが、練習次第でいくらでも跳べそう。
 予想最高気温が28度だったが、24度くらいに落ち着いていたので、 練習の環境としてはまずまずだった。
 大学生のP-走は、+αの部分で相当ペースが上がり、ラスト2,000mは5分台をマークする。 余計なことを一切考えないで、気持ちは既に大町に切り替えた取り組みを見せており、 十分な気合も感じられる。

Dream Come True
 夢を実現させるために、目標に向けて頑張っていこう。 私は今の中学、高校、大学、Blue-T.Cとかかわりを持つチームが好きだし、 このチームのためにどんな努力もやっていける自信がある。 最後にみんなで笑顔になれるように、これからの戦いに挑んで行きたい。
 学生たちには、北信越ICが終わったときのミーティングで、覚悟を決めたし、その旨を伝えた。 今日の練習では、それに応じる走りを見せてくれた。今後が楽しみだ。
平成16年6月3日(木) 天候 はれ

 いい天気が続いている。まさに練習日和、ジムニー日和だ。ということで、ジムニーのドアを取り払った。 これで出勤するのは何気に恥ずかしいが、気にしないように視線を感じている…。
 今日から陸上競技以外の石川県高校総体が開幕し、 授業等のスケジュールも変則的となっている。

こうなると練習もやりにくいんだよなぁ…。
練習も卯辰山に行く予定だったが、バスの関係上60分のJogとした。

 今週末に、内灘で総合体育大会が開催されるんだが、リレーの選手とコーチを任されて、 昨日から、部活が終わってから、小学生相手に練習を見ることになった。
 小学校の低学年から、バトンの受け渡しの練習をするんだけど、これがなかなか面白い。 遊びのような練習から入っているんだけど、飲み込みも早いし、実に楽しみだ。 小学校低学年でも、後ろを見ないでスムーズにバトンパスができるようになってきた。
 こういった子どもたちの中から、陸上に興味を持つ選手が生まれてくればいいのだが。 河北はレベルが高いもの分かるが、我が母校である、内灘中学の陸上部がここ最近元気ないので、 なんとなく寂しい思いをしているんだな。
 以前、内灘の小学生を対象とした、スポーツ少年団の陸上競技の設立と指導を依頼されたが、 単細胞生物のように細胞分裂して、二人にでもならない限り、(減数分裂??おれは生殖細胞か?(笑)) どう考えても自分が面倒を見ることは不可能なので断ったのだが、 そういった動機付けをされている地域は、中学校でも選手が育成されているからね…。
 


平成16年6月4日(金) 天候 はれ

 高校生は自宅学習のため、午前中の練習となった。ペース走だったが、設定ペースをあげて距離を短くした。 気温が27℃近くあり、夏の気配さえ感じる今日この頃だ。こんな天気だと、海に行きたくなるんだよなぁ…。
 今日から鳥取県でアテネオリンピックの代表選考会を兼ねた日本選手権陸上が開幕する。  この大会、過去に4回出場したことがあったが、今は既に単なる一人の陸上ファンとして見ている自分がいる。 大森先生も言われたが、

競技者はこの大会を目標にして欲しいよな…。
 星稜関係からは、Blue-T.Cの福村が女子200mに、金沢星稜大学の高村が男子400mHに出場予定だ。 また、星稜高校OBの杉林も、前回のシドニーオリンピックに続いて連続出場をかけて三段跳に挑む。 A標準を突破しているので、優勝すると出場権を得られるということだが、何とか頑張ってもらいたい。
 競技結果や番組編成など、こちらのHPを参照してください。

平成16年6月5日(土) 天候 はれ

 真夏のようなコンディションの中、練習が行なわれた。大学生は自衛隊の明円、林と合同で3,000mを4本、高校生はコントロール走を行なった。  今日の練習も、しっかり走れた者、納得できる走りができなかった者とそれぞれだった。練習で流す悔し涙は、

きっと試合で流す嬉し涙に変わっていくと思う。
 練習ができなかったことに対して、泣くくらい真剣に向き合っている証拠だと思うし、その思いは必ず結果としてあらわれていくよ。 だから、目先のことだけに捉われて自分自身を見失わないようにね。
陸上競技は記録、順位という証拠が残る競技であるので、偶然出てしまった結果なんて存在しない。 だから、例えば今日の練習ができなかったとしても、それはそれで練習は成立しているのだから、 その結果に基づいて次にどうもって行くのかということが重要なんだよな。

 もっとも、自分自身、選手の心理状態や疲労状態、グラウンドコンディションや、目標とするレースのレベル、 選手の実績や、持っているであろう走力などを考えて、的確なメニューの設定を考えたり、細かいアドバイスができるようにしていく必要性があるわけで、 まだまだ勉強不足だなぁってことを思い知らされた。

 今日、久々に自分自身の練習として400mを計測する。タイムは53秒25だった。200mのスタート地点から強烈な向かい風に押し戻されて、 かなり苦しんでいたが、密かに狙っていた49秒台はお預けだった。
 来週は小松記録会に出場予定だが、自分自身の目標タイムは1分55秒台で、その仕上がりを見て、石川県選手権への流れを組んで行きたいと思っている。

 しかし、まぁ今日はあまりにも暑かったので、午後から明円と学生を連れて海に出かける。昨年豊漁だったアサリを採りに行ったのだったが、 30分で一個も採れない…。昨年は一時間でバケツ一杯になったのに…。
場所を変えても、貝は見当たらなかったが、最初に変えた場所では、海中になぜか1,000円札が揺らいでいるのを発見する!!

獲ったどーっ!!
と叫び声をあげてしまった。(笑) 情けないことに、遊んでいることに夢中になりすぎて、日本選手権のTV放映を見逃してしまった…。

 ネット上で日本選手権の結果を見ると、男子三段跳では杉林が優勝を決めていた。 記録は16m77だったが、昨年の日本選手権で16m96をマークしており、既に参加A標準(16m95)を突破しているので、これでアテネオリンピックが確実となった。 シドニーでの雪辱を期待したい!!


平成16年6月6日(日) 天候 はれ

 内灘町総合グラウンドで、町の運動会が開催される。地域に貢献するためにリレーに出場してきた。 今週に入って、三回ほど小学生たちを集めて練習してきたので、何とか優勝させたいと気合を入れていたが、 バトンパスのところで落としてしまったらしくて、そこからの追い上げが届かなくて4位となった。 しかし、普段の競技会と違ってなんだか楽しむことができた。

こういう気持ちって意外と大切なのかもしれないな。
 いつもは全天候で走っているので、このような土のグラウンドでのダッシュはかなり厳しいのもがあった…。(笑)
 帰ってから日本選手権をテレビ観戦する。3,000m障害、男女5,000mなどと長距離種目も見所で、 福士選手の果敢に挑んでいく姿はすごいものを感じた。ハンマー投げは室伏の独壇場で、 男子100m決勝では3人がA標準を切るハイレベルな争いだった。
 一個人の陸上ファンとしてテレビを見ていたが、自分と同じ年齢の選手もまだまだ健在で、 なんだか自分自身、もう一度全国の舞台で戦ってみたいなって思えてきた。
平成16年6月7日(月) 天候 くもり/雨

 蒸し暑い一日だった…。どうやら梅雨入り宣言されたらしいのだが、今日も練習の時間に合わせて雨が降ってきた。 こういう時期って、雨女呼ばわりされる誰かさんが、お気の毒…。(笑)
 P-Jogしようかと思ったが、高校のPコースが県高校総体のサッカーの応援に行ってたため、 人数が揃わず、各自のJogとした。
 週末の小松記録会に向けて練習しようと思ったが、アップの段階で、左足のハムストリングスに違和感(痛み)を感じる。 ストレッチしても状態がよくならず、エルゴで無酸素測定をする。1,018Wをマークし、好調であることを確認できたが、 足の状態を考えて小松記録会は判断しなければならない。
 原因は、昨日のリレーなのだが、あんな運動会でも念入りにアップをしておくべきだった。

完全に自分のミスである…。
これくらいはやれるだろう、という憶測はいつも立っているのだが、引退せざるを得ないような致命的な故障を避けるためにも、 段階を踏むことも考えていかなければならない。
平成16年6月8日(火) 天候 雨/くもり

 午前中、雨が降り続いていたが、午後の練習の時間帯には弱まり、雨の影響もなく練習することができた。 P-Jogをしたのだったが、余裕も持てて、全体的にいいリズムで流れていた。 昨日と比べて気温が低く、長距離の練習に適したグラウンドコンディションだった。

ずっとこんな天候だったらいいのになぁ…。
と思っているが、また春から夏へと季節が移行していく…。 週末の予定がほぼカッ詰まっているダイアリーのスケジュール表を眺めながら、 ふと思ってしまった。
平成16年6月9日(水) 天候くもり

 高校生2人を連れて、能都の宇出津の治療院に行ってくる。 金沢から往復300kmと、ちょっと遠いけど、治療の腕は抜群だし、 こんなことで治るのなら運転することなど少しも苦にならない。
 今回は自分自身の治療もしてもらった。ハムストリングスの痛みは相変わらずだが、

診断では大したことがないようだった。
 小松記録会をどうしようかの判断が必要だが、とりあえず無理をしないでおくことにする。 その分、石川県選手権に向けて気持ちを集中させればいいんだろうけど、 ライバルの木坂になんだか申し訳ないなぁ…。
平成16年6月10日(木) 天候 晴れ

 長距離は各自Jog、短距離も回復ということで早めに練習が終了する。 今日は中学生のハードルの練習を重点に見ていた。
 技術系の指導に関してはまったくの素人だが、 だからこそ見えてくる部分だってあるし、 そこから何かしら長距離の指導方法のヒントが見えてくれば何よりなんだが。
 ビデオカメラを使ってハードリングの分析をしてみると、 直さなければならない部分がはっきり見えてくるし、

これから活用していこうっと。
 とりあえず、長距離でもJogのフォーム、ペースJogのフォーム、流しのフォーム、 バテた時のフォームと、一日の練習の中でもフォームに変化が生じているわけだが、 モニターを通して客観的に見ることで、イメージがわいてくると思うし、 そこから理想の走りを追求することができればいいんだけど。
 もっとも、本人にとって、その走り方やフォームが一番効率のいいものであれば、 修正する必要もないんだけどね。
 その人の身長、体重、筋力、筋持久力、心肺機能など、すべて違うからね。 その組み合わせのパターンの中から、自然とその人にあったフォームが形成されているってことも考えられるし。
平成16年6月11日(金) 天候 くもり/雨

 ここ二日間ほど天気が良かったので、走高跳、棒高跳のマットを出したままにしてあったが、 今日の午後から天候が崩れるということで、朝練習していた長距離部員と一緒に片つけた。
 毎日出し入れするのも大変だなって思いながら、 全員で協力できる体制が整った『金沢星稜大学のチーム』に、なんだか誇りを感じた。
 朝練習を見てから出勤し、すぐさま競技場にもどり、 北日本インカレに出場する短距離の選手を富山空港へ送ってきた。
 北日本でも全日本インカレの出場権を得ることができるので、

一人でも出場権を勝ち取ってもらいたい。
 本練習を始める頃は、たいした雨が降っておらず、P-Jogをしたのだが、 練習の後半には雨足が強くなってきた。
 今日はテレビ金沢がアテネオリンピックを決めた杉林の母校の取材に競技場に来た。  星稜高校の練習風景を撮影していたのだが、走っていた三輪が自分自身の取材と勘違いし、 TVカメラを意識しながら練習していたのには笑えた。
 P-Jogのほうは、気温が低いこともあってスムーズに走れており、 明日のポイントにうまくつないでいけそうな感じだった。

 ラグレイトの調子が悪い…。電動スライドドアの警告ブザーが走行中に鳴り出した。 ブレーキと連動しているのかなって思ったけどそうでもなさそうだし、なんか気になる…。 Made in CANADAの逆輸入車なので電気系統が弱いことは分かっているんだけど…。 平成22年度まで乗らなければならない車なので、即刻修理しないと…。


平成16年6月12日(土) 天候 雨のち曇り

 午前中、高校生の練習を見てから、小松記録会に向かった。 結局、左足の違和感がどうしてもとれないので、

出場を断念することにした。
 私の組には、北信越インカレ覇者の富山大学の本江が当日エントリーで入っており、 記録を狙えるチャンスがあっただけに、非常に残念だった。
 しかし、本江は最初からエントリーされていたわけではなかったが、 プログラムを見ると番組編成に、いささか疑問を感じてしまった。
木坂と一緒に走る予定だったけど、持ちタイムの申請をあわせているにもかかわらず、 同じ組に入っていなかったのだ。棄権している自分が言うのも変な話なんだけどね。
平成16年6月13日(日) 天候 はれ

 今日は久々の丸一日の休養日だった。天気も良かったので、海に出かけて貝を採りに行く。 高松の海に貝がいるという情報をGetしたので、能登海浜を通ってそっち方面に向かう。
 白尾海岸で降りて、ジムニーの事故現場を見てきた。転落した崖は4mくらいの高さがあった…。 こんど、デジカメで撮影してこようかな…。
 貝がいるポイントを探しながら高松方面に向かっていったが、かなりの不漁の年で、 数個しか採ることができなかった。

昨年、乱獲しすぎたのかなぁっ!?
 大海川の河口に差し掛かったところで、さすがにジムニーで渡る気がしなかったので、 最終ポイントとしたが、貝がいないかわりに『モクズガニ』を数匹捕まえた。 こっちはなぜか大漁だった。
 自宅に持ち帰って茹で上げたが、中華料理の上海ガニと同じ食感だということだったが、 そんなにおいしい感じはしなかったなぁ…。(ぼそ)
平成16年6月14日(月) 天候 はれ

 久々に鎖骨の診察に行ってきた。仮骨がしっかりしてきたので、軽い運動はしてもかまわないということだった。 もう一度診察しなければならないんだけど、もう行かないでおこうかな…。 レントゲンの写真はこちらです。
 軽い運動をしてもいいといっても、すでに鉄棒などやっていたんだけど…。 あ、そうだ、そろそろクライミングも復活させようかな??(笑)
っていうか、これから陸上シーズンが真っ盛りなのに、

どうやって時間が取れるって言うんだい…。(笑)
 今週末の北信越、市民体育大会に向けての練習とする。 調整期間となっているので、各自がいかにして納得できる練習をして、 不安要素を減らすかにかかってるんだけどね。
 今日、テレビを見ていると、内灘海岸に生息する天然記念物の『シロチドリ』について報道していた。 砂浜のくぼみに営巣して繁殖するこの鳥は、いろんな外敵から身を守る工夫をしているが、 4WDの車が一番の脅威だということだった。なんとなく罪悪感を感じてしまった。
平成16年6月15日(火) 天候 はれ

 今日も高校生は調整練習の一環として練習を開始する。 梅雨入りしたはずなのに、その晴れ間だけが続いており、 もう夏になってしまったかのような陽気だ。
 水分の取り方や、疲労を残さない方法を考えなければならないが、これも経験していくしかないんだよね。 条件の悪い中でのレースの想定を、練習の中でしていかないと、絶対に対応できないからね…。 冷静に対応できるかどうかが、精神的なタフな部分につながっていくんだけど、 競技者として自立できるようになっていくと、自然と学習できていくんだけどね。

強い選手ほどこだわりを持っている。
競技に関して、他人より自分がどうかっていうことをしっかり考えることができるかどうかなんだよね。 それで、私生活において、他人を思いやることができれば、競技者としての人間性が高まっていくんだよな。
平成16年6月16日(水) 天候 はれ

 昨日、練習を終えた中学生を送るために、大学生がペースJogしている途中に帰ってしまったが、 朝練習のときに話を聞くと、古川は8レーンを100周走ったということだった…。 マラソンよりも長い距離だけに、驚いてしまった。っていうか、

練習の流れを分かっているのか??
って思ったけど、今日の本練習も難なくこなしているところを見れば、 思い付きではなかったようだったので安心した。怪我をしないのが彼の特技(!?)だが、 無茶をしても無理をしないようにしないとね。
 天気が良かったので鉄棒補強を入れる。 王の『懸垂は何回ですか?』の質問に、馬場はさわやかな笑顔で『限界です』と鬼のような一言…。 足を部分を手で支えての懸垂だったが、王が『もう限界です』といっても、 おまけのもう一回を2.3回させるまで、馬場は手を離さなかったので、 そのやり取りが笑えてしまった。(笑)
 足が地面についていないと、鉄棒を持っている手を離すことができないからね。
平成16年6月17日(木) 天候 はれ

 高校生は明日から北信越高校総体だ。午前中、稲置競技場で練習してから、長野県の松本市へ向かった。 親谷先生と二台のマイクロバスを出して、富山ICから41号線に入り、神岡、安房トンネル、 沢渡経由で競技場に到着した。距離だけで見ると、能都町の往復よりも距離は短かいんだよな…。(笑)
 会場である松本広域公園競技場は、私は初めて訪れたが、松本空港の裏手にあり、 飛行機やヘリコプターの離着陸する度に轟音が響き渡っていた。

さぁ、明日から頑張っていこう!!
 宿舎への移動は不便だったが、お風呂は温泉だったし、選手たちにとって疲労をとる上では恵まれていた。
平成16年6月18日(金) 天候 はれ

 北信越高校総体が開幕する。最初の決勝進出種目は、女子の1500mだ。 中山と劉が決勝進出したのだが、中山が7位とあと一歩のところでインターハイの出場権を逃してしまう。  劉は最初からレースに乗ることができず、不完全燃焼となってしまった。
 今日一日、インターハイ出場を決めた選手がいなかったが、 8種競技の初日を終えた岩橋も好調だし、明日からの星稜のチームとしての挽回が楽しみだ。


平成16年6月19日(土) 天候 はれ

 北信越高校総体2日目、三輪の3,000mSCはラクに予選を通過し、好調さをアピールしていた。 決勝では、自重しすぎてややスローな展開となり、途中で抜け出して独走態勢となったが、 最終ハードルで気を抜いてしまい、猛追撃を受けて準優勝に甘んじてしまった。
 まぁ、この経験が今後のレースにうまく反映することができると思うし、 またインターハイで勝負するために、いい経験を積むことができたと思っている。
 昨年の北信越でも、2位になった富山商業の選手が、インターハイで入賞していたし、 とりあえず三輪も出場権を獲得したところで次の目標に切り替えるだけだからね。 来週に日本ジュニア選手権があるので、そのハイレベルな中で記録を狙って全国総体に意識付けをしなければ。

目指せ、日本一だ!!
 男子8種競技では、岩橋が自らの石川県高校記録である自己ベスト更新して優勝する。 取りこぼしもあり、まだまだ得点が伸びそうなだけに期待も高まる。
 二人が決勝進出した男子400mHでは岩坂が5位入賞し、松田が7位となった。  男子キャプテンの西野も準決勝で向い風の中10秒98をマークし、好調に決勝に臨んだが8位となってしまう。
 女子400mRは、米谷、米田、河原、宮原のオーダーで、パトンパスのミスがありながら、 星稜記録(石川県高校記録)の48秒37に迫る48秒40で5位入賞する。課題をクリアできれば、 石川県高校記録の更新も確実なところまできている。
 今日も一日、強風と30℃近いグラウンドコンディションだったが、こういう中でも力を発揮できる精神力が、 大きな武器になっていくんだよな。
平成16年6月20日(日) 天候 はれ

 北信越総体最終日、女子のマイルは準決勝を米谷、河原、米田、中島のオーダーで臨んだ。 3分台をマークしながらも決勝進出ならずだった。
 女子3000mで中山が4位入賞、1500mの悔しさを晴らすとなった。 気象条件が非常に悪く、スローペースでレースが流れていたので、 自分のペースでレースを展開すれば、優勝できたかも知れないと思うと、 惜しかったなとも捉えることができるんだけど、 現段階での力を発揮できたのだから、あとはインターハイまでにどこまで仕上げるかだね。
 好調だった劉にもチャンスがあったが、レース中に2回も転倒してしまい、非常に残念な結果となった。 この種目、5位から9位までの5人が10分04秒台の0.31秒の中に入るという大混戦だった。
 来年は更なる力をつけて、

この種目で北信越でも1,2位を目指したい。
 その前にまず今年の全国高校駅伝だね。
 予選から好調の河原が、決勝で25秒20のを大幅自己新をマークして5位に食い込み、 晴れてプレミアムユニフォームをゲットする。北国スポーツ賞の標準記録も切った。
 女子7種競技の宮原は、大会新で優勝する。一年の中川も8位入賞を果たした。 宮原の最終種目の800mは一人で走って2分22秒99で走り切った。 彼女の精神的、体力的なタフさは、すごいものがある。
 岩橋、宮原と男女の混成でのインターハイの活躍が今から楽しみだ。
平成16年6月21日(月) 天候 くもり/雨

 台風がやってきた。朝練習のときにサークルのネットを下ろしておいた。 午前中で高校は授業が打ち切りとなった。さあ帰ろうかと思ったが、大学生の練習があったんだった…。(笑) 練習中は雨が降りしきっていたが、想像していたような暴風雨にはならなかった。
 今日は夏至だ。一年でもっとも日が長い一日だ。これから本格的な夏になっていくと同時に、 日が短くなっていくんだなって思うと、なんだか信じられない。


平成16年6月22日(火) 天候 くもり/晴れ

 台風一過なのか、非常に蒸し暑い一日だった。湿度も60%を越え、不快指数が高かった。 高校生はゆっくりとFreeJog、大学生はP-Jogとした。学生と一緒に5周だけ走って、 軽く自分の練習を入れた。足のほうは順調に回復している。 200mを3本、28秒89、29秒20、28秒20、その後集中して300m走ったが、39秒38もかかってしまった。

先日の好調から一転して絶不調に陥っている。
反対側の鎖骨も折れば、 バランスが良くなって、また走れるようになるのかな?(←あほ)
平成16年6月23日(水) 天候 晴れ

 また選手二人を連れて、能都まで治療に行って来る。 今日は休診日だったようだが、無理を言って診察してもらえることになった。  いつも丁寧な治療をしていただき、選手達が納得できるような説明をしてくれて、 的確なアドバイスをしてくださるのは、本当にありがたいです。
 治療することと同時に、メンタル的なケアをしてくれるのが何よりで、 指導者の私にもいろんなことを教えてくれるので、勉強になるんだよな。
 帰りに、能都から柳田に出るところで、なんとホタルの大群生が見えた。

ホタルを見るなんて、20年ぶりだよ…。
昔は内灘にもたくさんいたんだけど、最近じゃ見かけないもんな…。
平成16年6月24日(木) 天候 晴れ

 気温、湿度の高い、とても練習のやりにくい一日だった。まぁ、こういう季節だから仕方ないんだけどね。 ただ、この環境に負けて、練習のモチベーションが下がらないようにしていかないといけないんだけど、 そのためには選手自身の意識と自覚が必要なんだな。
 本格的な夏に突入していくが、この夏に強化合宿があったり、試合があったりする。 この条件の悪くなっていく時期にどれだけのことをやっていけるかが、 選手として精神的、肉体的に大きく成長できるかにつながっていくんだし、

チーム力の向上は駅伝の勝負にかかっていく。
 今日の練習は、長距離は卯辰山に出かけて、大学生はFreeJog、高校生は余裕を持った2kmコースの周回走を行なった。  これから夏にかけて、ここでの練習を増やして行こうと考えているんだけど、 今日の余裕を持ったペースがひとつの基準となっていく。
平成16年6月25日(金) 天候 雨/くもり

 午前中とか雨がザーザー降っていたが、練習の時間帯にはなんとか小降りになり、 練習への影響はなかった。
 高校生がJogのときに、中学生の練習を見るようにしている。 まったく持って専門外の種目なんだけど、自分にとってマイナスにはならないと思っている。 ただ、間違った指導をしないように、勉強する必要もあるんだけど、 分からないことは、素直に分からないといえる気楽さはあるかもしれないなぁ。
 今日はハードルの練習をしたのだが、一年の池田が7.5mの間隔で5台まで3歩でいけるので、 7.75m間隔で練習する。

これも難なく3歩で走ることができた。
正規は8mなのだが、すぐにでもクリアできそうだ。彼女は自分で課題を見出し、 それをクリアするために考えて練習することができる選手なので、 これからどんな成長を遂げるのか楽しみだ。
平成16年6月26日(土) 天候 くもり

 今日は出勤日だということをすっかり忘れていた…。 こういう入れ替えがあると、何かと困ることが多いんだよな…。 しかし、まぁ石川県中学校陸上の審判の主張届けを出しておいて良かったよ…。
 辰口の物見山競技場で、風力計測の審判をしていたのだが、 今日は天候曇り、気温が20〜22℃、風はほぼ無風で、 湿度も40%台という絶好のグラウンドコンディションだった。
 中学生が全国大会に行くためには、この石川県中学校陸上、もしくは通信陸上で、 全中標準記録を突破することが条件となっているんだが、 必ずしもコンディションに恵まれるとは限らないからね…。
 男子共通3,000mは、ややけん制気味の非常にもったいないレース展開だった。 それでも、後半にしっかりとペースUPして、宇ノ気の宮崎が標準を切って優勝していた。 女子1500mでは、入りの400mが67秒という驚異的な飛び出しを見せて、 津幡南の岡本、奥村が全国を決めた。中学生が育っているだけに、高校生も気合入れて頑張らないとね。

 神戸のユニバー記念で開催されている日本ジュニア選手権の結果が入ってきた。 女子400mHに出場の宮原は、予選で62秒14の自己新をマークし、 決勝ではさらに記録を伸ばす、

61秒87で6位入賞を果たす!!
 北信越総体は七種競技のためにこの種目棄権したのだが、インターハイでも十分通用できる記録だけに、 惜しい気もする。
平成16年6月27日(日) 天候 くもり

 今日も中学校陸上の審判だ。雨が降りそうで降らない微妙な天気だった。 どうしても中長ばかりに目が行ってしまうんだが、 男子共通1500mで、宮崎が昨日に続いて優勝し、全中を決めていた。
 昨日といい、今日といい、全中へ行ける力を持っていながら、 まだまだ発揮できていないような選手が多く見られた。 次は通信陸上があるのだ、ここでもう一度チャンスをモノにしてもらいたい。

 昨日同様、神戸で開催されている日本ジュニア選手権において、

3,000mSCで三輪が8位に入賞した。
高校生の中では4番目で、記録は今季自己新の9分13秒86だった。結果を見ると、 9位が9分27秒台と少し離れているのだが、インターハイでは、そのすぐ後ろにもごっそりと選手がいる可能性がある。 最後の障害で逆転された北信越総体の反省とかも含めて、インターハイで勝負するために、 これからの課題をクリアすべく練習をしていく必要がある。
 今回は、またいい経験を積むことができたかな。
平成16年6月28日(月) 天候 くもり

 大学生、高校生ともに長距離はP-Jogを行なった。最初の10周だけ一緒に走らせてもらってW-upとして、 200mを6本入れる予定で練習を始めた。予定としては、30秒で3本、28秒で2本、26秒で1本の予定だったが、 時計をつけずに自分の感覚で走ったところ、最初は28秒67-27秒89-28秒45と速くなり過ぎてしまい、 4本目の200mで27秒20で走ったところで、また違和感が生じたため、練習をやめた。

この調子の悪さをどこまで持っていくかだな…。
石川県選手権はなんとしてでも勝負したいし、自分自身の調整能力に賭けてみたいと思う。

 全日本実業団が新潟のビッグスワン(新潟スタジアム)で開催されるという話をしていたのだが、 ひつじさんの、天然ネタが…。ビッグスワンは、 『BIG-SWAN』(大きな白鳥)というところから由来があったのだが、 ひつじさんは区切るところを間違えており、ビッグス-ワン『BIGs-ONE』(大きな1??)という思い込んでおり、 ビッグス-ツーもあるかと思っていましたと…。(爆)


平成16年6月29日(火) 天候 くもり

 昨日の練習のダメージが相当残っている。 イメージだけでなく、長期的な計画を見直さなければならない…。 ある程度、調整練習に関しては、

『もって行き方』
を確立していたのだが、 30歳を超えて、年齢的なことや、怪我をしないレベルを見極める必要がある。 今まで通用してきたことが、だんだんと通用しなくなってきている。 トレーニングの方法や流れを考え直して、そういったことも経験しなければならないんだよな。
 今さらプライドもクソもないんだけど、やっぱり競技会に出場するとなると、 しっかりとまとめた状態で仕上げたいし、それなりの走りをしたい。 いろんな意味での、転機が自分自身に訪れているのかも知れない…。(ぼそ)
平成16年6月30日(水) 天候 くもり

 今日で6月も終わりだ…。7月に入るとシーズン真っ盛りとなり、気がつけば、 あっという間に秋になってしまいそう…。  もし、自分自身が陸上競技をかかわっていなければ、ここまで充実した人生を送ってはいなかったと思う。 いろんな人に『大変ですね』って言われたりするけど、 逆に退屈な毎日を過ごすほどつまらない人生はないんだよね。自分自身で選択した、

陸上競技道
なのだから、とことん突き進んで行くぞ〜!!
平成16年7月
平成16年5月
前に戻る
Mainに戻る


Copyright(C) 1999-2004 by Kiyotchi-Man. All Rights Reserved.